ヘッダーをスキップ

Oracle Daily Business Intelligenceユーザー・ガイド
リリース11i
B25741-01
目次へ
目次
前のページへ
戻る
次のページへ
次へ

Daily Business Intelligence for Field Serviceの使用

概要

Oracle Daily Business Intelligence(DBI)for Field Serviceを使用すると、役員およびマネージャは、技術者の稼働状況を監視し、移動時間や移動距離の差異を分析し、保留中のタスクの優先順位を指定することによってサービスの効率を改善できます。 DBI for Field Serviceでは、技術者が故障修理の問題を解決するまでに要した時間、およびこれらの問題を初回の訪問で解決した比率を分析するために役立つ情報が提供されます。 これらのメトリック値は、サービス組織による顧客満足度の向上に役立ちます。

DBI for Field Serviceのデータは、次のOracle Applicationsから取得されます。

共通概念

次の情報は、DBI for Field Service全体に共通しています。

グローバル開始日

収集されるデータはグローバル開始日以降のデータです。この開始日は、DBI管理者によって設定時に指定されます。 詳細は、『Oracle Daily Business Intelligenceインプリメンテーション・ガイド』のグローバル・パラメータの設定に関する説明を参照してください。

最終更新日

最終更新日は、DBIのデータを更新するために、管理者が最後に初期ロードまたは増分ロードを実行した日です。 この日付は、ダッシュボードとレポートの最後に表示されます。 この日付は、エンタープライズ・タイムゾーンではなく、使用しているタイムゾーンに基づいています。

パラメータ

バケット

DBI for Field Serviceの特定のレポートには、カスタマイズ可能なバケット・セットが用意されています。これらのレポートには、移動時間、移動距離、タスクのバックログ年齢および平均解決時間へのタスクおよびサービス要求の分布が表示されます。 たとえば、「移動時間分布」レポートには、カスタマイズ可能な移動時間バケットへのタスク分布が表示されます。 DBI管理者は、バケット・セット名、バケット・セット内のバケット数および各バケットの値の範囲をカスタマイズできます。 詳細は、『Oracle Daily Business Intelligenceインプリメンテーション・ガイド』を参照してください。

関連のあるレポートとリンク

「フィールド・サービス管理」ダッシュボードにアクセスするには、Daily Field Service Intelligenceまたはフィールド・サービス・マネージャ職責が必要です。 他の3つのダシュボードへのリンクは、ユーザーにフィールド・サービス・マネージャ職責がある場合のみ表示されます。

「フィールド・サービス管理」ダッシュボード

「フィールド・サービス管理」ダッシュボードは、フィールド・サービス組織の有効性を測定するために使用します。

DBI for Field Serviceのセキュリティは地区に基づいているため、地区またはその地区にレポートする地区に属するデータにアクセスするユーザーは、その地区のマネージャまたは管理者である必要があります。 詳細は、「「地区」パラメータ」を参照してください。

「タスク・バックログ詳細」レポートなど、一部の詳細レポートからは、Oracle TeleServiceにあるリアル・タイムのサービス要求詳細にアクセスできます。 ただし、Oracle TeleServiceのセキュリティはサービス要求タイプに基づいているため、詳細レポートからアクセスしようとしているサービス要求に対して、セキュリティ権限を設定する必要があります。 このセキュリティはOracle TeleServiceで設定し、DBI for Field Serviceで利用します。 詳細は、『Oracle TeleServiceインプリメンテーション・ガイド』を参照してください。

ダッシュボード・パラメータ

このダッシュボードに表示されるパラメータは、次のとおりです。

これらのパラメータの詳細は、「共通概念」を参照してください。

レポートとグラフ

このダッシュボードには、次のレポート・リージョンがあります。

キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)

地区が主ディメンションであるため、表示されるKPI値は選択した地区に対する値です。 詳細は、「KPIリージョン」を参照してください。 KPIリージョン内のグラフには、比較的良好なKPI値ほど右側に表示されます。 たとえば、高い「技術者稼働状況」KPI値は、良好な実績を表しているとみなされます。 したがって、「技術者稼働状況」の値が最も高い地区は、右端に表示されます。 同様に、「平均移動時間」KPIでは、値が最も低い地区が右端に表示されます。 「フィールド・サービス管理」ダッシュボードに表示されるKPIは、次のとおりです。

