Sun Identity Manager 8.1 リリースノート

第 5 章 インストールとアップグレードの注意点

この章では、Identity Manager のインストールまたは更新に関する情報を説明します。説明する内容は次のとおりです。

インストールの注意点


注 –

製品の詳細なインストール手順については、『Sun Identity Manager 8.1 Installation』を参照してください。


アップグレードの注意点

ここでは、Identity Manager をバージョン 6.0、7.0、7.1、7.1.1、または 8.0 からバージョン 8.1 にアップグレードする場合の情報と既知の問題点を説明します。

この節の情報は、次のように構成されています。

開始する前に

アップグレードプロセスを開始する前に、次の情報を理解しておく必要があります。

Version 6.0 からアップグレードする場合の注意点

最新のバージョンに一度にアップグレードする場合は、このあとの節で説明するアップグレードの注意点も確認してください。以降のバージョンの Identity Manager に関するアップグレードの注意点も、適用されます。

Version 7.0 からアップグレードする場合の注意点

最新のバージョンに一度にアップグレードする場合は、このあとの節で説明するアップグレードの注意点も確認してください。以降のバージョンの Identity Manager に関するアップグレードの注意点も、適用されます。

表 5–1 Remedy API ライブラリ

Remedy 4.x および 5.x  

Remedy 6.3  

Remedy 7.0  

  • arapiXX.dll

  • arrpcXX.dll

  • arutlXX.dll

    XX は Remedy のバージョンと一致します。たとえば Remedy 4.5 では arapi45.dll になります。

  • arapi63.dll

  • arrpc63.dll

  • arutl63.dll

  • icudt20.dll

  • icuin20.dll

  • icuuc20.dll

  • arapi70.dll

  • arrpc70.dll

  • arutl70.dll

  • icudt32.dll

  • icuin32.dll

  • icuuc32.dll

Version 7.1 からアップグレードする場合の注意点

最新のバージョンに一度にアップグレードする場合は、このあとの節で説明するアップグレードの注意点も確認してください。以降のバージョンの Identity Manager に関するアップグレードの注意点も、適用されます。

ユーザーオブジェクトの更新

特定のタイプを変更した場合、管理者はすべての User オブジェクトを更新する必要があります。たとえば、RepositoryConfiguration 内の Type.USER のインライン属性を変更したときは、すべての User オブジェクトを更新する必要があります。IDMSchemaConfiguration オブジェクト内で属性をクエリー可能または概要としてマーク付けするたびに、すべての User オブジェクトを更新して、古い未変更のオブジェクトで変更を有効にする必要があります。Identity Manager の新しいバージョンで新しい属性が追加されるとき、または Identity Manager の新しいバージョンによって既存の属性の値が変更されるときは、同じロジックが適用されます。アップグレードプロセスまたは管理者は、すべての User オブジェクトを更新して、古い未変更のオブジェクトで変更を有効にする必要があります。

既存のユーザーを再直列化するには、次の 3 つの方法があります。

Version 7.1.1 からアップグレードする場合の注意点

最新のバージョンに一度にアップグレードする場合は、このあとの節で説明するアップグレードの注意点も確認してください。以降のバージョンの Identity Manager に関するアップグレードの注意点も、適用されます。

Version 8.0 からアップグレードする場合の注意点