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iPlanet Web Server, Enterprise Edition 管理者ガイド



「Content Management」タブ

「Content Management」タブでは、クラス内のすべての仮想サーバのコンテンツを管理できます。「Content Management」タブには、次のページがあります。



「Primary Document Directory」ページ

「Primary Document Directory」ページは、プライマリドキュメントディレクトリを変更するのに使用します。このディレクトリは、仮想サーバからリモートクライアントに提供するすべてのファイルが集中して格納されるディレクトリです。

詳細は、「プライマリドキュメントディレクトリの設定」を参照してください。

次の各要素が表示されます。

ID: クラス内のすべての仮想サーバの名前。

Primary directory: 仮想サーバのプライマリドキュメントディレクトリ (ドキュメントルート) を指定します。デフォルト値は、クラスレベルで設定します。このページは、デフォルトをオーバライドするのに使用します。

クラスを作成したときには、ドキュメントルートの絶対パス名を指定しています。/$id でそのパスを終了した場合には、そのクラスに作成する各仮想サーバは、仮想サーバの ID の名前の付いた一意のドキュメントルートディレクトリを使用します。

変数なしでドキュメントルートを入力すると、そのクラス内で作成されたすべての仮想サーバは、デフォルトで、同じドキュメントルートを使用します。



通常、各仮想サーバには、それぞれ専用のプライマリドキュメントディレクトリがあります。そのため、複数の仮想サーバがプライマリドキュメントディレクトリを共有している場合は、ユーザはそのことを知らずに同じドキュメントを同時に変更してしまう可能性があります。



OK: エントリを保存します。

Reset: 変更を取り消し、ページ内の各要素を変更前の値に戻します。

Help: オンラインヘルプを表示します。



「Additional Document Directories」ページ



「Additional Document Directories」ページでは、クラスにドキュメントディレクトリを追加したり、ドキュメントディレクトリに URL をマップできます。「Additional Document Directories」ページでは、ドキュメント用の追加ディレクトリを作成できます。

クラス内の仮想サーバ用に、追加ドキュメントディレクトリをセットアップしたい場合には、URL 接頭辞のマップ先のディレクトリが、すべての仮想サーバごとに異なるように、$id 変数を使用します。

詳細は、「追加ドキュメントディレクトリの設定」を参照してください。

次の各要素が表示されます。

URL prefix: マップする URL 接頭辞を指定します。たとえば、マップする URL を、http://www.mozilla.com/marketing/index.html とすることができます。marketing/ は、指定する接頭辞です。定義したい追加ドキュメントディレクトリに URL をマップするためのニックネーム (plans などの単語) を入力します。

Map To Directory: URL 接頭辞をマップしたいディレクトリの絶対パスを指定します。例:
C:/iplanet/marketing/pubdocs/index.html

$id 変数を使用する場合、パスは C:/iplanet/$id/docs/index.html とすることができます。このようにすると、各仮想サーバの特定のディレクトリに URL がマップされます。たとえば、VS1 の場合には、パスは C:/iplanet/VS1/docs/index.html のようになります。

Apply Style: 追加ディレクトリの構成に適用する構成スタイルを指定します。

OK: エントリを保存します。

Reset: 変更を取り消し、ページ内の各要素を変更前の値に戻します。

Help: オンラインヘルプを表示します。

Current Additional Directories: サーバ上のすべての追加ドキュメントディレクトリを表示します。ディレクトリのマッピングを削除するには、そのディレクトリ行にある「Remove」をクリックします。

Edit: この追加ドキュメントディレクトリの値がページ内に表示され、編集できるようになります。Add モードに戻すには、ページタイトルで「Add」をクリックします。

Remove: この追加ドキュメントディレクトリを削除します。



「User Document Directories」ページ



(UNIX/Linux で利用できる)「User Document Directories」ページでは、サーバのすべてのユーザが、管理者の介入なしでホームページやその他のドキュメントを作成できる、公開情報ディレクトリを構成することができます。