KPIの定義

関連のあるレポートとリンク

「フィールド・サービス管理」ダッシュボード

DBI for Field Serviceの共通概念

一般的なダッシュボード動作

KPIリージョン

技術者稼働状況

この項では、次のレポートについて説明します。

これらのレポートを使用して、技術者の時間の使用状況を監視します。 技術者の時間が計画どおりに使用されているかを確認し、稼働時間のうち、作業と移動にそれぞれ使用された時間を調べることができます。

これらのレポートを使用すると、次の質問に回答できます。

「技術者稼働状況」のレポートとグラフでは、グローバル開始日以降の実績終了日があるフィールド・サービス・タスク割当のみが考慮されます。 これらのレポートでは、作業と移動に要した実績時間が計算の対象となるため、この実績値が存在するフィールド・サービス・タスクとタスク割当が、そのステータスに関係なく処理されます。

レポート・パラメータ

これらのパラメータの詳細は、「共通概念」を参照してください。

レポート・ヘッダーと計算方法

次に、ヘッダーと計算方法をレポート別に説明します。

技術者稼働状況

このレポートには、技術者稼働状況の他に、その状況の値を構成する作業と移動の稼働状況に関する情報が表示されます。 技術者稼働状況の詳細は、地区別およびタスク・タイプ別に表示できます。 地区別表示の場合、地区の列には下位の地区または資源へのリンクがあるため、地区階層内の最下位の詳細にアクセスできます。

このレポートには、次の列が表示されます。

技術者稼働状況トレンド

このレポートには、技術者稼働状況とその内訳の推移が選択した期間に基づいて表示されます。 選択した期間が「週」または「ロール7日間」の場合は、その期間を構成する7日間の詳細にアクセスできます。

レポート・ヘッダーと計算方法については、「「技術者稼働状況」レポート」を参照してください。

グラフ

パーソナライズ

一般的なダッシュボード動作」を参照してください。

関連のあるレポートとリンク

関連レポートについては、「「フィールド・サービス管理」ダッシュボード」を参照してください。

在庫使用量とトレンド

この項では、次のレポートについて説明します。

これらのレポートを使用して、効率的なフィールド・サービスのための在庫投資を監視および計画します。 顧客サービス・レベル、フィールド・サービスの効率および在庫投資のバランスを保つことができます。 「在庫トレンド」レポートは、担当している地区での、手持ち在庫や在庫使用価額の増加トレンドを検出するために使用します。 特定の期間にパターンや急上昇があるかどうかも検出できます。

これらのレポートを使用すると、次の質問に回答できます。

保管場所所有者の地区に対する在庫メジャーがレポートされます。 この所有者は、技術者、地区マネージャまたは部品管理者の場合があります。 所有者に変更があった場合は、新しい所有者が保管場所の履歴レポートを継承します。 保管場所に関連するデータは、次の条件に従って「未割当」地区にグループ化されます。

保管場所は、良品部品または障害部品に使用でき、これはOracle Field Serviceで指定します。 在庫使用のメジャーを計算するために、良品保管場所に対して出庫タイプの資材取引が処理されます。 処理に必要な出庫タイプの取引は、保管場所の需要予測ルールから識別されます。 良品保管場所、障害品保管場所および需要予測ルールの詳細は、『Oracle Field Service User Guide』を参照してください。 システムでは、サービス要求またはタスクの作成日がグローバル開始日より前の場合でも、グローバル開始日以降に実行された在庫取引が処理されます。

レポート・パラメータ

他のパラメータの詳細は、「共通概念」を参照してください。

レポート・ヘッダーと計算方法

次に、ヘッダーと計算方法をレポート別に説明します。

良品手持在庫日数

「良品手持在庫日数」レポートには、次の内容が表示されます。

これらのメジャーは、地区別、在庫カテゴリ別または品目別に表示できます。 地区別にデータを表示している場合は、地区階層を移動し、資源の詳細を最下位レベルで表示できます。 同様に、在庫カテゴリ別にデータを表示している場合は、その品目まで移動できます。

在庫トレンド

「在庫トレンド」レポートには、推移を除いて、「良品手持在庫日数」レポートと同じメジャーが表示されます。 選択した期間が「週」または「ロール7日間」の場合は、その期間を構成する7日間の詳細にアクセスできます。

