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Oracle Learning Managementユーザーズ・ガイド
リリース11i
B25739-01
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カタログ

カタログの概要

カタログはアプリケーションの主要な管理構造です。このネストされた階層によって、ユーザーと学習者は、使用可能なすべての学習をブラウズしたり、詳細なクラス摘要にドリルダウンできます。すべてのカタログ・オブジェクト(カテゴリ、コース、講義、クラスおよび学習パス)は、この階層から作成して保守します。

カタログに関するレポート

インストラクタは出席署名シート・レポートを使用して、クラスの出席を取りレポートできます。

主要な概念

カタログは、次のいくつかの主要な概念に基づいています。

カタログ要件

今後のコースの計画を効率よく示すには、OLMカタログを既存のカタログにあわせて変更したり、新規カタログを最初から作成できます。カテゴリを使用すると、1〜2レベルのみの比較的フラットな構造でコースを保守したり、大規模で多様なカタログに対応するために複数レベルにコースをネストすることもできます。

コースとビジネスの関連

就業者は学習アクティビティを通してコンピテンス、資格および経験を取得または拡大でき、学習者は役職要件を効率よく履行してキャリア目標を達成できます。

要員のスキルやコンピテンスが向上し、就業者が役職要件をさらに完全に満たすことは、企業に対する直接的なメリットです。コンピテンスに関する詳細で最新の記録を保持することによって、従業員の可能性をさらに完全かつ効率的に活用できます。

OLMを使用したクラス設計の多用性

このアプリケーションでは、コースやクラスを柔軟に計画し、グループ化できます。

カタログ管理

カタログ・オブジェクト

Learning Managementカタログの中核は、次のカタログ・オブジェクト・タイプの階層です。

5番目のタイプのカタログ・オブジェクトである学習パスには複数のコースの仮想グループが含まれ、単一のコースでは対応できない学習目標を学習者が達成できるように支援します。

カタログの階層構造では、様々な方法で情報が継承されます。4つの主要なオブジェクト・タイプは、その上位のオブジェクト・タイプから特性を継承します(上書きできる場合もあります)。たとえば、クラスはその上位に当たる講義の提供モードを継承します。また、あるコース内のすべての講義では同じ必須科目が提供されます。

学習者アクセスは階層内のすべてのレベルで使用でき、各オブジェクトはその上位オブジェクトに指定されている学習者アクセスを継承します(必要に応じて追加することも可能)。

カテゴリ

カタログ階層の最上位レベルにあるカテゴリは、使用するカタログの編成と構築に使用します。他のオブジェクトとの明確な違いは、カテゴリ自体に情報は格納されず、他の学習オブジェクトを格納する名前付きコンテナとして機能することです。カテゴリには別のカテゴリを格納できるため、コンピュータのディレクトリ構造と同様に、カタログ項目をネストできます。

カテゴリが保持できる重要な情報の1つは学習者アクセスです。カタログ構造に基づいてカテゴリを使用し、コースの目標を特定の組織または定義されている学習者のサブグループに設定できます。

コース

カタログ階層の2番目のレベルにあるコースには、提供モード、計画または開催場所が変更された場合でも変更されないことが多い一般情報が格納されます。コースを使用すると、講義やクラスを作成するたびに入力する情報の重複や間違いを回避できます。コースには、次のような様々な情報が格納されます。

提案: 学習者が使いやすくするために、1つのコースを複数のカテゴリで参照できますが、1つのカテゴリをプライマリ・カテゴリとして指定する必要があります。

OLMは開始日と終了日を使用して、学習者とマネージャに対するコースの表示期間を管理します(管理者は削除前のすべてのカタログ・オブジェクトを表示できます)。開始日より前、または終了日より後にあるコースのクラスは実行できません。

