Oracle Learning Managementユーザーズ・ガイド リリース11i B25739-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
Oracle Learning Management(OLM)を使用すると、管理者はカタログにリストされているクラスへのすべての登録を管理および追跡できます。登録は、学習者アクセス、自己登録権限および承認オプションを組み合せて管理します。また、確認の発行、修了の追跡、および学習履歴の保守も実行できます。さらに、学習者のコンピテンス・プロファイルの自動更新を設定できます。
学習者は「学習者セルフ・サービス」からクラスに登録できます。管理者はここで、登録を追跡および調整し、必要に応じて登録希望者リストに入力して登録者に通知できます。
OLMを使用すると、包括的な要員研修および証明(認定)業務を容易に管理できます。マネージャおよび主要評価担当者は、キャリアおよび要員の目標を履行するために個人の学習パスを作成して管理できます(有効な場合)。
学習者コンピテンスは、Oracle HRMSタレント・マネジメント(『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド』で説明する機能で、コアとSSHRの両方)と組み合せて、候補者の配置、業績評価、適合性照合、さらにキャリア計画にも利用できます。
OLMには、登録に関する次のレポートがあります。
登録は、次の主要な概念に基づいています。
「受講希望」や「登録希望」などの登録ステータスはOLM登録エンジンの中核で、クラス・ステータスの変更に対応し、通知、レターおよび他のプロセスのトリガーとなります。
顧客(外部登録)または就業者(内部登録)を登録できます。
クラスが満席の場合、OLMは自動的に登録希望者リストを作成します。空席が出た場合は、このリストから登録希望者を選択できます。
クラス・ステータスと登録ステータスに従って、アプリケーションでは、重複するクラスにすでに登録されていることを警告し、登録希望者による登録を防止します。
外部で取得したクラスの登録と結果を記録できます。
OLMを使用すると、組織の内外から個人および学習者グループを登録できます。OLMはOrder Managementと統合されているため、組織の電話セールス担当は外部の顧客をクラスに登録できます。
就業者と顧客(非従業員)は同じクラスに登録できます。
時間を節約し入力ミスをなくすために、1つのクラスに対して複数の登録を実行したり、登録グループを選択してすべての登録を同じ方法で更新することができます。
学習者とマネージャには、登録通知や完了通知など登録関連のいくつかの通知が送信されます。
就業者および顧客が組織外で出席したコースの情報は、完全な学習履歴を保守するために記録できます。
OLMでは、次の2タイプの登録を採用しています。
所属している企業がOracle HRMSまたはHRMS Foundationのライセンスを取得している場合は、従業員、派遣就業者および応募者の登録を入力できます。システム管理者がサイトで設定した登録フォームに従って、顧客の登録も入力できます。
Oracle HRMSのライセンスを取得していない場合、入力できるのは顧客の登録のみです。
複数登録を簡単に入力および更新できるように、OLMにはテンプレートと一括変更機能が用意されています。
登録は、その登録のクラス・ステータスを変更することで更新できます。たとえば、クラス・ステータスを「通常」から「取消」に変更すると、そのクラスに対して選択されていた登録が取り消されます。複数の学習者の修了も記録できます。
登録希望者リストを管理することによって、空席が出たときにその空席を割り当てることができます。たとえば、クラス・ステータスが「満席」のときに1つの登録を取り消した場合は、登録希望者リストから学習者を一人選択できます。
登録希望学習者は、登録希望者の優先順位または登録日に基づいて自動的に登録できます。この自動登録機能によって重複登録の発生を防ぐこともできます。
登録希望学習者の自動登録は、ある学習者が登録を取り消した場合、またはイベントの最大出席者数が増えた場合に発生します。OLMでは、最初の適格な登録希望者をイベントに自動的に移動します。
この登録希望者の自動処理機能はオプションです。この機能を使用しない場合は、既存の機能を引続き使用して、登録取消または最大出席者数の増加が発生したときに登録希望学習者のリストから学習者を選択できます。
登録希望の自動処理を確立するには、次のユーザー・プロファイルを設定します。
参照: プロファイル・オプション
クラスに登録している学習者の登録ステータスが次の場合、その学習者は重複して登録できません。
クラスの最大登録数を設定した場合、登録数としてカウントされるのは、確定的な登録(「登録済」と「出席」)のみです。