このように設定できるのは、クラス全体を対象とする場合だけです。仮想サーバごとにカスタマイズする方法はありません。

詳細は、「ユーザ公開情報ディレクトリのカスタマイズ (UNIX/Linux)」を参照してください。



これらのディレクトリをセットアップし、「OK」をクリックするまで、このページの上部には「Public information directories are not currently active」メッセージが表示されます。公開ディレクトリを有効にすると、メッセージが「Public information directories are currently active.」に変わります。これらのディレクトリを無効にすることもできます。メッセージ内の「deactivate」という単語をクリックすると、無効になります。



次の各要素が表示されます。

User URL Prefix: ユーザディレクトリの URL 接頭辞を指定します (デフォルトは ~ です)。

Subdirectory: ユーザのサブディレクトリを指定します (デフォルトは public_html です)。

Password File: システムのパスワードファイルかユーザの検索用に作成したユーザファイルのどちらをサーバに使用させたいかを指定します。

  • System file: システムのパスワードファイルへのパスを指定します。

  • This file: ユーザファイルへの絶対パスを指定します。

  • Load entire database on start-up: 起動時に、パスワードファイル全体を読み込むかどうかを指定します。

Apply Style: 追加ディレクトリの構成に適用する構成スタイルを指定します。

OK: エントリを保存します。

Reset: 変更を取り消し、ページ内の各要素を変更前の値に戻します。

Help: オンラインヘルプを表示します。



「Remote File Manipulation」ページ



「File Manipulation」ページでは、クライアントは、サーバ上のファイルのアップロード、ファイルの削除、ディレクトリの作成、ディレクトリの削除、ディレクトリのコンテンツの一覧表示、ファイルの名前変更を実行できます。

このように設定できるのは、クラス全体を対象とする場合だけです。仮想サーバごとにカスタマイズする方法はありません。

詳細は、「リモートファイル操作の有効化」を参照してください。

次の各要素が表示されます。

Editing: リモートファイル操作を有効にしたいリソースを指定します。ディレクトリを選択すると、そのディレクトリまたはそのディレクトリ内のファイルの URL をサーバが受信したときだけリモートファイル操作が適用されます。

Browse: プライマリドキュメントディレクトリを参照できます。

Wildcard: ワイルドカードパターンを指定します。ワイルドカードパターンの使用法については、「リソースピッカーで使用するワイルドカード」を参照してください。

Activate file manipulation commands: リモートファイル操作を有効にするかどうかを指定します。

OK: エントリを保存します。

Reset: 変更を取り消し、ページ内の各要素を変更前の値に戻します。

Help: オンラインヘルプを表示します。



「Document Preferences」ページ



「Document Preferences」ページでは、インデックスファイルの名前、使用するインデックス作成のタイプ、サーバホームページ、デフォルトの MIME タイプ、およびクラス内のすべての仮想サーバに対して Accept Language ヘッダーをサーバが解析するかどうかを指定できます。

詳細は、「ドキュメント設定の構成」を参照してください。

次の各要素が表示されます。

Index Filenames: ユーザが URL でドキュメント名を指定しない場合に、サーバが検索して表示するファイルを指定します。サーバは、このファイルがインデックスファイルであると想定します。デフォルトのファイルは、index.html および home.html です。このフィールドに複数のファイル名を入力すると、サーバは、該当するファイルが見つかるまで、フィールドにリストされている順序でファイルを検索します。たとえば、インデックスファイルの名前が index.html および home.html の場合、サーバははじめに index.html を探しますが、このファイルが見つからなかったら、次に home.html を探します。上記のいずれかのデフォルト名を付けることによって、どのファイルでもディレクトリのインデックスファイルとして指定することができます。つまり、CGI が有効になっている場合には、 CGI プログラムをインデックスとして使用することもできます。

Directory Indexing: サーバが、「Index Filenames」フィールドに指定されているどのインデックスファイルも見つけられなかった場合に生成する、ディレクトリインデックスのタイプを決定します。生成されるインデックスの形式は、次のいずれかになります。