学習者アクセスは、カテゴリや他の学習オブジェクトと同様に、コースごとに確立できます。

参照: 学習者アクセス

コースへのハイパーリンクはアプリケーションで生成でき、電子メール、外部Webページまたはお知らせにペーストできます。

学習者コンピテンス

コースの修了により学習者に授与されるコンピテンスを指定することによって、そのコースをHRMSコンピテンス機能に結び付けることができます。

参照: コンピテンス

Order ManagementとOLM

Oracle Order Managementを使用して外部クラスを管理する場合は、在庫組織をコースに関連付けます。

参照: OLMとOrder Managementの連携使用

コース情報タイプ

「個人特別情報」キー・フレックスフィールドを設定し、専門ユーザー・インタフェースから特別情報タイプを作成して有効にしている場合は、「コース」ページの「その他の情報」リンクからコース情報タイプを使用できます。

講義

学習者オブジェクト階層の3番目にある講義は、コース固有のインスタンスです。このレベルには各種のデータを入力できますが、講義の主な目的は、講義内の各クラスを提供する際の提供モードと言語を設定することです。さらに、オンライン講義の場合は、オンライン・コンテンツへのリンクの確立も目的に含まれます。つまり、講義は主にコースの提供方法を決定します。

提供モード

OLMには、次の2つの概念に基づいて提供モードが事前定義されています。

アプリケーションには、次の4つの提供モード(および典型的なアプリケーション)が用意されています。

注意: オンライン・モードが使用できるのは、所属している企業がOLMオンライン学習オプションを購入し、「オンライン学習オプション・ライセンス」プロファイルを有効にした場合のみです。

作成する各クラスは、その上位の講義の提供モードを継承します。したがって、4つの提供モードの1つまたはすべてのモードを使用して、異なるバージョンのコースを提供できます。

「設定」タブでは、4つの提供モードのいずれかに基づいて新たに提供モードを作成できます。

リソースと講義

リソース・チェックリストを使用すると、リソース・タイプ、あるいは特定の講義のクラスを実行するのに必要または有用なリソースを指定できます。選択したリソースは、クラスごとに上書きできます。

注意: リソース・チェックリストでリソースを要求および指定(名前で)すると、すべてのクラスのリソースが講義に基づいて自動的に登録されます。「必須」とマークされていないリソースは、手動で登録する必要があります。また、クラス・リソース登録からリソースを手動で削除することもできます。

講義の終了日を設定した場合は、関連するリソースの終了日を入力する必要があります。この終了日は講義の終了日以前であることが必要です。

プレーヤ作業環境

プレーヤ作業環境は、学習者がオンライン講義を再生したときのプレーヤの表示と動作を制御します。オンライン・クラスのプレーヤ作業環境は、講義の作成および更新のページで設定します。使用可能な作業環境は次のとおりです。

インストラクタ・コンピテンス

講義のインストラクタに必要なコンピテンス、およびそれに基づくクラスのコンピテンスを指定するには、「インストラクタ・コンピテンス」タブを使用します。

参照: コンピテンス

クラスに渡される設定

各講義には、その講義に基づく全クラスのデフォルトになるいくつかの情報を格納できます。これらのデフォルトはクラスごとに上書きできます。リソースの他に、次の情報を指定できます。

カテゴリやコースと同様に、講義レベルでも学習者アクセスを設定(および追加)できます。

クラス

学習オブジェクト階層の4番目、つまり最下位にあるクラスは、講義固有のインスタンスです。クラスは、学習者が登録して出席したりオンラインで受講する学習オブジェクトです。クラスに対して次の作業を実行できます。

クラスを「制限付き」に設定すると、選択した顧客による外部学習者の登録を制限したり、内部学習者に対して学習者アクセスを有効にできます。この設定がない場合、クラスはすべての学習者に開放されます。

参照: 学習者アクセス

管理者によるワークフロー通知の受信と処理を可能にするには、クラス所有者と主催者を指定する必要があります。

Oracle Order Management(OM)を使用している独立した学習ベンダーの場合、電話セールス担当は、顧客からクラス受講を要求されたときにOMでクラスを計画できます。

計画とリソース調達

日付、時刻および継続期間はクラスごとに指定できます。クラスの日付は、その上位の講義の有効な日付範囲内であることが必要です。

登録期間の開始日と終了日も指定できます。これによって、学習者に対してクラスを有効にすることなく、クラスの計画やリソース調達が可能になります。また、開講間近のクラスや取り消される可能性があるクラスへの登録をクローズすることもできます(クラス・ステータスを「終了」に設定すると新規登録ができないようにもなります)。さらに、登録日を変更することで、学習者を事前にまたは遡及して登録できます。

