実行する必要がある手順は、設定ファイルおよびバイナリ用にローカルディスクを使用しているか、共有ディスクを使用しているかによって異なります。
設定ファイルおよびバイナリ用にローカルディスクを使用している場合は、次の 2 つの手順説明に示された手順を実行します。
設定ファイルおよびバイナリ用に共有ディスクを使用している場合は、次の 2 つの手順説明に示された手順を実行します。
表 1–1 および表 4–2 のチェックリストに記入して、要求されたら回答をすぐに指定できるようにしておいてください。
Java Enterprise System インストーラを使用して製品およびパッケージをインストールします。
インストールディレクトリの選択の具体的な手順については、「インストールディレクトリ (im-svr-base) の選択」を参照してください。
HA に必要な製品およびパッケージのリストについては、表 4–3 を参照してください。具体的な手順については、『Sun Java Communications Suite 5 インストールガイド』を参照してください。
実行時ファイル用に HAStoragePlus を使用している場合は、共有ディスクをローカルディレクトリにマウントします。そうでない場合は、手順 3 に進みます。
次に例を示します。
マウントポイント (/local/ im/im-runtime-base/) が存在しない場合は、マウントポイントを作成します。
手順 4 での設定中に指定するよう求められた場合は、このディレクトリ (/local/ im/im-runtime-base/) を Instant Messaging サーバーの実行時ファイルのディレクトリとして指定します。
mount コマンドを使用して、ディスクを /local/im/im-runtime-base にマウントします。
configure ユーティリティーを実行します。
手順については、第 1 章「インストール後の Instant Messaging の設定」を参照してください。
Instant Messaging サーバーの実行時ファイルのディレクトリを指定するよう求められたら、次のいずれかを入力します。
実行時ファイルで HAStoragePlus を使用している場合は、 /local/im/im-runtime-base/を入力します。
実行時ファイルでクラスタファイルシステムを使用している場合は、/global/im/im-runtime-base/ を入力します。/global/im は、クラスタファイルシステム内のグローバルディレクトリです。
Instant Messaging のホスト名の指定を求められたら、論理ホストを入力します。
configure ユーティリティーが指定されたホストに接続できない場合でも、論理ホストの受け入れを選択します。論理ホストのリソースは、configure ユーティリティーの実行時にオフラインの可能性があります。
設定後やシステムの起動時に Instant Messaging を自動的に起動させるオプションを選択しないようにしてください。
HA 設定では、Instant Messaging が正しく動作するために、Instant Messaging サービスでも論理ホストがオンラインになっている必要があります。
実行時ファイルで HAStoragePlus を使用している場合は、共有ディスクをマウント解除します。
前の手順 (「設定ファイルおよびバイナリ用にローカルディスクを使用して、ノード 1 上に HA を設定する」) の説明に従ってノード 1 上の HA 設定が完了していることを確認します。
表 1–1 および表 4–2 のチェックリストの回答をすぐに指定できるようにしておきます。
Java Enterprise System インストーラを使用して製品およびパッケージをインストールします。
クラスタ内の後続の各ノードで、ノード 1 で Instant Messaging をインストールしたときと同じパスを選択します。具体的な手順については、「インストールディレクトリ (im-svr-base) の選択」を参照してください。
HA に必要な製品およびパッケージのリストについては、表 4–3 を参照してください。具体的な手順については、『Sun Java Communications Suite 5 インストールガイド』を参照してください。
configure ユーティリティーを実行します。
手順については、第 1 章「インストール後の Instant Messaging の設定」を参照してください。
Instant Messaging サーバーの実行時ファイルディレクトリを指定するよう求められたら、ノード 1 で指定したものと同じ値を入力します。
Instant Messaging ホスト名を指定するよう求められたら、ノード 1 で指定したものと同じ論理ホストを入力します。
configure ユーティリティーが指定されたホストに接続できない場合でも、論理ホストの受け入れを選択します。論理ホストのリソースは、configure ユーティリティーの実行時にオフラインの可能性があります。
ユーザーおよびグループの入力を求められたら、ノード 1 で指定したものと同じ値を入力します。
設定後やシステムの起動時に Instant Messaging を自動的に起動させるオプションを選択しないようにしてください。
HA 設定では、Instant Messaging が正しく動作するために、Instant Messaging サービスでも論理ホストがオンラインになっている必要があります。
表 1–1 および表 4–2 のチェックリストに記入して、要求されたら回答をすぐに指定できるようにしておいてください。
設定ファイルおよびバイナリ用に共有ディスクを使用する場合は、HAStoragePlus ではなくクラスタファイルシステムを使用する必要があります。
Java Enterprise System インストーラを使用して、クラスタファイルシステム内のディレクトリに製品およびパッケージをインストールします。
Instant Messaging をインストールする場合は、デフォルトディレクトリ以外のディレクトリを指定する必要があります。具体的な手順については、「インストールディレクトリ (im-svr-base) の選択」を参照してください。
HA に必要な製品およびパッケージのリストについては、表 4–3 を参照してください。具体的な手順については、『Sun Java Communications Suite 5 インストールガイド』を参照してください。
/etc/opt/SUNWiim から /global/im/etc/opt/SUNWiim をリンク先とするソフトリンクを作成します。
Instant Messaging をインストールしたグローバルディレクトリ (/global/ im/im-svr-base/configure) から configure ユーティリティーを実行します。
手順については、第 1 章「インストール後の Instant Messaging の設定」を参照してください。
Instant Messaging サーバーの実行時ファイルディレクトリを指定するよう求められたら、/global/ im/im-runtime-base の値を入力します。
Instant Messaging のホスト名の指定を求められたら、論理ホストを入力します。
configure ユーティリティーが指定されたホストに接続できない場合でも、論理ホストの受け入れを選択します。論理ホストのリソースは、configure ユーティリティーの実行時にオフラインの可能性があります。
設定後やシステムの起動時に Instant Messaging を自動的に起動させるオプションを選択しないようにしてください。
HA 設定では、Instant Messaging が正しく動作するために、Instant Messaging サービスでも論理ホストがオンラインになっている必要があります。
前の手順 (「設定ファイルおよびバイナリ用に共有ディスクを使用して、ノード 1 上に HA を設定する」) の説明に従ってノード 1 上の HA 設定が完了していることを確認します。
表 1–1 および表 4–2 のチェックリストの回答をすぐに指定できるようにしておきます。