Sun Java System Message Queue 3.7 UR1 管理ガイド

承認

ユーザーは認証されると、さまざまな Message Queue 関連のアクティビティーを実行することを承認されます。Message Queue 管理者は、ユーザーグループを定義し、各ユーザーにグループのメンバーシップを割り当てることができます。デフォルトのアクセス制御プロパティーファイルは、admin という 1 つのグループだけを明示的に参照します (「グループ」を参照)。このグループのユーザーは、admin 接続サービスの接続アクセス権を持ち、送信先の作成、ブローカの監視と制御などの管理機能を実行できます。その他のグループに定義されたユーザーは、デフォルトでは admin サービスの接続アクセス権を取得できません。

ユーザーがある操作を実行しようとすると、ブローカが、ユーザーリポジトリ内のユーザー名とグループのメンバーシップを、アクセス制御プロパティーファイル内のその操作へのアクセスに指定されたユーザー名とグループのメンバーシップと照らし合わせます。アクセス制御プロパティーファイルでは、次の操作に対するユーザーまたはグループのアクセス権を指定します。