この構成では次のようになります。
管理サーバーに追加の NIC を設置する必要はありません。
N1 System Manager には、操作の制限モードに対して特殊な権限が割り当てられた 2 つのデフォルトセキュリティーロールがあります。詳細は、『Sun N1 System Manager 1.3 検出および管理マニュアル』の「ロールの管理」および『Sun N1 System Manager 1.3 検出および管理マニュアル』の「制限モードの機能」を参照してください。
管理ネットワークだけで構成した場合の、接続の要件を要約すると次のようになります。
管理サーバー
ETH0 は、管理サーバーを組織内ネットワークに接続して、外部からの管理サーバーへのアクセスを可能にします。管理サーバーの ETH0 の IP アドレス、ネットマスク、およびゲートウェイは、組織内環境の接続の要件を満たすように設定するようにします。
ETH1 は管理サーバーをプロビジョニングネットワークに接続して、管理可能なサーバーの ETH0 接続と同じネットワークを使用するようにします。プロビジョニングネットワークには、管理サーバーと管理可能なサーバー以外のデバイスを接続できません。ETH1 には 1G ビットの NIC インタフェースを使用するようにします。
管理サーバーの DHCP サービスは、オペレーティングシステムをロードするために、管理可能なサーバーに IP アドレスを割り当てます。
RIS サーバー
RIS サーバーは、プロビジョニングネットワークに接続します。接続には、必ず RIS サーバーの 1 番目の (最も順位の低い) Ethernet ポートを使用し、1G ビットのインタフェースを使用するようにします
管理可能なサーバー
各管理可能なサーバーは、プロビジョニングネットワークに次のような接続を提供するようにします。
ETH0 は、管理可能なサーバーをプロビジョニングネットワークに接続し、管理サーバーの ETH1 接続と同じネットワークを利用するようにします。
ETH0 は 1G バイトの接続であるようにします。
RIS サーバーは、Microsoft Windows をプロビジョニングする場合に限り必要です。RIS サーバーは、1G バイトの接続を使用して、管理ネットワークとプロビジョニングネットワークとデータネットワークに接続するようにします。