Solaris Bandwidth Manager 1.6 のシステム管理

設定の概要の表示

「概要」ウィンドウは、現在の設定の定義内容を階層形式で表示します。定義のパラメータと値は隣接する行に表示され、簡単に編集できます。デフォルトでは、「概要」ウィンドウは batool の起動時に表示されます。そうでない場合、タブメニューから「概要」を選択すると、「概要」ウィンドウが表示されます。

定義は、左から右の階層として、次の順番で表示されます。

定義を選択すると、そのパラメータと値が隣接するテーブルに表示されます。

他の定義を含む定義はフォルダとして表示されます。

テーブルには、次のインタフェースパラメータが表示されます。

帯域幅 

このインタフェースで利用できる帯域幅の合計。ビット/秒で表す 

活動モード 

統計ログのレベル。「無し」、「統計」、「統計および TOS」、または「統計、TOS およびスケジュール管理」で表す 

デフォルトクラス 

default クラスの有無を示す。「有り」または「無し」のどちらかで表す 

IP 透過モード 

IP 透過モードであるかどうかを示す。「はい」または「いいえ」のどちらかで表す 

テーブルには、次のクラスパラメータが表示されます。

帯域幅 

クラスに割り振られている帯域幅。百分率 (%) で表す 

優先度 

クラスに割り当てられている優先度。1 から 7 までの整数で表す 

TOS マスク 

TOS 値。0 から 255 までの整数で表す 

フローイベント 

新しいフローがクラスで検出されたときに、「フロー追加」イベントが生成されるかどうかを示す 

フィルタ 

フィルタセルをクリックすると、このクラスの現在選択しているフィルタが表示される 

「編集」メニューまたはアイコンバーのどちらを使用しても、これらの定義を作成、削除、移動、コピー、および変更できます。