オフライン・クラスの場合、次のように開催場所の階層を指定できます。

「クラスの作成」ページまたは「クラスの更新」ページを使用して、研修センター(たとえば、一般的な場所や組織)および開催場所(研修センター内にある建物や施設など)を選択します。次に、「リソース登録」ページで主会場(教室や会議室など)を選択します。

インストラクタやその他のリソースを選択するには、「リソース登録」ページを使用します。

参照: リソース登録

登録

新規の学習者登録は「登録詳細」ウィンドウで入力する必要があります。ただし、入力した学習者登録は、「クラス」ページの「登録リスト」リンクから更新および削除できます。

学習者がクラスを完了した後は、その学習者の修了(または未修了)を記録できます。また、学習者の「コンピテンス」プロファイルを自動的に更新する権限を付与される場合もあります。

所属している企業がクラスと登録に対して組織セキュリティを使用している場合、クラスを確保できるのは、適切な主催組織に属しているユーザーのみです。主催組織に属しているユーザーは、クラスを更新または削除したり、後で学習者をクラスに登録できます。クラスを管理している組織に所属していないユーザーは、クラスの更新や削除、およびクラスへの学習者の登録はできません。

セッション

同期クラスの詳細な予定を簡単に作成するために、クラスを複数の短いセッションに分割し、セッションごとに開催場所、開始時刻および終了時刻を指定できます。

会場や講師などのリソースは、クラス全体またはセッションごとに登録できます。これによって、リソースを効率的に割り当てることができます。

クラスの価格設定

クラスに対して選択できるのは、次の3つの価格基準です(4つ目の「受注」)は、電話セールス担当がOracle Order Managementでクラスを作成すると自動的にデフォルト設定されます。それ以外のユーザーはこのオプションを選択できません)。

顧客: この価格基準は、クラスに関連付けられている顧客に対しては、一定の登録数に対する一括価格で請求することを意味します。「顧客」を選択した場合は、「顧客限定クラス」ウィンドウで、1つ以上の顧客をクラスに関連付けて、登録を入力する必要があります。

学習者: この価格基準は、学習者登録ごとに価格を請求することを意味します。

計上対象外: この価格基準は、クラスの価格がゼロであることを意味します。

ここで入力する価格情報は、上位の講義に設定されている価格情報よりも優先されます。

関連する財務明細では、クラスの価格基準と同じ通貨を使用する必要があります。

価格基準が「顧客」の場合は、「顧客限定クラス」ウィンドウで、クラスに関連付けられている各顧客に対する価格を入力します。

価格基準が「学習者」の場合は、指定した価格が「登録詳細」ウィンドウに表示されるクラス標準価格になります。ただし、適切な職責を持つユーザーは、登録の入力時に異なる金額を請求できます。

内部学習者

Oracle Human Resourcesを実行している場合は、1つのクラスに登録できる従業員の最大数を設定できます。この操作は、1つのクラスに登録できる学習者の最大合計数とは別に設定します。

クラスの原価分析

Oracle Project Accounting(PA)をインストールしている場合は、OLMで作成したクラスをプロジェクトにリンクして、クラスを実行する実績原価を分析できます。OLMではクラス、リソースまたはリソース登録を追跡し、PAでは研修の準備と提供にかかる原価を追跡および請求します。

さらに、顧客への請求対象になる費用(制限付きクラスの提供に関連する原価など)がある場合は、その費用をProject Accountingで項目化し、Project Accounting(PA)からAccounts Receivable(AR)への標準インタフェースを介して請求できます。

クラスのステータスまたは最大出席者数の変更

クラスのステータスまたは許容最大登録数は、クラスの作成後に変更する必要が生じる場合があります。

たとえば、あるクラスの人気が高い場合は、会場を変更したり選択した会場の座席を配置し直して、許容登録数を増やすことができます。

また、あるクラスが満席になった場合は、新規登録ができないようにクラス・ステータスを「終了」に変更できます。これによって、ステータスが「受講希望」の登録(学習者の関心が未確定または未承認の登録)はすべて自動的に取り消されます。さらに、取り消された登録に関連するすべての財務明細を取り消すことができます。

