仮想フォルダでは、複数のフォルダに置かれているメッセージを、1 つのフォルダを使用して表示することができます。仮想フォルダは、フォルダ区画の「仮想フォルダ」にあります。仮想フォルダを表示するには、フォルダ区画の「仮想フォルダ」項目から仮想フォルダを選択します。
フォルダ区画が表示されていない場合は、「表示」->「フォルダバー」を選択します。
仮想フォルダを使用すると、複数のフォルダに置かれているメッセージを編成できます。たとえば、Lorem Ipsum と呼ばれる製品が会社にあるとします。クライアントの名前は、Ximdom.Com だとします。Ximdom.Com の従業員から、Lorem Ipsum やその他の製品について定期的にメッセージが送られてきます。メッセージは複数のフォルダに格納されます。
この場合、仮想フォルダを使用して、Ximdom.Com からの Lorem Ipsum 製品に関するメッセージと、ほかの製品に関するメッセージを管理できます。この方法でメッセージを管理するには、次の仮想フォルダを作成します。
すべてのフォルダのメッセージで、アドレスに @ximdom.com が含まれ、メッセージ本文に lorem ipsum というテキストが含まれるメッセージを表示します。
すべてのフォルダのメッセージで、アドレスに @ximdom.com が含まれ、メッセージ本文に lorem ipsum というテキストが含まれないメッセージを表示します。
仮想フォルダは次の方法で作成できます。
仮想フォルダエディタを使用する。
メッセージリストのメッセージを使用して、自動的に仮想フォルダを作成する。
検索を実行したあと、その検索を使用して自動的に仮想フォルダを作成する
仮想フォルダエディタを使用して、仮想フォルダの追加、編集、削除を行えます。仮想フォルダエディタは、フォルダ区画内の仮想フォルダの位置を換えるのにも使用できます。
仮想フォルダを追加するには、次の手順を実行します。
「ツール」->「仮想フォルダエディタ」を選択します。
「仮想フォルダ」ダイアログで「追加」をクリックします。
「ルールの追加」ダイアログに、仮想フォルダの詳細を入力します。次の表は、「ルールの追加」ダイアログの要素を説明しています。
仮想フォルダの詳細を入力して、「ルールの追加」ダイアログで「了解」をクリックします。
「了解」をクリックして、「仮想フォルダ」ダイアログを閉じます。
仮想フォルダを編集するには、次の手順を実行します。
「ツール」->「仮想フォルダエディタ」を選択します。
「仮想フォルダ」ダイアログで、編集する仮想フォルダを選択して、「編集」をクリックします。
「ルールの編集」 ダイアログで、仮想フォルダの詳細を必要に応じて変更します。ダイアログに関する詳細については、仮想フォルダを追加するを参照してください。
仮想フォルダの詳細を変更したら、「ルールエディタ」ダイアログで「了解」をクリックします。
「了解」をクリックして、「仮想フォルダ」ダイアログを閉じます。
仮想フォルダを削除するには、次の手順を実行します。
「ツール」->「仮想フォルダエディタ」を選択します。
「仮想フォルダ」ダイアログで、削除する仮想フォルダを選択して、「削除」をクリックします。
「了解」をクリックして、「仮想フォルダ」ダイアログを閉じます。
フォルダ区画内での仮想フォルダの位置を変更するには、次の手順を実行します。
「ツール」->「仮想フォルダエディタ」を選択します。
「仮想フォルダ」ダイアログで、位置を変更する仮想フォルダを選択します。
「上」ボタンまたは「下」ボタンをクリックして、仮想フォルダの位置を変更します。仮想フォルダが希望する位置になるまで、この手順を繰り返します。
「了解」をクリックして、「仮想フォルダ」ダイアログを閉じます。
メッセージから仮想フォルダを作成するには、次の手順を実行します。
メッセージリストで、仮想フォルダの作成元となるメッセージを選択します。
「ツール」->「メッセージから仮想フォルダの作成」を選択して、次のメニュー項目のどれか 1 つを選択します。
「件名を基にした仮想フォルダ」:選択したメッセージの件名から仮想フォルダを作成します。
「差出人を基にした仮想フォルダ」:選択したメッセージの送信者から仮想フォルダを作成します。
「宛先を基にした仮想フォルダ」:選択したメッセージの受信者から仮想フォルダを作成します。
「メーリングリストを基にした仮想フォルダ」:選択したメッセージの「宛先」 および「Cc」フィールドのメーリングリストから仮想フォルダを作成します。
「新しい仮想フォルダ」ダイアログが表示されます。選択したメニュー項目に応じて、ダイアログに仮想フォルダの基準が含まれます。
必要に応じて、ダイアログで仮想フォルダの詳細を変更します。ダイアログに関する詳細については、仮想フォルダを追加するを参照してください。
「了解」をクリックします。仮想フォルダが、フォルダ区画内の仮想フォルダリストに追加されます。
検索から仮想フォルダを作成するには、次の手順を実行します。
仮想フォルダを作成するための検索を実行します。詳細については、メッセージの検索を参照してください。
検索を実行したあと、「検索」->「検索条件から仮想フォルダを作成」を選択します。「新しい仮想フォルダ」ダイアログが表示されます。ダイアログには、実行した検索の検索基準が含まれています。
必要に応じて、ダイアログで仮想フォルダの詳細を変更します。ダイアログに関する詳細については、仮想フォルダを追加するを参照してください。
「了解」をクリックします。仮想フォルダが、フォルダ区画内の仮想フォルダリストに追加されます。