Sun Java Enterprise System 2005Q4 インストールリファレンス

複数セッションインストール (Sun Java System Web Server または IBM WebSphere Application Server を使用)

ここでは、次の条件が満たされるホストに Portal Server Secure Remote Access をインストールするときに必要となる情報について説明します。

このケースでは、次の情報を指定する必要があります。

次の表は、Web コンテナについて指定が必要な情報を示しています。

表 1–39 Portal Server Secure Remote Access コアのインストール時に必要となる Web コンテナ配備に関する設定情報

ラベルと状態ファイルのパラメータ 

説明 

配備 URI 

SRA_DEPLOY_URI

Portal Server の配備に使用する URI (Uniform Resource Identifier)。 

配備 URI の値は、先頭がスラッシュであり、かつそれ以外のスラッシュを含んでいてはなりません。 

デフォルト値は /portal です。

次の表に、Access Manager について指定が必要な情報を示します。

表 1–40 Portal Server Secure Remote Access コアのインストール時に必要となる Access Manager に関する設定情報

ラベルと状態ファイルのパラメータ 

説明 

ディレクトリマネージャー DN 

USER_DIR_ADM_USER

Directory Server への無制限のアクセス権を持つユーザーの DN。 

デフォルト値は cn=Directory Manager です。

状態ファイルでは、このパラメータはデフォルト値を持ちません。 この値は、USE_EXISTING_USER_DIR1 に設定した場合にだけ指定が必要となります。

ディレクトリマネージャーパスワード 

USER_DIR_ADM_PASSWD

ディレクトリマネージャーのパスワード。 

状態ファイルでは、このパラメータはデフォルト値を持ちません。 この値は、USE_EXISTING_USER_DIR1 に設定した場合にだけ指定が必要となります。