名前検索フェーズには成功しましたが、次のいずれかの理由で要求された資源をサーバー上で見つけられませんでした。
ユーザーが TAS ホストに接続しようとしたときの UNIX 名が誤っています。各レルム ->「各レルム Connected Users」->「Connection Information」というリンクをたどって正しいユーザー名を確認してください。そのとき、スペリングだけでなく大文字小文字の区別にも注意してください。各大文字の前にはチルド記号 (‾) を入力する必要があります。
NetBIOS 名の有効範囲の設定が誤っています。NetBIOS 名の有効範囲は、「Transports」->「TCP/IP NetBIOS Configuration」の「NetBIOS Name scope」属性で指定したものと一致していなければなりません。この設定は、tntransport コマンドでも調べられます。NetBIOS 名の有効範囲はデフォルトで有効範囲なしに設定されているので、「NetBIOS Name scope」属性を指定しなければ、クライアントの NetBIOS 名有効範囲は無視されます。
ユーザーが TAS ホストに接続しようとしたときに、ユーザーのホームディレクトリにある TAS の構成ファイル (.profile.file) に定義されている接続ポイントが UNIX ユーザー名またはディレクトリと一致しています。各レルム ->「Manage File Services」-> [サービスを選択] ->「Administer」->「Attach Points」というリンクをたどるか tnattach コマンドを使用して、接続ポイント名を変更してから再接続してください。
ユーザー数制限があり、その上限に達しているディレクトリに接続しようとしました。時間をおいて再接続してください。
ユーザーが、プリンタが存在しない印刷サービスに接続しようとしました。各レルム ->「Manage File Services」-> [サービスを選択] ->「Administer」->「Configuration」->「Printer references」というリンクをたどるか、tnservice を実行して、そのプリンタへの参照が入っているサーバー構成を確認してください。あるいは、ユーザーの .profile.file に 問題のプリンタ用の prdefault または printer コマンドが含まれていることを確認してください。
存在しないディレクトリへのパスが含まれている拡張接続を実行しようとしました。ディレクトリが存在することを確認して再接続してください。ディレクトリ構成を変更した場合は、「4.1.2 TAS サービスのシャットダウン」と 「4.1.1 TAS サービスの開始」に示す手順に従うか、tnshut と tnstart コマンドを使用して TAS を再起動してください。