Solstice AutoClient 2.1 管理者ガイド

SPARC: システムを自動ブートする


注 -

Sun-4 システムをネットワークから自動ブートするための設定方法については、「SPARC: Sun-4/3nn システムを自動ブートする」または 「Sun-4/1nn、2nn、4nn システムを自動ブートする」を参照してください。


  1. AutoClient システムが、「AutoClient システムの追加」または 「既存システムから AutoClient システムへの変換」の説明に従って設定されていることを確認します。

  2. PROM モニタープロンプトが表示されていることを確認します。

    システムが停止している場合は電源を入れます。

    システムが動作している場合は、init 0 コマンドを実行して PROM モニタープロンプトを表示します。

  3. > プロンプトが表示されている場合は、n と入力して Return (または Enter) キーを押し、ok プロンプトに変更します。

    ok プロンプトが表示されます。表示されない場合は、「SPARC: Sun-4/3nn システムを自動ブートする」または 「Sun-4/1nn、2nn、4nn システムを自動ブートする」を参照してください。

  4. banner コマンドを実行して、PROM のバージョンを確認します。


    ok banner
    SPARCstation 2, Type 4 Keyboard
    
    ROM Rev. 2.0, 16MB memory installed, Serial # 289
    Ethernet address 8:0:20:d:e2:7b, Host ID: 55000121
  5. ブートデバイスを設定します。

    PROM のバージョンが 2.0 以降の場合は、次のコマンドを実行します。


    ok setenv boot-device net
    boot-device=net

    PROM のバージョンが 2.0 より前の場合は、次のコマンドを実行します。


    ok setenv boot-from net
    

    PROM についての詳細は、日本語 Solaris 2.5 システム管理 AnswerBook の『OpenBoot 2.x コマンド・リファレンスマニュアル』または『OpenBoot 3.x コマンド・リファレンスマニュアル』を参照してください。

  6. boot コマンドを実行して、ネットワークからシステムを自動ブートします。


    ok boot