ただし、次のステータスの学習者は重複して登録できます。
実際、学習者がクラスに登録するか出席するまでは、別の競合するクラスにも学習者を登録できます。この重複登録オプションによって、登録を柔軟に定義および管理できます。
OLMで重複登録がチェックされるのは、クラス・ステータスが「確認済」の場合のみで、クラスを計画したり様々なクラス日付を検討している間は学習者を重複して登録できます。
システム管理者は、セキュリティを設定して、次の登録タスクへのアクセス権限を制限している場合があります。
一部のクラスは保護されます。つまり、クラスへの登録を入力および更新できるのは、そのクラスを管理している組織に割り当てられた個人のみです。
参照: 組織セキュリティ
登録ステータス・セキュリティによって、特定の職責のユーザーが特定のステータスの登録を入力、更新または削除できないようにします。
参照: 登録ステータス・セキュリティ
財務セキュリティが設定されている場合、次の価格を更新および削除できるのは、特定の職責のユーザーのみです。
財務セキュリティが設定されていない場合は、すべてのユーザーが価格を更新および削除できます。
参照: 財務セキュリティ
標準レターを使用すると、企業の登録アクティビティを容易に管理できます。標準レターは、登録ステータスの変更によってトリガーされ、学習者に発行できます。たとえば、標準登録確認レターは、学習者の登録ステータスが「登録済」に設定されるとトリガーされるように設定できます。
次に、採用活動や登録アクティビティの管理に有用なレターの例をいくつか示します。
レターはアプリケーション・データ・エクスチェンジ(ADE)を使用してオンラインで生成します。参照: 『アプリケーション・データ・エクスチェンジおよび階層ダイアグラマ・ユーザーズ・ガイド』
ADEを使用して標準レターおよびレポートを生成するには、データを検索してデータ・ファイルにエクスポートします。このデータ・ファイルは標準的なワープロ文書にマージされます。ワープロ文書には、レター用のデータと標準テキストのマージに必要なすべてのマージ・フィールドが含まれています。ADEにはMicrosoft Wordとの互換性があります。
ADEを使用すると、「レター要求」ウィンドウでメール・マージを実行することで、登録に関する標準レターを生成できます。
従来の自動レター生成機能では、登録したクラスに関係なく、すべての登録者が同じレター・タイプで処理されていました。このため、大企業では、クラス数や登録数が非常に多い場合、およびクラス所有者が異なる時間にレターを送信する場合に問題が発生していました。
プロファイル「HR: 必要要員またはイベントによるレターの制限」(この場合のイベントはクラス)を使用すると、ユーザーは、指定のユーザー登録ステータスのクラスごとにレター要求を個別に生成できます。このプロファイルは、HRとOLMの両方のレター要求(HRでは必要要員によるレターに制限されます)に使用されます。このプロファイル「HR: 必要要員またはイベントによるレターの制限」を「Yes」に設定すると、レター要求フォームに「クラス名」フィールドが表示されます。このフィールドで値を選択すると、レター生成の対象は「クラス名」フィールドで選択したクラスの登録者に制限されます。このフィールドを空白にすると、新規のレター要求が作成されます。
プロファイル「HR: 必要要員またはイベントによるレターの制限」(この場合のイベントはクラス)を「Yes」に設定すると、登録が作成または更新されて登録ステータス・タイプに対するレター・タイプが存在するたびに、レター要求が自動的に作成または更新されます。
登録ステータス・タイプに対するレター・タイプがすでに存在している場合は、自動レター生成はこのプロファイル設定に関係なく実行されます(登録ステータスに対するレター・タイプが存在している場合は、レターが常に作成されます)。前述のレター要求作成との違いは、このプロファイルを「Yes」に設定すると、自動的に作成されたすべてのレター要求が登録クラスに関連付けられることです。
同一の登録ステータスに対して複数のレター・タイプを作成した場合は、レター・タイプIDに従い、最後に作成されたレター・タイプに基づいてレター要求が作成されます(これは、複数のレター・タイプを同一の登録ステータス・タイプに関連付けることはできないためです)。
次の各項では、「登録詳細」ウィンドウと「登録要約」ウィンドウの使用方法を説明します。
関連リンク:
システム管理者または学習管理者は、登録構成オプションを使用して次の操作を実行できます。
システム管理者による登録ウィンドウの構成方法によっては、これらのリージョンが自動的に表示されない場合があります。
新規登録を入力する際に必ず入力する必要がある情報は、登録を主催する顧客または組織の名前、および学習者または担当者の名前です。デフォルトでは、顧客または組織用の登録数は1で、登録ステータスは「受講希望」です。
