Bob は新しいワークスペースで作業を開始し、3 つのファイル bringover.1、putback.1、args.4 に変更を加えました。これらの変更内容は重要なので、Bob は Jane にもこのファイルを読んでほしいと考えます。そこで、まずプットバックトランザクションを使用して、変更結果を共通の親ワークスペース man_pages に戻します。
ワークスペース表示区画で man_pages_bob アイコンを選択し、「トランザクション」⇒「プットバック」を選択します (図 10-6 参照)。
プットバックの「トランザクション」ウィンドウ (図 10-7 参照) が開いたら、Bob は「プレビュー」オプションを選択します。このオプションを選択すると、ファイルは実際にはコピーされずにトランザクションが進められます。これにより Bob は、実際にはファイルを変更せずにトランザクションの出力を事前に見ることができ、期待どおりにトランザクションが実行されるかどうかを確認できます。
ワークスペース管理ツールはディレクトリ man/ を自動的にファイルリスト区画に読み込みます。これは、Bob が man_pages_bob を作成するときに指定したディレクトリで、この名前はワークスペースの Codemgr_wsdata/args ファイルに保存されています。ファイルリスト区画の内容は、この区画のすぐ下にあるボタンを使用して変更できます。
図 10-8 は、このトランザクションの出力です。
出力を確認したら、Bob は「プレビュー」オプションの選択を解除して、実際にプットバックトランザクションを実行します。