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Oracle Enterprise Planning and Budgetingユーザーズ・ガイド
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B25756-01
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ワークシートの使用

ワークシートの概要

ワークシートは、Enterprise Budgeting and Planningビジネス・プロセスに関するデータを収集する目的で配布される文書です。たとえば、予算作成や予測に関するワークシートを受け取る場合があります。

ワークシートに直接データを入力してそのワークシートをデータを入力する部下に配布したり、データの入力と部下への配布の両方を要求される場合があります。また、部下に対してターゲット金額を入力したり、発行されたワークシートの承認を要求される場合もあります。

特定のワークシートに対して実行する実際の機能は、組織内でのロール、およびビジネス・プロセス所有者が指定するデータ収集ワークフローによって決まります。

注意: ここで説明するワークシートの情報は、データを入力してワークシートを部下に配布するユーザー向けです。ビジネス・プロセス所有者は、「概要: データ収集プロセス」およびデータ収集の管理に関する情報も参照してください。

「ワークシート」サブタブ

データ入力機能を使用するには、「文書」タブにある「ワークシート」サブタブから開始します。このサブタブでは、ワークシートのリストを表示し、各ワークシートのステータスを参照し、ワークシートを読取り専用モードで開くことができます。

また、データを入力してワークシートを更新したり、部下に対してターゲットを設定できます。さらに、ワークシートを発行および配布したり、ワークシートへのデータ入力で使用する通貨を切り替えることができます。

詳細は、次の各項を参照してください。

ワークシート通知

組織内におけるワークシートの流れは、Enterprise Planning and Budgetingのホームページに表示される通知によってサポートされます。ワークシートに関連した次の通知を受け取る場合があります。

ワークシートのオープン

ワークシートは、更新(編集)モードまたは読取り専用モードで開くことができます。

注意: ワークシートは、開かないかぎり、アプリケーションの他の箇所で表示できません。

ワークシートを更新(編集)モードで開く手順

  1. 「ワークシート」ページ(「文書」->「ワークシート」タブ)にナビゲートします。

  2. ワークシートの「更新」アイコンをクリックします。

    注意: ワークシートのステータスが「確定済」、「発行済」または「共有へ発行」の場合、「更新」アイコンは使用できません。

    「データを新規配布から個人ワークスペースにロードする必要があります。 この処理は時間がかかる場合があります。 データをロードしたことがない場合、 ワークシートには何も表示されません。 今すぐデータをロードしますか?」というメッセージが表示されます。

  3. 「Yes」をクリックすると、最新データがワークシートにロードされます。「No」をクリックすると、データがリフレッシュされずにワークシートが開きます。

    注意: 新規に配布されたワークシートの場合は「Yes」を選択してください。そうしないと、ワークシートは開きますが、データが表示されません。

  4. データ入力用の通貨モードを指定するプロンプトが表示される場合があります。「データ入力用の通貨の選択」を参照してください。

ワークシートを読取り専用(表示)モードで開く手順

  1. 「ワークシート」ページ(「文書」->「ワークシート」タブ)にナビゲートします。

  2. ワークシート名をクリックします。

データ入力用の通貨の選択

ワークシートを初めて開くと、データを入力する際の通貨を指定するプロンプトが表示される場合があります。「ビジネス・プロセス通貨」または「複数通貨」を選択できます。

ワークシートを部下に配布したり、承認用にマネージャに発行するときは、各自が通貨ビューを選択できます。自分と相手の両方が「複数通貨」を選択している場合は、通貨詳細が表示されます。

注意: 選択した通貨を変更する場合は、「ワークシート」ページの「通貨ビューの切替え」を使用します。詳細は、「ワークシート・データ入力: 通貨ビューの切替え」を参照してください。

ワークシートのコンポーネント

ワークシートは、特別にマークされたセル、ツールバー、凡例およびナビゲーション機能が含まれたデータ収集文書です。ワークシートを完了するためのインストラクションを含めることもできます。

詳細は、次の各項を参照してください。

ワークシートのセル

入力セルは、データ入力を要求するセルであり、データが発行されるセルです。書込みアクセス権がある入力セルは、セル内の二重枠線で示されます。入力セルは空白で表示されるか、または別のビューの値が事前に入力されています。たとえば、「予算」ワークシート内の入力セルには、最初に昨年の予算の値が表示されている場合があります。