レポート・ヘッダーと計算方法については、「「良品手持在庫日数」レポート」を参照してください。

グラフ

パーソナライズ

一般的なダッシュボード動作」を参照してください。

関連のあるレポートとリンク

関連レポートについては、「「フィールド・サービス管理」ダッシュボード」を参照してください。

移動時間および距離

この項では、次のレポートについて説明します。

これらのレポートを使用して、技術者の移動詳細を分析し、その結果に基づいて意思決定を行います。 移動時間および距離の差異レポートを使用すると、予定作成における問題を識別し、是正措置を実施できます。

移動時間および距離のトレンド・レポートでは、担当している地区の平均移動時間と平均移動距離に増加トレンドあるかどうかを検出できます。 年度の特定の期間にパターンや急上昇があるかどうかも検出できます。

これらのレポートを使用すると、次の質問に回答できます。

移動時間および距離のレポートでは、次の基準をすべて満たしているフィールド・サービス・タスク割当からデータが収集されます。

レポート・パラメータ

「日付」、「期間」、「比較」、「地区」および「距離単位」の各パラメータについては、「共通概念」を参照してください。

レポート・ヘッダーと計算方法

次に、ヘッダーと計算方法をレポート別に説明します。

移動時間および距離

このレポートには、地区で割り当てたタスクごとに、フィールド・サービス技術者の平均実績移動時間と距離が表示されます。

移動時間および距離トレンド

このレポートには、推移を除いて、「移動時間および距離」レポートと同じ情報が表示されます。 「期間」パラメータに選択した期間が「週」または「ロール7日間」の場合は、その期間を構成する7日間の詳細にアクセスできます。

ヘッダーと計算方法については、「「移動時間および距離」レポート」を参照してください。

移動時間および距離トレンドの合計

このレポートには、フィールド・サービス技術者の実績移動時間と距離の合計の推移が表示されます。 「期間」パラメータに選択した期間が「週」または「ロール7日間」の場合は、その期間を構成する7日間の詳細にアクセスできます。

移動時間分布

このレポートには、レポート用に処理されたタスク割当の数、平均実績移動時間および移動時間別の分布が表示されます。 地区階層の資源レベルでデータを表示している場合は、「タスク」列とタスク分布列から「タスク移動詳細」レポートにアクセスできます。 これによって、カウントされているタスク割当の詳細を表示できます。 DBI管理者はタスクの移動時間バケットをカスタマイズできます。 「バケット」を参照してください。

移動距離分布

このレポートには、レポート用に処理されたタスク割当の数、平均実績移動距離および移動距離バケットへの分布が表示されます。 地区階層の資源レベルでデータを表示している場合は、「タスク」列とタスク分布列から「タスク移動詳細」レポートにアクセスできます。 これによって、カウントされているタスク割当の詳細を表示できます。 DBI管理者はタスクの移動距離バケットをカスタマイズできます。 「バケット」を参照してください。

移動時間差異

タスク割当ごとの予定と実績の平均移動時間、タスク割当の合計数、移動時間差異バケットへのタスク割当の比率分布が表示されます。 地区階層の資源レベルでデータを表示している場合は、「タスク」列から「移動時間差異分布」レポートにアクセスできます。 同様に、「移動時間別タスク分布」列から「タスク移動詳細」レポートにアクセスできます。 DBI管理者は移動時間差異バケットをカスタマイズできます。 「バケット」を参照してください。

移動距離差異

このレポートには、タスク割当ごとの予定と実績の平均移動距離、タスク割当の合計数、移動距離差異バケットへのタスク割当の比率分布が表示されます。 地区階層の資源レベルでデータを表示している場合は、「タスク」列から「移動距離差異分布」レポートにアクセスできます。 同様に、「移動距離別タスク分布」列から「タスク移動詳細」レポートにアクセスできます。 DBI管理者は移動距離差異バケットをカスタマイズできます。 「バケット」を参照してください。

移動時間差異分布

このレポートには、タスク割当の数と移動時間差異バケットへの分布に関する情報が表示されます。 地区階層の資源レベルでデータを表示している場合は、「タスク」列から「タスク移動詳細」レポートにアクセスできます。 DBI管理者は移動時間差異バケットをカスタマイズできます。 「バケット」を参照してください。

