Sun Server CLI ツールおよび IPMItool 2.0 ユーザーズガイド

 

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raidconfig コマンドの概要

raidconfig コマンドは次のコマンド構文に従います。

raidconfig subcommand device-type -option(s)

Solaris の場合、デバイスのホットプラグを行った場合には、raidconfig コマンドを実行する前に、devfsadm -C コマンドを実行してシステムのすべてのデバイスノードを再列挙してください。

コマンドが失敗すると、raidconfig のエラーコード」に記載されているいくつかの障害コードのいずれかが返されます。

次のオプションは、raidconfig を含むすべての CLI ツールコマンドに適用されます。

ショートオプション
ロングオプション
説明
-?
--help
ヘルプ — ヘルプ情報を表示します。
-V
--version
バージョン — ツールバージョンを表示します。
-q
--quiet
非表示 — 情報メッセージを出力しないようにし、エラーコードだけを返します。
-y
--yes
はい — 操作を確定します。実行時に、操作を確認するためのプロンプトをユーザーに表示しません。

--help オプションまたは --version オプションを使用する場合、raidconfig コマンドにサブコマンドは必要ありません。それ以外の場合は、1 つ以上のサブコマンドを raidconfig コマンドに指定する必要があります。

次に示すのは raidconfig のサブコマンドです。

コマンド
機能
list
コントローラ、RAID、ボリューム、およびディスクについての情報を一覧表示します。RAID ボリュームに属さないディスクも含みます。特定のデバイスを選択して表示できます。
create
RAID ボリュームを作成します。
delete
RAID ボリュームを削除します。
modify
RAID ボリュームまたはディスクを変更します。
add
スペアディスクを追加します。
remove
スペアディスクを削除します。
export
RAID の設定から XML ファイルを生成します。
import
RAID の設定を読み取って、RAID ボリュームとスペアを作成します。

次にサブコマンドについて説明します。コマンドでデバイス (コントローラ、RAID ボリューム、ディスク) を使用するときは、一意に識別します。そのための方法については、「CLI ツールのデバイス命名規則」でデバイス名付けスキームを参照してください。

デバイスの命名は、ストレージライブラリに基づいてほかの CLI ツールと共有されます。

「CLI ツールのコマンド構文および表記規則」も参照してください。