  • Fancy: 「Fancy (ファンシー)」ディレクトリインデックス作成では、ファイルのタイプ、ファイルの最終変更日、およびファイルサイズを表すグラフィックスが含まれます。

  • Simple: 「Simple (シンプル)」ディレクトリインデックス作成では、プレーンテキストのハイパーリンクとしてディレクトリのエントリが表示され、生成にかかる時間は「Fancy」ディレクトリインデックス作成よりも短くなります。

  • None: この設定を指定すると、サーバがインデックスファイルを探した結果何も見つからなかった場合、動的ディレクトリリストは生成されません。サーバは、インデックスファイルを見つけ出せなかった場合、ディレクトリリストを表示せず、エラーメッセージを返します。



    注意

    サーバがファイアウォールの外に配置されている場合は、ディレクトリのインデックス作成を無効にして、ディレクトリ構造やファイル名にアクセスできないようにします。



Home Page: サーバにアクセスしたときに、指定したホームページとインデックスファイルのどちらをユーザに表示するかを指定します。「Home Page」を選択する場合には、ラジオボタンの右側のフィールドにホームページの URL を入力する必要があります。

Index File: デフォルトでは、サーバは「Index Filename」フィールドで指定されているインデックスファイルを検索し、それをホームページに使用します。

Default MIME Type: サーバで MIME タイプとしてセットアップされていない拡張子付きのファイルにクライアントがアクセスする場合に、サーバが返すデフォルトの MIME タイプを指定します。

デフォルトの MIME タイプは通常 text/plain ですが、サーバに格納されている最も一般的なファイルタイプに設定する必要があります。次に一般的な MIME タイプの一部を示します。

  • text/plain

  • text/html

  • text/richtext

  • image/tiff

  • image/jpeg

  • image/gif

  • application/x-tar

  • application/postscript

  • application/x-gzip

  • audio/basic

Parse Accept Language Header: サーバが Accept Language ヘッダーの解析を行うかどうかを決定します。Accept Language ヘッダーは、クライアントが HTTP 1.1 を使用して送信するヘッダーです。これらのヘッダーには、クライアントが受け入れる言語について記述した情報が含まれています。

たとえば、ドキュメントを日本語および英語で保存する場合、Accept Language ヘッダーを解析するように選択できます。Accept Language ヘッダーとして日本語が設定されたクライアントがサーバに接続する場合、クライアントは日本語版のページを受信します。Accept Language ヘッダーとして英語が設定されたクライアントがサーバに接続する場合、クライアントは英語版のページを受信します。

複数の言語をサポートしていない場合は、Accept Language ヘッダーを解析すべきではありません。

OK: エントリを保存します。

Reset: 変更を取り消し、ページ内の各要素を変更前の値に戻します。

Help: オンラインヘルプを表示します。



「URL Forwarding」ページ



「URL Forwarding」ページでは、ドキュメント要求を別のサーバにリダイレクトできます。URL の転送またはリダイレクションは、サーバがユーザに URL が変更されたこと (たとえば、ファイルを別のディレクトリやサーバに移動した場合など) を通知するための方法です。また、リダイレクションを使用して、あるサーバのドキュメントを要求するユーザをシームレスに別のサーバのドキュメントに送ることができます。この設定は、そのクラス内のすべての仮想サーバに影響を与えます。

次の各要素が表示されます。


Add Another Forward

URL prefix: リダイレクトしたい URL 接頭辞を指定します。たとえば、マップしたい URL が http://www.iplanet.com/info/movies の場合には、このフィールドに「/info/movies」と入力します。この設定により、絶対パスを保持したまま要求が URL 接頭辞に転送され、接頭辞が別の接頭辞に置き換えられます。たとえば、http://www.iplanet.com/info/movies を接頭辞 mozilla.com に転送する場合には、URL http://www.iplanet.com/info/movieshttp://mozilla.com/info/movies にリダイレクトされます。