移動距離差異分布

このレポートには、タスク割当の数と移動距離差異バケットへの分布に関する情報が表示されます。 地区階層の資源レベルでデータを表示している場合は、「タスク」列から「タスク移動詳細」レポートにアクセスできます。 DBI管理者は移動距離差異バケットをカスタマイズできます。 「バケット」を参照してください。

タスク移動詳細

このレポートには、タスク、タスク・タイプ、タスク割当所有者、割当先、予定と実績の移動時間(分)およびそれらの差異、予定と実績の移動距離およびそれらの差異、顧客名とその所在地が表示されます。 地区階層の資源レベルでデータを表示している場合は、「移動距離差異分布」レポートなど、他の移動時間と移動距離に関するレポートの一部からこのレポートにアクセスできます。

グラフ

パーソナライズ

一般的なダッシュボード動作」を参照してください。

関連のあるレポートとリンク

関連レポートについては、「「フィールド・サービス管理」ダッシュボード」を参照してください。

タスク活動

この項では、次のレポートについて説明します。

これらのレポートを使用して、ある期間内のオープン済、クローズ済および保留中のタスクを表示および分析します。 期間内にオープンされたタスクの数、クローズされたタスクの数および指定した日付時点で保留中のタスクの数を記録できます。 また、バックログ年齢に基づいて保留中のタスクに優先順位を指定したり、クローズされたタスクをレポートできます。

これらのレポートを使用すると、次の質問に回答できます。

サービス要求またはタスクの作成日がグローバル開始日より前か後かに関係なく、最終更新日時点でオープン状態のすべてのフィールド・サービス・タスクがバックログとみなされます。 グローバル開始日より前に作成され、グローバル開始日の後にクローズされたタスクは、クローズ済活動でレポートされます。 タスクに複数の割当があり、一部の割当がクローズされている場合、そのタスクはバックログとみなされます。

レポート・パラメータ

これらのパラメータについては、「共通概念」を参照してください。

レポート・ヘッダーと計算方法

次に、ヘッダーと計算方法をレポート別に説明します。

タスク活動

このレポートには、オープン済タスク、クローズ済タスク、およびタスクのオープン済対クローズ済比率に関する情報が表示されます。 オープン済タスクを構成している、最初にオープン済(1回のみオープンされた)タスクおよび再オープン済(クローズ後再度オープンされた)タスクも示されます。 地区別、製品カテゴリと製品別、顧客別またはタスク・タイプ別に表示できます。 製品別、顧客別、タスク・タイプ別にデータを表示している場合、または地区階層の資源レベルでデータを表示している場合は、「オープン済およびクローズ済タスク活動詳細」レポートにアクセスできます。 「オープン済およびクローズ済タスク活動詳細」レポートには、「最初にオープン済」、「再オープン済」および「クローズ済」の各値からアクセスできます。 ただし、値が0(ゼロ)または「N/A」の場合はアクセスできません。

タスク・クローズ済活動トレンド

このレポートには、クローズ済タスクのトレンドが表示されます。 「期間」パラメータで「週」または「ロール7日間」を選択した場合は、その期間を構成する7日間の詳細にアクセスできます。

オープン済およびクローズ済タスク活動詳細

このレポートには、タスク、イベント日付、タスク・タイプ、タスク所有者、割当先、実績開始日と実績終了日、実績作業量、サービス要求番号、顧客および製品に関する詳細情報が表示されます。 このレポートには、「タスク活動」レポートの「最初にオープン済」、「再オープン済」および「クローズ済」の各列からアクセスできます。 「オープン済およびクローズ済タスク活動詳細」レポートからは、(Oracle TeleServiceでのセキュリティ権限に応じて)Oracle TeleServiceにあるリアル・タイムのサービス要求詳細にアクセスできます。 詳細は、「「フィールド・サービス管理」ダッシュボード」を参照してください。

タスク・バックログおよび年齢調べ

このレポートには、最終更新日時点のバックログ・タスクの件数が表示されます。 「期間」パラメータは、比較期間の決定にのみ使用されます。 このレポートには、タスクの平均年齢(日数)および年齢に基づく分布も表示されます。 DBI管理者はバックログ年齢バケットをカスタマイズできます。 「バケット」を参照してください。

