Solstice AutoClient 2.1 管理者ガイド

ホストマネージャで変更できるファイル

表 2-5 に、AutoClient システムの追加や管理を行う時に、ホストマネージャで変更できるシステムファイルを示します。

表 2-5 ホストマネージャで変更できるファイル

システムファイル 

変更箇所 

説明 

bootparams

/etc ファイル、NIS、 NIS+ のいずれか

クライアントのブートとインストールを行うソフトウェアのパス、およびクライアントのルートとスワップ領域を示すパスを提供するサーバーが記録されているデータベースです。 

/etc/dfs/dfstab

ファイルサービスを提供しているサーバー 

ファイル資源がクライアントシステムで使用できるようにする share コマンドが含まれているファイルです。

ethers

/etc ファイル、NIS、NIS+ のいずれか

クライアントの Ethernet アドレスが記録されているデータベースです。 

hosts

/etc ファイル、NIS、NIS+ のいずれか

クライアントのホスト名と IP アドレスが記録されているデータベースです。 

timezone

/etc ファイル、NIS、NIS+ のいずれか

クライアントのタイムゾーンが記録されているデータベースです。 

/export/root

ファイルサービスを提供しているサーバー 

ディスクレスクライアントまたは AutoClient システムのルートファイルが置かれているデフォルトのディレクトリです。 

/export/swap

ファイルサービスを提供しているサーバー 

ディスクレスクライアントのスワップファイルが置かれているデフォルトのディレクトリです。 

/var/sadm/softinfo

 

OS サービスを提供している Solaris 2.3 および 2.4 サーバー 

Solaris 2.3 および 2.4 サーバーで有効な OS サービスのリストが置かれているディレクトリです。 

/var/sadm/system/admin/services

 

OS サービスを提供している Solaris 2.5 以降のサーバー 

Solaris 2.5 以降のサーバーで有効な OS サービスのリストが置かれているディレクトリです。 

/tftpboot

ブートサービスを提供するサーバー 

SPARC クライアントのブート情報が置かれているディレクトリです。

/rplboot

ブートサービスを提供するサーバー 

x86 クライアントのブート情報が置かれているディレクトリです。 

/etc/inetd.conf

ブートサービスを提供するサーバー 

tftp および rpl ブートデーモンを起動するシステムファイルです。

cred.org_dir

NIS+ 

ホストの DES および LOCAL の資格を保管するために使用される NIS+ テーブルです。