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Oracle iStore Daily Business Intelligence(DBI)のダッシュボードは、「ストアー管理」と「ストアー上位活動」の2つのダッシュボードで構成されています。それぞれに複数のレポートまたはグラフが含まれており、これらを使用してストアー活動および販売結果の全体像を把握できます。
「ストアー管理」ダッシュボードでは、複数のKPIを使用してE-Commerceの生産性を監視できます。KPIには、新規顧客件数、カート金額とオーダーへのカート変換率、平均オーダー値と平均オーダー値引、記帳済オーダー合計金額とキャンペーン関連オーダー金額などがあります。このダッシュボードで使用可能なレポートとグラフのリストは、次のとおりです。
「カートおよびオーダー活動」レポート
「記帳済オーダー金額」グラフ
「平均オーダー値」グラフ
「平均オーダー値引」グラフ
「製品カテゴリ別の活動」レポート
このレポートでは、カートおよびオーダー・カテゴリ別にキー・パフォーマンス・インディケータが示されます。ここではカート変換率は適用されないため、この値は表示されません。
「用語」も参照してください。
「記帳済オーダー金額」グラフには、すべてのオーダーとアシスト有オーダーのトレンドが、時間経過でプロットされ、選択した期間タイプに基づいて示されます。
「比較」パラメータが「前年度」の場合は、現在および以前のオーダー金額の両方が2つの線でプロットされ、現在のオーダーおよび前年同期のオーダーが示されます。
「用語」も参照してください。
「平均オーダー値」グラフには、すべてのオーダーとアシスト有オーダーのトレンドが、時間経過でプロットされ、選択した期間タイプに基づいて示されます。
「比較」パラメータが「前年度」の場合は、現在および以前の平均オーダー値の両方が2つの線でプロットされ、現在のオーダーおよび前年同期のオーダーが示されます。
「用語」も参照してください。
「平均オーダー値引」グラフには、オーダー値引グループのトレンドが、時間経過でプロットされ、選択した期間タイプに基づいて示されます。
「比較」パラメータが「前年度」の場合は、平均オーダー値引とアシスト有平均オーダー値引の両方が2つの線でプロットされ、現在の平均値引および前年同期の平均値引が示されます。
「用語」も参照してください。
「製品カテゴリ別の活動」レポートでは、製品カテゴリをオーダー金額でソートして表示できます。このレポートでは、最初のページに上位カテゴリのみが表示されますが、合計は全カテゴリについて表示されます。
注意: このレポートには、記帳済オーダーのみが表示されます。ただし、変換率は例外です。変換率の分母には、記帳済オーダーと入力済オーダーの両方が含まれます。
「用語」も参照してください。
「ストアー上位活動」ダッシュボードには、ストアーごとに上位の顧客、製品、カートおよびオーダーがリストされます。使用可能なレポートとグラフのリストは、次のとおりです。
「販売金額別上位オーダー」レポート
「販売金額別上位製品」レポート
「販売金額別上位顧客」レポート
「販売金額別上位カート」レポート
このレポートには、選択した期間およびストアーの上位オーダーが、記帳済オーダー金額でランク付けされてリストされます。取り消されていない記帳済オーダーのみがリストされます。
「用語」も参照してください。
このレポートには、選択した期間およびストアーの上位販売製品が、記帳済オーダー金額でランク付けされてリストされます。
「用語」も参照してください。
「販売金額別上位顧客」レポートでは、上位顧客を記帳済オーダー金額でランク付けして表示できます。
「用語」も参照してください。
「販売金額別上位カート」レポートでは、カートを販売金額でランク付けして表示できます。
「用語」も参照してください。
注意: すべてのレポートで、データの表示にダッシュボードのパラメータが使用されます。
アシストあり販売: アシストあり販売には、営業担当またはエージェントの支援が必要です。アシスタンスは、オンラインまたはオフラインの場合があります。
記帳済公開済見積: 公開され、オーダーに変換された見積。
キャンペーン・カート/オーダー: マーケティング・キャンペーンのキャンペーン予定ソース・コードに関連付けられているカート/オーダー。
カート: Oracle Order Captureの視点からみると、ショッピング・カートは、ストアー・ユーザーによってセルフ・サービス・モードで作成される見積です。Oracle iStoreの視点からみると、オーダーを発行する前に営業アシスタンスを要求した場合でも、カートは最初はセルフ・サービス・モードで作成されているため、やはりカートと考えられ、見積ではありません。
カート年齢: カート年齢は、次のように定義されます。
カートがオーダー可能な場合は、システム日付から作成日を減算した日数です。
カートが失効済の場合は、失効日から作成日を減算した日数です。カートが失効すると、現在日に関係なくカート年齢は常に同じです。
カート変換率: カート合計に対するオーダーに変換されたカートの率(営業担当アシストあり、アシストなしまたは両方)。
製品カテゴリ変換率: 指定した期間中に作成され、指定した期間にオーダーに変換されたカートの中でカテゴリ内の製品を少なくとも1つ含むカートの数を、指定した期間中に作成されたカートの中でカテゴリ内の製品を少なくとも1つ含むカートの数で除算した値。
公開済見積: 公開済見積は、次のように定義されます。
見積がQuotingで作成されます(ソース・コード = “Quote”)
ストアーIDがストアー・ヘッダー・レベルで移入されます。これは、見積が営業担当によって公開されていることを示します。
ストアー・オーダー: ストアー・オーダーは、オーダーに変換されたショッピング・カートです。Oracle iStore Intelligenceでレポートされるのは、記帳済オーダーです。唯一の例外は、カート数とオーダー数の間の比率であるカート変換率で、このオーダーには入力済オーダーと記帳済オーダーの両方が含まれます。