Solaris Management Console (SMC) には、主に次の 3 つの要素があります。
コンソール
SMC ツールボックスエディタ
SMC サーバー
コンソールは、コマンド行から (手順は以下を参照)、CDE フロントパネルの「ツール」メニューから、またはアプリケーション・マネージャかファイルマネージャの SMC アイコンのダブルクリックによって起動することができます。
/usr/sadm/bin (デフォルトのディレクトリ) から、次のように実行します。
% smc |
SMC は一般ユーザーとして起動することができますが、一部のツールやアプリケーションは、スーパーユーザーとしてログインしない場合や SMC サーバーのログイン中に役割にならない場合はロードしないことがあります。
/usr/sadm/bin (デフォルトのディレクトリ) から、次のように実行します。
% smc edit |
SMC ツールボックスエディタは一般ユーザーとして起動することができますが、スーパーユーザーとしてログインしない場合サーバーのツールボックスを保存することはできません。
SMC の実行にトラブルがある場合、SMC サーバーが動作していないかまたは何らかのエラー状態にある可能性があります。SMC サーバーが動作しているかどうかを判断するには、以下の手順を実行します。
スーパーユーザーとして、以下を実行します。
# /etc/init.d/init.wbem status |
SMC サーバーが動作している場合は、次のようなメッセージが返されます。
SMC サーバー バージョン 2.0.0 をポート 898 上で実行中です |