学習パス

学習パスは、複数のコース(セクション)の仮想グループが1つ以上含まれるカタログ・オブジェクトで、単一のコースでは対応できない学習目標を学習者が達成できるように支援します。

学習パスは、他のソースからも作成できます。

初級、中級および上級コースのカリキュラムのように学習目標が複数のコースにまたがる場合は、学習者が加入する学習パスを設定できます。この学習パスは、学習者インタフェースの特定の学習パス表に表示されます。

学習パスはコースの複製ではありません。学習パスは既存のコースの論理グループに対する単なるコンテナで、いくつかの属性が学習パス・レベルで追加されています。

学習パスによって、必須コースとオプション・コースの識別、ターゲット完了期間の設定、学習者とそのマネージャによる長期目標の管理が可能になります。さらに、ターゲット完了が近いことを学習者とマネージャに通知するために、通知の送信日をターゲット完了期間終了前の日数で指定できます。

OLMは開始日と終了日を使用して、学習者とマネージャに対する学習パスの表示期間を管理します(管理者は削除前のすべてのカタログ・オブジェクト表示できます)。

カタログ学習パスは多くの点でコースに類似しています。学習パスには、個別のコース・レベルですでに設定されたコンピテンス以外にも学習者コンピテンスを設定できます。参照: コンピテンス

学習パスには、コースおよび他のカタログ・オブジェクトと同様に、学習者アクセスを確立できます。参照: 学習者アクセス

OLMでの学習者用およびマネージャ用学習パス

学習者とマネージャは、セルフ・サービスを介して学習パスを作成できます。通常、このような学習パスは個別のニーズに対応し、カタログには表示されません。学習者が作成したパスでは「学習者」ソース・タイプを受け取り、マネージャが作成したパスでは「マネージャ」ソース・タイプを受け取ります。参照: 学習者およびマネージャのインタフェース

タレント・マネジメントからの学習パス

SSHRとOLMの両方を実行している場合、評価モジュールまたは適合性照合モジュールを使用する評価担当者やマネージャは、従業員が受講するコースを推奨できます。推奨したコースは学習者に対して作成される学習パスに自動的に組み込まれ、カタログには表示されません。この学習パスではタレントのソース・タイプのを受け入れます。

ターゲット完了期間

学習パスに対するターゲット完了期間はオプションですが、この期間が業績レビューやキャリア計画に関連している場合などは、学習者が確実に目標を達成するのに役立ちます。

ターゲット完了期間は日数で入力します。学習者が学習パスに加入すると、入力した日数は加入日から計算された日付に変換されます。

学習パス・セクション

学習パスは少なくとも1つのセクションで構成する必要があります。各セクションでは、学習者が完了する必要があるグループ内のコース(コンポーネント)の数が決定されます。複数のセクションを作成して、選択コースと必須コースを同じパス内に混在させることができます。

セクションの順序を変更して、学習パス内で学習者に表示されるセクションの順序を決定できます。

選択可能なセクション・タイプは、次のとおりです。

完了基準を識別するために、少なくとも1つのセクションに必須コンポーネントが必要です。このため、学習パスの最初のセクションを作成すると、「全コンポーネント・オプション」セクション・タイプは使用不可になります。その後に追加の必須セクションを作成した場合は、最初のセクションのセクション・タイプを編集してそのセクションをオプションにできます。

学習者が学習パス内の全セクションの完了要件を満たすと、学習パスは「完了」とマークされます。

学習パス・コンポーネント

学習パス・コンポーネントとは、カタログ内の既存のコースです。コンポーネントは学習パス内の各セクションに追加します。コンポーネントの順序を変更して、セクション内で学習者に表示するコンポーネントの順序を決定できます。

コンポーネントを追加するときは、コンポーネントごとにターゲット完了期間を設定できます。あるコンポーネントの期間を、学習パスに設定した期間を超えて指定した場合は、そのコンポーネントの最長期間にあわせて学習パスのターゲット完了期間が更新されます。

