Solaris のシステム管理 (第 3 巻)

ネットワークにサブネットを追加するための作業マップ

サブネットを使用していないネットワークをサブネット化するためには、表 6-2 に示す作業を行ないます。

表 6-2 ネットワークにサブネットを追加するための作業マップ

説明 

参照先 

1. 新しいサブネットトポロジについて決定する。これには、ルーターに関する考慮事項や、サブネット上でのホストの位置などが含まれる 

「ルーターの追加」「サブネット化とは」、および 「ネットワーククラス」

2. すべてのサブネットアドレスとホストアドレスを割り当てる 

「IP アドレス指定スキーマの設定」、および 「IPv4 アドレスの構成部分」

3. 手動で TCP/IP を構成している場合は、/etc/inet/netmasks ファイルを修正する。そうでない場合は Solaris インストールプログラムを使用してネットマスクを修正する

netmasks データベース」、および 「IPv4 アドレス用のネットワークマスクの作成」

4. 新しいホストアドレスを反映させるために、すべてのホスト上で /etc/inet/hosts ファイルおよび /etc/inet/ipnodes ファイルを変更する

hosts データベース」、および ipnodes データベース」

5. すべてのマシンを再起動する