エージェント専用のインストールイメージを作成します (「es-makeagent でエージェント専用インストールイメージを作成する」を参照)。
エージェントをインストールするマシンに root としてログインします。
エージェント専用インストールイメージがある disk1/sbin ディレクトリに移動します。
たとえば、 appserver というマシンのディレクトリ /export/agentsource にエージェント専用インストールイメージを作成した場合は、次のように入力します。
# cd /net/appserver/export/agentsource/disk1/sbin |
./es-inst -a コマンドを入力して、Sun Management Center エージェントをインストールします。
ターゲットディレクトリの指定を求めるメッセージが表示されます。
Sun Management Center をインストールするディレクトリの名前を入力します。
デフォルトの場所は /opt です。
Sun Management Center ソフトウェアは、必要となる最小のディスク容量が確保できれば、システム上の任意の場所にインストールできます。デフォルトの場所の /opt を使用する場合は、Return キーを押します。/opt 以外のディレクトリにインストールする場合は、そのディレクトリ名を入力します。
マシン上の各ファイルシステムの使用済み容量と空き容量は、コマンド df -ak で表示できます。
使用可能なアドオンの有無がチェックされます。
Sun Management Center アドオン製品を選択します。
各アドオン製品の名前が表示され、その製品をインストールするかどうかを問い合わせるメッセージが表示されます。
インストールされるのは、選択されたアドオンのエージェントコンポーネントだけです。
その製品をインストールする場合は y、インストールしない場合は n を入力します。
アドオン製品を 1 つも選択しなかった場合は、継続するかどうかを問い合わせるメッセージが表示されます。y を入力して操作を続けます。ディスク容量がチェックされます。手順 8 に進みます。
アドオンを選択した場合は、その選択内容が表示されます。
選択した内容を確認します。
継続する場合は y、選択を繰り返す場合は n を入力します。
ディスク容量がチェックされます。
ディスク容量を確認します。
インストールプロセスは、選択されたアドオンのエージェントとエージェントコンポーネントをインストールするのに十分なディスク容量があるかどうかをチェックします。
十分な容量がある場合は、エージェントがインストールされ、セットアップを実行するかどうかを問い合わせるメッセージが表示されます。手順 10 に進みます。
ディスク容量が十分でない場合は、代わりのファイルシステムを指定するように求められます。空き容量と必要となる容量が表示されます。
十分なディスク容量のある別のファイルシステムの名前を指定します。
別のファイルシステムの入力を求めるプロンプトで、空き領域を十分に確保できるファイルシステムとディレクトリの名前を入力します。
マシン上の各ファイルシステムの使用済み容量と空き容量を表示するには、Sun Management Center をインストールするマシンの端末ウィンドウで、df -ak と入力してください。
ディスク容量が再度チェックされます。十分な容量がある場合は、エージェントがインストールされ、セットアップを実行するかどうかを問い合わせるメッセージが表示されます。
エージェントをセットアップするかどうかを決定します。
選択した Sun Management Center エージェントとそのアドオン製品のセットアップに進む場合は、y を入力します。この場合は、「Sun Management Center をセットアップする」の手順に従ってください。
あとでセットアップを実行することを選択した場合、そのマシンのエージェントはセットアップするまで実行できません。エージェントのセットアップには、 es-guisetup または es-setup を使用します。
es-guisetup を使用してエージェントをセットアップする場合は、「Sun Management Center をセットアップする」の手順に従います。
es-setup を使用してエージェントをセットアップする場合は、「 es-setup による Sun Management Center 4.0 のセットアップ」の手順に従います。