「QMON Policy Configuration」ダイアログボックスの下部にある「Functional Policy」をクリックします。「Functional Policy」ダイアログボックスが表示されます。
機能共有を定義する対象の機能カテゴリ (ユーザー、プロジェクト、部署、またはジョブ) を選択します。
「Functional Shares」の下にあるテーブルはスクロール可能です。テーブルには次の情報が表示されます。
「Function Category」リストから現在選択されているカテゴリのメンバーのリスト。
カテゴリの各メンバーの機能共有の数。配分は、機能カテゴリの各メンバーの相対的な重要性を表す便利な指標として使用できます。このフィールドは編集可能です。
この機能共有の数が表す、機能チケットのこのカテゴリに関する、機能共有の割り当てのパーセンテージ。このフィールドはフィードバックデバイスで、編集はできません。
QMON は、「Functional Policy」ダイアログボックスに表示される情報を定期的に更新します。ただちに表示を更新させるには、「Refresh」をクリックします。
行なったすべてのノードの変更を保存するには、「Apply」をクリックします。変更を保存することなくダイアログボックスを閉じるには、「Done」をクリックします。
「Functional Shares」テーブルの上にある曲がった矢印をクリックして、構成ダイアログボックスを開きます。
「User」の機能共有の場合、「User Configuration」ダイアログボックスが表示されます。Grid Engine ユーザーの構成を変更するために、「User」タブを使用して適切なモードに切り替えます。「QMON を使用したユーザーオブジェクトの構成」を参照してください。
「Department」の機能共有の場合、「User Configuration」ダイアログボックスが表示されます。ユーザーセットとして表示されているデパートメントの構成を変更するために、「Userset」タブを使用して適切なモードに切り替えます。「プロジェクトおよび部署としてのユーザーセットの定義」を参照してください。
「Project」の機能共有の場合、「Project Configuration」ダイアログボックスが表示されます。「QMON を使用したプロジェクトの定義」を参照してください。
「Job」の機能共有の場合、「Job Control」ダイアログボックスが表示されます。『Sun N1 Grid Engine 6.1 ユーザーズガイド』の「QMON を使用したジョブの監視と制御」を参照してください。
「Ratio Between Sorts Of Functional Tickets」を表示するには、「Functional Shares」テーブルの右側にある矢印をクリックします。
「User [%]」、「Department [%]」、「Project [%]」、「Job [%]」および「Job Class [%]」の合計は常に 100% になります。
いずれかのスライダを動かすと、変化を補うために、ロックされていないそのほかすべてのスライダが変化します。
ロックが開いている場合は、ロックが保護するスライダは自由に動きます。直接操作されることによって動くことも、別のスライダが動かされたために、動くこともあります。錠が閉じていると、錠が保護するスライダは動きません。4 つの錠が閉じていて 1 つが開いている場合は、どのスライダも動かせません。
「User」スライダ – 機能チケット全体からユーザーカテゴリに割り当てる割合を示します。
「Departments」スライダ – 機能チケット全体からデパートメントカテゴリに割り当てる割合を示します。
「Project」スライダ – 機能チケット全体からプロジェクトカテゴリに割り当てる割合を示します。
「Job」スライダ – 機能チケット全体からジョブカテゴリに割り当てる割合を示します。