Solstice AutoClient 2.1 管理者ガイド

SPARC: Sun-4/3nn システムを自動ブートする

  1. AutoClient システムが、「AutoClient システムの追加」または 「既存システムから AutoClient システムへの変換」の説明に従って設定されていることを確認します。

  2. PROM モニタープロンプトが表示されていることを確認します。

  3. (必要な場合のみ) ブートデバイスの現在値を確認するには、「SPARC: Sun-4 システムの既存ブートデバイスの値を表示する」を参照してください。

  4. コマンドプロンプトで、ブートデバイスのコードを入力します。

    le (Lance Ethernet) 用のコード例


    > q18 12 6c 65
    

    q の後に EEPROM の 16 進アドレスを入力して、Sun-4 アーキテクチャに EEPROM (または NVRAM) へプログラムを入力します。この手順によって、使用しているオペレーティングシステムに合ったブートデバイスが設定されます。

  5. ネットワークからシステムを自動ブートします。


    > b
    

ネットワークから Sun-4/3nn システムを自動ブートするための設定例


> q18 12 6c 65
EEPROM 018 -> 12
EEPROM 019 -> 6C
EEPROM 01A -> 65
>

上記のように出力された場合は、コードが正しく設定されています。

次のように出力された場合は、システムアーキテクチャにコードが正しく設定されていないので、システムがブートされません。


> b

EEPROM boot device... ie(0,0,0)

Invalid device = `ie'

Sun-4/3nn のデバイスコードが、le ではなく ie に設定されているので、コードを設定し直す必要があります。