入力可能な追加情報には、郵便物住所と電話番号、登録優先順位、価格情報と請求情報があります。
新規登録は次の3つの手順で入力できます。
ナビゲータから「学習者登録」項目を使用して、顧客および内部組織の学習者登録を入力します(顧客限定クラスの場合は、最初に「顧客限定クラス」ウィンドウで1つ以上の顧客を選択する必要があります)。項目を選択すると、システム管理者がサイトで定義したメニューに従って、次のウィンドウが1つ以上開きます。
参照: クラスの検索
ステップ1: 次のいずれかを実行します。
注意: クラスがセキュアな場合、学習者を登録できるのは、そのクラスを管理している組織に割り当てられたユーザーのみです。
ステップ2: 登録数を入力します。デフォルトは1です。Order Managementで作成されたクラスで登録数が変更されていない場合、登録数はそのクラスの許容最大出席者数と同じです。
ステップ3: 登録が内部学習者向けの場合は「内部」チェック・ボックスを選択します。この登録によって、クラスで受講可能な内部学習者の最大数を超える場合は警告されます。
ステップ4: 登録のステータスを選択します。クラス・ステータスと登録数がすでに入力されている場合は、選択肢が制限される場合があります。
注意: 所属している企業が登録ステータス除外を使用している場合は、特定のステータス値を選択できない場合があります。
ステップ5: 登録の優先順位レベルを選択します。これによって、登録取消が発生した場合に登録を確認する登録希望者を決定できます。値を追加するには、参照タイプPRIORITY_LEVELを使用します。
ステップ6: 「担当者」フィールドに名前を表示する場合は「承認済」チェック・ボックスを選択します。表示しない場合はこのボックスを空白のままにします。
ステップ1: 「登録開始日」および「登録終了日」は、「クラスの作成」ページまたは「クラスの更新」ページからのみ変更できます。参照: 学習者の遡及登録または事前登録
ステップ1: 学習者の主催者を識別します。
顧客が存在しない場合は、メニューから「顧客」ウィンドウを選択して顧客詳細を入力します。参照: 顧客の作成
ステップ2: 登録する学習者を選択します。内部登録を入力する場合は、リストから就業者とアサイメントを選択します。外部登録を入力する場合は、学習者詳細を選択または入力します。
1つ以上の無記名の席を登録する場合は、「学習者」フィールドを空白のままにします。
ステップ3: 担当者を選択します。内部登録を入力する場合は、リストから従業員とアサイメントを選択します。外部登録を入力する場合は、担当者詳細を選択または入力します。
注意: 外部登録を入力するとき、すでに新規担当者を入力している場合は、新規財務ヘッダーでその個人を担当者として選択する前に変更内容を保存する必要があります。
企業によるOLMの構成方法によっては、「郵便物」および「登録詳細」リージョンにアクセスできない場合があります。アクセスが必要な場合は、システム管理者に連絡してください。
ステップ1: 「郵便物」リージョンを選択して、すべての郵便物の受取人を識別します(デフォルトの受取人は担当者です)。
ステップ2: 住所詳細を選択します(通常は、プロファイル「OTA: 従業員外部住所の非表示」を「Yes」に設定した場合のみ使用可能になります)。
ステップ1: 「登録詳細」リージョンで、登録のソースや特別なインストラクションなどの詳細を入力します。
「ソース」フィールドを使用して、広報または代理店との関連の効果を追跡します。値を追加するには、参照タイプBOOKING_SOURCEを使用します。
ステップ2: 変更内容を保存します。
提案: 「登録詳細」ウィンドウで登録を入力した後は、カタログの「クラス」ページから「登録リスト」を選択して多くの更新機能を実行できます。
参照: 複数登録の実行
参照: 登録に関する財務詳細の入力
Oracle Human Resourcesを実装している場合は、一部の顧客基準クラスが保護されている可能性があります。これは、これらのクラスへの登録を入力および更新できるのは、クラスを管理する組織に割り当てられたユーザーのみであることを意味します。
Order Managementを使用している場合は、制限付きクラスを作成すると、OTAの価格設定属性で指定した登録数と同じ登録数で登録が自動的に入力されます。登録を追加したり個別の登録者を指定する場合は、「OLMとOrder Managementの連携使用」で説明する手順に従ってください。
ステップ1: 「クラスの作成」ページでクラスを作成します。
ステップ2: 「顧客限定クラス」ウィンドウでクラスを選択します。
ステップ3: クラスの顧客を1つ以上選択し、作業内容を保存します。
参照: 登録のクイック入力
ステップ1: 「クラスの作成」ページでクラスを作成します。
ステップ2: 「顧客限定クラス」ウィンドウでクラスを選択します。
