Solaris Bandwidth Manager 1.6 のシステム管理

SNMP 監視の設定


注 -

この節では、管理プラットフォームとして Solstice Site Manager または Solstice Domain Manager を使用していると仮定します。以降の指示の中で SNM という用語は、Solstice Site Manager または Solstice Domain Manager のどちらかを指します。


Solaris Bandwidth Manager の SNMP エージェントは Solstice Enterprise Agent と互換性があります。

Solaris Bandwidth Manager SNMP エージェントに Solstice Enterprise Agent を統合する
  1. ファイル ba.rsrcba.regba_read.acl/etc/snmp/conf ディレクトリにコピーします。

  2. ファイル /etc/snmp/conf/ba_read.acl を編集して、SNMP エージェントへの読み取り権を持つホストを指定します。デフォルトでは、すべてのホストがこのアクセス権を持っています。

  3. ファイル SnmpAgent.htmlqm_snmp.zip/opt/SUNWconn/ba/html/beans ディレクトリにコピーします。

  4. ファイル /opt/SUNWconn/ba/snmp/ba_trap.acl を編集して、トラップの着信先を指定します。SNMP マスターエージェントにサブエージェントへの読み取り権を与えるため、このファイルにはローカルホスト名も指定する必要があります。トラップの着信先は、次のようにコンマで区切ったホスト名のリストで指定します。


    trap-recipients = { host1, host2, host3 }
    
  5. Solaris Bandwidth Manager の SNMP エージェントを停止し、再起動します。次に、SNMP マスターエージェントを停止し、再起動します。