Oracle Learning Managementユーザーズ・ガイド リリース11i B25739-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
Oracle Learning Management(OLM)を設定、構成および拡張するには、いくつかの基本構成要素について理解する必要があります。
キー・フレックスフィールドおよび付加フレックスフィールドを使用して、Oracle Applicationsを構成および拡張できます。各フレックスフィールドは、セグメントと呼ばれる個別のフィールドで構成されています。
次の2種類のフレックスフィールドがあります。
OLMの必須のキー・フレックスフィールドは、「研修リソース」フレックスフィールドのみです。他のOracle Applicationsをインストールしている場合は、他のキー・フレックスフィールドの構成が必要な場合もあります。たとえば、Oracle Human Resourcesユーザーは、「個人特別情報」キー・フレックスフィールドを構成する必要があります。
参照では、特定のフィールドに対する有効な値のリストが提供されます。多数のコード・タイプについて、独自の値の追加、および事前定義の値の変更ができます。参照によって、すべてのユーザーが同じ用語を使用することが保証されるのみでなく、データ入力の速度も上がります。
すべてのユーザーがアプリケーション間で共有するその他の体系およびデータも設定する必要があります。次の体系およびデータがあります。
注意: Oracle General Ledgerを使用している場合は、必要なデータの一部またはすべてがすでに存在しています。
機能およびセキュリティ・オプションによって、レコード、ウィンドウおよび機能へのユーザー・アクセスを制限できます。これらのオプションを設定すると、データを保護できると同時に、各ユーザーのニーズにあわせてアクセス権限を付与できます。機能セキュリティでは、コンピテンスとスキルの表示も規定されます。
組織セキュリティでは、HR組織以外のユーザーが、コース、登録、プログラムを入力または変更できないように設定できます。
登録ステータス・セキュリティでは、特定の職責のユーザーが、登録を入力または変更できないように設定できます。
財務セキュリティでは、特定の職責のユーザーが、金額や数量を変更または削除できないように設定できます。
ユーザー・プロファイルは一連の変更可能なオプションであり、これによって、登録希望、他のアプリケーションとの相互関係、および財務詳細の自動作成と転送など、機能の範囲が管理されます。
Oracle Learning Management(OLM)では、アプリケーションの重要な部分の構成、および記録する必要がある追加情報の定義ができます。
一部のフィールドでは、データ入力が有効な値リスト内の項目に制限されます。これには、次の利点があります。
企業では通常1つのビジネス・グループが使用されますが、複数使用することもできます。
多くの企業では、自社のすべての情報を同時に表示、レポートおよび管理できるように、1つのビジネス・グループのみを使用して現行の情報を保持しています。ただし、学習を完全に別々に管理する子会社が多数ある持ち株会社の場合は、同一インストールで複数のビジネス・グループを設定することもできます。
クラスを実行するために登録が必要なすべてのリソース(設備、個人または備品など)を識別できます。インストラクタは、個別の就業者として入力できます。または単に、特定の仕入先が不特定多数のインストラクタを提供できることを記録できます。
コンピテンス・アプローチを実装している場合は、クラスの完了後に、コンピテンスを学習者のコンピテンス・プロファイルに自動的に追加できます。プロファイルに追加したコンピテンスは、候補者の配置、業績評価などのアクティビティとともにキャリア計画にも利用できます。
参照では、アプリケーション全体にわたって特定のフィールドに対する有効な値のリストが提供されます。このリストによって、次の利点があります。
参照タイプと呼ばれる各値リストは、コードと意味で構成されます。たとえば、参照タイプYES_NOには、コードY、内容YesとコードN、内容Noが含まれています。ユーザーには、コードは表示されません。
各参照タイプでは、最大250の参照がサポートされます。
一部の参照タイプには、削除できない必須コードが含まれています。ただし、その内容は変更可能です。また、一部の参照タイプでは、提供されているコードを使用不可にすることもできます。コードを使用不可にしたり、追加できるかどうかは、参照タイプのアクセス・レベルによって決まります。次の表にアクセス・レベルを示します。
アクセス・レベル | 内容 |
---|---|
ユーザー | コードを追加でき、提供されているコードを使用不可にできます。 |
拡張可能 | コードを追加できますが、提供されているコードはアプリケーションで必要なため使用不可にできません。 |
システム | コードを追加することも、提供されているコードを使用不可にすることもできません。提供されているコードの内容または摘要の変更のみが可能です。 |
「ユーザーおよび拡張可能の参照」に、ユーザーまたは拡張可能アクセス・レベルの事前定義の参照タイプを示します。
Oracle Learning Management(OLM)では、次の表に示す参照タイプに新規参照を追加できます。
フィールドまたは機能 | 参照 |
---|---|
相互賦課タイプ | OTA_CROSS_CHARGE_TYPE |
コンテンツ・サーバー・プロトコル・タイプ | OTA_CS_PROTOCOL_TYPE |
期間単位 | OTA_DURATION_UNITS |
クラス登録日 | OTA_ENROLL_CLASS_DATE |
インタフェース・ソース | OTA_INTERFACE_SOURCE |
研修プラン・メンバーのステータス | OTA_MEMBER_USER_STATUS_TYPE |
オブジェクト・データ・ソース | OTA_OBJECT_DATA_SOURCE |
研修プラン・コンポーネント取消理由 | OTA_PLAN_CANCELLATION_SOURCE |
研修プランの測定タイプ | OTA_PLAN_MEASUREMENT_TYPE |
研修プランのステータス | OTA_PLAN_USER_STATUS_TYPE |
期間 | OTA_TIME_PERIOD |
学習のステータス(外部学習) | OTA_TRAINING_STATUSES |
(追加の)研修タイプ | OTA_TRAINING_TYPES |
次の項では、「アプリケーション・ユーティリティ参照」ウィンドウの使用方法について説明します。
関連リンク:
新規参照タイプの作成、既存の参照タイプへの値の追加、または参照タイプの既存値の非表示を実行するには、「アプリケーション・ユーティリティ参照」ウィンドウを使用します。
独自の参照タイプを作成して、値リストを提供できます(入力内容の検証用など)。
ステップ1: 参照タイプのアクセス・レベルを選択します。
ステップ2: 参照タイプを入力します。
ステップ3: 参照の内容(名称)を入力します。これは、アプリケーション内からユーザーが参照する名前です。
ステップ4: 「アプリケーション」フィールドで、「Learning Management」を選択します。
ステップ5: 参照タイプの摘要を必要に応じて追加します。
ステップ6: 各値のコードと内容を入力し、必要に応じて摘要を入力します。
開始日を入力しない場合、新規参照はすぐに有効になります。終了日を入力しない場合、新規参照は無期限に有効です。
ステップ7: 作業内容を保存します。
ステップ8: 必要に応じて「使用」ボタンをクリックし、この新規参照タイプを使用するその他のOracle Applicationsを選択します。
ステップ1: 値を追加する参照タイプを問い合せます。
アクセス・レベルがシステムの場合、値は追加できません。
ステップ2: 各値のコードと内容を入力し、必要に応じて摘要を入力します。
開始日を入力しない場合、新規参照はすぐに有効になります。終了日を入力しない場合、新規参照は無期限に有効です。
ステップ3: 作業内容を保存します。
ステップ4: 必要に応じて「使用」ボタンをクリックし、この新規参照タイプを使用するその他のOracle Applicationsを選択します。
参照値は、保存後は削除できません。ただし、値リストに表示されないようにできます。
ステップ1: 「アプリケーション・ユーティリティ参照」ウィンドウで、次のいずれかを実行します。
参照を使用不可にするか、または終了日を設定すると、ユーザーは新規レコードの作成時にこの値を選択できなくなります。ただし、その参照が含まれているレコードの問合せ時には、値を引き続き参照できます。
参照の内容を追加、使用不可または作成した場合、変更内容を有効にするには、ユーザーがログアウトし、再度ログインする必要があります。
キー・フレックスフィールドに設定できる体系数に制限はありません。各体系には、最大30のセグメントを含めることができます。
OLMの使用を開始する前に、これらのフレックスフィールドに対する体系を定義する必要はありません。学習リソースや追加の個人情報を定義する必要があるときのみ定義してください。
OLMには、次の2つのキー・フレックスフィールドがあります。
「研修リソース」キー・フレックスフィールドは、アプリケーションの必須機能です。オプションの「個人特別情報」キー・フレックスフィールドを使用すると、システム内の個人に関する情報を定義および追跡できます。
Oracle Financialsを実行していない場合は、会計フレックスフィールドも定義する必要があります。Oracle Financialsをすでに実行している場合、必要なフレックスフィールドはすでに存在しています。
注意: 定期的に変わる可能性のある情報はセグメントに含めないでください。アプリケーションでは、作成する組合せに対する変更履歴は保持されません。
多数のウィンドウに、ユーザー定義の付加フレックスフィールドがあります。管理者は、追加情報を記録するウィンドウを決定します。各ユーザー定義の付加フレックスフィールドに、20のセグメントが含まれます。付加フレックスフィールドの定義後、セグメントは、アプリケーションによってウィンドウの一部として処理されます。
各セグメントに対して、そのプロンプト、格納可能なデータ型、および入力可能な値を定義できます。有効な値のリストまたは範囲を指定できます。また、各セグメントのサイズや表示特性、およびセグメントの表示順序も制御できます。
次の2種類の付加フレックスフィールド・セグメントを定義できます。
たとえば、原価コードを保持するセグメントは、内部学習者の登録に対してのみ表示される場合があります。
注意: 複数のウィンドウに表示される付加フレックスフィールドもあります。セグメントの定義前に、付加フレックスフィールドを使用するすべてのウィンドウを確認してください。この確認は、フレックスフィールドを別のフィールドに対してコンテキスト依存にする場合に特に重要です。フレックスフィールドを使用するすべてのウィンドウに参照フィールドが存在することを確認する必要があります。
次の表に、OLMのユーザー定義の付加フレックスフィールドをすべて示します。
付加フレックスフィールドのタイトル | ウィンドウおよびページ・タイトル |
---|---|
追加コース情報 | コース |
追加コース・バージョン情報 | コース |
追加住所詳細(HR) | 住所、応募者の登録、担当者 |
追加登録処理情報 | 契約登録 |
追加登録ステータス情報 | 登録ステータス |
追加予算計画値詳細 | 研修プラン予算計画、研修プラン・メンバー予算計画、研修プラン・イベント予算計画 |
追加カテゴリ内容詳細 | カテゴリ使用 |
追加受講者代表登録[学習者登録]情報 | 登録 |
追加クラス関連情報 | 顧客限定クラス |
追加クラス情報 | 予定クラス、プログラム、イベント企画、一時的なイベント |
追加財務ヘッダー情報 | 財務ヘッダー |
追加財務明細情報 | 財務明細 |
追加学習オブジェクト情報 | カタログ |
追加学習オブジェクト・フォルダ情報 | カタログ |
追加学習パス情報 | 学習パスの作成および更新 |
追加学習パス・メンバー情報 | 学習パス・コンポーネントの作成および更新 |
追加学習パス・カテゴリ内容情報 | 学習パス |
追加レター詳細(HR) | レター |
追加事業所詳細(HR) | 事業所 |
OLM以外の追加研修履歴情報 | 学習履歴 |
追加組織情報(HR) | 組織 |
追加組織単位詳細(HR) | 組織 |
追加プラン詳細 | 組織研修プラン |
追加プラン原価詳細 | 研修プラン原価、研修プラン・クラス原価、研修プラン受講者原価 |
追加プラン測定詳細 | 研修プラン測定タイプ |
追加プラン・メンバー詳細 | 組織研修プラン(研修プラン・メンバー) |
追加価格表エントリ情報 | 価格表 |
追加価格表情報 | 価格表 |
追加問題情報 | 問題 |
追加問題バンク情報 | 問題バンク |
追加リソース登録 | リソース登録 |
追加リソース使用情報 | リソース使用 |
追加使用可能リソース詳細 | リソース |
追加テスト・セクション情報 | テスト・セクション |
追加研修詳細(OLM以外の追加研修履歴情報で置換) | -- |
追加仕入先供給情報 | 仕入先 |
Oracle HRMSには、事前定義の付加フレックスフィールドである開発用組織フレックスフィールドが用意されています。ローカライズ・チームは、その国の特定の国別仕様およびレポート作成ニーズにあわせてこのフレックスフィールドを定義します。OLMで「組織」ウィンドウを使用するときに、ビジネス・グループに対して選択した国別仕様コードに応じて、様々な追加組織情報が表示されます。国別仕様コードによって、開発用組織付加フレックスフィールドのいずれのセグメントが表示されるかが制御されます。
Oracle HRMSには、様々な国に対応した様々な形式の住所情報を保持する事前定義の付加フレックスフィールドが2つ用意されています。次の付加フレックスフィールドがあります。
タイトル | 表名 | ウィンドウ・タイトル |
---|---|---|
個人住所情報 | PER_ADDRESSES | 住所 |
事業所住所 | HR_LOCATIONS | 事業所 |
これらの付加フレックスフィールドを使用すると、新規住所形式の追加または提供されている形式の変更ができます。
Oracle HRMSには、住所の各行を保持するコンテキスト依存のセグメントも用意されています。使用可能な住所形式は、これらのフレックスフィールドに対するコンテキストを表します。使用する値は、FND_TERRITORIES表に表示される地域コードです。FND_TERRITORIES表内の各地域に対して使用できる住所形式は1つのみです。