ステップ3: このクラスの顧客を1つ以上選択します。
ステップ4: 顧客ごとに必要な登録数を入力します。
ステップ5: 登録の担当者を選択し、登録ステータスを入力します。登録のソースも選択できます。
ステップ1: 「ヘッダー」フィールドで既存の財務ヘッダーを選択します。財務ヘッダーの顧客は、学習者の勤務先である顧客と同一である必要はありません。
請求書を顧客に発行する場合は、「標準」または「前払」ヘッダーを選択します。
ステップ1: この顧客の財務ヘッダーを作成していない場合は「財務」ボタンを選択します。
ステップ2: 財務ヘッダーを作成します。
参照: 財務ヘッダーの作成
ステップ3: この登録で新規ヘッダーを使用する場合は、「登録詳細」ウィンドウで「ヘッダーの使用」ボタンを選択します。
参照: 登録の入力
各登録の財務詳細は、「登録詳細」ウィンドウの「財務」リージョンを使用して入力します。
ステップ1: 次のいずれかの手順を実行します。
注意: 財務明細とIDが生成されます。
ステップ1: 「ヘッダー」フィールドで次のいずれかの財務ヘッダーを選択します。
注意: 財務ヘッダーの顧客は、学習者の勤務先である顧客と同一である必要はありません。
ステップ2: 表示された価格を使用しない場合は、(職責に応じて)別の価格表から価格を選択します。「標準」価格設定フィールドには、クラス・レコードまたは価格表から価格が表示されます。
ステップ3: 表示された金額を顧客に請求しない場合のみ「財務合計」フィールドに表示された価格を上書きします(適切な職責が必要)。これが財務明細で顧客に請求される金額になります。
ステップ4: 変更内容を保存します。
個々の学習者、または無記名の席数を指定した顧客の登録を入力できます。複数登録を迅速に入力するには、登録の情報をテンプレートにコピーして編集し、そのテンプレートを新規登録を入力する際のベースとして使用します。
1つのクラスまたは1つの顧客の登録など、共通情報を共有する登録を複数入力する場合は、ある登録の情報を次の登録にコピーできます。
ステップ1: 次のいずれかを実行します。
ステップ2: 「登録詳細」ウィンドウで「コピー」ボタンを選択します。
ステップ3: 最初の登録から選択したフィールドをコピーするには、「機能」ボタンを選択し、「テンプレート」を選択して「テンプレートのコピー」ウィンドウを開きます。他の登録に適用しないフィールド値は消去または変更します。
最初の登録の全フィールドをコピーする場合、このステップはスキップしてください。
ステップ4: 最初の登録から選択したフィールドをコピーするには、「登録詳細」ウィンドウで「編集」メニューから「新規レコード」を選択します。
ステップ5: 「ペースト」を選択します。
ステップ6: 追加情報を追加して保存します。
デフォルトでは非表示の登録ウィンドウを開くと、自動的に表示される登録情報を決定する設定オプションを一時的に変更できます。
ステップ1: 「登録要約」ウィンドウまたは「登録詳細」ウィンドウで「機能」を選択します。
ステップ2: 開くウィンドウを選択します。
3つの設定オプションを使用して、「サーチ・クラス」ウィンドウで選択したクラスを他のウィンドウに自動的にデフォルト設定するかどうかを決定します。これらのオプションは即時に有効になり、現在使用しているフォームにのみ適用されます。ここでの設定は保存されません。
ステップ1: 「登録要約」ウィンドウまたは「登録詳細」ウィンドウで「機能」を選択します。
ステップ2: 「設定オプション」を選択します。
ステップ3: 使用するオプションを選択します。
次の各項では、「要求の発行」ウィンドウを使用して登録レポートを実行する方法を説明します。
関連リンク:
登録レポートには、クラスに出席予定のすべての学習者(内部および外部)がリストされます。このレポートには、学習者名と担当者名、および関連する電話番号が表示されます。
レポートにリストされた学習者をチェックして、クラスに出席予定だったが出席しなかった学習者と連絡を取ることができます。
出力は次のいずれかに制限できます。
このレポートは「新規要求の発行」ウィンドウで実行します。
ステップ1: 「名称」フィールドでレポート名を選択します。
「パラメータ」ウィンドウが開きます。
ステップ2: クラスを選択して、クラスに出席予定の学習者を表示します。レポートには、ステータスが「出席」の学習者のみ表示されます。
ステップ3: クラス・タイプを選択します。指定の日付範囲内およびセンター内のクラス・タイプについてレポートする場合は、クラス・タイトルを選択せずにクラス・タイプを選択できます。
ステップ4: クラスを管理する研修センターを選択します。
ステップ5: 指定の日付範囲内のクラスまたはクラス・タイプを表示するには、開始日と終了日を入力します。
ステップ6: 「OK」を選択して「パラメータ」ウィンドウをクローズし、「発行」ボタンをクリックして要求を発行します。
