ユーザーマネージャを起動し、ネームサービスが選択されていなければ、使用するネームサービスを選択します。
詳細は、「ユーザーマネージャの起動」を参照してください。
「追加」ウィンドウに入力します。
「ヘルプ」をクリックすると、このウィンドウのフィールド定義に関する情報を参照できます。
「了解」をクリックします。
ユーザーマネージャのメインウィンドウに表示されるユーザーアカウントのリストに、新しいユーザーアカウントが追加されます。

「スクリプト選択」ウィンドウの例を以下に示します。このウィンドウからスクリプトを実行するには、スクリプトを /opt/SUNWadmd/Scripts ディレクトリに置いておく必要があります。

次のように入力すると、ユーザーマネージャと同じようにユーザーを追加できます。
# admuseradd -u 101 -g users -c "Kryten Series 4000" -s /bin/csh ¥
-k /etc/skel -x preadd=preaddscript -x postadd=postaddscript ¥
-x pw=NORM -x pwwarn=1 -d /export/home/kryten -m -x autohome=Y ¥
-x serv=jupiter kryten
|
コマンドの意味は、以下のとおりです。
| -u 101 | ユーザー ID を 101 に指定します。 |
| -g users | ユーザーの一次グループを users に指定します。 |
| -c "Kryten Series 4000" | ユーザーアカウントへのコメントを指定します。 |
| -s /bin/csh | デフォルトのシェル環境を C シェルに指定します。 |
| -k /etc/skel | ユーザーのホームディレクトリにコピーされるスケルトン情報 (.cshrc など) を含んだディレクトリを /etc/skel に指定します。 |
| -x preadd=preaddscript | /opt/SUNWadmd/Scripts ディレクトリにある、ユーザーが作成したスクリプト preaddscript を、ユーザーの追加前に実行するよう指定します。 |
| -x postadd=postaddscript |
/opt/SUNWAdmd/Scripts ディレクトリにある、ユーザーが作成したスクリプト postaddscript を、ユーザーの追加後に実行するよう指定します。 |
| -x pw=NORM |
最初のパスワードタイプを通常 (NORM) に指定します。 |
| -x pwwarn=1 |
パスワードの有効期限がきれることを警告する日数を 1 日に指定します。 |
| -d /export/home/kryten |
ホームディレクトリを /export/home/kryten に指定します。 |
| -m |
まだ存在しなければ、ユーザーのホームディレクトリ (-d で指定したディレクトリ) を作成します。 |
| -x autohome=Y |
ホームディレクトリをオートマウントするかどうか (この場合はオートマウントする) を指定します。 |
| -x serv=jupiter |
ホームディレクトリを置くサーバーを jupiter に指定します。 |
| kryten |
システム名を kryten に指定します。 |