これらのフレックスフィールドでは、起動データとして住所形式が提供されます。追加の住所形式については、新規コンテキストおよびセグメントを定義する必要があります。
国の住所形式を変更するには、必要のないセグメントを使用不可にします。次に、独自の情報を記録する新規セグメントを定義します。
警告: 事前定義の形式を変更した場合、Oracle HRMSのアップグレード時にその変更内容は上書きされます。形式を追加した場合は、これらの国に対する住所形式が格納されている新規起動データによって、変更内容が上書きされる可能性があります。
ビジネス・グループおよび内部研修組織を定義すると、コースの定義およびクラスの計画時にこれらの組織を選択できます。組織の定義は他のOracle Applicationsと共有できます。
ビジネス・グループは、OLMの基本組織単位です。入力するその他の情報はすべて1つのビジネス・グループに属します。ビジネス・グループ全体に適用するデフォルト・オプションをいくつか設定できます。グローバル・ビジネス・グループを実装していないかぎり、複数のビジネス・グループの情報をオンラインで同時に表示することはできません。
多くの企業では、自社のすべての情報を同時に表示、レポートおよび管理できるように、1つのビジネス・グループのみを使用して現行の情報を保持しています。ただし、次のような場合には、同一インストールで複数のビジネス・グループを設定することもできます。
グローバル(単一)のビジネス・グループを実装して、すべての研修体系を1回のみ定義し、他のビジネス・グループの学習者をグローバル・ビジネス・グループのクラスに登録可能にできます。OLMのローカライズ・バージョンを実行していない場合、または実行を計画していない場合は、「OTA: グローバル・ビジネス・グループ」プロファイルを使用して、ビジネス・グループをグローバルに設定します。
グローバル化された研修組織の実行によって、リソースの使用効率、柔軟性、クラスの管理が向上し、登録や会計処理手順が簡略化されます。たとえば、スペインから、アルゼンチンのクラスで講義ができるスペイン語を話すインストラクタをすばやく識別できます。クラスおよびインストラクタが異なるHRビジネス・グループに属していた場合は、それらを同時に表示できなかったため、適切な一致を認識できませんでした。ただし、フランス国別仕様用の配布済拡張機能の利用を計画している場合は、このグローバル設定を実装しないでください。かわりに、ビジネス・グループに対してフランス国別仕様を設定したOLMを実装してください。
警告: 一度グローバル・ビジネス・グループを設定すると、ローカル・ビジネス・グループに切り替えることはできません。そのため、今後OLMのローカライズされた(つまり国別の)バージョンが必要となる場合は、ローカルのOLMビジネス・グループを実装してください。また、いずれの職責も、表示できるのはグローバル・クラスまたはローカル・クラスのいずれかであり、両方は表示できないことにも注意してください。
特定の手順については、「ビジネス・グループの作成」を参照してください。
Oracle HRMSでは、組織とは、企業内のレポート体系を構成する内部部門、事業所、セクションおよび単位のことです。また、(人事部門に対する)人材派遣企業または(給与部門に対する)税務署などの外部組織の場合もあります。OLMでは、内部研修部門は組織として、研修センターは「研修センター」として設定します。
注意: HR組織のロールで、タイプ「研修センター」のOLM組織は使用しないでください。つまり、Oracle HRで、これらの「研修センター」に個人を割り当てないでください。ただし、これらのセンターを組織階層に追加するには、HR組織として定義する必要があります。また、人数などの人事レポート目的での使用を意図したHR組織階層では、「研修センター」を使用しないでください。
組織を定義する前に、「事業所」ウィンドウを使用してサイト・アドレスを入力します。複数の組織で1つのサイト・アドレスを共有できます。その後、「組織」ウィンドウを使用して、ビジネス・グループおよび内部研修組織を定義します。
Oracle Human Resourcesでは、他の多数のキー・フレックスフィールドが使用されています。これらに対して、ビジネス・グループと関連付けるための体系名が存在する必要があります。これらの体系名は、次のとおりです。
提供されている設定ビジネス・グループを基にビジネス・グループを作成する場合は、デフォルトの体系名がすでに定義され、グループと関連付けられています。新規ビジネス・グループを作成する場合は、「組織」ウィンドウからアクセスする「ビジネス・グループ情報」ウィンドウで、デフォルトの体系名(または独自の体系)を選択する必要があります。
企業のビジネス・グループおよび組織を次の順序で作成する必要があります。
ステップ1: 事業所の作成
ステップ2: ビジネス・グループの作成
ステップ3: 研修組織の作成
「事業所」ウィンドウで住所を作成します。
注意: 事業所は、Oracle HRのビジネス・グループ全体および他の多数のOracle Applicationsと共有されます。Oracle HRでは、「事業所」ウィンドウの一部のフィールドのみが使用されます。その他のフィールドはHRユーザーは使用できません。
ステップ1: 事業所の名称と摘要を入力します。
ステップ2: リストから国際住所形式を選択します。
ウィンドウが開き、選択した国の住所形式が表示されます。
ステップ3: このウィンドウで住所情報を入力し、「OK」をクリックします。
ステップ4: 作業内容を保存します。
事業所は削除できません。ただし、無効にすることはできます。
その事業所を企業で使用しなくなる失効日を入力します。
Oracle Human Resourcesを実行している場合、個人、組織、事業所およびスキルのデータをアプリケーション間で共有するために、OLMでHRビジネス・グループの使用が必要になる場合があります。
Oracle HRを使用せずにOLMを実装している場合は、独自の開始ポイントとして、すべてのデフォルト定義が設定された、提供されている設定ビジネス・グループを使用してください。アプリケーションで提供されているデフォルト職責では、このビジネス・グループが使用されます。
グローバル・ビジネス・グループまたはローカル・ビジネス・グループ
OLMでは、グローバル・ビジネス・グループまたはローカル・ビジネス・グループのいずれを使用するかを選択できます。グローバル・ビジネス・グループを実装する場合は、次に示すいくつかの追加設定手順を実行する必要があります。
OLMのデフォルト・ナビゲーション・メニューには、HR組織階層ウィンドウへのアクセスは組み込まれていません。ローカル・ビジネス・グループを選択するか、グローバル・ビジネス・グループを選択するかによって、グローバル組織階層またはローカル組織階層のいずれかのウィンドウを手動で追加できます。
『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』のメニューの定義に関する説明を参照してください。
ステップ1: 「組織」ウィンドウでビジネス・グループを問い合せます。
ステップ2: 「その他」ボタンをクリックし、「ビジネス・グループ情報」を選択します。
ステップ3: 国別仕様コードおよび通貨がビジネス・グループに対して適切であることを確認します。国別仕様コードによって、住所のデフォルト形式が決定されます。ここで選択する通貨がビジネス・グループのデフォルト通貨になりますが、他の通貨も使用可能に設定後、使用できます。
ステップ4: このウィンドウのその他の情報は、OLMではなくOracle HRに属するため入力しないでください。
ステップ5: 「OK」をクリックして、作業内容を保存します。
注意: Oracle HRを実装していない場合は、「就業時間情報」や「予算計画デフォルト値」など、ビジネス・グループ用に提供されているその他のウィンドウは無視できます。
ステップ1: 「組織」ウィンドウでビジネス・グループを作成するか、または前述の手順に従って設定ビジネス・グループを使用します。
ステップ2: システム管理者職責に切り替え、「システム・プロファイル」ウィンドウを開きます。
ステップ3: 「システム・プロファイル値の検索」ウィンドウで、「職責」チェック・ボックスを選択し、職責を入力します。「プロファイル」フィールドに、「OTA: グローバル・ビジネス・グループ」と入力して、「検索」をクリックします。
ステップ4: 「OTA: グローバル・ビジネス・グループ」行の「職責」列に、ビジネス・グループ名を入力します。
ステップ5: 「システム・プロファイル値の検索」ウィンドウに戻り、「サイト」チェック・ボックスを選択し、「職責」チェック・ボックスの選択を解除(選択されたままの場合)し、「プロファイル」フィールドに「HR: 複数ビジネス・グループ間」と入力します。
ステップ6: 「HR: 複数ビジネス・グループ間」行の「サイト」列に、「Yes」と入力します。
ステップ7: 作業内容を保存します。
ステップ8: コンピテンスを表示および使用できるようにするには、各コンピテンスが「グローバル」として選択されていることを検証します。HR職責にアクセスできる場合は、HRナビゲータの「タレント・マネジメント」から「コンピテンス」ウィンドウにアクセスできます。Oracle HRを実行しているが、HR職責にアクセスできない場合は、システム管理者に問い合せてください。
ステップ9: 使用可能な研修センターをすべて表示できるようにするには、それらをOLMグローバル・ビジネス・グループに定義する必要があります。
注意: HR組織のロールで、タイプ「研修センター」のOLM組織は使用しないでください。つまり、Oracle HRで、これらの「研修センター」に個人を割り当てないでください。ただし、これらのセンターを組織階層に追加するには、HR組織として定義する必要があります。また、人数などの人事レポート目的での使用を意図したHR組織階層では、「研修センター」を使用しないでください。
「組織」ウィンドウを使用して、研修部門などの内部組織を設定します。
「組織」ウィンドウで入力された情報は、インストールしたすべてのOracle Applicationsで共有されます。組織名はビジネス・グループ内で一意であることが必要で、ビジネス・グループ名はアプリケーション・ネットワーク間で一意であることが必要です。
ステップ1: ビジネス・グループ内で一意の名称を入力し、必要に応じて組織タイプを選択します。
ステップ2: 入力する必要がある履歴情報に対して必要なだけ遡った開始日を入力します。
ステップ3: サイト・アドレスを記録する事業所を必要に応じて選択します。階または事務所番号などの詳細を追加するために、社内住所を入力することもできます。
ステップ4: 「内部」または「外部」を選択します。
研修組織用に入力するその他の情報はありません。
ステップ5: 作業内容を保存します。
注意: 研修組織に対して分類を選択する必要はありません。Oracle Human Resourcesでは、「人事システム組織」分類を選択して使用可能にし、この組織に従業員を割り当てることができます。
コンテンツ・サーバーの定義は必須ではありません。OLMでは、URLに関連付けられたコンテンツを再生できます。このURLは、協力会社のWebサーバーでも独自のWebサーバーでもかまいません。また、ファイアウォールの内側でも外側でもかまいません。
ただし、OLM内で1つ以上のコンテンツ・サーバーを定義する場合は、アップロードおよびインポート・ユーティリティを使用して、OLMインタフェースを介してサーバーにコンテンツを転送できます。FTPサーバーは必要ありません。
OLMコンテンツ・サーバーでは、コンテンツに対する追加セキュリティは自動的には提供されません。オペレーティング・システムまたはソフトウェア認証を使用してサーバーを明示的に保護しないかぎり、URLを知っている学習者は、ブラウザから直接コンテンツにアクセスできます。
コンテンツでSCORM CMIコールを明示的に使用している場合は、SCORMアダプタを設定します。
Oracle SCORMアダプタを使用すると、SCORM準拠の学習オブジェクトは、SCORM JavaScript APIを使用してOLM 11i と通信できます。このアダプタは、JavaScriptのセキュリティ制限を回避するために必要です。この制限とは、2つのフレーム内のHTMLドキュメントは同じインターネット・ドメインからダウンロードされていないと通信できないというものです。このアダプタがインストールされるまで、学習者は、OLMプレーヤでSCORM準拠の学習オブジェクトを起動できません。
コンテンツにSCORM CMIコールが含まれていない場合、SCORMアダプタの設定は必要ありません。企業でSCORMコンテンツを後で購入または開発する場合、これらの手順はその時点で実行できます。
CMIコールが機能するには、3つの標準Oracle SCORMアダプタ・ファイルが必要です。Oracle Learning Management(OLM)には、次の3つのアダプタがパッチとして用意されており、オラクル・サポート・ホームページのOLM 11i エリアから入手できます。
Oracle_SCORM_Adapter.html、lms_blank.html、lms_adapter.html
SCORMアダプタが正しく機能するには、SCORM学習オブジェクトを提供する予定の各Webサーバー上のWebアクセス可能な位置に、3つのファイルのコピーを配置する必要があり、3つのファイルはすべて同じディレクトリに存在する必要があります。
Oracle_SCORM_Adapter.htmlはプライマリ・ファイルであり、OLM内の「設定」タブでSCORMアダプタの登録時に参照するファイルです。このタブには、学習管理者職責からアクセスできます。
アダプタ・ファイルのURLのプロトコル、ホストおよびポート番号は、コンテンツ・ファイルのURLと同じであることが必要です。
各Webサーバーの適切な位置にOracle SCORMアダプタをインストールした後は、OLMでSCORMアダプタの位置を登録する必要があります。この登録によって、OLMでは、各学習オブジェクトの開始URLに基づいて、対応するSCORMアダプタのURLを判別できます。
複数のビジネス・グループがある場合は、各ビジネス・グループに対してアダプタを登録する必要があります。
SCORM準拠のコンテンツの再生時に問題が発生したとき、SCORMアダプタのURLプロパティが正しく設定されていることを確認している場合は、アダプタのプロパティ・ページで「診断メッセージの表示」チェック・ボックスを選択します。
このオプションを選択すると、コンテンツの起動および再生時にブラウザのJavaコンソールに診断メッセージが表示されます。メッセージには、コンテンツで実行された各CMIファンクション・コール、コールの引数、コールを実行するためにサーバーとの間で送受信されたメッセージ、およびコールからの戻り値が表示されます。