レポート・ヘッダーには、ビジネス・グループ、レポート名と日付、クラス・タイトルと開始日、講義名と会場が表示されます。列には、学習者名と電話番号、担当者名と電話番号、登録ステータス、財務ヘッダーおよび支払ステータスがリスト表示されます。
レポートは横方向に印刷され、8.5 x 11インチ紙に適合します。
修了および未修了を含めて、学習者の出席の結果を記録できます。一括更新機能を使用すると、多数の学習者についてこの情報を同時に記録できます。
出席および結果は「登録リスト」ページで入力することをお薦めします。このページには、カタログの「クラス」ページからアクセスできます。
ステップ1: 「登録リスト」ページまたは「登録詳細」ウィンドウで登録を問い合せます。
注意: クラスがセキュアな(「保護」ボックスが選択されている)場合、クラスの出席および結果を記録できるのは、そのクラスを管理している組織に所属しているユーザーのみです。
ステップ2: 登録ステータスを「出席」に変更します。
ステップ3〜5はオプションです。
ステップ3: 学習者がクラスを修了した場合は、「修了」チェック・ボックスを選択します。
ステップ4: 学習者が修了しなかった場合は「未修了理由」を選択します。
ステップ5: 「結果」フィールドに、等級や修了証書などの結果を入力します。
ステップ6: 作業内容を保存します。
出席署名シート・レポートがあると、インストラクタは、コースに登録されている学習者の既製の名簿で教室に入室できます。このレポートには、学習者が署名するためのスペースと、インストラクタが飛込みの受講者の名前を記録するためのスペースがあります。
この出席署名シート・レポートは学習者署名シート・レポートと実質的に同一です。異なるのはレイアウトとソート順のみです。個々の会社に送付するためのページを生成しない場合、または受講者がイベントの開催日ごとに署名することを会社または法律により求められている場合は、このレポートを使用します。
出席署名シート・レポートは「要求の発行」ウィンドウから実行します。このレポートは、単独で、または要求セットの一部として発行できます。
ステップ1: 「名称」フィールドで出席署名シート・レポートを入力または選択します。
ステップ2: 「パラメータ」フィールドをクリックし、レポートのパラメータを選択します。詳細は「実行パラメータ」の項を参照してください。
ステップ3: プリンタ情報と印刷部数を入力します。レポートの表題は「出席署名シート・レポート」です。
ステップ4: レポートを発行します。
「パラメータ」ウィンドウには、次の8つのオプション・フィールドがあります。
リストからクラスを選択します。このフィールドを空白のままにすると、他のパラメータで設定した制限に従って、有効なすべてのクラスの情報が生成されます。
レポート対象を単一の研修センターに制限する場合は、値リストから研修センターを選択します。このフィールドを空白のままにすると、有効なすべての研修センターの情報が生成されます。
レポート対象にするクラス(複数可)の開始日を入力します。
レポート対象にするクラス(複数可)の終了日を入力します。
単独登録の領収書または情報を生成するには、登録番号を入力します。
オプション列には、学習者が自動車免許番号などの情報を記入する空白のスペースがあります。ここで入力する語句が列ヘッダーになります。
「Yes」と入力すると、学習者がクラス代金を支払済かどうかを示す列(値は「Yes」または「No」)が表示されます。
「Yes」と入力すると、インストラクタの署名の行が表示されます。
レポート・ヘッダーには、ビジネス・グループ、レポート名、日付、クラス・タイトル、開始日、継続期間、コース名、会場およびインストラクタ(ある場合)が表示されます。列には、学習者名、企業/従業員ID、登録番号およびオプション列がリストされます。「クラス」フィールドを空白のままにすると、レポートは対象のコースごとに分割されます。各クラス内で、レポートは学習者の姓でアルファベット順にソートされます。
このレポートは横方向に印刷されます。
学習者署名シート・レポートがあると、インストラクタは、コースに登録されている学習者の既製の名簿で教室に入室できます。このレポートでは、学習者が組織別にソートされ、ページごとに組織が記載されています。このレポートには、クラス(最大5つ)の開催日ごとに学習者が署名するためのスペースと、インストラクタが飛込みの受講者の名前を記録するためのスペースがあります。
この学習者署名シート・レポートは出席署名シート・レポートと実質的に同一です。異なるのはレイアウトとソート順のみです。個々の会社に送付するためのページを生成する場合、または受講者がクラスの開催日ごとに署名することを会社または法律により求められている場合は、このレポートを使用します。
学習者署名シート・レポートは「要求の発行」ウィンドウから実行します。このレポートは、単独で、または要求セットの一部として発行できます。
