Sun Java Enterprise System 2005Q4 インストールリファレンス

単一セッションインストール

Portal Server Secure Remote Access コアと Portal Server を単一のセッションでインストールする場合は、Portal Server Secure Remote Access ゲートウェイに関する情報を指定する必要があります。インストーラは、Portal Server Secure Remote Access のその他の設定情報を Portal Server の設定情報から取得します。

この節では、Portal Server Secure Remote Access コアのインストール時にインストーラが要求するゲートウェイに関する情報を示します。

表 1–38 Portal Server Secure Remote Access コアのインストール時に必要となるゲートウェイに関する設定情報

ラベルと状態ファイルのパラメータ 

説明 

ゲートウェイプロトコル 

SRA_GATEWAY_PROTOCOL

Portal Server との通信時にゲートウェイが使用するプロトコル。セキュリティー保護されたポートでは、HTTPS プロトコルが使用されます。セキュリティー保護されていないポートでは、HTTP が使用されます。 

状態ファイルで、セキュリティー保護されたポートの場合は https を、セキュリティー保護されていないポートの場合は http を指定します。デフォルト値は https です。

Portal Server ドメイン 

SRA_SERVER_DOMAIN

Portal Server のドメイン名。 

たとえば、完全修飾ドメイン名が siroe.subdomain1.example.com の場合、subdomain1.example.com を入力します。

ゲートウェイドメイン 

SRA_GATEWAY_DOMAIN

ゲートウェイコンポーネントのドメイン名。 

たとえば、Portal Server ホストの完全修飾ドメイン名が siroe.subdomain1.example.com の場合、subdomain1.example.com を入力します。

ゲートウェイポート 

SRA_GATEWAY_PORT

ゲートウェイホストの待機ポート。 

デフォルト値は 443 です。

ゲートウェイプロファイル名 

SRA_GATEWAY_PROFILE

リスナポート、SSL オプション、プロキシオプションなどのゲートウェイ設定情報を含むプロファイル。 

デフォルト値は default です。

ログのユーザーパスワード 

SRA_LOG_USER_PASSWORD

ルート以外のアクセス権を持つ管理者がゲートウェイログファイルにアクセスするためのパスワード。