1 つのサブディレクトリ内のすべてのドキュメントに対する要求を特定の URL にリダイレクトしたい場合もあります。たとえば、あまりにも多くのトラフィックが生じるため、または何らかの理由でドキュメントが公開されなくなったために、そのディレクトリを削除する必要があった場合、ドキュメントに対する要求を、ドキュメントを利用できなくなった理由を説明するページに転送することができます。たとえば、 /info/movies の接頭辞を http://www.iplanet.com/explain.html にリダイレクトするなどです。

Forward requests to: 転送先の URL を指定します。

  • URL prefix: 接頭辞の置き換えを行うための、転送先の URL 接頭辞を指定します。

  • Fixed URL: このフィールド内のテキストが、固定 URL であることを示します。新しいサーバ上のディレクトリ構造が、マップされる URL 上のディレクトリ構造と同じではない場合には、URL を固定 URL に転送できます。たとえば、http://www.iplanet.com/info/movies を次のものに転送できます。

    http://mozilla.com/new-files/info/movies

OK: エントリを保存します。

Reset: 変更を取り消し、ページ内の各要素を変更前の値に戻します。

Help: オンラインヘルプを表示します。


Current Forwarding

サーバで現在定義されているすべての URL 転送を表示します。URL 転送を変更するには、その URL の行にある「Edit」をクリックします。URL 転送を削除するには、その URL の行にある「Remove」をクリックします。



「Error Responses」ページ



クライアントがサーバエラーに遭遇すると、カスタムエラー応答によってクライアントに詳細なメッセージが送信されます。「Custom Error Responses」ページでは、送信するファイル、または各 HTTP コードに対して実行する CGI プログラムを指定できます。この設定は、そのクラス内のすべての仮想サーバに影響を与えます。

詳細は、「エラー応答のカスタマイズ」を参照してください。

次の各要素が表示されます。

Editing: エラー応答をカスタマイズしたいリソースを指定します。ディレクトリを選択した場合は、そのディレクトリまたはそのディレクトリ内のファイルの URL をサーバが受信したときだけカスタマイズされたエラー応答が適用されます。

Browse: ファイルシステムを参照し、サーバの一部分を選択できます。

Wildcard: 編集するワイルドカードパターンを指定します。ワイルドカードパターンの使用法については、「リソースピッカーで使用するワイルドカード」を参照してください。

Error Code: カスタマイズが可能な、次のエラーコードを表示します。

  • Unauthorized: アクセス制御によって保護されているサーバ上のドキュメントに対して、アクセス権を持っていないユーザがアクセスしようとしたときに表示するファイルを指定します。アクセス権限の取得方法に関する情報を送信することもできます。

  • Forbidden: サーバがファィルシステム上にある必要なリソースへの読み取り権を持っていない場合、またはシンボリックリンクを使用する権利を持っていない場合に表示するファイルを指定します。

  • Not Found: サーバがドキュメントを見つけられなかったとき、またはドキュメントの存在を否定するようサーバが指示されているときに表示するファイルを指定します。

  • Server Error: サーバが正しく構成されていないとき、またはシステムメモリーの不足やコアダンプの生成などといった致命的なエラーが発生したときに表示するファイルを指定します。

File: カスタマイズしたエラーメッセージを格納したファイルを指定します。



エラーコードに対するカスタマイズを削除するには、「File」フィールドからファイル名を削除します。



CGI: 指定したファイルが CGI スクリプトであることを示し、該当するエラーコード用に返したいファイルまたは CGI スクリプトへの絶対パスを指定します。

OK: エントリを保存します。

Reset: 変更を取り消し、ページ内の各要素を変更前の値に戻します。

Help: オンラインヘルプを表示します。



「International Characters」ページ



「International Characters」ページでは、サーバ上のドキュメントに文字セットを割り当てることができます。ドキュメントの文字セットは、書かれている言語によって一部決定されます。ドキュメント、ドキュメントセット、またはディレクトリに対するクライアントのデフォルトの文字セットの設定は、リソースを選択し、そのリソースに対する文字セットを入力することによってオーバライドすることができます。この設定は、そのクラス内のすべての仮想サーバに影響を与えます。