ステップ1: 「名称」フィールドで学習者署名シートを入力または選択します。
ステップ2: 「パラメータ」フィールドをクリックし、レポートのパラメータを選択します。詳細は「実行パラメータ」の項を参照してください。
ステップ3: プリンタ情報と印刷部数を入力します。レポートの表題は「学習者署名シート」です。
ステップ4: レポートを発行します。
「パラメータ」ウィンドウには、次の8つのオプション・フィールドがあります。
リストからクラスを選択します。このフィールドを空白のままにすると、他のパラメータで設定した制限に従って、有効なすべてのクラスの情報が生成されます。
レポート対象を単一の研修センターに制限する場合は、値リストから研修センターを選択します。このフィールドを空白のままにすると、有効なすべての研修センターの情報が生成されます。
レポート対象にするクラス(複数可)の開始日を入力します。
レポート対象にするクラス(複数可)の終了日を入力します。
単独登録の領収書または情報を生成するには、登録番号を入力します。
オプション列には、学習者が自動車免許番号などの情報を記入する空白のスペースがあります。ここで入力する語句が列ヘッダーになります。
「Yes」と入力すると、学習者がコース代金を支払済かどうかを示す列(値は「Yes」または「No」)が表示されます。
「Yes」と入力すると、インストラクタの署名の行が表示されます。
レポート・ヘッダーには、ビジネス・グループ、レポート名、日付、クラス・タイトル、開始日、継続期間、コース名、会場およびインストラクタ(ある場合)が表示されます。列には、学習者名、企業/従業員ID、登録番号およびオプション列がリストされます。「クラス」フィールドを空白のままにすると、レポートは対象のコースごとに分割されます。各クラス内で、レポートは最初に会社で(1ページに1つの会社)に、次に学習者の姓でアルファベット順にソートされます。
このレポートは横方向に印刷されます。
次の項では、「研修履歴」ウィンドウの使用方法を説明します。
関連リンク:
任意の学習者登録について登録ステータスの履歴を表示できます。これによって、たとえば、学習者が登録希望者リストからクラスに登録された時期を識別できます。
ステップ1: 「登録詳細」ウィンドウで登録を問い合せます。
ステップ2: 「履歴」ボタンを選択し、「登録ステータス履歴」を選択します。
学習者が受講した全クラスの要約を最新のクラスから順に表示できます。「学習履歴」ウィンドウには、登録のステータスおよび修了したかどうかが表示されます。また、学習者が企業の外部で受講したクラスの詳細も表示できます。
ステップ1: 「登録詳細」ウィンドウで登録を問い合せます。
ステップ2: 「履歴」を選択し、組合せ学習履歴を選択します。「OK」を選択します。
または
「外部学習」ウィンドウで学習者を問い合せて、コースを入力または問い合せます。
参照: 外部学習の入力
ステップ3: 「学習履歴」または「履歴」を選択します。
OLMを使用すると、登録を迅速に更新できます。たとえば、クラス・ステータスを「通常」から「予定」に変更した場合は、そのクラスの登録を「受講希望」に変更できます。また、学習者がクラスを修了したことを記録したり、学習者のコンピテンス・プロファイルを更新できます。
提案: 「登録詳細」ウィンドウで登録を入力した後は、カタログの「クラス」ページにある「登録リスト」ページから多くの更新機能を実行できます。
特定の変更を複数の登録に適用できます。たとえば、クラス・ステータスを「予定」から「通常」に変更した後は、すべての登録希望者を問い合せて登録できます。クラス終了後は、すべての登録を問い合せてステータスを「出席」に変更し、学習者がクラスを修了したかどうかをマークできます。
学習者の修了または欠席、および出席の結果を記録できます。一括更新機能を使用すると、多数の学習者についてこれらの情報をまとめて記録できます。
学習者のコンピテンス・プロファイルは、学習者が内部または外部のクラスを受講して取得したコンピテンスでいつでも更新できます。このような更新に対して承認要件を設定しているかどうかに応じて、ワークフローでは、自動更新されたこと、または手動による更新が必要であることを学習者とそのマネージャに通知します。
権限が付与されている場合は、クラスで授与されるコンピテンスを熟達度レベルとともに学習者のコンピテンス・プロファイルに自動的に追加できます。
コンピテンスを追加する場合、OLMでは、学習者がコンピテンスに熟達した日付としてクラス開始日を使用します。該当するコンピテンスはすでに所持しているが、熟達度レベルが異なる場合、OLMでは、クラスの開始日以降の新しい熟達度レベルでコンピテンスを追加し、以前の熟達度レベルのコンピテンスはクラス開始日の前日で終了します。この新しい熟達度レベルは、学習者が以前に示した熟達度レベルよりも高い場合と低い場合があります。