注意: 診断メッセージを表示するには、ブラウザでJavaコンソールが使用可能であることが必要です。
アダプタのプロパティ・ページに、「署名SCORMアプレットの使用」チェック・ボックスがあります。このチェック・ボックスはデフォルトでは選択されていません。また、このオプションの選択が必要となる可能性はほとんどありません。アダプタは署名が必要でない方法で動作しています。
ただし、SCORM準拠のコンテンツで通信の問題が発生した場合、およびアダプタ設定とコンテンツ自体の両方で他のすべての可能性が検討し尽くされた場合は、「署名SCORMアプレットの使用」チェック・ボックスを選択して、コンテンツを再度テストしてください。問題が解決した場合、そのアダプタに対するチェック・ボックスは選択したままにしてください。問題が解決しない場合は、チェック・ボックスの選択を解除し、調査を続けてください。
OLMでは、サーブレットを使用して物理コンテンツ・ファイルをアップロードまたはダウンロードします。このため、FTPサーバーも、コンテンツ・サーバー上の中間層インストールも必要ありません。必要となるのは、ApacheおよびApacheJserv、またはTomcatなど、サーブレット用の1つのコンテナのみです。信頼するサーバーのみがOLMコンテンツにアクセスできるように、コンテナ・プロパティ・ファイルで、APPS中間層のIPアドレスがJavaインタプリタに渡される引数として指定されます。
注意: サーブレットは、複数プロセス(またはJVM)があるグループに対しては動作しません。
コンテンツ・サーバーの設定には、次の2つの段階があります。
ステップ1: ApacheおよびApacheJservなどのコンテナをインストールします。
ステップ2: servletsというサーブレット・リポジトリを作成します。たとえば、Jservには、デフォルトでサーブレット・リポジトリが存在します。
ステップ3: 次のファイルをサーブレット・リポジトリにコピーします: $JAVA_TOP/oracle/apps/ota/admin/common/util/ContentServerServlet.class $JAVA_TOP/oracle/apps/ota/admin/common/util/ProtocolConstants.class $JAVA_TOP/oracle/apps/ota/admin/common/util/SystemUtils.class $JAVA_TOP/oracle/apps/ota/admin/common/util/SystemUtils$JarUtility.class$JAVA_TOP/oracle/apps/ota/admin/common/util/ContentServeerClientData.class
ステップ4: また、oracle.apps.fnd.common.VersionInfo.classファイルが、リポジトリ用に定義されているクラス・パス・ディレクトリの下に格納されていることも確認します。
ステップ5: zone.propertiesに、次の記述を追加します: # ----- OLM Content server ----- # servlet.OtaContentServerServlet.code=oracle.apps.ota.admin.common.util.ContentServerServlet servlet.OtaProtocolConstants.code=oracle.apps.ota.admin.common.util.ProtocolConstants servlet.OtaSystemUtils.code=oracle.apps.ota.admin.common.util.SystemUtils servlet.OtaSystemUtils$JarUtility.code=oracle.apps.ota.admin.common.util.SystemUtils$JarUtility servlet.OtaContentServerClientData.code=oracle.apps.ota.admin.common.util.ContentServerClientData # ----- END OLM
ステップ6: コンテンツが格納されるディレクトリの別名を作成します。たとえば、Apacheで、物理ディレクトリD:/apache/rootdir/の別名を作成するには、httpd.confファイル内にAlias /content/ 'D:/apache/rootdir/'という記述を追加します。
ステップ7: Javaインタプリタに渡す引数として、中間層のリストおよびテンポラリ・ファイルの位置を追加します。たとえば、Jservでは、jserv.propertiesファイルに、wrapper.bin.parameters=-Dmiddletier=148.87.19.51+148.87.19.50+144.25.78.202+10.10.20.140 wrapper.bin.parameters=-DTemp=D:¥temp wrapper.bin.parameters=-Djava.io.tmpdir=/dbfiles/applcsf/logという記述を追加します。この中の148.87.19.51や148.87.19.50などの数値は、信頼できるすべての中間層のIPアドレスです。+は、複数のアドレス間のセパレータです。リストに指定されていないサーバーは、サーブレットにアクセスできません。D:¥tempは、物理コンテンツの処理中にファイルが一時的に保存される一時格納位置の絶対パスです。/dbfiles/applcsf/logは、ログ・ファイル用の既存ディレクトリです。
ステップ1: 学習管理者職責でOLMにログインします。
ステップ2: 「設定」タブをクリックします。
ステップ3: 「コンテンツ・サーバー」をクリックします。
ステップ4: 「コンテンツ・サーバーの作成」をクリックします。
ステップ5: 次の情報を入力します。
注意: ftp、httpまたはhttps以外のコンテンツ・サーバー・プロトコルを使用するには、「コンテンツ・サーバー・プロトコル・タイプ」参照にその値を追加する必要があります。
SCORMアダプタの設定には、次の2つの段階があります。
ステップ1: オラクル・サポート・ホームページのOLM 11i エリアから、一時格納位置にパッチをダウンロードします。
ステップ2: パッチ・ファイルを解凍し、SCORM学習オブジェクトを提供する予定の各Webサーバー上のWebアクセス可能な位置に、3つのアダプタ・ファイルをコピーします。3つのファイルはすべて同じディレクトリに存在する必要があります。
ステップ1: 学習管理者職責でOLMにログインします。
ステップ2: 「設定」タブをクリックします。
ステップ3: 「SCORMアダプタ」をクリックします。
ステップ4: アダプタを作成し、次のフィールドを入力します。
ステップ5: 各ビジネス・グループに対してこれらの手順を繰り返します。
Oracle Human Resourcesをインストールしている場合は、コースおよび学習者に関するコンピテンスを保守できます。コンピテンスには、学習者がクラスに出席することで獲得する資格、属性および知識が保持されます。
また、クラスによって提供されるコンピテンスを学習者のコンピテンス・プロファイルに追加する処理を、特定のユーザーに許可することもできます。
コンピテンスを使用するには、コンピテンスのフレームワークを設定する必要があります。
『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』のキャリア・マネジメントと後任管理に関する説明を参照してください。
警告: 採用、業績または配属に関する判定を行う査定の唯一の方法としてこのソフトウェアを使用しないでください。不正確なコンピュータ・データまたはコンピュータ化されたルールに依存してこのような判定を行うと、企業が責任を負わされる場合があります。
使用者の責任において、すべて適切な測定方法を使用して、運用している国のデータ保護および個人情報保護に関する法律を遵守してください。
このソフトウェアで格納または使用するすべての個人情報は、最新で正確かつ適切であることが必要です。コンピュータ化されたデータ保管および個人情報の使用に適用される規定の詳細を、自社の法務部または法務担当者とともに確認する必要があります。
学習者のコンピテンス・プロファイルの更新を自動化するには、Oracle Workflowを使用して承認設定を構成する必要があります。また、デフォルトのコンピテンス関連のワークフロー通知も確認してください。
次の各項では、「コンピテンスを言語にマップ」ウィンドウの使用方法、およびコンピテンス更新自動化の構成方法について説明します。
関連リンク:
「コンピテンスを言語にマップ」ウィンドウを使用すると、Oracle HRの言語コンピテンス設定を、すべてのOracle Applicationsで使用される言語リストにリンクできます。このマッピングによって、特定のクラスの言語要件を満たしているインストラクタの検索が可能になります。また、言語を十分理解しているインストラクタのみが検索で戻されるように、各マッピングに最低熟達度レベルを追加することもできます。
ステップ1: ナビゲータから「コンピテンスを言語にマップ」ウィンドウを開きます。
ステップ2: 「コンピテンス」フィールドで、リストから言語コンピテンスを選択します。
ステップ3: マッピングの最低熟達度レベルを必要に応じて選択します。
ステップ4: 「言語」フィールドで、リストから言語を選択します。
ステップ5: 必要に応じてステップ2〜4を繰り返します。
ステップ6: 作業内容を保存します。
Oracle Workflowを使用すると、コンピテンス自動更新を使用可能にして構成できます。
ステップ1: Oracle Workflow Builderから、ワークフロー・プロセス名OTA_COMPETENCE_UPDATE_JSP_PRCを問い合せます。
ステップ2: 属性名HR_APPROVAL_REQ_FLAGを、次に示す4つのオプションのいずれかに設定します(デフォルトは通知、手動更新)。
OLMでは、複数の通貨を使用して、価格および原価情報を保持できます。
起動データには、世界中の全通貨の定義が含まれています。これらの定義は、すべてのOracle Applicationsで共有され、システム管理者職責によって管理されます。これらの通貨を「通貨」ウィンドウで使用可能にします。
通貨は削除できません。ただし、使用不可にできます。
注意: 金額に関連するすべての情報に対して、デフォルト通貨として少なくとも1つの通貨を使用可能にする必要があります。このデフォルトは、ビジネス・グループの基本通貨と呼ばれます。
内部クラスの場合、OLMでは、学習者がOLMクラスに登録すると、その学習者の原価センターに請求できます。「相互賦課会計」ウィンドウを使用すると、導入担当者は、OLMとOracle General Ledgerの間のリンクを設定できます。自動相互賦課は、複数のシステム・プロファイルによって制御されます。
登録の正確な相互賦課を保証するには、次の5つの手順を実行します。
参照: 相互賦課会計の設定
注意: OLMで原価を転送するには、Oracle GLアプリケーションに仕訳インポート・ソース「転送」が含まれている必要があります。
財務セキュリティを設定して、財務情報の入力、更新および削除を実行できるユーザーと実行できないユーザーを制限します。
特定の職責のユーザーによる次の金額の更新および削除を防止できます。
金額および単位(請求書)金額をユーザーが更新および削除できないようにするには、その職責に対するメニューについて機能OTA_FIN_ST_MONEY_NO_UPDATEを入力します。
標準金額をユーザーが更新および削除できないようにするには、その職責に対するメニューについて機能OTA_FIN_PRICE_NO_UPDATEを入力します。
(金額、単位または標準金額をユーザーが更新できないようにするかどうかによって)財務セキュリティが設定されると、次のウィンドウに影響があります。
次の各項では、「通貨」、「相互賦課会計」、「メニュー」、「会計カレンダ」、「会計帳簿」、「会計帳簿の選択」、「会計オプション」および「システム・オプション」の各ウィンドウの使用方法について説明します。
関連リンク:
「通貨」ウィンドウを使用して、通貨を使用可能または使用不可にします。
ステップ1: 使用可能にする通貨を問い合せます。
ステップ2: 「使用可能」チェック・ボックスを選択します。
ステップ3: 変更内容を保存して通貨を使用可能にします。
ステップ1: 使用不可にする通貨を問い合せます。
ステップ2: 「使用可能」チェック・ボックスの選択を解除するか、または通貨の終了日を入力します。
ステップ3: 変更内容を保存して通貨を使用不可にします。
学習者がクラスに登録しようとしたときに相互賦課を発生させるには、「設定」メニューからアクセスできる「相互賦課会計」ウィンドウに値を入力する必要があります。このウィンドウでは、Oracle General Ledgerで定義されているすべてのセグメントが、Oracle HRの特定の表または指定する定数値にマップされます。
参照: 相互賦課
このウィンドウは、ビジネス・グループと会計帳簿の各組合せに対して2回入力する必要があります。1回は転送元の勘定科目(借方勘定科目)を指定し、もう1回は転送先の勘定科目(貸方勘定科目)を指定します。
注意: 相互賦課処理が失敗した場合に、ワークフローで適切な個人に通知するには、「クラス」または「クラスの更新」ページの「所有者」フィールドに値を入力する必要があります。
ステップ1: 値リストから、HRビジネス・グループおよびGeneral Ledger会計帳簿を選択します。値リスト・アイコンをクリックしたとき、相互賦課タイプはデフォルトで「登録」に設定されます。
ステップ2: 「自/至」フィールドで「自」を選択します。「日付: 自」フィールドに開始日を入力します。「日付: 至」フィールドに終了日を入力することもできます。作業内容を保存します。
ステップ3: 「セグメント・マッピング詳細」リージョンの「GL勘定体系セグメント」列には、指定したGL会計帳簿から取得されたセグメントが自動的に挿入されます。
注意: 各行に対して、少なくとも1つの値を指定する必要があります。関数によって列が順に処理されます。表名列で適切な値が検出されない場合は、「HR原価計算セグメント」列に移動します。この列で値の検出に失敗した場合は、「定数値」を調べます。この列でも定数が存在しない場合は、エラー・メッセージが生成されます。
