ホストマネージャを使用して、ネットワークの設定ファイルに新しいディスクレスクライアントおよび AutoClient システムを追加すると、これらの新しいクライアントは、パッチスプールディレクトリにあるパッチに合わせて自動的に設定されます。つまり、OS サービス領域にパッチをインストールした後に、その他のクライアントとパッチスプールディレクトリとの同期が保たれているかどうかが、ホストマネージャによって検証されます。同期がとれていない場合は、admclientpatch -s を実行して、既存のディスクレスクライアントまたは AutoClient に追加されたパッチとパッチスプールディレクトリ中のパッチの同期をとる必要があることを示す警告メッセージが出力されます。
パッチの追加や削除を実行するとどうなるか、パッチがどのように配布されるかについての詳細は、日本語 Solaris 2.5 システム管理 AnswerBook の『Solaris のシステム管理 (第 1 巻)』を参照してください。また、admclientpatch の使用方法については、admclientpatch(1M) のマニュアルページを参照してください。