開始日と熟達度レベルは上書きできます。たとえば、学習者がクラスの中間時までにコンピテンスに熟達しない可能性がある場合です。学習者は授与されるコンピテンスに熟達したが、コースで示されている熟達度レベルでない場合は、熟達度レベルを上書きして正しいレベルを選択できます。また、コースで示されているコンピテンスの一部を取得していない場合、または、クラスで特定のコンピテンスを授与していない場合は、学習者のコンピテンス・プロファイルにコンピテンスを適用する必要はありません。
登録詳細は、学習者名や担当者名を誤入力したり、誤った学習者をクラスに登録した場合など、様々な理由で訂正する場合があります。このような場合は、登録を削除してから再入力する必要があります。前に戻って個人情報詳細を訂正したり、正しい契約登録を入力することはできません。
登録を削除する前に、財務明細が存在しているかどうかを確認する必要があります。ステータスが「内部使用」の財務明細がある場合は、登録を削除する前にその明細を削除する必要があります。ステータスが「転送済」の財務明細がある場合、その明細は削除できません。
登録を削除すると、学習者履歴も削除されるため、この機能を使用する際は注意が必要です。かわりに登録の取消を検討してください。たとえば、クラスが実行されない場合(または、学習者が受講を取り消す場合)は登録を取り消してください。参照: 単独登録の取消
次の各項では、「一括変更」ウィンドウと「学習者コンピテンスの更新」ウィンドウの使用方法を説明します。
関連リンク:
誤りを訂正するために登録を削除できます。登録を削除する前に、財務明細が存在しているかどうかを確認する必要があります。財務明細がある場合は(ステータスが「内部使用」)、登録を削除する前にその明細を削除する必要があります。ステータスが「転送済」の財務明細は削除できません。
警告: 登録を削除すると、学習者履歴も削除されるため、この機能を使用する際は注意が必要です。
ステップ1: 「登録詳細」ウィンドウで登録を問い合せます。
注意: クラスがセキュアな(「保護」ボックスが選択されている)場合、登録を削除できるのは、そのクラスを管理している組織に割り当てられているユーザーのみです。
ステップ2: 「編集」メニューから「レコードの削除」を選択します。
ステップ3: 変更内容を保存します。
ステータスを変更したり登録を新規クラスに転送する場合など、複数の登録を同じ方法で更新する場合は、「登録要約」ウィンドウで一括更新できます。
優先順位レベルの使用
登録に対して入力した優先順位レベルを使用すると、登録を一括更新できます。
たとえば、以前に登録可能数を超える登録希望を入力した場合は、優先順位レベルを使用することで、登録する希望者と登録希望者リストに記載する希望者を判断できます。また、優先順位が高い登録希望のステータスを「登録済」に更新し、残りの登録希望のステータスを「登録希望」に更新できます。
登録済の学習者が登録を取り消した場合は、優先順位が最も高い登録希望学習者を選択して空席を補充できます。また、すべての登録希望学習者をコースの次の予定クラスに転送することもできます。
一括更新と取消
一括更新を使用して登録を取り消すと、以前に取り消した登録は、デフォルト・ステータス「取消」に基づいたユーザー作成ステータスを保持します。同様に、以前に取り消した登録は指定の新規クラスに転送されません。クラス・タイトルは同一のままです。
ステップ1: 「登録要約」ウィンドウで、更新する登録のグループを問い合せます。
ステップ2: 「一括更新」を選択して「一括変更」ウィンドウを開きます。
ステップ3: 「一括変更」ウィンドウに移動し、「登録要約」ウィンドウを表示して「全て選択」を選択します。
ステップ4: 更新しない特定の登録について「変更」チェック・ボックスの選択を解除します。すべての登録を選択したままにすると、すべての登録が更新されます。
このクラスに対するすべての登録を更新しない場合は「全て選択解除」を選択します。
ステップ5: 「一括変更」ウィンドウで、適用する新しい値を選択します。登録を新規クラスに転送する場合のみ、新規クラスを入力します。
ステップ6: 「OK」をクリックします。
OLMではすべての登録ステータスを変更し、登録を新規クラスに転送します(指定されている場合)。
コンピテンス・プロファイルに対して自動更新を設定している場合でも、学習者のコンピテンス・プロファイルは手動で更新できます。
ステップ1: 次のいずれかを実行します。
「コンピテンス」ウィンドウに、このクラスで授与されるコンピテンスが表示されます。
提案: コンピテンス・プロファイルを更新する前に、「学習者」ボタンを選択して、学習者がすでに所持しているコンピテンスとそのレベルを確認することをお薦めします。
ステップ2: 次のいずれかの操作を実行できます。