ステップ4: 表名を使用する場合は、4つの選択肢「アサイメント」、「ビジネス・ グループ」、「アサイメントから組織」、「主催組織」から1つ選択します。「主催組織」を選択した場合は、「予定クラス」ウィンドウの「主催者」フィールドに、原価センター値が設定された組織が入力されている必要があります。
ステップ5: 「HR原価計算セグメント」を使用する場合は、指定したHRビジネス・グループにリンクされている「給与原価割当」フレックスフィールドから取得した値リストから選択します。
ステップ6: 「定数値」フィールドで、(GLの対応するセグメントから取得された)リストからデフォルト値を選択します。これは、前の2つの列で適切な値が検出されない場合に関数で使用される値です。
ステップ7: 作業内容を保存し、「自/至」フィールドの「至」を使用して、前述の手順を繰り返します。
「メニュー」ウィンドウを使用して財務セキュリティを設定します。
ステップ1: OTA_NAVメニューを問い合せます。
ステップ2: 新規明細を挿入し、順序番号を入力します。
注意: 「プロンプト」、「サブメニュー」または「摘要」フィールドには値を入力しないでください。
ステップ3: 金額および数量をユーザーが更新および削除できないようにするには、「機能」フィールドに「OTA_FIN_ST_PRICE_NO_UPDATE」と入力します。
ステップ4: 標準金額をユーザーが更新および削除できないようにするには、新規明細および順序番号を挿入し、「機能」フィールドに「OTA_FIN_MONEY_NO_UPDATE」と入力します。
ステップ5: 変更内容を保存します。
「会計カレンダ」ウィンドウを使用して、「仕入先」および「顧客」ウィンドウで使用するカレンダを作成します。
カレンダの1期間のみ設定する必要があります。複数の期間またはカレンダを入力する必要はありません。
注意: このフォームは、他のOracle Applicationsと共有されます。OLMでは、このウィンドウの一部のフィールドは使用されません。
ステップ1: カレンダ名を入力します。例: 「OLM Calendar」。
ステップ2: カレンダの摘要を入力します。
ステップ3: 期間のプリフィクスを入力します。例: 「OLM」。
ステップ4: 期間のタイプを入力します。通常は「Year」です。
ステップ5: 年度を4桁で入力します。
ステップ6: 四半期に「1」、「2」、「3」または「4」を入力します。
OLMによって、入力したプリフィクスと年度から、名称(「期間」リージョンの「名称」フィールドに表示される名前)が作成されます。
ステップ7: 期間数を「番号」フィールドに入力します。「1」を入力する必要があります。
ステップ8: 期間の開始日と終了日を入力します。例: 「01-JAN-2000」と「31-DEC-2000」。
注意: これらの日付は参照のみです。OLMでは使用されません。
ステップ9: 作業内容を保存します。
「会計帳簿」ウィンドウを使用して、通貨、勘定体系および会計カレンダを決定します。
注意: このフォームは、他のOracle Applicationsと共有されます。OLMでは、このフォームの一部のフィールドは使用されません。
ステップ1: 会計帳簿名を入力します。例: 「OLM Set of Books」。
ステップ2: 会計帳簿の短縮名を入力します。例: 「OLM」。
ステップ3: 会計帳簿の摘要を入力します。
ステップ4: 勘定体系名(つまり、設定した会計フレックスフィールド体系名)を選択します。
ステップ5: 「機能通貨」フィールドで、企業で使用する機能通貨を選択します。例: 「USD」。
ステップ6: 以前に作成した会計カレンダを選択します。例: 「OLM Calendar」。
ステップ1: 「クローズ」タブ・リージョンを選択し、「会社」、「部門」および「勘定科目」に対する「留保利益」フィールドに、アカウント情報としてすべてのセグメントに0(ゼロ)を入力します。
ステップ2: 「換算調整勘定」フィールドに、アカウント情報としてすべてのセグメントに0(ゼロ)を入力します。
ステップ1: 「仕訳」タブ・リージョンを選択し、「会社間取引残高」および「仮入力勘定」チェック・ボックスが選択されていることを確認します。
ステップ2: (仮入力勘定の)「勘定科目」フィールドに、アカウント情報として、すべてのセグメントに0(ゼロ)を入力します。
ステップ3: 作業内容を保存します。
注意: これらの勘定科目は参照のみです。OLMでは使用されません。
「会計帳簿の選択」ウィンドウを使用して、使用する会計帳簿を選択します。
ステップ1: 以前に作成した会計帳簿を選択します。
以前に作成した勘定体系、通貨およびカレンダが表示されます。
ステップ2: 作業内容を保存します。
「会計オプション」ウィンドウを使用して会計オプションを設定します。
注意: このフォームは、他のOracle Applicationsと共有されます。OLMでは、このフォームの一部のフィールドは使用されません。
ステップ1: 「会計」タブ・リージョンを選択します(まだ表示されていない場合)。
ステップ1: 「先日付期間」フィールドに「1」と入力します。
ステップ2: 次の各フィールドにゼロ(000.000.000)が表示されていることを確認します。
ステップ1: 「仕入先 - 入力」タブ・リージョンを選択し、リストから請求書照合オプションを選択します。
ステップ2: 「仕入先番号」ブロックの「入力」フィールドでリストから「自動」、「タイプ」フィールドで「数値」を選択します。
ステップ1: 「仕入先 - 買掛/未払金」タブ・リージョンを選択し、支払条件を選択します。
ステップ2: 支払方法を選択します。
ステップ1: 「仕入先 - 購買」タブ・リージョンを選択し、リストから「出荷先事業所」を選択します。
ステップ2: リストから「在庫組織」を選択します。
ステップ1: 「人事システム」タブ・リージョンを選択し、ビジネス・グループを入力します。例: 「OLM DEMO Business Group」。
ステップ2: 「費用払戻住所」フィールドで「自宅」を選択します。
ステップ3: 方法として「自動」を選択します。
ステップ4: 「自動採番次番号」に「5」と入力します。
ステップ5: 作業内容を保存します。
「システム・オプション」ウィンドウを使用してシステム・オプションを設定します。
注意: このフォームは、他のOracle Applicationsと共有されます。OLMでは、このフォームの一部のフィールドは使用されません。
ステップ1: 「会計」タブ・リージョンが表示されていることを確認します。
ステップ1: 会計処理基準として「現金主義」と入力します。
ステップ2: 名称を入力します。
ステップ3: 次の各フィールドでゼロ(000.000.000)を選択します。
ステップ4: 転記間隔(日数)のデフォルト値はそのままにします。
ステップ1: 「税金」タブ・リージョンに移動し、「税金種別」フィールドで「売上税」を選択します。
ステップ2: 事業所フレックスフィールド体系として「検証なし - 国」を選択します。
ステップ3: デフォルトの郵便番号範囲を000000〜99999-99999のままにします。
ステップ4: 所在地チェックとして「検証なし」を選択します。
ステップ5: 請求書印刷として「税金計のみ」を選択します。
ステップ6: 税金キャッシュ・サイズはデフォルトのままにします。
ステップ7: 計算レベルとして「明細」を選択します。
ステップ8: 端数処理規則として「四捨五入」を選択します。
ステップ1: 「取引および顧客」タブ・リージョンに移動し、最大メモリーを65535バイトのままにします。
ステップ2: ログ・メッセージ・レベルを0(ゼロ)のままにします。
ステップ3: グループ・ルール名として「DEFAULT」を選択します。
ステップ1: 「その他」タブ・リージョンに移動し、回収管理分岐金額として「5000」と入力します。
ステップ2: 日数として「90」と入力します。
ステップ3: 「約定当り請求書」を1000のままにします。
ステップ4: 「約定当り入金」を1000のままにします。
ステップ5: チャージバック支払期日として「未回収請求書支払期日」を選択します。
ステップ6: デフォルト国として「アメリカ」を選択します。
ステップ7: 営業地域のソースとして「なし」を選択します。
ステップ8: 消込ルール・セットとして「最初の明細--税金後」を選択します。
企業でOLMとともにOracle HRMSを使用している場合は、クラスを主催および管理する組織に属する就業者を識別できます。
主催組織に属するユーザーのみが、クラスの更新と削除、学習者の登録、および登録の更新ができるようにするには、組織セキュリティを設定します。
クラスまたはプログラムを主催(管理)する組織に属するユーザーが「クラスの作成」ページの「保護」チェック・ボックスを選択した場合、次の処理を実行できるのは同じ組織に属するユーザーのみです。
これには、顧客基準クラスにおける顧客の登録と管理も含まれます。
主催組織に属さない他のすべてのユーザーは、クラスの更新も削除もできません。また、次の処理も実行できません。
また、主催組織に属さないユーザーは、クラスに対する次の項目の作成、削除または更新も実行できません。
クラスに登録が存在していない場合にかぎり、主催組織のユーザーはクラスからセキュリティを削除できます。
主催組織に属さないユーザーは、プログラムの更新も削除もできません。また、次の処理も実行できません。
組織セキュリティを設定しない場合、すべてのユーザーは、クラスとプログラムの更新と削除、および登録の入力、削除、更新ができます。
システム・プロファイルは、特定の機能の実行方法(または実行するかどうか)を決定する一連の変更可能なオプションです。プロファイルは、次の表に示すように様々なレベルで設定できます。
レベル | 内容 |
---|---|
サイト・レベル | これらの設定は、導入サイトのすべてのユーザーに適用されます。 |
アプリケーション・レベル | これらの設定は、アプリケーションに関連付けられている職責のすべてのユーザーに適用されます。 |
職責レベル | これらの設定は、現在その職責が付与されているすべてのユーザーに適用されます。 |
ユーザー・レベル | これらの設定は、アプリケーション・ユーザー名で識別される個々のユーザーに適用されます。 |
上位レベルで設定された値は、デフォルトとして下位レベルにカスケードされます。下位レベルで設定された値は、上位レベルからのデフォルトを上書きします。多くのプロファイルでは、1つまたはいくつかのレベルでのみ値を入力できます(後述の表の「構成可能なレベル」列を参照)。
注意: サイト・レベル・オプションを最初に設定すると、すべてのオプションにデフォルトが含まれることが保証されます。プロファイル・オプションにデフォルト値が設定されていないと、ウィンドウの使用時、レポートの実行時、コンカレント要求の実行時にエラーの原因となる場合があります。
管理者は、システム管理者職責からアクセスできる「システム・プロファイル値」ウィンドウを使用して、ユーザー・コミュニティに対して各レベルでプロファイル・オプションを設定します。ユーザーのプロファイル・オプション値を変更した場合、その変更は、ユーザーが再度ログインしたとき、または職責を変更したときに有効になります。
アプリケーション・ユーザーは、「個別プロファイル値」ウィンドウを使用して、自分のプロファイル・オプションをユーザー・レベルで設定できます。ユーザーに対しては、すべてのプロファイル・オプションが表示されるわけではありません。また、一部のプロファイル・オプションは、表示されますが、エンド・ユーザーは更新できません。ユーザーによる個別プロファイル・オプションの変更は、すぐに有効になります。
『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド』の「個別プロファイル値」ウィンドウに関する説明を参照してください。
次に示す表と説明には、OLMのすべてのプロファイル・オプションがリストされています。プロファイル・オプションは、一般、登録希望、Order Management統合およびセルフ・サービスの各カテゴリにグループ化されています。
表には、ユーザーまたはシステム管理者がプロファイル・オプションの値を入力できるレベルが示されています。
一部のプロファイル・オプションには値の指定が必要です。また、一部には、変更可能なデフォルト値がすでに設定されています。
オンライン学習オプション以前のOLM(以前のOracle Training Administration)で使用されていたプロファイルを表示するには、「従来型OTAとiLearningの統合プロファイル・オプション」を参照してください。
プロファイル | 構成可能なレベル | 値(太字はデフォルト値) | 必須/オプション |
---|---|---|---|
HR: 問合せ専用モード | すべて | Yes、No | 必須 |
OTA: アセスメント・ブランド・イメージ | 職責 | <イメージ名>、<NULL> | オプション |
OTA: データ・ソース・モジュール | 職責 | Oracle iLearning、Oracle iRecruitment、<NULL> | Oracle iRecruitmentを使用する場合は必須 |
OTA: iLearning デフォルト出席登録ステータス | 職責 | <出席に基づいた登録ステータス> | 必須 |
OTA: グローバル・ビジネス・グループ | 職責 | <グローバル・ビジネス・グループ> | グローバリゼーションを使用する場合は必須 |
OTA: 従業員外部住所の非表示 | サイト | Yes、No、<NULL> | サイト・レベルで必須 |
OTA: プロジェクト会計統合 | すべて | Yes、No | オプション |
OTA: オンライン学習オプション・ライセンス | サイト、アプリケーション | Yes、No | 必須 |
OTA: 顧客限定クラスから従業員を制限 | 職責、サイト | Yes、No、<NULL> | オプション |
OTA: XSDサーバーの場所 | アプリケーション | <サーバー・アドレス> | コンテンツを使用する場合は必須 |
メニューにあるすべてのOLMウィンドウに対するアクセスを問合せ専用に制限するには、「HR: 問合せ専用モード」を「Yes」に設定します。
一部のフォームに対して問合せ専用アクセス権限を付与し、他のフォームに対しては全アクセス権限を付与するには、「HR: 問合せ専用モード」プロファイルを「No」に設定し、フォーム機能レベルでパラメータQUERY_ONLY=YESを使用して個々のフォームへのアクセスを制限します。
『Oracle HRMSインプリメンテーション・ガイド(日本仕様)』のアクセスを問合せ専用モードに制限する方法に関する説明を参照してください。
他のアプリケーションが、アセスメント・ヘッダーで代替のブランド・イメージを使用できるようにします。ファイル名の拡張子は省略してください。
