Solaris Bandwidth Manager 1.6 のシステム管理

オンラインモードとオフラインモードの作業

Solaris Bandwidth Manager の設定はオンラインモードでもオフラインモードでも行うことができます。このモードは、設定への変更の処理方法を決定します。オンラインモードとオフラインモードを切り替えるには、ツールバーの左上にあるボタンを使用します。

変更内容は設定ファイルへ自動的には保存されません。設定ファイルへ保存するには、「ファイル」メニューから「保存」を選択します。

オンラインモードでの batool の実行

オンラインモードを使用すると、batool を動的に設定できます。変更を行うと、カーネルモジュールの設定が即座に更新されます。オンラインモードは、ネットワークに問題が発生し、一時的な変更が即座に必要な場合に便利です。オンラインモードを使用すると、変更を保存する前に、設定の結果を観察できます。


注意 - 注意 -

オンラインモードで設定ファイルを変更するときは、変更内容が即座に反映されるため、特に注意する必要があります。たとえば、自分の接続への帯域幅割り振りを減らすと、ホストシステムへの接続が切断される可能性もあります。


オフラインモードでの batool の実行

オフラインモードを使用すると、カーネルモジュールの現在の動作に影響を与えずに、Solaris Bandwidth Manager の設定ファイルを編集できます。オフラインモードは、設定を複数箇所変更し、次回のポリシーエージェントの再起動時に変更内容を実装したい場合に便利です。オフラインモードはデフォルトのモードです。