詳細は、「文字セットの変更」を参照してください。

次の各要素が表示されます。

Editing: 文字セットを割り当てたいリソースを指定します。ディレクトリを選択した場合は、そのディレクトリまたはそのディレクトリ内のファイルの URL をサーバが受信したときだけその文字セットが適用されます。

Browse: プライマリドキュメントディレクトリを参照できます。

Wildcard: ワイルドカードパターンを指定します。ワイルドカードパターンの使用法については、「リソースピッカーで使用するワイルドカード」を参照してください。

Character set: 指定したリソースで使用する文字セットの名前を指定します。

OK: エントリを保存します。

Reset: 変更を取り消し、ページ内の各要素を変更前の値に戻します。

Help: オンラインヘルプを表示します。



「Document Footer」ページ



「Document Footer」ページでは、サーバによって解析される HTML を使用せずに、サーバの特定の部分にあるすべてのドキュメントに対して、ドキュメントフッターを指定できます。フッターには、最終更新日時を含めることができます。このフッターは、CGI スクリプトの出力と解析される HTML (.shtml) ファイルを除く、すべてのファイルに対して挿入されます。CGI スクリプトの出力または解析される HTML ファイルにドキュメントフッターが表示されるようにする必要がある場合は、別個のファイルにフッターのテキストを挿入し、1 行のコードまたはほかのサーバサイドのインクルードを追加して、そのファイルをページの出力に付加します。この設定は、クラス内のすべての仮想サーバに影響を与えます。

次の各要素が表示されます。

Editing: ドキュメントフッターを適用したいリソースを指定します。ディレクトリを選択する場合、ドキュメントフッターは、サーバがそのディレクトリまたはディレクトリ内のファイルの URL を受信したときにだけ適用されます。

Browse: プライマリドキュメントディレクトリを参照できます。

Wildcard: ワイルドカードパターンを指定します。ワイルドカードパターンの使用法については、「リソースピッカーで使用するワイルドカード」を参照してください。

For files of type: フッターに含むファイルのタイプを指定します。デフォルトは、text/html です。

Date Format: 日付の形式を指定します。

Custom Date Format: ラジオボタンの右側のフィールドの、カスタムの日付形式を指定します。

Footer Text: フッターに表示するテキストを指定します。ドキュメントフッターに使用できる最大文字数は、765 文字です。ドキュメントの最終更新日を含みたい場合には、:LASTMOD: と入力します。エンティティ (たとえば、© など) は、変更内容を保存したあとで変換されます。



HTMLページのドキュメントフッターを変更しても、最終更新日は変わりません。



OK: エントリを保存します。

Reset: 変更を取り消し、ページ内の各要素を変更前の値に戻します。

Help: オンラインヘルプを表示します。



「.htaccess Configuration」ページ



詳細は、「.htaccess ファイルの使用」を参照してください。

次の各要素が表示されます。

Editing: .htaccess 構成を適用する仮想サーバを、ドロップダウンリストから選択します。

Browse: プライマリドキュメントディレクトリを参照できます。

Wildcard: ワイルドカードパターンを指定します。ワイルドカードパターンの使用法については、「リソースピッカーで使用するワイルドカード」を参照してください。

Activate .htaccess: 有効にする場合は、「Yes」を選択します。デフォルトの設定は、「No」です。

File Name: .htaccess ファイルを追加するファイルの名前を入力します。

OK: エントリを保存します。

Reset: 変更を取り消し、ページ内の各要素を変更前の値に戻します。

Help: オンラインヘルプを表示します。



「Symbolic Links」ページ



「Limit Symbolic Links」ページでは、サーバにおけるファイルシステムリンクの使用を制限できます。ファイルシステムリンクは、ほかのディレクトリやファイルシステムに格納されているファイルへの参照です。参照によって、現在のディレクトリにあるかのようにリモートファイルにアクセスできるようになります。この設定は、そのクラス内のすべての仮想サーバに影響を与えます。