加入と登録

学習者が学習パスに加入しても、いずれかのコンポーネント・クラスに自動的に登録されることはありません。学習者は、受講を希望する各コンポーネントの講義やクラスを検索する必要があります。

同様に、学習者が学習パスへの加入を解除しても、コンポーネント・クラスへの登録は自動的に抹消されません。学習者は、クラスへの登録を必要に応じて個別に抹消する必要があります。

学習パスは登録や学習者アクセスに影響を与えません。学習者は、学習パスへのアクセス権限があるかどうかに関係なく、個別のコンポーネントにアクセスしてクラスに登録する必要があります。

通知

学習者が学習パスに加入すると、次の通知が送信されます。

注意: この通知が適用されるのは、学習者用およびマネージャ用の学習パスに対してのみです。

さらに、学習パスまたは個別のコンポーネントに対してターゲット完了期間を指定した場合は、次の通知が送信されます。

学習者アクセス

学習者アクセスはOLMの用語で、指定のクラスを表示して登録できる学習者を制限するために使用します。学習者アクセスは学習オブジェクト階層のすべてのレベルで付与でき、各オブジェクトはその上位オブジェクトに指定されている学習者アクセスを継承します(必要に応じて追加することも可能)。

カタログへの学習者アクセスはゼロから始まります。つまり、カタログ・オブジェクトを表示して登録できる学習者はいません。ユーザー独自のアクセス・モデルを定義する必要があります。

注意: 継承されたアクセスは直接変更できません。アクセスはソース・カタログ・オブジェクトから変更する必要があります。

厳重なアクセス・モデルと緩やかなアクセス・モデル

学習者アクセスの継承は、学習者ごとに各クラスへのアクセスを定義する場合から、ログインした全ユーザーにカタログをオープンする場合まで、様々な管理レベルでアクセスを確立できることを意味します。

したがって、前述の両極端な例、つまり膨大なメンテナンスが必要になる例と、不適切な登録が発生することになる例の中間に位置するようなアクセス・モデルの作成が必要になります。

このため、ルート・カテゴリの学習者アクセスにビジネス・グループ全体を含めるように設定することはお薦めできません。カタログ・モデルでカテゴリを使用し、コースの目標を特定の組織に設定している場合は、カテゴリのアクセス・プロファイルにその組織を追加できます。これによって、組織内の全員がそのカテゴリ内の全クラスを表示して登録できます。

同様に、学習者アクセスを講義レベルで付与すると、学習者は提供モードを選択して学習要件を履行できます。

制限付きクラス

クラスは、公開(すべての顧客または内部組織から学習者が登録可能)または制限付きのいずれかになります。

制限付きクラスは、次のいずれかになります。

クラスを制限するには、「クラスの作成」ページまたは「クラスの更新」ページで「制限付き」チェック・ボックスを選択します。

クラスを選択した顧客のみに限定する場合は、「顧客限定クラス」ウィンドウを使用して有効な顧客を選択します。

学習者アクセスのオプション

アサイメントごとにアクセスを追加するには、組織、役職および職階を組み合せて指定します。これによって、たとえば、組織のメンバー全員、またはビジネス・グループ内の上級プログラマ全員にアクセス権限を付与できます。「下位組織を含む」を選択すると、選択した組織のメンバーに加えて、組織階層内でその組織の下位にある全組織のメンバー全員にアクセス権限が付与されます。

学習者ごとにアクセスを追加すると、選択した各学習者にアクセス権限が付与されます。

「自己登録」オプションを使用すると、選択した学習者はそのアクセス・ルールで管理されているクラスに登録する際、承認プロセスをバイパスできます。

コンピテンス

コース・コンピテンスは、企業(または外部仕入先)が提供するクラスを介して特定の熟達度レベルで提供できます。学習者がコンピテンスを取得した場合は、その学習者の個人コンピテンス・プロファイルを更新できます。

OLMを使用したOracle HRMSのコンピテンス・モデルの詳細は、『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド』のコンピテンスに関する説明を参照してください。

また、各コースのインストラクタには、指定の熟達度レベルのコンピテンスを示すように要求できます。

コースでの講義の資格があるインストラクタを検索する方法は、「特定の場所およびインストラクタの検索」を参照してください。