dmake のデフォルトの構築モードを逐次から並列または分散に変更するには:
「オプション」ボタンをクリックして「オプション」ダイアログを開きます。
「カテゴリ」リストから「分散メーク」カテゴリを選択します。
使用する構築モードをクリックし、必要に応じてフィールドに値を入力します (図 16-4 参照)。
「了解」ボタンをクリックして、指定したオプションを設定します。「ターゲットの編集」ダイアログで「構築」ボタンをクリックして構築を開始します。
逐次モードで構築を実行するには、「逐次」ラジオボタンをクリックします。フィールドへの入力は必要ありません。
並列モードで構築を実行するには、「並列」ラジオボタンをクリックします。「最大ジョブ数」フィールドに、実行する構築ジョブの最大数を入力します。最大ジョブ数を指定しない場合、dmake はデフォルト値の 2 を使用します。
分散モードで構築を実行するには、「分散」ラジオボタンをクリックします。「最大ジョブ数」フィールドに、実行する構築ジョブの最大数を入力します。最大ジョブ数を指定しない場合、グループ内の各サーバーに対して指定された最大ジョブ数の合計を使用します。
「実行時の構成ファイル」フィールドに表示されているデフォルトのファイル名およびディレクトリを使用しない場合は、このフィールドに、使用する .dmakerc ファイル (「.dmakerc ファイル」を参照) の名前またはパスを入力します。
「構築サーバーグループ」フィールドにグループ名を入力しない場合、dmake は .dmakerc ファイルにリストされている最初のグループを使用します。分散モードで実行する際、dmake は次の順番で各グループにジョブを分散します。
コマンド行で -g オプションに対する引数として指定されたグループ
DMAKE_GROUP メークファイルマクロによって指定されたグループ
DMAKE_GROUP 環境変数によって指定されたグループ
実行時構成ファイルで最初に指定されたグループ
「一時出力ディレクトリ」フィールドに表示されているデフォルトのディレクトリ名および位置を使用しない場合は、このフィールドに、出力ディレクトリの名前を入力します。
分散構築についての詳細は、「分散構築の実行」を参照してください。