ワークシートには、入力セル以外に次のセルが含まれます。

ワークシートのコントロール

ワークシートを更新モードで開くと、文書には次のコントロールが表示されます。

ワークシートには、次のコントロールが表示される場合があります。

ワークシート・ツールバー

ワークシート・ツールバーでは、セルの入力、ワークシートの外観のパーソナライズ、セルのアノテーション付け、および計算の挿入と編集の各機能が提供されます。このツールバーには次の各ツールが含まれています。

ワークシートのインストラクション

ワークシートの上部に、短いインストラクション・テキストを表示できます。追加の詳細は、プレーン・テキストまたはハイパーリンクから参照できます。

開いているワークシートに関する詳細なインストラクションを表示する手順

ワークシートの上部に表示される短いインストラクション・テキストの横にある「詳細」ハイパーリンクをクリックします。

ワークシートの凡例

ワークシートの凡例は、ワークシート名の下に表示されます。この凡例によって、ワークシートのセルに表示されるアイコンの図と説明が示されます。

開いているワークシートに関する凡例テキストを表示する手順

「凡例」の拡張(+)アイコンをクリックします。

ワークシートのナビゲーション

ワークシート内を移動して、データの表示を変更できます。

レイアウト・ツールを使用すると、ワークシートのレイアウトも変更できます。たとえば、ディメンション位置を交換したり、指定したディメンションまたはエッジを別の相対位置に移動できます。

詳細は、次の各項を参照してください。

ワークシート・データ入力

値は手動で入力できます。また、オートフィル機能を使用してセルに入力することもできます。たとえば、あるレベルで入力したデータを上位レベルで集計したり、上位レベルで入力したデータを下位レベルにスプレッドできます。ワークシートの通貨モードを切り替えることもできます。

効率よくデータを入力するために、ワークシートをExcelにエクスポートし、データをオフラインで入力または編集してから、そのワークシートをEnterprise Planning and Budgetingにインポートできます。

詳細は、次の各項を参照してください。

ワークシート・データ入力: 値の手動入力

値をセルに入力します。セル間を移動するには、[Tab]キーまたはマウス・ポインタを使用します。表示可能な行および列を表示するには、水平および垂直スクロールバーを使用します。「右」「左」をクリックして別の列を表示し、「上」「下」をクリックして別の行を表示します。

「ページ・アイテム」の設定を使用して、ページを変更します。また、ドリル・アイコンを使用して、ディメンション・メンバーを拡張および縮小します。詳細は、「データのレベルのドリル」を参照してください。

ワークシート・データ入力: データの集計

集計機能を使用すると、複数のワークシート列またはワークシート行のデータを集計できます。集計方法はSum(合計)です。NA値はゼロとして処理されます。

計算範囲の最後のセルで集計が実行されます。その他のセルはすべてソースになり、合計されて集計値が計算されます。

データを集計する際の要件は次のとおりです。

データを集計する手順

  1. ツールバーから「オートフィル」を選択します。

  2. 「方法」ボックスで「集計」を選択します。

  3. ソース・セルおよびデータを集計するセルを選択します。

  4. 「方向」ボックスで、データを集計する方向を選択します。「方向」は計算先のセルを示します。たとえば、単一行内の3つのセルをハイライト表示し、方向として「左」を選択すると、データを集計するセルは左側のセルになり、ソース・セルはその右側にある2つのセルになります。

  5. 「進む」をクリックします。

ワークシート・データ入力: データの成長

成長機能を使用すると、複数のワークシート列またはワークシート行のデータを成長させることができます。データは、金額またはパーセントおよびプラスの数値またはマイナスの数値によって成長させることができます。

範囲内の最初のセルの値は計算実行時の基準値として使用され、この値は変更されません。範囲内の後続の値は、前のセルの値に従って金額またはパーセントで成長します。

データを成長させる際の要件は次のとおりです。

データを成長させる手順

  1. ツールバーから「オートフィル」を選択します。

  2. 「方法」ボックスで「データの成長」を選択します。

  3. ソース・セルおよびデータを成長させるセルを選択します。

  4. 「方向」ボックスで、データを成長させる方向を選択します。「方向」は計算先のセルを示します。たとえば、単一行内の3つのセルをハイライト表示し、方向として「左」を選択すると、データを成長させるセルは左側の2つのセルになり、ソース・セルは右側にあるセルになります。

