クラスの定義には、クラスのパラメータが含まれます。また、このクラスにパケットを割り振るためのフィルタも含まれています。
「クラスツリー」には、クラスがすべて拡張可能なツリー構造として、インタフェース名とフロー方向とともに表示されます。他のクラスを含むクラスはフォルダとして表示されます。
クラスの定義は 1 つの階層として左から右に、次の順番で表示されます。
インタフェース名
インタフェースのフロー方向
クラス、兄弟クラス
子クラス
隣のクラスパネルに、クラスのパラメータとその値が表示されます。
新しいクラスは、現在選択しているクラスの子または兄弟として追加されます。「編集」メニューを使用して、どちらを追加するかを選択します。新しいクラスは new という一時的な名前で作成されます。この名前を変更するには、「クラス名」フィールドに新しい名前を入力して、「適用」をクリックします。
帯域幅
この値は、百分率 (%) またはビット/秒 (bps) で指定できます。当該クラスに帯域幅が割り振られないことを指定するには、「アクセスを拒否」を選択します。
優先度
この値は、1 (最高の優先度) から 7 (最低の優先度) までの整数である必要があります。
TOS 値
TOS マークマスク
この値は、IP ヘッダーにおける TOS 値のどのビットを「TOS 値」フィールドで指定した値で変更するかを指定します。この値はビットマスクとして指定する必要があります。
帯域幅の借用
「はい」を選択した場合には、「最大帯域幅」フィールドに、クラスが借用することによって得られる最大帯域幅を入力してください。
フローイベント
「はい」を選択した場合には、「パラメータ」フィールドに、新しいフローがクラスで検出されたときに生成するフローイベントを入力してください。フローについての詳細は、「フロー」を参照してください。
フィルタ
この設定で、このクラスにどのネットワークトラフィックを割り振るかを決定します。フィルタを指定しない場合、トラフィックは割り振られません。新しいフィルタを作成するには、「作成」をクリックします。