Oracle iRecruitmentのユーザーについて、汎用アセスメント・データへのアクセスを制限します。これらのユーザーがOLMで発生したデータを表示できるようにするには、「Oracle iLearning」を選択します。Oracle iRecruitmentからのデータのみを表示できるようにするには、「Oracle iRecruitment」を選択します。
出席登録ステータスのデフォルト値を設定します。
グローバリゼーションを使用可能にします。グローバルとして指定するビジネス・グループ名を入力します。
従業員の外部(自宅)住所をサイト・レベルで非表示または表示します。デフォルト値はNULLですが、これは「Yes」と同じです(住所は非表示のままです)。
警告: 既存の顧客は、従業員の外部住所を引き続き表示するには、このプロファイルを「No」に設定する必要があります。ただし、既存の登録については、選択されている以前の選択可能な外部住所は表示されたままになります。このような状況でデータ・プライバシを保証するために、ユーザーは住所を変更できません(参照に項目が含まれません)。
オンライン学習オプション付属のOLMのライセンスを取得している場合は、この値を「Yes」に設定すると、オンライン・クラスの設定および再生が可能になります。オンライン学習オプション付属のOLMのライセンスを取得していない場合は、このプロファイルを「No」に設定します。
相互賦課が発生するように、OLMがプロジェクト会計と統合されているかどうかを示します。また、「財務ヘッダー」ウィンドウに追加のフィールドを表示するかどうかも示します。プロジェクト会計と統合し、追加のフィールドを表示するには、「Yes」を入力します。
自社組織の従業員が顧客限定クラスに登録できないようにします。
学習オブジェクトまたはテストのエクスポート時に使用される必須のXSDファイルを格納するディレクトリを示します。値をhttp://[machine name]:[port]/OA_HTML/に設定します。
プロファイル | 構成可能なレベル | 値(太字はデフォルト値) | 必須/オプション |
---|---|---|---|
OTA: 登録希望者自動登録の有効化 | すべて | Yes、No | サイト・レベルで必須 |
OTA: 登録希望者自動登録のデフォルト登録ステータス | すべて | 登録済、<登録済に基づく値>、<NULL> | 必須 |
OTA: 登録希望者自動登録:クラス前時間数 | すべて | <数値>(0) | サイト・レベルで必須 |
OTA: 登録希望者のソート基準 | すべて | 登録優先順位、登録日 | サイト・レベルで必須 |
登録希望者自動登録機能を有効化しているかどうかを示します。「Yes」または「No」を入力します。
登録希望者自動登録のデフォルト登録ステータスを保持します。「登録済」または登録済に基づくユーザー定義値を入力します。
警告: OLM職責に使用する予定の同じビジネス・グループの登録ステータスを選択してください。このように選択しない場合、OLMでは登録希望者から学習者を登録する際にそのステータスを使用できません。
クラスに対する登録希望者自動登録を停止する時期をクラス前時間数で指定します。指定した期間の登録は手動で管理する必要があります。数値(0、1、2...n)を入力します。
登録希望者について優先する基準(登録優先順位または登録日時)を示します。登録希望者登録の優先順位が同じ場合、その登録は登録日時によって決まります。
この項のプロファイルは、Order Managementで発生したクラスおよび登録にのみ適用されます。たとえば、「OTA: OMデフォルト・クラス所有者」の値を設定しても、OLMで発生したクラス、セルフ・サービス研修のデフォルト所有者は設定されません。
プロファイル | 構成可能なレベル | 値(太字はデフォルト値) | 必須/オプション |
---|---|---|---|
OTA: OMデフォルト登録取消ステータス | すべて | <取消に基づいた登録ステータス> | オプション |
OTA: OMデフォルト・クラス所有者 | 職責 | <参照からの従業員> | オプション |
OTA: OMデフォルト・クラス研修センター | 職責、ユーザー | <参照からの研修センター> | オプション |
OTA: OMデフォルト・クラス・システム・ステータス | 職責 | 通常、予定、満席、終了、取消 | オプション |
OTA: OMデフォルト・クラス・ユーザー・ステータス | 職責 | <参照からのステータス> | オプション |
OTA: OM国による登録制限 | 職責 | Yes、No、<NULL> | オプション |
OTA: OM登録希望者の優先順位 | サイト | <参照からのユーザー指定値> | オプション |
「取消」登録ステータスのデフォルト値を設定します。このプロファイルを使用すると、標準の「取消」ステータスのかわりに、独自に作成した登録ステータスを使用できます。
デフォルトのクラス所有者を設定します。他の承認者が設定されていない場合に、ワークフロー通知を自動的に受け取る個人を入力します。
OMで作成される各クラスのデフォルトの研修センターを設定します。
クラスのデフォルトのシステム・ステータスを設定します。ステータスは、「通常」、「予定」、「満席」、「終了」または「取消」のいずれかです。
ユーザー・クラス・ステータスのデフォルト値を設定します。値は参照タイプEVENT_USER_STATUSから取得されます。
注意: このステータスをクラス・システム・ステータスと混同しないでください。
営業単位の国がクラスの開催国と一致する学習者にのみ登録を制限します。この制限を実施するには、プロファイル値を「Yes」に設定します。この制限は、グローバリゼーションの目的を大きく阻害することに注意してください。たとえば、フランスのコルマルの学習者は、車で1時間以内の場所にあるスイスのバーゼルやドイツのフライブルクのクラスを受講できないことになります。
デフォルトのOM登録希望者の優先順位の値を、参照タイプPRIORITY_LEVELに対するユーザー定義値から取得して設定します。
OMと同様に、この項のプロファイルは、セルフ・サービス学習(「学習者」または「マネージャ」インタフェースで発生した登録)にのみ適用されます。たとえば、OLM: GLへ自動転送の値を設定しても、OLMの「財務ヘッダー」ウィンドウで作成されたヘッダーは自動的には転送されません。
プロファイル | 構成可能なレベル | 値(太字はデフォルト値) | 必須/オプション |
---|---|---|---|
OLM: 財務ヘッダーおよび明細の自動作成 | サイト | Yes、No | 必須 |
OLM: 財務ヘッダーの自動承認 | 職責、サイト | Yes、No | 必須 |
OLM: デフォルト研修管理者 | 職責 | <個人名>、<NULL> | 必須 |
OLM: GLへ自動転送 | 職責、サイト | Yes、No | 必須 |
OLM: 取消料無料の最低時間数 | サイト | <数値>、0 | 必須 |
OLM: 読込み専用の登録メッセージ | ユーザー | <メッセージ・テキスト>, <NULL> | オプション |
財務ヘッダーおよび明細の自動作成を有効化しているかどうかを示します。Oracle General Ledgerを実行している場合は、「Yes」を選択します。
自動的に作成された財務ヘッダーが自動承認も受けるかどうかを示します。Oracle General Ledgerを実行している場合は、「Yes」を選択します。
デフォルトの研修管理者を設定します。他の承認者が設定されていない場合に、ワークフロー通知を自動的に受け取る個人を入力します。
自動的に作成された財務ヘッダーを、アプリケーションによってOracle General Ledgerに転送するかどうかを示します。「Yes」を選択すると、転送ステータスが「転送待ち」(AT)に自動的に設定されます。「No」を選択すると、各ヘッダーおよび明細に対して、転送ステータスを「転送待ち」に手動で設定する必要があります。
学習者が無料で登録を取り消すことができなくなる時期をクラス前時間数で指定します。指定した期間の登録は手動で管理する必要があります。数値(0、1、2...n)を入力します。
ユーザーのアクセス権限を読込み専用に設定し、ユーザーが登録詳細を変更しようとしたときに送信されるメッセージを指定します。
警告: フィールドに値を設定すると、ユーザーのアクセス権限が自動的に読込み専用に設定されます。
Application Program Interface(API)は、すべての外部プロセス・ルーチンの論理グループです。OLM API計画では、データベースに対するオープン・インタフェースを提供する一連のPL/SQLパッケージ・プロシージャおよびファンクションが提供されます。
次の表に、OLMで提供されているAPIを示します。
パッケージ名 | ファイル名 | ビジネス・プロセス | Data Pumpによるサポート | ユーザー・フック | 国別仕様 |
---|---|---|---|---|---|
ota_ocl_api | otoclapi.pkh | CREATE_COMPETENCE_LANGUAGE | N | Y | WW |
ota_ocl_api | otoclapi.pkh | UPDATE_COMPETENCE_LANGUAGE | N | Y | WW |
ota_tcc_api | ottccapi.pkh | CREATE_CROSS_CHARGE | N | Y | WW |
ota_tcc_api | ottccapi.pkh | UPDATE_CROSS_CHARGE | N | Y | WW |
ota_tdb_waitlist_api | ottdb03t.pkh | AUTO_ENROLL_FROM_WAITLIST | N | Y | WW |
ota_thg_api | otthgapi.pkh | CREATE_HR_GL_FLEX | N | Y | WW |
ota_thg_api | otthgapi.pkh | UPDATE_HR_GL_FLEX | N | Y | WW |
HR_KI_HIERARCHIES_API | hrhrcapi.pkh | CREATE_HIERARCHY_NODE | N | Y | WW |
HR_KI_HIERARCHIES_API | hrhrcapi.pkh | CREATE_TOPIC_HIERARCHY_MAP | N | Y | WW |
HR_KI_HIERARCHIES_API | hrhrcapi.pkh | CREATE_TOPIC_UI_MAP | N | Y | WW |
HR_KI_HIERARCHIES_API | hrhrcapi.pkh | CREATE_UI_HIERARCHY_MAP | N | Y | WW |
HR_KI_HIERARCHIES_API | hrhrcapi.pkh | DELETE_HIERARCHY_NODE | N | Y | WW |
HR_KI_HIERARCHIES_API | hrhrcapi.pkh | DELETE_HIERARCHY_NODE_MAP | N | Y | WW |
HR_KI_HIERARCHIES_API | hrhrcapi.pkh | UPDATE_HIERARCHY_NODE | N | Y | WW |
HR_KI_HIERARCHIES_API | hrhrcapi.pkh | UPDATE_HIERARCHY_NODE_MAP | N | Y | WW |
HR_KI_INTEGRATIONS_API | hrintapi.pkh | CREATE_INTEGRATION | N | Y | WW |
HR_KI_INTEGRATIONS_API | hrintapi.pkh | DELETE_INTEGRATION | N | Y | WW |
HR_KI_INTEGRATIONS_API | hrintapi.pkh | UPDATE_INTEGRATION | N | Y | WW |
HR_KI_INTEGRATIONS_API | hrintapi.pkh | VALIDATE_INTEGRATION | N | Y | WW |
HR_KI_OPTIONS_API | hroptapi.pkh | CREATE_OPTION | N | Y | WW |
HR_KI_OPTIONS_API | hroptapi.pkh | DELETE_OPTION | N | Y | WW |
HR_KI_OPTIONS_API | hroptapi.pkh | UPDATE_OPTION | N | Y | WW |
HR_KI_OPTION_TYPES_API | hrotyapi.pkh | CREATE_OPTION_TYPE | N | Y | WW |
HR_KI_OPTION_TYPES_API | hrotyapi.pkh | DELETE_OPTION_TYPE | N | Y | WW |
HR_KI_OPTION_TYPES_API | hrotyapi.pkh | UPDATE_OPTION_TYPE | N | Y | WW |
HR_KI_TOPICS_API | hrtpcapi.pkh | CREATE_TOPIC | N | Y | WW |
HR_KI_TOPICS_API | hrtpcapi.pkh | DELETE_TOPIC | N | Y | WW |
HR_KI_TOPICS_API | hrtpcapi.pkh | UPDATE_TOPIC | N | Y | WW |
HR_KI_TOPIC_INTEGRATIONS_API | hrtisapi.pkh | CREATE_TOPIC_INTEGRATION | N | Y | WW |
HR_KI_TOPIC_INTEGRATIONS_API | hrtisapi.pkh | CREATE_TOPIC_INTEGRATION | N | Y | WW |
HR_KI_TOPIC_INTEGRATIONS_API | hrtisapi.pkh | CREATE_TOPIC_INTEGRATION_KEY | N | Y | WW |
HR_KI_TOPIC_INTEGRATIONS_API | hrtisapi.pkh | DELETE_TOPIC_INTEGRATION | N | Y | WW |
HR_KI_TOPIC_INTEGRATIONS_API | hrtisapi.pkh | UPDATE_TOPIC_INTEGRATION | N | Y | WW |
HR_KI_TOPIC_INTEGRATIONS_API | hrtisapi.pkh | UPDATE_TOPIC_INTEGRATION_KEY | N | Y | WW |
HR_KI_USER_INTERFACES_API | hritfapi.pkh | CREATE_USER_INTERFACE | N | Y | WW |