  5. 値をパーセントに従って処理する場合は、「値タイプ」ボックスで「割合」を選択します。

  6. 「値」ボックスに、データを成長させる値を入力します。

    注意: マイナスの金額でデータを成長させるには、数字の前にマイナス記号(-)を入力します。

  7. ターゲット・セル内のNA値をゼロ値として処理する場合は、「NAをゼロとして処理する」を選択します。

    注意: このオプションを選択せず、計算先のセルの値がNAの場合、データを成長させてもそのセルに計算値は含まれません。その結果、後続のセルはすべてNAになります。

  8. 「進む」をクリックします。

ワークシート・データ入力: データの増加

増加機能を使用すると、選択したセルのデータを増加させることができます。データは、特定の金額またはパーセントおよびプラスの数値またはマイナスの数値で増加させることができます。増加の対象になる各セルの現行値は、指定した増加金額またはパーセントで増分されます。

選択したセルは書込みアクセスが可能で、計算値が含まれていないことが必要です。

データを増加させる手順

  1. ツールバーから「オートフィル」を選択します。

  2. 「方法」ボックスで「データの増加」を選択します。

  3. ワークシート内で、データを増加させるセルを選択します。

  4. 増加値をパーセントに従って処理する場合は、「値タイプ」ボックスで「割合」を選択します。

  5. 「値」ボックスに、データを増加させる値を入力します。

    注意: データを減少させるには、数字の前にマイナス記号(-)を入力します。

  6. NA値をゼロ値として処理する場合は、「NAをゼロとして処理する」を選択します。

    注意: このオプションを選択せず、セルの値がNAの場合、データを増加させてもそのセルに計算値は含まれません。その結果、後続のセルはすべてNAになります。

  7. 「進む」をクリックします。

ワークシート・データ入力: データのスプレッド

スプレッド機能を使用すると、1つ以上のセルから他の複数のセルにデータをスプレッドできます。

データをスプレッドする際の要件は次のとおりです。

データをスプレッドする手順

  1. ツールバーから「オートフィル」を選択します。

  2. メニューから「データのスプレッド」を選択します。

  3. ワークシート内で、ソース・セルおよびデータをスプレッドするセルを選択します。

  4. 「方向」ボックスで、データをスプレッドする方向を選択します。「方向」はデータをスプレッドするセルを示します。たとえば、セルのグループをハイライト表示し、方向として「左」を選択すると、データをスプレッドするセルは左側のセルになり、ソース・セルはその右側にあるセルになります。範囲内の最初のセルから金額がスプレッドされます(ソース)。範囲内の他のすべてのセルは、そのソースからスプレッドされたデータを受け取ります。

  5. 「スプレッド」ボックスで、次の選択項目からスプレッド方法を選択します。

  6. ステップ5で「比例 - 別のプロファイル」を選択した場合は、使用するプロファイル・ボックスで、スプレッドの基準になる明細ディメンション・メンバーを指定します。

  7. ステップ5で「比例 - 別のビュー」を選択した場合は、ビューを選択します。選択したビューのディメンションが現行ビューと異なる場合、または1つ以上のディメンションに対して異なるメンバーを選択する場合は、「詳細」をクリックします。

    「別のビューに基づいた拡張オートフィル・スプレッド」ページが開き、このページでソース・ビューからメンバーを選択します。詳細は、「ワークシート・データ入力: 別のビューに基づいた拡張オートフィル・スプレッド」を参照してください。

  8. ステップ5で「均一」または「比例 - 同じプロファイル」を選択した場合は、スプレッド先のセルにおけるNA値の処理方法を指定します。NA値をゼロ値として処置するには、「NAをゼロとして処理する」を選択します。

    注意: このオプションを選択せず、スプレッド先のセルがNAの場合、データをスプレッドしてもそのセルに計算値は含まれません。その結果、後続のセルはすべてNAになります。

  9. 「進む」をクリックします。

ワークシート・データ入力: 別のビューに基づいた拡張オートフィル・スプレッド

別のビューに基づいてデータをスプレッドするように指定した場合は、そのビューを選択します。デフォルトでは、Enterprise Planning and Budgetingはそのビューのディメンション選択に基づいてスプレッドを実行します。ソース・ビューとターゲットのディメンションが異なる場合、Enterprise Planning and Budgetingではデフォルトの代替メンバーにディメンションの過不足値を確保します。

注意: 現地通貨ビューを選択しないでください。

別のビューに基づいてスプレッドの代替メンバーを指定する手順

  1. 「スプレッド」ボックスで、「比例 - 別のビュー」オプションを選択し、ビューを選択します。

  2. 右側にスクロールして「詳細」をクリックします。

    「別のビューに基づいた拡張オートフィル・スプレッド」ページが開きます。

  3. 異なるメンバー選択を使用する場合のディメンションを識別します。このディメンションに対して、「同じものを選択しますか」ボックスで「No」を選択します。

    ディメンションに対して「更新」アイコンが有効になります。

  4. 「更新」アイコンをクリックします。

    「選択の調整」ページが開き、このページでディメンション・メンバーを選択できます。

  5. メンバー選択を変更するディメンションごとに、ステップ3〜4を繰り返します。

  6. ワークシート・ビューと選択したビューでディメンションが一致しない場合は、「代替メンバー」ボックスで、ディメンションの過不足値を保持するためのディメンション・メンバーを選択します。

