図 A-2 に、ファイルシステムマネージャのメインウィンドウの主要部分を示します。
ファイルシステムマネージャのメインウィンドウの主要部分について、以下に簡単に説明します。
現在のコンテキスト
ファイルシステムの管理を行なっているサーバー、またはサーバー上のクライアントを指定します。「ファイル」メニューから「読み込み」を選択するか、ツールバーにあるアイコン をクリックすると現在のコンテキストを変更することができます。
メニューバー
ファイルシステムマネージャの操作を行うためのメニューを表示します。メニューの詳細についてはオンラインヘルプを参照してください。
ツールバー
マウント、マウント解除、他のツールの起動などメインメニューの操作の中でよく使われるものをアイコン表示して、簡単に選択できるようにしています。有効なアイコン上にマウスのポインタを動かすと、メッセージ領域にそのアイコンの機能が表示されます。「表示」メニューで「ツールバー」を選択すると、ツールバーの表示と非表示を切り換えることができます (デフォルトでは表示に設定されています)。
メインブラウザ
現在のコンテキストのディレクトリ階層を表示します。+ または - ボタンを使って、表示されているディレクトリおよびマウント先を開いたり閉じたりすることができます。ブラウザの初期画面には、ファイルシステムの最上位階層が表示されます。
プラス (+) ボタンとマイナス (-) ボタン
表示されている階層を開く (下位層を表示する) または閉じる (上位層を表示する) ときに使います。次の 3 つの状態のいずれかに設定することができます。
すべてが閉じた状態 (+ が示されます)
管理されたオブジェクトだけが閉じた状態 (+/- が示されます)
すべてが開いた状態 (- が示されます)
+/- の状態では、対応する項目が一部分だけ開いた、または閉じた状態になっています。この状態でボタンをクリックするとその項目のさらに下位の層が表示されます。
メッセージ領域
マウスのポインタが置かれているメインウィンドウまたはアイコンについての説明が表示されます。
マウント先リスト
現在のコンテキストで定義されている個々のマウント先の内容を表示します。各項目には、マウント先への絶対パス、マウント先にマウントされているファイルシステム、マウント先に関連する資源が現在マウントされているかどうかの情報、およびその資源名が含まれます。
共有資源リスト
現在のコンテキストで定義されている個々の共有資源 (ディレクトリまたはマウント先) の内容が表示されます。各項目には、資源への絶対パス名と、その後でエクスポートを制御するオプション名が含まれます。