Solaris 7 オンラインリリース情報

日本語キーボード

x86 only: 日本語 106/109 キーボードに関する注意事項

Solaris 7 のデフォルトのキーボードは、US-English タイプになっているため、構成用補助ブートフロッピーディスクの Indentified Devices 画面で以下のように表示されます。


ISA: System keyboard (US-English)

日本語 106/109 キーボードを使用している場合は、 <F4> Device Tasks を選択し、Set Keyboard Configuration で Japanese(106) を選んでください。このとき、次のような指示が表示されます。F2-Continue を押して「101 形式」を選んでください。


To select the standard 101- or 102-key format, choose Continue. To
select the Windows(TM) 104- or 105-key format, choose Cancel."

設定後は、「Identified Device」画面で、次のように表示されます。


ISA: System keyboard (Japanese(106))

注 -

日本語 109 キーボードで追加された Windows キーは Solaris 7 では使用できません。日本語 109 キーボード上では日本語 106 キーボードと同じ機能が利用可能です。


x86 only: ブート時に周辺デバイスの設定不備を告げるメッセージが表示される

日本語 106/109 キーボードを使用しているシステムの場合、Configuration Assistant で Japanese (106) を選択しないでインストールを行うと、Solaris のブート時に、周辺デバイスの設定不備の可能性を示唆する次のメッセージが表示されます。


The peripheral device configuration may be incomplete or incorrect...

この場合、Japanese (106) として再度設定し直してください。次回のブート以降はこのメッセージは表示されなくなります。

SPARC only: 日本語キーボードの入力

日本語タイプ 5 キーボードは OpenBootTM PROM のバージョンによっては、モニタレベルで、タイプ 4 キーボードとして動作します。そのため、モニタレベルでは、一部キーボード上の印字と実際の入力が異なります。次の表を参照してください。また、その他の注意事項は、U.S.タイプ 5 キーボードと同じです。『Sun タイプ 5 キーボードプロダクトノート』を参照してください。

表 1-2 日本語キーボード上の印字と実際の入力文字

日本語タイプ 5 キーボード上の印字 

実際の入力文字 

Shift-0 

‾ 

¥ 

¥ 

‾ 

LF 

¥ 

LF 

x86 only: 日本語キーボードの入力

Solaris 7 をインストールする前に日本語 106 キーボードを利用すると、一部キーボード上の印字と実際の入力が異なります。次の表を参照してください。

表 1-3 日本語キーボード上の印字と実際の入力文字

OADG 規格の日本語キーボード上の印字 

実際の入力文字 

`  

Shift-0 

‾ 

¥ 

割り当てなし 

割り当てなし 

¥ 

割り当てなし 

¥ 

割り当てなし 

半角 / 全角 

‾ 

Shift-半角 / 全角