HR_KI_USER_INTERFACES_API | hritfapi.pkh | DELETE_USER_INTERFACE | N | Y | WW |
HR_KI_USER_INTERFACES_API | hritfapi.pkh | UPDATE_USER_INTERFACE | N | Y | WW |
OTA_ACTIVITY_CATEGORY_API | otaciapi.pkh | CREATE_ACT_CAT_INCLUSION | N | Y | WW |
OTA_ACTIVITY_CATEGORY_API | otaciapi.pkh | DELETE_ACT_CAT_INCLUSION | N | Y | WW |
OTA_ACTIVITY_CATEGORY_API | otaciapi.pkh | UPDATE_ACT_CAT_INCLUSION | N | Y | WW |
OTA_ACTIVITY_VERSION_API | ottavapi.pkh | CREATE_ACTIVITY_VERSION | N | Y | WW |
OTA_ACTIVITY_VERSION_API | ottavapi.pkh | DELETE_ACTIVITY_VERSION | N | Y | WW |
OTA_ACTIVITY_VERSION_API | ottavapi.pkh | UPDATE_ACTIVITY_VERSION | N | Y | WW |
OTA_ANNOUNCEMENT_API | otancapi.pkh | CREATE_ANNOUNCEMENT | N | Y | WW |
OTA_ANNOUNCEMENT_API | otancapi.pkh | DELETE_ANNOUNCEMENT | N | Y | WW |
OTA_ANNOUNCEMENT_API | otancapi.pkh | UPDATE_ANNOUNCEMENT | N | Y | WW |
OTA_CATEGORY_USAGE_API | otctuapi.pkh | CREATE_CATEGORY | N | Y | WW |
OTA_CATEGORY_USAGE_API | otctuapi.pkh | DELETE_CATEGORY | N | Y | WW |
OTA_CATEGORY_USAGE_API | otctuapi.pkh | UPDATE_CATEGORY | N | Y | WW |
OTA_EVENT_API | otevtapi.pkh | CREATE_CLASS | N | Y | WW |
OTA_EVENT_API | otevtapi.pkh | DELETE_CLASS | N | Y | WW |
OTA_EVENT_API | otevtapi.pkh | UPDATE_CLASS | N | Y | WW |
OTA_LEARNING_PATH_API | otlpsapi.pkh | CREATE_LEARNING_PATH | N | Y | WW |
OTA_LEARNING_PATH_API | otlpsapi.pkh | DELETE_LEARNING_PATH | N | Y | WW |
OTA_LEARNING_PATH_API | otlpsapi.pkh | UPDATE_LEARNING_PATH | N | Y | WW |
OTA_LP_CATEGORY_API | otlciapi.pkh | CREATE_LP_CAT_INCLUSION | N | Y | WW |
OTA_LP_CATEGORY_API | otlciapi.pkh | DELETE_LP_CAT_INCLUSION | N | Y | WW |
OTA_LP_CATEGORY_API | otlciapi.pkh | UPDATE_LP_CAT_INCLUSION | N | Y | WW |
OTA_LP_MEMBER_API | otlpmapi.pkh | CREATE_LEARNING_PATH_MEMBER | N | Y | WW |
OTA_LP_MEMBER_API | otlpmapi.pkh | DELETE_LEARNING_PATH_MEMBER | N | Y | WW |
OTA_LP_MEMBER_API | otlpmapi.pkh | UPDATE_LEARNING_PATH_MEMBER | N | Y | WW |
OTA_OFFERING_API | otoffapi.pkh | CREATE_OFFERING | N | Y | WW |
OTA_OFFERING_API | otoffapi.pkh | DELETE_OFFERING | N | Y | WW |
OTA_OFFERING_API | otoffapi.pkh | UPDATE_OFFERING | N | Y | WW |
OTA_RESOURCE_BOOKING_API | ottrbapi.pkh | CREATE_RESOURCE_BOOKING | N | Y | WW |
OTA_RESOURCE_BOOKING_API | ottrbapi.pkh | DELETE_RESOURCE_BOOKING | N | Y | WW |
OTA_RESOURCE_BOOKING_API | ottrbapi.pkh | UPDATE_RESOURCE_BOOKING | N | Y | WW |
OTA_RESOURCE_USAGE_API | otrudapi.pkh | CREATE_RESOURCE | N | Y | WW |
OTA_RESOURCE_USAGE_API | otrudapi.pkh | DELETE_RESOURCE | N | Y | WW |
OTA_RESOURCE_USAGE_API | otrudapi.pkh | UPDATE_RESOURCE | N | Y | WW |
OTA_SKILL_PROVISION_API | ottspapi.pkh | CREATE_SKILL_PROVISION | N | Y | WW |
OTA_SKILL_PROVISION_API | ottspapi.pkh | DELETE_SKILL_PROVISION | N | Y | WW |
OTA_SKILL_PROVISION_API | ottspapi.pkh | UPDATE_SKILL_PROVISION | N | Y | WW |
PQH_FR_GLOBAL_PAYSCALE_API | pqginapi.pkh | CREATE_GLOBAL_INDEX | N | Y | FR |
PQH_FR_GLOBAL_PAYSCALE_API | pqginapi.pkh | CREATE_INDEMNITY_RATE | N | Y | FR |
PQH_FR_GLOBAL_PAYSCALE_API | pqginapi.pkh | DELETE_GLOBAL_INDEX | N | Y | FR |
PQH_FR_GLOBAL_PAYSCALE_API | pqginapi.pkh | DELETE_INDEMNITY_RATE | N | Y | FR |
PQH_FR_GLOBAL_PAYSCALE_API | pqginapi.pkh | UPDATE_GLOBAL_INDEX | N | Y | FR |
PQH_FR_GLOBAL_PAYSCALE_API | pqginapi.pkh | UPDATE_INDEMNITY_RATE | N | Y | FR |
ota_nhs_api | otnhsapi.pkh | CREATE_NON_OTA_HISTORIES | N | Y | WW |
ota_nhs_api | otnhsapi.pkh | UPDATE_NON_OTA_HISTORIES | N | Y | WW |
ota_tdb_api_ins2 | ottdb02t.pkh | CREATE_ENROLLMENT | N | N | WW |
ota_tdb_api_upd2 | ottdb02t.pkh | UPDATE_ENROLLMENT | N | N | WW |
ota_tmt_api | ottmtapi.pkh | CREATE_MEASURE | N | Y | WW |
ota_tmt_api | ottmtapi.pkh | UPDATE_MEASURE | N | Y | WW |
ota_tmt_api | ottmtapi.pkh | DELETE_MEASURE | N | Y | WW |
ota_tpc_api | ottpcapi.pkh | CREATE_COST | N | Y | WW |
ota_tpc_api | ottpcapi.pkh | UPDATE_COST | N | Y | WW |
ota_tpc_api | ottpcapi.pkh | DELETE_COST | N | Y | WW |
ota_tpm_api | ottpmapi.pkh | CREATE_TRAINING_PLAN_MEMBER | N | Y | WW |
ota_tpm_api | ottpmapi.pkh | UPDATE_TRAINING_PLAN_MEMBER | N | Y | WW |
ota_tpm_api | ottpmapi.pkh | DELETE_TRAINING_PLAN_MEMBER | N | Y | WW |
ota_tps_api | ottpsapi.pkh | CREATE_TRAINING_PLAN | N | Y | WW |
ota_tps_api | ottpsapi.pkh | UPDATE_TRAINING_PLAN | N | Y | WW |
ota_tps_api | ottpsapi.pkh | DELETE_TRAINING_PLAN | N | Y | WW |
ワークフロー通知は、学習者およびマネージャに情報を伝達するメッセージです。通知は、電子メールまたはWebを通じてユーザーに配信できます。
『Oracle Workflowユーザーズ・ガイド』を参照してください。
OLMでは、4つのカテゴリの通知が提供されます。次の表に詳細を示します。
学習者がコンピテンスを獲得したとき、アプリケーションによって次の通知が送信されます。
学習者にコンピテンスの更新を通知
簡単な摘要 | 自動更新が発生したことを学習者に通知します。 |
送信先 | 学習者 |
プロセス名 | コンピテンス更新(OTA_COMPETENCE_UPDATE_JSP_PRC) |
メッセージ名 | 学習者にコンピテンスの更新を通知 |
内部名 | OTA_AUTO_COMP_UPD_TO_EMP |
件名 | コンピテンス・プロファイルは更新されました |
本文 | コース &COURSE_TITLE の完了により、自動的に個人のコンピテンス・プロファイルは次のコンピテンスで更新されました。: DISPLAY COMPETENCIES AND LEVELS GRANTED 処理は必要ありません。 |
マネージャにコンピテンスの更新を通知
簡単な摘要 | 自動更新が発生したことをマネージャに通知します。 |
送信先 | マネージャ |
プロセス名 | コンピテンス更新(OTA_COMPETENCE_UPDATE_JSP_PRC) |
メッセージ名 | マネージャにコンピテンスの更新を通知 |
内部名 | OTA_AUTO_COMP_UPD_TO_MGR |
件名 | &EMPLOYEENAME のコンピテンス・プロファイルは更新されました |
本文 | &EMPLOYEENAME は、 コース &COURSE_TITLE を完了し、自動的に個人のコンピテンス・プロファイルは次のコンピテンスで更新されます。: DISPLAY COMPETENCIES AND LEVELS GRANTED 処理は必要ありません。 |
マネージャの承認を必要とするコンピテンス更新
簡単な摘要 | 承認が必要であることを承認者に通知します。 |
送信先 | 承認者 |
プロセス名 | |
メッセージ名 | コンピテンスに承認が必要であることを承認者に通知 |
内部名 | |
件名 | &EMPLOYEENAME のコンピテンス更新に承認が必要です。 |
本文 | &EMPLOYEENAME は、以下にリストされたコンピテンスを獲得するために学習者に計画された コース &COURSE_TITLE を完了しました。 &EMPLOYEENAME の個人のコンピテンス・プロファイルを更新してこれらのコンピテンスを承認するか、あるいは &EMPLOYEENAME の個人のコンピテンス・プロファイルを変更しないでそのままにしてこれらのコンピテンスを否認できます。 個別コンピテンスのレベルを委任または変更するには、「処理の更新」をクリックしてください。 DISPLAY COMPETENCIES AND LEVELS GRANTED 処理は必要ありません。 |
学習者にコンピテンスの承認を通知
簡単な摘要 | 学習者にコンピテンスの承認を通知します。 |
送信先 | 学習者 |
プロセス名 | コンピテンス更新 |
メッセージ名 | 学習者にコンピテンスの承認を通知 |
内部名 | OTA_CREATER_OF_COMP_UPD |
件名 | &EMPLOYEENAME のコンピテンス・プロファイルは &Approver に承認されました。 |
本文 | コース &COURSE_TITLE の完了により、 &APPROVER はコンピテンスを個人のコンピテンス・プロファイルに追加しました。 処理は必要ありません。 |
学習者にコンピテンスの否認を通知
簡単な摘要 | 学習者にコンピテンスの否認を通知します。 |
送信先 | 学習者 |
プロセス名 | コンピテンス更新 |
メッセージ名 | 学習者にコンピテンスの否認を通知 |
内部名 | OTA_COMP_UPD_REJECT_MSG |
件名 | &EMPLOYEENAME のコンピテンス・プロファイルは &Approver に否認されました |
本文 | &APPROVER は、 コース &COURSE_TITLE の完了による個人のコンピテンス・プロファイルへの更新を否認しました。コンピテンスは個人のコンピテンス・プロファイルに追加されませんでした。 個人のコンピテンス・プロファイルは変更されませんでした。 処理は必要ありません。 |
学習者にコンピテンスの手動更新を通知
簡単な摘要 | コンピテンスが付与される必要があるが、システムで処理されていない(手動更新が必要である)ことを学習者に通知します。 |
送信先 | 学習者 |
プロセス名 | コンピテンス更新 |
メッセージ名 | 学習者にコンピテンスの手動更新を通知 |
内部名 | OTA_COMP_UPD_TO_CREATER_MSG |
件名 | コンピテンス・プロファイルは更新できます |