詳細は、「シンボリックリンクの制限 (UNIX/Linux)」を参照してください。

次の各要素が表示されます。

Editing: シンボリックリンクを設定するリソースを指定します。ディレクトリを選択した場合は、そのディレクトリまたはそのディレクトリ内のファイルの URL をサーバが受信したときだけシンボリックリンクが適用されます。

Browse: ファイルシステムを参照し、サーバの一部分を選択できます。

Wildcard: 編集するワイルドカードパターンを指定します。ワイルドカードパターンの使用法については、「リソースピッカーで使用するワイルドカード」を参照してください。

Allow soft file system links: ソフトファイルシステムリンクを許可するかどうかを指定します。シンボリックリンクは、データが格納されている元のファイルと、元のファイルを指す別のファイルの、 2 つのファイルで構成されています。シンボリックリンクは、ハードリンクよりも柔軟です。シンボリックリンクは、複数の異なるファイルシステム間で使用でき、ディレクトリにリンクすることもできます。

Allow hard file system links: ハードファイルシステムリンクを許可するかどうかを指定します。ハードリンクは実際には、同じデータブロックのセットを指す 2 つのファイル名です。元のファイルとリンクは同一です。このため、別のファイルシステム上にハードリンクを作成することはできません。

From Directory: サーバがファイルシステムリンクの検索を開始する場所のパスを指定します。絶対パスを入力すると、サーバは指定されたパスを接頭辞として扱います。サーバは、要求内でその接頭辞を認識すると、接頭辞の後続のディレクトリでファイルシステムリンクがないかどうかを確認します。部分的なパスを入力すると、サーバは着信要求の部分文字列として、その部分的なパスを検索します。nolinks を入力すると、サーバは着信要求の中から nolinks と呼ばれるディレクトリを探します。このディレクトリが見つかると、サーバは、それに続くディレクトリすべてでファイルシステムリンクがないかどうかを確認します。

OK: エントリを保存します。

Reset: 変更を取り消し、ページ内の各要素を変更前の値に戻します。

Help: オンラインヘルプを表示します。



「Parse HTML」ページ



HTML は通常、サーバに加工されることなく、ディスク上に実際に存在している通りの状態でクライアントに送信されます。ただし、サーバはドキュメントを送信する前に、HTML ファイル内にある特別なコマンドを検索できます (つまり、HTML を解析できます)。サーバが、このようなファイルを解析し、要求に固有の情報またはファイルをドキュメントに挿入するようにしたい場合、あらかじめ HTML の解析を有効にしておく必要があります。この設定は、そのクラス内のすべての仮想サーバに影響を与えます。

「Parse HTML」ページでは、HTML ファイル内にある特別なコマンドを検索するよう (つまり、HTML を解析するよう)、サーバを設定できます。

詳細は、「サーバが解析する HTML の設定」を参照してください。

次の各要素が表示されます。

Editing: サーバが HTML の構文解析を行うリソースを指定します。ディレクトリを選択する場合、サーバはそのディレクトリまたはそのディレクトリ内のファイルの URL を受信したときにだけ HTML を解析します。

Browse: プライマリドキュメントディレクトリを参照できます。

Wildcard: ワイルドカードパターンを指定します。ワイルドカードパターンの使用法については、「リソースピッカーで使用するワイルドカード」を参照してください。

Activate server-parsed HTML: サーバによる HTML の解析を有効にするかどうかを指定します。選択肢は、次のとおりです。

  • No: サーバは HTML の構文解析を行いません。

  • Yes, with exec tag: サーバは、 HTML の構文を解析し、HTML ファイルがサーバ上の任意のプログラムを実行することを許可します。

  • Yes, without exec tag: サーバは、 HTML の構文を解析しますが、HTML ファイルがサーバ上の任意のプログラムを実行することは許可しません。セキュリティやパフォーマンス上の理由により、exec タグを許可したくない場合もあります。

