Solaris 共通デスクトップ環境 上級ユーザ及びシステム管理者ガイド

テキスト・エディタと端末エミュレータの変更

テキスト・エディタと端末エミュレータの両方のアプリケーションは、フロントパネルでコントロールを選択するか、アプリケーション・マネージャでアイコンをダブルクリックすると起動できます。

このようなアプリケーションは、その他のデスクトップ・アクティビティでも起動できます。

異なるテキスト・エディタや端末エミュレータのアプリケーションを使用するために、デスクトップを構成できます。

デフォルトのテキスト・エディタまたは端末エミュレータを変更するには

  1. システム共通に変更する場合は、root でログインします。

  2. 次のいずれかの方法で、新しいテキスト・エディタまたは端末エミュレータのアプリケーションのためのアクションを作成します。

    図 4-3 [アクション作成] ウィンドウ

    Graphic

    • 次の例のように手入力でもアクション定義を作成できます。

       ACTION TextPad
       {
          LABEL			    TextPad
          TYPE				 COMMAND
          WINDOW_TYPE	 NO_STDIO
          EXEC_STRING	 /usr/TP/bin/TextPad %(File)Arg_1%
          DESCRIPTION	 Double-click this icon to start the TextPad application.
       }

    手入力でのアクション定義の作成については、第 12 章「手入力によるアクションの作成」を参照してください。

  3. 新しいアクションを格納している構成ファイルを、適切なディレクトリに置きます。

    • システム共通: /etc/dt/appconfig/types/language

    • 個人用: HomeDirectory/.dt/types

  4. 適切な user-prefs.dt ファイルが存在しない場合は、/usr/dt/appconfig/types/language/user-prefs.dt を次のディレクトリにコピーして作成します。

    • システム共通: /etc/dt/appconfig/types/language ディレクトリ

    • 個人用: HomeDirectory/.dt/types ディレクトリ

  5. テキスト・エディタまたは端末のアクションを、システム共通または個人用の user-prefs.dt ファイルで編集します。アクションを新しいアクションに対応付けるために、MAP_ACTION 行を変更します。

    たとえば、次の行を

       MAP_ACTION Dtpad

    次のように変更します。

       MAP_ACTION TxtPd
  6. user-prefs.dt ファイルを保存します。

  7. アクション・データベースを再読み込みするために、[デスクトップツール] アプリケーション・グループで [アプリケーションの再読込み] をダブルクリックします。