このレポートでは、地区別、製品カテゴリと製品別、顧客別またはタスク・タイプ別の表示が可能です。 製品別、顧客別、タスク・タイプ別にデータを表示している場合、または地区階層の資源レベルでデータを表示している場合は、「タスク・バックログおよび年齢調べ詳細」レポートにアクセスできます。

タスク・バックログおよび年齢調べトレンド

このレポートには、バックログ・タスクとその年齢のトレンドが表示されます。 ヘッダーと計算方法については、「「タスク・バックログおよび年齢調べ」レポート」を参照してください。

タスク・バックログおよび年齢調べ詳細

このレポートには、バックログ・タスクの年齢およびその他の詳細が表示されます。 製品別、顧客別、タスク・タイプ別にデータを表示している場合、または地区階層の資源レベルでデータを表示している場合は、「タスク・バックログおよび年齢調べ」レポートの「バックログ年齢(日数)別タスク分布」の値からこのレポートにアクセスできます。 「タスク・バックログおよび年齢調べ詳細」レポートからは、(Oracle TeleServiceでのセキュリティ権限に応じて)Oracle TeleServiceにあるリアル・タイムのサービス要求詳細にアクセスできます。 詳細は、「「フィールド・サービス管理」ダッシュボード」を参照してください。

これらのヘッダーと計算方法については、「「オープン済およびクローズ済タスク活動詳細」レポート」を参照してください。

タスク・バックログ・ステータス分布

このレポートには、バックログ・タスクの件数およびステータスに基づくバックログ・タスクの分布が表示されます。 地区別、製品カテゴリ別、製品別、顧客別およびタスク・タイプ別にデータを表示できます。 製品別、顧客別、タスク・タイプ別にデータを表示している場合、または地区階層の資源レベルでデータを表示している場合は、「タスク・バックログ詳細」レポートにアクセスできます。

タスク・バックログ詳細

このレポートには、バックログ・タスクの詳細が表示されます。 製品別、顧客別、タスク・タイプ別にデータを表示している場合、または地区階層の資源レベルでデータを表示している場合は、「タスク・バックログ・ステータス分布」レポートからこのレポートにアクセスできます。 また、「タスク活動およびバックログ」レポートからこのレポートにアクセスすることもできます。 「タスク・バックログ詳細」レポートからは、(Oracle TeleServiceでのセキュリティ権限に応じて)Oracle TeleServiceにあるリアル・タイムのサービス要求詳細にアクセスできます。 詳細は、「「フィールド・サービス管理」ダッシュボード」を参照してください。

これらのヘッダーと計算方法については、「「オープン済およびクローズ済タスク活動詳細」レポート」を参照してください。

タスク活動およびバックログ

このレポートには、レポート対象の期間内にあるタスクの活動が表示されます。 地区別、製品カテゴリ別、製品別、顧客別またはタスク・タイプ別にデータを表示できます。 製品別、顧客別、タスク・タイプ別にデータを表示している場合、または地区階層の資源レベルでデータを表示している場合は、「タスク・バックログ - 現行」列から「タスク・バックログ詳細」レポートにアクセスできます。

これらのヘッダーについては、「「タスク活動」レポート」を参照してください。

グラフ

パーソナライズ

一般的なダッシュボード動作」を参照してください。

関連のあるレポートとリンク

関連レポートについては、「「フィールド・サービス管理」ダッシュボード」を参照してください。

平均解決時間

この項では、次のレポートについて説明します。

これらのレポートを使用して、タスク・タイプが故障修理のサービス要求の解決までに要した時間を表示および分析します。

これらのレポートを使用すると、次の質問に回答できます。

次に、平均解決時間に関するレポートのデータ収集方法について説明します。

レポート・パラメータ

これらのパラメータについては、「共通概念」を参照してください。

レポート・ヘッダーと計算方法

次に、ヘッダーと計算方法をレポート別に説明します。

平均解決時間

このレポートには、タスク・タイプが故障修理のサービス要求の解決までに要した平均時間が表示されます。 このようなサービス要求の解決までに要した時間に基づく比率分布も表示されます。 地区別、製品カテゴリ別、製品別、顧客別または重要度別に詳細を表示できます。 製品別、顧客別、重要度別にデータを表示している場合、または地区階層の資源レベルでデータを表示している場合は、このレポートから「平均解決時間詳細」レポートにアクセスできます。

