Sun Management Center 4.0 インストールと構成ガイド

Procedurees-makeagent でエージェント専用インストールイメージを作成する


注 –

この手順は、Sun Management Center サーバーがデフォルトのディレクトリ /opt にインストールされていることを前提にしています。別のディレクトリにインストールした場合は、/opt の部分をそのディレクトリ名に置き換えてください。


  1. root としてログインします。

  2. Sun Management Center 4.0 DVD を DVD ドライブに挿入します。

  3. /opt/SUNWsymon/sbin/es-makeagent コマンドを入力します。

    インストール用のソースファイルのディレクトリを入力するように求められます。

  4. ソースディレクトリを入力します。


    (SPARC) /DiskMountDir/image/SunOS/sparc

    (x86) /DiskMountDir/image/SunOS/i386

    (Linux) /DiskMountDir/image/Linux

    エージェント専用インストールイメージを作成するターゲットディレクトリを指定するように求められます。

  5. ターゲットディレクトリを入力します。

    このディレクトリが存在しない場合、作成するかどうか問い合わせがあります。y を入力すると、ディレクトリが作成され、 n または q を入力すると、終了してシステムプロンプトが表示されます。

    ここで指定するディレクトリには、スーパーユーザーの書き込み権が必要です。

    次に例を示します。


    ターゲットディレクトリを入力してください: /es-makeagent-image
    ディレクトリ /es-makeagent-image が存在しません。
    作成しますか (y|n|q) y
    

    es-makeagent スクリプトは、ここで指定したディレクトリの下にサブディレクトリ disk1disk2 を作成して、必要なファイルをコピーします。

    1. Sun Management Center 4.0 DVD を取り出します。

    2. Return キーを押します。

      es-makeagent は残りのファイルを DVD からコピーします。

      指定したディレクトリからエージェント専用インストールイメージを利用できることが通知されます。同時に、このエージェントをローカルマシンにインストールするためのコマンドも表示されます。


    ヒント –

    ターゲットディレクトリを NFS マウントして、ネットワーク上のマシンからアクセスできるようにします。「DVD イメージを作成する」手順 8 を参照してください。


  6. eject コマンドを入力して、DVD を取り出します。

    これで、次のどの方法を使用しても、Sun Management Center 4.0 エージェントをインストールできます。


    注 –

    エージェント専用インストールイメージには tar ファイルも含まれているため、このファイルを ftp でほかのエージェントマシンに転送し、各エージェントマシン上で展開しても、インストールイメージを作成できます。展開したインストールイメージのディレクトリには、サブディレクトリdisk1disk2 が含まれます。各エージェントマシン上で展開したイメージから (エージェントを) インストールするには、disk1/sbin ディレクトリに移動して、es-inst コマンドを使用します。 es-inst による Sun Management Center のインストール」を参照してください。