新しく作成したブート環境から初めてブートする時に、Live Upgrade ソフトウェアによってこのブート環境と以前のアクティブブート環境の同期がとられます。(これは必ずしも新しく作成されたブート環境のソースとなったブート環境とはかぎらない。) 2 度目以降のブートでは、ユーザーが -s オプションを使用しないかぎりこの同期処理は行われません。以前のアクティブブート環境で発生した変更にユーザーが気付いていない場合や、それらの変更を制御しきれていない場合もあるため、このオプションを使用する際には十分注意してください。
スーパーユーザーとしてログインします。
(省略可能) 次のリブート時にどのブート環境がアクティブになるかを確認するには、次のように入力します。
# /usr/sbin/luactivate |
次のように入力して、ブート環境をアクティブにします。
# /usr/sbin/luactivate -s BE_name |
BE_name |
アクティブにするブート環境の名前を指定します。 |
-s |
強制的に同期処理を行います。 |
この例では、次のリブート時に second_disk ブート環境がアクティブになり、ファイルの同期がとられます。
# /usr/sbin/luactivate -s second_disk |
リブートします。
# init 6 |