ステップ1: 学習者のコンピテンスを示す熟達度レベルを変更するには、「上書き」フィールドで新規熟達度レベルを選択します。
ステップ2: 学習者がこのレベルでコンピテンスを取得した日付は、クラス開始日にデフォルト設定されています。この日付は変更できますが、クラス開始日より前の日付は入力できません。また、終了日を入力することもできます。
ステップ3: 「ソース」フィールドで、学習者がコンピテンスを取得した方法(研修コース、前歴など)を選択します。
ステップ4: 学習者のこのコンピテンスの熟達度をレビューする日付を入力します。
ステップ5: 記録されたレベルで学習者がコンピテンスを獲得したことを認証する方法を選択します。
ステップ6: 任意にコメントを入力します。
ステップ1: 学習者のコンピテンス・プロファイルに追加する各コンピテンスの横にある「適用」ボックスを選択します。
ステップ2: 「適用」をクリックします。
登録を取り消すときは、関連する財務明細も削除するかどうかを選択するように要求されます。
クラス・ステータスが「満席」で、登録希望者リストが存在しているときに登録を取り消す場合は、警告が表示されて次の2つのオプションが提示されます。
一括更新機能を使用して複数の登録を同時に取り消すこともできます。
参照: 登録の一括更新
ステップ1: 「登録詳細」ウィンドウで登録を問い合せるか、「登録要約」ウィンドウで登録を選択します。
注意: クラスがセキュアな(「保護」ボックスが選択されている)場合、クラスの登録を取り消すことができるのは、そのクラスを管理している組織に所属しているユーザーのみです。
ステップ2: 登録ステータスを「取消」(または、これと同等のステータス)に変更します。所属している企業で登録ステータス・セキュリティを使用している場合は、登録を更新できない場合があります。セキュリティ・プロファイルを変更する場合は、管理者に連絡してください。
ステップ3: 「変更理由」フィールドで、ステータス変更の理由を選択できます。
注意: 変更内容を保存した後は、ステータスを変更して保存しないかぎり「変更理由」フィールドは変更できなくなります。登録の履歴を追跡するには、「履歴」を選択して「登録ステータス履歴」を選択します。
ステップ4: 変更内容を保存します。
削除前にクラスが満席で、登録希望者リストが存在していた場合は、テキスト・ボックスが表示され、登録希望者リストから空席を補充できます。
ステップ1: 「Yes」をクリックして、登録希望者リストから学習者を選択します。
「登録希望者登録」ウィンドウで学習者を選択します。空席数はウィンドウの下部に表示されます。
ステップ2: 「登録ステータス」フィールドをクリックし、リストから「登録済」を選択して、登録する学習者を選択します。
これで、別のユーザーがクラスの新規登録を入力する前に空席を補充できます。
ステップ3: 「OK」をクリックします。
ステップ1: 登録希望者リストから学習者を登録しない場合は「No」をクリックします。クラス・ステータスは「通常」に戻り、ユーザーは通常どおり空席を補充できます。
個人の学習者履歴を完全に記録するために、外部学習に関する情報を入力できます。可能な場合は、学習者自身が学習者職責で外部学習の情報を入力できます(承認が必要な場合と不要な場合があります)。外部学習はOLMカタログにクラスとして表示されない学習で、外部クラス、または企業の別の学習管理システムに格納されている内部クラスなどがあります。
このデータを使用すると、就業者の学習履歴を完全にまとめて、その就業者が受講したクラスで企業が提供していないクラスのタイプを識別できます。
次の項では、「外部学習」ウィンドウの使用方法を説明します。
関連リンク:
管理者は「外部学習」ウィンドウを使用して、従業員または顧客が出席したクラスの中でOLMにクラスとして登録されていないクラスの詳細を記録できます(学習者とマネージャは「外部学習」ページを使用できます)。学習者に対してすでに入力されている全クラスを表示するには「学習履歴」を選択します。
参照: 学習履歴の表示
ステップ1: 「タイプ」リストを使用して、学習者が顧客か内部組織かを選択し、内部組織名または顧客組織名を入力します。
ステップ2: 学習者の名前を入力します。選択可能な名前のリストは、「タイプ」フィールドと「会社」フィールドでの選択内容によって異なります。
ステップ3: クラスのタイトル、終了日付、および仕入先と開催場所を入力します。
ステップ4: 外部クラスと最も類似したOLMベース・コースを選択します(該当するクラスがアプリケーションに含まれている場合)。リストから学習タイプを選択します。
ステップ5: クラスの継続期間および学習のステータス(「出席」、「未完了」など)を必要に応じて入力します。
ステップ6: 取得項目または付与された等級を入力します。クラスが終了している場合は達成したスコアを入力します。担当者名を入力します。
ステップ7: 変更内容を保存します。