codd(1M) は、Capacity on Demand のリソース監視デーモンであり、SSP の起動スクリプトで起動します。起動時に、codd(1M) デーモンは、プラットフォームのメッセージファイルやセキュアログファイルなどにメッセージを残します。
起動時には、Capacity on Demand デーモンは次のようなライセンス違反があるかどうか確認します。
ライセンスファイルがあるかを確認
ライセンスファイルが変更されていないかを確認
ライセンスファイルに記載されている全ライセンスが、使用中のホストに対して有効であるかを確認
使用されているプロセッサー数がライセンス数を超えていないかを確認
これらの妥当性検査が失敗すると、次の「ライセンス違反の処理」のセクションにあるように、ライセンス違反に対する処理が実行されます。
codd(1M) デーモンの起動された後は、SSP が停止されるまで、一定の間隔をおいて次のような処理をします。
上記に列挙したようなライセンス違反の確認
デーモンが動作中であることを示すハートビートメッセージをログファイルへ記録 (詳細については、「Capacity on Demand のログ機能」を参照してください)
ドメインの起動や DR 操作の実行時にも、ライセンス違反が確認されます。