印刷表示の終了

Sun OpenDS Standard Edition 2.2 リリースノート

PDF ドキュメントを入手 印刷表示
 

ドキュメント情報

インストールの注意点

Sun OpenDS Standard Edition 2.2 の新機能

サポートされるオペレーティングシステム

Java の要件

サポートされるアプリケーションサーバー

サポートされるロケール

ソフトウェア環境の制限事項と推奨事項

関連ドキュメント

Sun OpenDS Standard Edition 2.2 の既知の問題

Sun OpenDS Standard Edition プロキシを使用する際の既知の問題

Sun OpenDS Standard Edition 2.2 で修正された問題

Sun OpenDS Standard Edition 2.2 の既知の問題

この節では、Sun OpenDS Standard Edition 2.2 のリリース時に存在することがわかったバグの一覧を示します。


注 - この節の問題番号は、Issue Tracker に登録されている問題番号を指しています。「CR...」で始まる番号は、BugTraq に登録されている問題を指しています。


問題番号
説明
回避方法
4393
デフォルト ヒープが小さい場合に比較的少数のタスクを実行すると、コントロールパネルで OutOfMemory (メモリ不足) エラーが発生することがあります。
config/java.properties ファイルの control-panel コマンドに使用する Java 引数を更新してデフォルトヒープを増やします。次の手順を実行してください。

次の引数を

control-panel.java-args=-client —Xms8m

次のように変更します。

control-panel.java-args=-client —Xms64m —Xmx128m

4391
データベース ID の順序が不規則になるにつれ、rebuild-index コマンドのパフォーマンスが徐々に低下します。
可能な限り、大きなデータベースのインデックスは再生成しないでください。
4390
クライアントアプリケーションによる modifyDN 要求の RDN が正しい形式でない場合でも、サーバーによりその要求は受け入れられます。
入力は必ずクライアント側で検証してください。
4386
重複した値のある属性を持つエントリーを追加しようとすると、サーバーで NULL ポインタ例外が発生し、接続が閉じられることがあります (適切なエラーを返したあと)。
4385
ExtensibleMatch フィルタを使用して検索し、その検索で一致規則が見つからなかった場合は、NULL ポインタ例外が発生します。
なし
4381
サーバーの稼動中に、Sun OpenDS Standard Edition を Windows サービスとして有効にすると、新たに作成されたサービスはサーバーインスタンスの状態を評価できません。
4373 & 4378
長時間の更新後は、レプリケーションの初期化が行われるためサーバーの起動に時間がかかることがあります。
4372
コントロールパネルで複数のアクションを実行すると、複数の同等の CLI コマンドが、別々のコマンドとしてではなく、1 行で表示されることがあります。
4371 & 4376
PKCS12 証明書を使ってセットアップを実行すると、その証明書にエイリアスがない場合は NULL ポインタ例外が発生します。この状況でサーバーにより表示されるエラーメッセージ (「使用可能な暗号がありません」) は不適切です。
PKCS12 証明書のエイリアスを提供してください。
4361
ドラフト対応モードで外部更新履歴ログを使用すると、数千回の更新後、最後の変更番号の値が一時的に不正となります。値は、ECL を検索するとすぐに修正されます。
4359
ドラフト対応モードで外部更新履歴ログを使用すると、数回の更新後、変更番号のリセットに時間がかかることがあります。
4300
複製トポロジでレプリケーションサーバーを 2 台しか使用せず、ディレクトリサーバーとして同じ JVM にない場合、片方のレプリケーションサーバーを停止するとメモリー不足エラーが発生することがあります。
トポロジではレプリケーションサーバーを 3 台以上使用してください。
4270
外部更新履歴ログにより、レプリケーションサーバー間に不要な接続が確立されます。
なし
4269
dsreplication pre-external-initialization の実行後 dsreplication initialize-all を実行しても、ピアサーバーの変更番号はリセットされません (ドラフト対応モードで外部更新ログ使用時)。
なし
4259
コントロールパネルを使用してデータをインポートする場合、import-ldif コマンドの --skipDNValidation オプションおよび --threadCount オプションは使用できません。
なし
4258
大きな LDIF のインポートではコントロールパネルを使用できません。
大きなインポートには import-ldif コマンドを -–skipDNValidation オプションと併用してください。
4053
Windows システムで、ASCII 文字以外の CLI 出力が、英語以外のすべてのロケールで文字化けします。
cmd.exe ウィンドウのタイトルバーを右クリックし、「プロパティー」を選択します。「フォント」タブで、フォントを「Lucida Console」に変更し、「OK」をクリックします。cmd.exe ウィンドウで、次のコマンドを実行します。C:\> chcp 1252
4034
一部のエラーメッセージが翻訳されていません。レベルが SEVERE および FAIL のエラーは英語でのみ表示されます。
なし
3901
サーバーを既存の複製トポロジに追加し、大量のデータをインポートすると、セットアップに失敗します。新しいサーバーではデフォルトの JVM オプションが使用されるため、大量のデータのあるサーバーを初期化しようとすると、メモリー不足エラーで失敗します。セットアップ中に JVM オプションを設定することはできません。
最初に、データのあるサーバーを初期化せずに、サーバーをトポロジでセットアップします。大量のデータを処理できるように JVM オプションを設定します (Sun OpenDS Standard Edition 2.2 Installation Guide』の「Configuring the JVM, Java Options, and Database Cache」を参照)。dsreplication initialize を使ってデータのあるサーバーを初期化します (Sun OpenDS Standard Edition 2.2 Administration Guide』の「Initializing a Replicated Server With Data」を参照)。
3435
Windows システムで、証明書のない stop-ds を使用してサーバーが停止された場合に、SNMP トラップが送信されません。ただし、サーバーは正しく停止されます。stop-ds -D bindDN -p password を使用してサーバーが停止された場合、SNMP トラップは送信されません
なし
3430
manage-account get-remaining-grace-login-count サブコマンドが、残りの猶予ログインの実際の数よりも 1 つ少ない値を返します。
なし
3376
すべてのコマンド行ユーティリティーの --help サブコマンドの出力が、UTF-8 ロケール以外で文字化けします。
なし
2798
まれに、処理速度が著しく遅いハードウェアで、一部のコマンド行ツールの 10 秒のデフォルトの接続タイムアウトが短すぎます。この結果、接続が確立される前に、これらのコマンドがタイムアウトしてしまう可能性があります。
なし
2606
一定のサイズ (Windows システムでは約 600K バイト、UNIX システムではそれ以上) を超える LDIF ファイルで ldif-diff コマンドを実行すると、「Exception in thread "main" java.lang.OutOfMemoryError: Java heap space」のようなメモリーエラーが発生します。
ヒープサイズを増やし、コマンドを再実行します。詳細は、Sun OpenDS Standard Edition 2.2 Installation Guide』の「Configuring the JVM, Java Options, and Database Cache」を参照してください。
1752
複製トポロジで、サーバーが削除操作を受信した直後にクラッシュした場合に、その削除操作がトポロジ内の他のサーバーに複製されない場合があります。
トポロジ内の別のサーバー上で手動で削除操作を再実行する必要があります。