Sun Java Communications Suite 5 配備計画ガイド

Connector for Microsoft Outlook の高度なアーキテクチャー

Sun Java System Connector デスクトップ配備ツールキットは、次のコンポーネントで構成されています。

上記の配備ツールキットのコンポーネントのほかに、ユーザーが Sun Java System Connector for Microsoft Outlook をインストールするためには Microsoft Web 発行ウィザード (WPW) 用の Microsoft インストールプログラム (ほかのベンダーから入手可能) が必要になる場合があります。

Microsoft の WPW は、HTML で記述されたドキュメントを生成するためのツールです。通常、Web ブラウザで表示される Web ページ形式のドキュメントを生成します。ただし、WPW はほかの目的で情報を「公開」する場合にも使用できます。特定の種類のデータを含んだドキュメントを作成し、適切な場所にアップロードして、ほかのアプリケーションがドキュメントを見つけて関連データを抽出できるようにします。Connector for Microsoft Outlook は WPW をこのように使用して、Outlook と Sun Java Enterprise System のサーバーの間でユーザーのアイドル/ビジーデータの転送を容易にします。したがって、WPW は必要な仲介役あり、すべてのユーザーのインストールに必須のコンポーネントです。


注 –

ただし、WPW は Microsoft の製品であり、配備ツールキットのパッケージには含まれていません。Microsoft から入手する必要があります。Microsoft の WPW のインストールプログラムは、http://www.microsoft.com から無償でダウンロードできます。