平均解決時間詳細

このレポートには、「平均解決時間」レポート用に分析されたサービス要求の詳細が表示されます。 製品別、顧客別、重要度別にデータを表示している場合、または地区階層の技術者レベルでデータを表示している場合は、「平均解決時間」レポートからこのレポートにアクセスできます。 「平均解決時間詳細」レポートからは、(Oracle TeleServiceでのセキュリティ権限に応じて)Oracle TeleServiceにあるリアル・タイムのサービス要求詳細にアクセスできます。 詳細は、「「フィールド・サービス管理」ダッシュボード」を参照してください。

平均解決時間トレンド

このレポートには、平均解決時間のトレンドが表示されます。 「期間」パラメータに選択した期間が「週」または「ロール7日間」の場合は、その期間を構成する7日間の詳細にアクセスできます。

ヘッダーと計算方法については、「「平均解決時間」レポート」を参照してください。

グラフ

パーソナライズ

一般的なダッシュボード動作」を参照してください。

関連のあるレポートとリンク

関連レポートについては、「「フィールド・サービス管理」ダッシュボード」を参照してください。

初回修理率

この項では、次のレポートについて説明します。

これらのレポートを使用して初回修理率を監視します。 初回修理率は、サービスの品質、技術者のスキル・レベルおよびスペアの利用可能性を示し、これらはすべて初回の訪問で製品を修理するために重要な項目です。 初回の訪問で修理されなかったサービス要求を分析し、是正措置を実施することもできます。

これらのレポートを使用すると、次の質問に回答できます。

次に、初回修理率に関するレポートのデータ収集方法について説明します。

レポート・パラメータ

これらのパラメータについては、「共通概念」を参照してください。

レポート・ヘッダーと計算方法

次に、ヘッダーと計算方法をレポート別に説明します。

初回修理率

このレポートには、初回修理サービス要求と初回以外の修理サービス要求の比率が表示されます。 初回の訪問で解決したサービス要求は、初回修理サービス要求です。 クローズ済または完了済の故障修理タスクが1つのみある場合、または同じ日(タスクの実績開始日によって識別)に開始されたクローズ済または完了済の故障修理タスクが複数ある場合、解決したサービス要求は初回修理サービス要求です。

初回の訪問では解決しなかったが、後続の訪問で解決したサービス要求は、初回以外の修理サービス要求です。 異なる日に開始されたクローズ済または完了済の故障修理タスクが複数ある場合、解決したサービス要求は初回以外の修理サービス要求です。

「初回修理率」レポートでは、地区別、製品カテゴリ別、製品別、顧客別または重要度別にデータを表示できます。 製品別、顧客別、重要度別にデータを表示している場合、または地区階層の資源レベルでデータを表示している場合は、「初回以外の修理要求およびタスク詳細」レポートにアクセスできます。

初回以外の修理要求およびタスク詳細

このレポートには、「初回修理率」レポート用に処理された初回以外の修理サービス要求の詳細が表示されます。 製品別、顧客別、重要度別にデータを表示している場合、または地区階層の資源レベルでデータを表示している場合は、「初回修理率」レポートからこのレポートにアクセスできます。 「初回以外の修理要求およびタスク詳細」レポートには、タスク・レベルの詳細がサービス要求のタスク別に表示されます。 このレポートからは、(Oracle TeleServiceでのセキュリティ権限に応じて)Oracle TeleServiceにあるリアル・タイムのサービス要求詳細にアクセスできます。 詳細は、「「フィールド・サービス管理」ダッシュボード」を参照してください。

初回修理率トレンド

このレポートには、初回修理率のトレンドが表示されます。 「期間」パラメータで「週」または「ロール7日間」を選択した場合は、その期間を構成する7日間の詳細にアクセスできます。

ヘッダーと計算方法については、「「初回修理率」レポート」を参照してください。

グラフ

パーソナライズ

一般的なダッシュボード動作」を参照してください。

関連のあるレポートとリンク

関連レポートについては、「「フィールド・サービス管理」ダッシュボード」を参照してください。