GNOME 2.0 ユーザーズガイド (Solaris 版)

キーボード設定の構成

キーボード設定ツールを使用して、キーボードの自動繰り返し設定を選択したり、キーボードと関連するサウンドイベントを構成することができます。

次の機能領域内では、キーボード設定ツールの設定をカスタマイズできます。

キーボード設定

「キーボード」タブセクションを使用して、一般的なキーボードの環境を設定します。キーボードアクセシビリティ設定ツールであるAccessX を起動するには、「アクセシビリティ」ボタンをクリックします。

図 9–3 キーボード設定ツールの「キーボード」タブセクション

キーボード設定ツールの「キーボード」タブセクションを示しています。この内容は図についての説明です。

表 9–3 は、構成可能なキーボード設定を示します。

表 9–3 キーボードの設定

オプション 

機能 

「キーが押されているときのキーボードリピートを有効」

キーボードの繰り返しを有効にする。キーボードの繰り返しが有効な場合、キーを押したままにすると、そのキーと関連付けられる操作が繰り返し実行される。たとえば、文字キーを押したままにすると、その文字が繰り返し入力される 

「遅延」

キーを押したときから、操作が繰り返されるまでの遅延を指定する 

「速度」

操作が繰り返される速度を指定する 

「テキストボックスやフィールド内で点滅」

フィールドおよびテキストボックスでカーソルを点滅させる 

「速度」

スライダを使用して、フィールドおよびテキストボックスでのカーソルの点滅速度を指定する 

サウンド設定

「サウンド」タブセクションを使用して、キーボードサウンドの環境を設定します。

図 9–4 キーボード設定ツールの「サウンド」タブセクション

キーボード設定ツールの「サウンド」タブセクションを示します。この内容は図についての説明です。

一部のアプリケーションは、キーボードの入力エラーを知らせるベルの音を鳴らします。「サウンド」タブセクションのオプションを使用して、ベル音を構成できます。表 9–4 は、構成可能なキーボードサウンド設定を示します。

表 9–4 キーボードサウンドの設定

オプション 

機能 

「オフ」

キーボードのベル音を無効にする 

「ビープ音」

キーボードのベル音を有効にする