Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)

テープ用のデバイスクリーンスクリプト

st_clean デバイスクリーンスクリプトでは、3 つのテープデバイスがサポートされます。サポートされるテープデバイスは次のとおりです。

st_cleanスクリプトでは、mt コマンドの rewofflオプションを使用して、デバイスのクリーンアップを制御します。詳細は、mt(1) のマニュアルページを参照してください。このスクリプトは、システムブート中に実行されると、デバイスを照会します。スクリプトは、そのデバイスがオンラインになっているかどうかを調べます。デバイスがオンラインになっていた場合、スクリプトはさらに、そのデバイスにメディアが挿入されているかどうかを調べます。1/4 インチのテープデバイスにメディアが挿入されていた場合、このデバイスは割り当てエラー状態になります。このため、管理者はそのデバイスを手動でクリーンアップする必要があります。

通常のシステム操作中に、allocate または deallocate コマンドを対話型モードで実行すると、メディアを取り出すように求めるプロンプトが表示されます。スクリプトは、メディアがデバイスから取り出されるまで一時停止します。