Solaris Bandwidth Manager 1.6 のシステム管理

batool での操作

batool にはメニューとアイコンバーがあります。これらを使って、batool を操作して設定内容を変更できます。

「ファイル」メニューとアイコンパネルの使用

「ファイル」メニューを使って、新しい設定ファイルを作成したり、(ファイル名または URL を指定して) 既存の設定ファイルを開いたり、設定ファイルへ上書き保存したり、設定ファイルを別名で保存したりできます。また、現在の設定内容をファイルへ保存し、Solaris Bandwidth Manager のポリシーエージェントを再起動することも可能です。

あるいは、次のアイコンパネルを使用しても、ほとんど同じ作業ができます。

アイコン 

メニュー項目 

説明 

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なし 

画面表示をリフレッシュする 

なし 

新規 

新しい設定ファイルを作成する 

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開く 

指定したファイルを開いて、その内容を「概要」ウィンドウに表示する 

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保存 

ファイルへ保存する。ファイルが一度も保存されていない場合、ファイル選択ウィンドウでファイル名とディレクトリを指定する。ファイル名の拡張子は .conf

なし 

別名保存 

新しい名前で設定ファイルへ保存する。あるいは、指定した URL を使ってディレクトリサービスに書き込む 

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保存して再起動 

設定ファイルへ保存して、保存した設定ファイルを使って、ポリシーエージェントを再起動する 

なし 

URL で再起動 

URL で指定したディレクトリサービスに保存されている設定内容を使って、ポリシーエージェントを再起動する 

「編集」メニューとアイコンパネルの使用

「編集」メニューを使って、batool のほとんどのウィンドウで、定義内容を作成、カット、コピー、およびペーストできます。各オプションの正確な機能は、有効なウィンドウによって異なります。たとえば、ペーストオプションは、「URL グループ」ウィンドウでは URL グループをペーストし、「クラス」ウィンドウではクラスを子または兄弟としてペーストします。

あるいは、次のアイコンパネルを使用しても、「編集」メニューと同じ作業ができます。

アイコン 

メニュー項目 

説明 

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新規 

新しい定義を作成する。新しいクラスを作成する場合、そのクラスは現在選択している定義の子として追加される。新しい定義の名前は常に new であり、設定内容を保存する前には変更してください

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カット 

定義を定義階層から削除する 

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コピー 

定義を複製し、選択したコピー先の子として追加する。子の定義内容はオリジナルの定義内容からパラメータ値と名前 (数字が追加される) を継承する 

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ペースト 

選択したペースト先の子として定義を追加する 

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なし 

定義階層を上下に移動する 

以降の指示の中で「編集」メニューを使用する箇所では、上記アイコンを使用できます。