本文 | コース &COURSE_TITLE を完了すると、次のコンピテンスを個人のコンピテンス・プロファイルに追加できます DISPLAY COMPETENCIES AND LEVELS ASSOCIATED w/COURSE コンピテンスをプロファイルに追加するには、手動でプロファイルを更新する必要があります。あなた、またはマネージャが更新しないかぎり、個人のコンピテンス・プロファイルは変更されません。 |
マネージャにコンピテンスの手動更新を通知
簡単な摘要 | コンピテンスが付与される必要があるが、システムで処理されていない(手動更新が必要である)ことをマネージャに通知します。 |
送信先 | マネージャ |
プロセス名 | コンピテンス更新 |
メッセージ名 | マネージャにコンピテンスの手動更新を通知 |
内部名 | OTA_NOTIFY_OCMPETENCE_INFO_MSG |
件名 | &EMPLOYEENAME のコンピテンス・プロファイルは更新できます |
本文 | &EMPLOYEENAME は コース &COURSE_TITLE を完了しました。 個人のコンピテンス・プロファイルを次のコンピテンスで更新できます。 DISPLAY COMPETENCIES AND LEVELS ASSOCIATED w/COURSE コンピテンスを従業員プロファイルに追加するには、手動でプロファイルを更新する必要があります。 あなた、あるいは従業員が更新しないかぎり、個人のコンピテンス・プロファイルは変更されません。 |
コンピテンス更新訂正を通知
簡単な摘要 | 学習者に訂正用に差し戻すことを通知します。 |
送信先 | 学習者 |
プロセス名 | コンピテンス更新 |
メッセージ名 | コンピテンス更新訂正を通知 |
内部名 | OTA_NOTIFY_COMPETENCE_CORR_MSG |
件名 | &CURRENT_PERSON_DISPLAY_NAME の &PROCESS_DISPLAY_NAME は取消されます |
本文 | 最終承認者: &FORWARD_TO_DISPLAY_NAME ユーザー名: &FORWARD_TO_USERNAME &FORWARD_TO_DISPLAY_NAME は、研修クラス '&OTA_EVENT_TITLE' (コース名 &OTA_COURSE&_VERSION_NAME) の &CURRENT_PERSON_DISPLAY_NAME のコンピテンス達成を否認しました。 再発行する前に、 &FORWARD_TO_DISPLAY_NAME に連絡してください。 |
学習者のクラスへの登録要求が承認または否認されたとき、アプリケーションによって次の通知が送信されます。
訂正用学習者登録ステータス取消を通知
簡単な摘要 | 登録要求が取り消される場合に、登録要求の作成者に通知します。 |
送信先 | 作成者のユーザー名 |
プロセス名 | 学習に登録 |
メッセージ名 | 訂正用登録ステータスを登録者に通知 |
内部名 | OTA_LNR_NOTIFY_ENROLL_CORRECT |
件名 | &PROCESS_DISPLAY_NAME 要求は取消されます |
本文 | &CURRENT_PERSON_DISPLAY_NAME 様、 &FORWARD_TO_DISPLAY_NAME が、クラス &OTA_CLASS_TITLE (コース名 &OTA_COURSE_VERSION_NAME) のあなたの登録を否認しました。あなたの登録は取消されます。再登録する前に、 &FORWARD_TO_DISPLAY_NAME に連絡してください。 クラス名 : &OTA_CLASS_TITLE 登録番号 : &BOOKING_ID 開始日 : &OTA_COURSE_START_DATE 終了日 : &OTA_COURSE_END_DATE |
クラス所有者にCC転送先が見つからなかったことを通知
簡単な摘要 | クラス所有者にCC転送先が見つからなかったことを通知します。 |
送信先 | クラス所有者のEメールID |
プロセス名 | 学習に登録 |
メッセージ名 | クラス所有者にCC転送先が見つからなかったことを通知 |
内部名 | OTA_LNR_CC_TRANSFER_TO_NOT_FND |
件名 | 相互賦課「転送先」値が見つかりません |
本文 | 下に表示される登録レコードに対する「転送先」値(受取原価センター)が見つかりません。 従業員 : &CURRENT_PERSON_DISPLAY_NAME クラス名 : &CLASS_TITLE 登録番号 : &BOOKING_ID 財務ヘッダーおよび財務明細を自動作成できないため、手動作成してください。 |
クラス所有者にCC転送元が見つからなかったことを通知
簡単な摘要 | クラス所有者にCC転送元が見つからなかったことを通知します。 |
送信先 | クラス所有者のEメールID |
プロセス名 | 学習に登録 |
メッセージ名 | クラス所有者にCC転送元が見つからなかったことを通知 |
内部名 | OTA_LNR_CC_TRANSFER_FR_NOT_FND |
件名 | 相互賦課「転送元」値が見つかりません |
本文 | 下に表示される登録レコードに対する「転送元」値(支払原価センター)が見つかりません。 従業員 : &CURRENT_PERSON_DISPLAY_NAME クラス名 : &CLASS_TITLE 登録番号 : &BOOKING_ID 財務ヘッダーおよび財務明細を自動作成できないため、手動作成してください。 |
学習者登録要求ステータスを通知(オンライン同期DM)
簡単な摘要 | 学習者登録要求ステータスを通知します(オンライン同期DM)。 |
送信先 | 作成者のユーザー名 |
プロセス名 | 学習に登録 |
メッセージ名 | 登録ステータスを登録者に通知(オンライン同期DM) |
内部名 | OTA_LNR_NOTIFY_ENROLL_STS_OS |
件名 | &PROCESS_DISPLAY_NAME は承認済です |
本文 | &CURRENT_PERSON_DISPLAY_NAME 様 &FORWARD_TO_DISPLAY_NAME は、 &OTA_COURSE_START_DATE に開始するクラス &OTA_CLASS_TITLE (コース名 &OTA_COURSE_VERSION_NAME) の登録を承認しました。 登録ステータスは次のとおりです: &ENROLL_IN_A_CLASS_STATUS これは以下のクラスの登録確認です。参照のため、この通知をコピーして保持してください。 クラス名: &OTA_CLASS_TITLE 登録番号: &BOOKING_ID 開始日: &OTA_COURSE_START_DATE 開始時刻: &OTA_COURSE_START_TIME 終了日: &OTA_COURSE_END_DATE 提供モード: &OTA_DELIVERY_MODE_NAME |
学習者登録要求ステータスを通知(オフラインDM)
簡単な摘要 | 学習者登録要求ステータスを通知します(オフラインDM)。 |
送信先 | 作成者のユーザー名 |
プロセス名 | 学習に登録 |
メッセージ名 | 登録ステータスを登録者に通知(オフラインDM) |
内部名 | OTA_LNR_NOTIFY_ENROLL_STATUS |
件名 | &PROCESS_DISPLAY_NAME は承認済です |
本文 | &CURRENT_PERSON_DISPLAY_NAME 様 &FORWARD_TO_DISPLAY_NAME は、 &OTA_COURSE_START_DATE に開始するクラス &OTA_CLASS_TITLE (コース名 &OTA_COURSE_VERSION_NAME) の登録を承認しました。 登録ステータスは次のとおりです: &ENROLL_IN_A_CLASS_STATUS これは以下のクラスの登録確認です。参照のため、この通知をコピーして保持してください。 クラス名: &OTA_CLASS_TITLE 登録番号: &BOOKING_ID 開始日: &OTA_COURSE_START_DATE 開始時刻: &OTA_COURSE_START_TIME 終了日: &OTA_COURSE_END_DATE 提供モード: &OTA_DELIVERY_MODE_NAME 開催場所: &OTA_LOCATION_ADDRESS |
学習者登録要求ステータスを通知(オンライン非同期DM)
簡単な摘要 | 学習者登録要求ステータスを通知します(オンライン非同期DM)。 |
送信先 | 作成者のユーザー名 |
プロセス名 | 学習に登録 |
メッセージ名 | 登録ステータスを登録者に通知(オンライン非同期DM) |
内部名 | OTA_LNR_NOTIFY_ENROLL_STS_OA |
件名 | &PROCESS_DISPLAY_NAME は承認済です |
本文 | &CURRENT_PERSON_DISPLAY_NAME様 &FORWARD_TO_DISPLAY_NAME は、 &OTA_COURSE_START_DATE に開始するクラス &OTA_CLASS_TITLE (コース名 &OTA_COURSE_VERSION_NAME) の登録を承認しました。 登録ステータスは次のとおりです。: &ENROLL_IN_A_CLASS_STATUS これは以下のクラスの登録確認です。参照のため、この通知をコピーして保持してください。 クラス名 : &OTA_CLASS_TITLE 登録番号 : &BOOKING_ID 提供モード : &OTA_DELIVERY_MODE_NAME 失効日 : &OTA_COURSE_END_DATE |
学習者のクラスへの登録が取り消されたとき、アプリケーションによって次の通知が送信されます。
学習者に登録取消を通知
簡単な摘要 | 学習者に登録取消を通知します。 |
送信先 | 現個人のユーザー名 |
プロセス名 | 学習登録の取消 |
メッセージ名 | 学習者に登録取消を通知 |
内部名 | OTA_LNR_CANCEL_CLASS_MSG |
件名 | クラス &CLASS_TITLE のあなたの登録は取消されます |
本文 | &CURRENT_PERSON_DISPLAY_NAME様 &APPROVER_CREATOR_ DISPLAY_NAME は、 &OTA_COURSE_START_DATE に開始するクラス &CLASS_TITLE (コース名 &OTA_COURSE_VERSION_NAME) のあなたの登録を取消しました。 |
マネージャに登録取消を通知
簡単な摘要 | マネージャに登録取消を通知します。 |
送信先 | 現個人のユーザー名、マネージャのユーザー名 |
プロセス名 | 学習登録の取消 |
メッセージ名 | マネージャに登録取消を通知 |
内部名 | OTA_LNR_CANCEL_CLASS_SUP_MSG |
件名 | &APPROVAL_CREATOR_DISPLAY_NAME は、 &CLASS_TITLE の登録を取消しました。 |
本文 | &APPROVER_CREATOR_ DISPLAY_NAME は、 &OTA_COURSE_START_DATE に開始するクラス &OTA_CLASS_TITLE (コース名 &OTA_COURSE_VERSION_NAME) のあなたの登録を取消しました。 |
学習者の外部学習レコードが追加、削除、更新または訂正されたとき、アプリケーションによって次の通知が送信されます。
登録者に外部学習削除を通知
簡単な摘要 | 登録者に外部学習削除を通知します。 |
送信先 | 現個人のユーザー名 |
プロセス名 | 外部学習 |
メッセージ名 | 外部学習が削除されたことを通知 |
内部名 | OTA_NOTIFY_EXTLRNG_DEL_MSG |
件名 | &PROCESS_DISPLAY_NAME レコードは削除されました |
本文 | &CURRENT_PERSON_DISPLAY_NAME 様、 クラス &OTA_CLASS_TITLE のあなたの出席レコードは削除されました。これがエラーの場合は、外部研修としてレコードを再度入力する必要があります。 それ以外の処理をする必要はありません。 |
登録者に外部学習作成を通知
簡単な摘要 | 登録者に外部学習作成を通知します。 |
送信先 | 現個人のユーザー名 |
プロセス名 | 外部学習 |
メッセージ名 | 外部学習が作成されたことを通知 |
内部名 | OTA_NOTIFY_EXTLRNG_INS_MSG |
件名 | &PROCESS_DISPLAY_NAME レコードは作成されました |
本文 | &CURRENT_PERSON_DISPLAY_NAME 様、 &OTA_COURSE_END_DATE に終了する外部クラス &OTA_CLASS_TITLE のあなたの出席は記録されました。 |
登録者に外部学習更新を通知
簡単な摘要 | 登録者に外部学習更新を通知します。 |
送信先 | 現個人のユーザー名 |
プロセス名 | 外部学習 |
メッセージ名 | 外部学習の更新を通知 |
内部名 | OTA_NOTIFY_EXTLRNG_UPD_MSG |
件名 | &PROCESS_DISPLAY_NAME レコードは更新されました |
本文 | &CURRENT_PERSON_DISPLAY_NAME 様、 &OTA_COURSE_END_DATE に終了する外部クラス &OTA_CLASS_TITLE のあなたの出席レコードは更新されました。 |
外部学習者に訂正用に差戻しを通知
簡単な摘要 | 外部学習者に訂正用に差し戻すことを通知します。 |
送信先 | 現個人のユーザー名 |
プロセス名 | 外部学習 |
メッセージ名 | 作成者に外部学習者の訂正を通知 |
内部名 | OTA_NOTIFY_EXTLRNG_CORR_MSG |
件名 | &CURRENT_PERSON_DISPLAY_NAME の &PROCESS_DISPLAY_NAME は訂正用に差し戻されました。 |
本文 | 最終承認者: &FORWARD_TO_DISPLAY_NAME ユーザー名: &FORWARD_TO_USERNAME コメント: &WF_NOTE 以下を参照してください WF_NOTIFICATION(HISTORY) この通知は参考情報です。 |
管理者に対して、その職務を遂行するために必要なウィンドウおよび機能のみが表示されるようにOLMを構成できます。機能セキュリティを使用して、管理者が学習者登録を入力するときに表示される機能や、コースによって提供されるコンピテンスまたはスキルを管理者が入力するかどうかを定義できます。
警告: 学習管理アクセス権限があるすべてのユーザーが、カタログ項目を検索でき、制限付き登録詳細(学習者、会社)を表示できます。これらの構成オプションによって管理されるウィンドウには、出席結果や財務手続など、さらに詳細な情報が表示されます。
パラメータを使用して次の機能を構成します。
