ディスクレスクライアントを持つサーバーで Solaris オペレーティング環境をアップグレードするとき、/usr に対する dfstab 行のオプションが保存されません。たとえば、 dfstab ファイルに次のように入力されていたとします。
share -F nfs -o rw /export/exec/Solaris_2.7_sparc.all/usr |
このエントリは、アップグレード時、自動的に次のエントリに置換されてしまいます。
share -F nfs -o ro /export/exec/Solaris_2.7_sparc.all/usr |
回避方法: ディスクレスクライアントまたは AutoClientTM を持つ OS サーバーで Solaris オペレーティング環境をアップグレードする前に、各クライアントの /etc/dfs/dfstab ファイルのバックアップを取っておいてください。