Parse which files: サーバが構文分析を行うファイルを指定します。選択肢は、次のとおりです。

  • Files with the extension .shtml: サーバは拡張子 .shtml の付いたファイルだけを構文解析します。この場合、構文解析したいすべてのファイルには、.shtml という拡張子が必要です。これは、最も一般的な、デフォルトの選択肢です。

  • Files with the execute bit and the extension .shtml (Unix/Linux): UNIX/Linux 権によって実行フラグがオンに設定されているファイルに対して、構文解析を実行します。場合によっては、実行不能ファイルに実行フラグが設定されていることもあるので、実行権は信頼できないこともあります。

  • All HTML files: サーバはそのすべての HTML ファイルの構文解析を行います。このオプションを選択すると、サーバのパフォーマンスが低下する可能性があります。

OK: エントリを保存します。

Reset: 変更を取り消し、ページ内の各要素を変更前の値に戻します。

Help: オンラインヘルプを表示します。



「Cache Control Directives」ページ



キャッシュ制御指令は、プロクシサーバ上のキャッシュに保存される情報を、 iPlanet Web Server で制御するためのものです。キャッシュ制御指令を使用すると、デフォルトのプロクシのキャッシングがオーバーライドされ、キャッシュに保存されていた重要な情報が後で取得されないように保護することができます。このような指令を実行するには、プロクシサーバが HTTP 1.1 に準拠している必要があります。この設定は、そのクラス内のすべての仮想サーバに影響を与えます。

「Cache Control Directives」ページでは、サーバ上のどの情報をプロキシサーバでキャッシングするかを制御できます。

HTTP 1.1 についての詳細は、次のサイトの Hypertext Transfer Protocol--HTTP/1.1 specification (RFC 2068) を参照してください。

http://www.ietf.org/

次の各要素が表示されます。

Editing: キャッシュ制御指令を設定したいリソースを指定します。ディレクトリを選択した場合、そのディレクトリまたはそのディレクトリ内のファイルの URL をサーバが受信したときだけサーバはキャッシュ制御指令を設定します。

Browse: プライマリドキュメントディレクトリを参照できます。

Wildcard: ワイルドカードパターンを指定します。ワイルドカードパターンの使用法については、「リソースピッカーで使用するワイルドカード」を参照してください。

Cache Control Response Directives: キャッシング可能な情報のタイプを指定します。選択肢は、次のとおりです。

  • Public: 応答は任意のキャッシュに保存できます。これがデフォルト設定です。

  • Private: 応答は非公開の専用 (共有ではない) キャッシュにだけ保存されます。

  • No Cache: 応答はどのキャッシュにも保存できません。

  • No Store: 不揮発性記憶装置のどこにあるキャッシュにも要求や応答を保存しません。

  • Must Revalidate: キャッシュのエントリは発信元サーバから再検証される必要があります。

  • Maximum Age (sec): クライアントは、この経過期間 (秒) よりも長い期間を経た応答を受け入れません。

OK: エントリを保存します。

Reset: 変更を取り消し、ページ内の各要素を変更前の値に戻します。

Help: オンラインヘルプを表示します。



「Stronger Ciphers」ページ



「Stronger Ciphers」ページを使用して、強固なセキュリティ要件を設定できます。

詳細は、「Stronger Ciphers を設定する」を参照してください。

次の各要素が表示されます。

Editing: Stronger Ciphers を適用する仮想サーバを、ドロップダウンリストから選択します。

Browse: プライマリドキュメントディレクトリを参照できます。

Wildcard: ワイルドカードパターンを指定します。ワイルドカードパターンの使用法については、「リソースピッカーで使用するワイルドカード」を参照してください。

Key size restriction: アクセスに必要な秘密鍵のサイズを次から選択します。

  • 168 ビットまたはそれ以上

  • 128 ビットまたはそれ以上

  • 56 ビットまたはそれ以上

  • 制限なし

Reject access with file: アクセスを拒否するメッセージのファイル位置を入力します。

OK: エントリを保存します。

Reset: 変更を取り消し、ページ内の各要素を変更前の値に戻します。

Help: オンラインヘルプを表示します。


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Last Updated October 17, 2001