パラメータを使用して、学習者がコースに出席することによってコンピテンスまたはスキルとしての獲得を目指す資格、属性および知識をユーザーが入力および保持できるようにします。これを実行できるのは、企業でOracle Human ResourcesとOLMの両方をインストールしている場合のみです。
注意: 以前にスキル方法を使用していなかった場合は、コンピテンス方法を使用してください。
また、選択したユーザーが、コースで獲得するコンピテンスを学習者のコンピテンス・プロファイルに直接追加できるようにする場合もパラメータを使用します。
登録ウィンドウは、次の方法で構成できます。
参照: 登録ウィンドウの表示
アプリケーションを最初にインストールしたとき、「学習者登録」メニュー・オプションを選択すると、デフォルトで3つのウィンドウ(「登録要約」、「登録詳細」および「サーチ・クラス」)が表示されます。必要なウィンドウのみが表示されるようにするには、次のパラメータ値を2つまで入力します。
このパラメータ値を指定すると、「サーチ・クラス」ウィンドウが非表示になります。
このパラメータ値を指定すると、「登録要約」ウィンドウが非表示になります。
このパラメータ値を指定すると、「登録詳細」ウィンドウが非表示になります。
注意: 「サーチ・クラス」ウィンドウのみが表示されるようにウィンドウをカスタマイズしないでください。このようにカスタマイズすると、ユーザーがイベント詳細を入力できません。少なくとも「登録詳細」ウィンドウはデフォルトとして残すことをお薦めします。
表示される登録ウィンドウの数を指定する方法は、「機能を構成する手順」を参照してください。
「登録詳細」ウィンドウには、デフォルトで6つのリージョンが含まれています。次の3つのリージョンは非表示にできません。
ただし、他の3つのリージョンは非表示にできます。たとえば、企業で外部登録のみを処理する場合は、「協力会社担当」リージョンを非表示にできます。
パラメータ値をYESからNOに変更すると、3つのリージョンをそれぞれ非表示にできます。次に例を示します。
この指定によって「財務」リージョンが非表示になります。
この指定によって「出席」リージョンが非表示になります。
この指定によって「協力会社担当」リージョンが非表示になります。
3つの更新可能パラメータの値を変更しない場合、「登録詳細」ウィンドウの6つのリージョンすべてがユーザーに表示されます。
提案: これらの3つのパラメータは、値をNOに変更するかわりにパラメータ自体を削除できます。ただし、今後リージョンを表示する必要がある場合に備えて、パラメータをNOに変更することをお薦めします。
表示されているリージョンを構成する方法は、「機能を構成する手順」を参照してください。
ユーザーが登録ウィンドウで次のタイプの登録を入力できるかどうかも定義できます。
ユーザーに内部学習者の登録のみを許可する場合は、パラメータにINTERNALを定義します。顧客学習者の登録のみを許可する場合は、EXTERNALを定義します。その後、ユーザーが「登録」ウィンドウを選択すると、適切なリージョン(「顧客」または「組織」)が表示されます。
ユーザーに組織学習者と顧客学習者の登録を許可する場合は、パラメータに両方を指定します。ウィンドウに「顧客」または「組織」のいずれのリージョンがデフォルトで表示されるかも指定できます。この機能は、たとえば、企業で主に外部学習者を登録しているが、内部学習者も登録する場合にも役立ちます。このような場合、「登録詳細」ウィンドウには「顧客」リージョンが表示されますが、ユーザーが「組織」に変更できます。
登録タイプを構成するには、次のいずれかのパラメータ値を入力します。
「組織」リージョンが表示されます。
「顧客」リージョンが表示されます。
「組織」リージョンがデフォルトで表示されます。
「顧客」リージョンがデフォルトで表示されます。
注意: ENROLLMENT_TYPE=BOTH_INTERNALがデフォルトです。
特定の職責のユーザーが特定のステータスの登録を入力、更新または削除できないようにするには、登録ステータス・セキュリティを設定します。たとえば、企業では、登録要求をすべてのユーザーに許可できますが、登録の設定はコース管理者にのみ許可できます。
登録ステータス・セキュリティを設定すると、特定の職責のユーザーは、指定したステータスの登録の入力、更新または削除を実行できなくなります。
次の項では、「登録ステータス除外」ウィンドウの使用方法について説明します。
関連リンク:
「フォーム機能」ウィンドウを使用して、登録タイプを構成し、表示する登録ウィンドウを指定します。
ステップ1: 構成する機能を問い合せます。登録ウィンドウはOTA_OTATAEDBによって制御されます。
ステップ2: 「パラメータ」フィールドに、登録ウィンドウの構成に必要なパラメータを入力します。
たとえば、「登録詳細」ウィンドウが、組織学習者および顧客学習者の両方(顧客にデフォルト設定)に対する「財務」リージョンと「出席」リージョンのみで表示されるようにするには、次のように入力します。
EVENT=NO SUMMARY=NO THIRD_PARTY=NO ENROLLMENT_TYPE=BOTH_EXTERNAL
その他の構成については、「登録ウィンドウの構成」を参照してください。
ステップ3: 作業内容を保存します。
「登録ステータス除外」ウィンドウを使用して、特定の職責が選択できない登録ステータスを定義します。
ステップ1: 登録の入力および更新を許可しない職責を問い合せます。
ステップ2: この職責に入力および更新を許可しない登録ステータスを選択します。
ステップ3: 必要に応じて、除外する登録ステータスを続けて入力します。
ステップ4: 変更内容を保存します。
OLM(以前のOracle Training Administration)とOracle Order Management(OM)のリンケージによって、それぞれ独立している研修ベンダーが標準インタフェースを介してクラスの受注および価格設定を管理できます。顧客は、椅子やソフトウェア・パッケージを注文するときと同じように、組織のコール・センターに連絡し、クラスの注文および学習者の登録ができます。OMで請求書が作成され、Oracle Accounts Receivableとのインタフェースを介して顧客への請求が行われます。
注意: 場合によっては、OMインタフェースでOracle Training Administrationの用語が使用されます。「クラス」は「イベント」または「EVT」、「コース」は「アクティビティ」、「OLM」は「OTA」に置き換えられます。
クラスおよび登録を受注するには、単位の追加、在庫に品目を配置、価格表の設定、コースを在庫にリンクする必要があります。この結果、クラスと登録の追加、およびクラスの最大出席者数の変更が可能になります。
OMでOLMのコースを認識するためには、OLM固有の単位区分と2つの単位(UOM)を設定する必要があります。財務情報をAccounts Receivableに転送するには、OLM固有のトランザクション・タイプを設定する必要があります。OLMの「登録詳細」ウィンドウからOMの「受注」ウィンドウへの直接アクセスを可能にするには、アクセス権限を付与する職責のOLMメニューに2つのフォーム機能を追加する必要があります。
単位を追加する手順は、次のとおりです。
注意: 単位に他の名前は使用しないでください。
『Oracle Order Managementユーザーズ・ガイド』の単位区分の定義に関する説明、および『Oracle Inventoryユーザーズ・ガイド』の単位の定義に関する説明を参照してください。
OLM固有のトランザクション・タイプを設定する手順は、次のとおりです。
OLMユーザーに「受注」ウィンドウへの直接アクセス権限を付与する手順は、次のとおりです。
--受注オーガナイザ: ONT_OEXOEORD_SUMMARY
--受注オーガナイザ: 表示: ONT_OEXOEORD_VW
『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』のメニューの定義に関する説明を参照してください。
参照: 機能を構成する手順
単位の作成後、研修を品目としてOracle Inventoryに入力できます。Oracle Inventoryには、OMから直接アクセスできます。
『Oracle Inventoryユーザーズ・ガイド』の在庫品目の定義に関する説明を参照してください。
在庫にアクティビティを配置する手順は、次のとおりです。
警告: 在庫研修品目名の長さは、80文字未満にする必要があります。
OLMのコースとOMをリンクする前の最終手順として、価格表と算式を設定する必要があります。
Oracle Pricingでは、価格表と価格設定算式の設定が必要です。前提条件として、Oracle Pricingの付加フレックスフィールドを設定(または検証)する必要があります。
「価格設定コンテキスト」付加フレックスフィールドを設定する手順は、次のとおりです。
制限付きイベントの価格設定算式を設定する手順は、次のとおりです。
値:自 | 値:至 | 調整ファクタ |
---|---|---|
1 | 8 | 4,000 |
9 | 20 | 10,000 |
価格表を設定する手順は、次のとおりです。
詳細は、『Oracle Pricingユーザーズ・ガイド』の価格表の概要に関する説明、および『Oracle Pricingユーザーズ・ガイド』の算式の概要に関する説明を参照してください。
OMで研修品目を在庫に配置して価格を設定すると、研修品目をOLMにリンクできます。
在庫配置済のコースをOLMにリンクする手順は、次のとおりです。
OMで開始されたクラスの最大出席者数を増減する場合は、OM内からOLMの価格設定属性を変更して、システムに通知する必要があります。
OMで最大出席者数を変更する手順は、次のとおりです。
注意: 「価格設定コンテキスト」ウィンドウが自動的に表示されない場合は、「価格設定コンテキスト」フィールドの右側にある「価格設定属性」付加フレックスフィールド・ブロックをクリックします。
OMでクラスおよび登録を受注するには、最初にOMの「受注」フォームの標準手順に従い、「処理」をクリックして、登録またはクラス要求の詳細を記述する必要があります。
注意: OMでクラス(タイプ「EVT」の受注明細)を取り消すと、OLMでそのクラスが自動的に取り消されます。ただし、すでに登録されているリソースは手動で取り消す必要があります。
OMで受注を作成する手順の詳細は、『Oracle Order Managementユーザーズ・ガイド』の受注の概要に関する説明を参照してください。
OMで公開クラス登録を受注する手順は、次のとおりです。
注意: OLMでは登録者は顧客担当者としてデフォルト設定されます。OLMで受講者が学習者として表示されるようにするには、受注明細の「住所」タブの下の「出荷先担当」に受講者を入力する必要があります。
OMで公開クラス登録を変更する手順は、次のとおりです。
OMで制限付きクラスを受注する手順は、次のとおりです。
注意: OMで新規クラスを入力するには、OTAの「価格設定属性」の「受講者数」フィールドに値を入力していることを確認する必要があります。この数は、クラスの最大出席者数として使用され、同じ数の登録が自動的に作成されます。
参照: 最大受講者数の変更
注意: クラス・ステータスを「満席」に指定した場合、受講者の登録ステータスは「登録済」です。クラス・ステータスを「通常」に指定した場合、受講者の登録ステータスは「受講希望」です。参照: クラス・ステータスと登録ステータス
OMでの制限付きクラス登録の受注
OM内から制限付きクラスに受講者を直接登録することはできません。制限付きクラスの受注では、OLMの「価格設定属性」で設定した受講者数と同じ数の登録が自動的に作成されます。
制限付きクラスに登録を追加するには、OLMで登録を問い合せて、登録要約ウィンドウで新規明細を作成し、登録詳細フォームに値を入力する必要があります。元の登録で指定した登録数を減らさずにこれらの処理を実行した場合、登録した学習者は登録希望者になります。
OMでのイベント作成時に作成した登録のブロックに対して学習者名を指定するには、OLMで登録を問い合せ、登録数を減らし(通常は1)、各受講者を新規登録として追加する必要があります。
参照: 登録の入力
OMは、OLMで登録に「出席」のマークが付けられた日に、Accounts Receivableにインタフェースします。したがって、クラスの最終日より前、またはクラスの完了後長時間経過した後で出席のマークを付けないでください。
サービスが完了する前にサービス収益を処理すると、国または地方の会計原則に違反する恐れがあります。また、クラス完了後長時間経過した後で出席のマークを付けると、その後の会計期間に収益が認識される原因となる場合があります。
「OTA: OM国による登録制限」プロファイル・オプションによって、営業単位の国とクラス開催国が一致する学習者にのみ登録を制限できます。この制限を実施するには、プロファイル値を「Yes」に設定します。営業単位には、指定した国の事業所も含まれている必要があります。
この制限は、グローバリゼーションの目的を大きく阻害することに注意してください。たとえば、フランスのコルマルの従業員は、車で1時間以内の場所にあるスイスのバーゼルやドイツのフライブルクのクラスを受講できないことになります。
アプリケーションによって、次の項目が順に検索されてクラスの国が判別されます。
次の表に、OLMで使用されている用語とその用語に相当するOTAの用語を示します。
OLM | OTA | 備考 |
---|---|---|
非同期 | 自己ペース | - |
カタログ・カテゴリ | アクティビティ・カテゴリ | - |
クラス | イベント、予定イベント | - |
コンピテンス | スキル、コンピテンス | - |
完了 | 完了 | - |
コース | アクティビティ | - |
顧客限定 | イベント・タイプ: 制限付き | - |
提供モード | 提供方法 | - |
登録終了 | 登録: 至 | - |
登録開始 | 登録: 自 | - |
インストラクタ | 講師、インストラクタ | 下位互換性のために、OLMでリソース・タイプとして「講師」を使用していることに注意してください。 |
請求書合計 | 財務合計 | - |
学習者 | 受講者、受講者代表またはユーザー | - |
学習履歴 | 研修履歴 | - |
学習パス | 研修パス | - |
LMS管理者 | ユーザー、研修管理者 | - |
価格 | 金額 | - |
熟達度レベル | 熟達度、スキルまたは業績レベル | HRMSには、熟達度および業績レベルがあります。OTAでは熟達度がサポートされます。業績は評価機能でのみサポートされます。 |
教室 | 会場 | - |
セッション | イベント・タイプ: セッション | - |
正常に完了 | 修了 | - |
研修センター | 研修センター | - |