  7. 「適用」をクリックします。

ワークシート・データ入力: データの再計算

ワークシートでデータを入力したり、データを変更するときは、変更によって影響を受ける値が自動的に更新されるように、データを再計算できます。再計算によって、ビジネス・プロセスに関連付けられた解決がワークシートに適用されます。

データ入力で複数の通貨を使用している場合は、再計算によってデータが通貨ごとに変換され、ビジネス・プロセス通貨を使用してデータが合計されます。次に、ビジネス・プロセス通貨で解決が実行されます。

再計算は、現行ページまたはワークシート全体に対して実行できます。

注意: ページ・レベルで再計算を実行するには、ページ位置のすべてのディメンション・メンバーが入力選択であることが必要です。

データを再計算する手順

  1. ツールバーから「再計算」を選択します。

  2. 再計算の範囲を指定します。

ワークシート・データ入力: セルのアノテーション付け

アノテーションは、ワークシートのセルの注釈です。アノテーションは、ワークシート内の任意のセルに対して入力、変更および削除できます。また、他のユーザーが入力したアノテーションを表示することもできます。

アノテーションが付いたセルには、左隅に三角形が表示されます。マウス・ポインタをセル上に置くと、アノテーション・テキストが表示されます。三角形をクリックすると「記録された注釈」ページが開き、このページでアノテーションを表示、削除および追加できます。

アノテーションはワークシートとともに保存され、入力レベルのセルとともに発行されます。アノテーションを含むワークシートを発行または配布すると、アノテーション付きセルの読取りアクセス権があるユーザーはアノテーションを表示できます。

詳細は、「アノテーションの使用」を参照してください。

ワークシート・データ入力: Excelでのオフライン作業

ワークシート・データをExcelにエクスポートすると、Excelで値を入力および変更し、その結果をEnterprise Planning and Budgetingワークシートにアップロードできます。詳細は、次の各項を参照してください。

ワークシート・データ入力: 通貨ビューの切替え

ワークシートを初めて開くと、データをビジネス・プロセス通貨で入力するか、または複数通貨で入力するかを指定するプロンプトが表示される場合があります。

ワークシートを開いた後で通貨ビューを変更する場合は、「ワークシート」サブタブにある「通貨ビューの切替え」アイコンを使用します。

データ入力用の通貨オプションの詳細は、「データ入力用の通貨の選択」を参照してください。

ワークシートの通貨ビューを切り替える手順

  1. 1つの通貨ビュー(ビジネス・プロセス通貨または複数通貨)でデータを入力します。

  2. ワークシートを保存して閉じます。

  3. 「ワークシート」ページ(「文書」->「ワークシート」タブ)にナビゲートします。

  4. ワークシートの「通貨ビューの切替え」アイコンをクリックします。

  5. 他の通貨オプションを選択します。

ワークシート・データ入力の警告: 数値の書式設定の禁止

ワークシート内の数値は常に、入力したとおりに保存され発行されます。書式設定ツールを使用して小数点位置、スケールまたは概数を設定しないでください。書式が変更されて表示される場合でも、元の値が適用されます。

管理ターゲットの使用

配布されたワークシートには、経営者が期待する最大または最小の実績を示すターゲットが含まれている場合があります。たとえば、費用予算のワークシートに、最大ターゲット金額が指定されている場合があります。ターゲットには、勧告(ターゲットからの逸脱を許容する)と絶対(ターゲットからの逸脱を許容しない)があります。

ターゲット金額が指定されている場合は、セルに入力した値が、ワークシートの発行時に自動的に検証されます。ターゲット金額はデータの入力時に表示できます。ワークシートを発行する前に、入力内容をターゲットと照合して検証することもできます。

詳細は、「ターゲット金額の表示」および「ターゲット・セルの入力内容の検証」を参照してください。

ターゲット金額の表示

ワークシートにターゲットが含まれている場合は、「ターゲット」凡例が有効になり、ターゲット金額が入力された各セルに、次のいずれかのアイコンが表示されます。

ターゲット・タイプに関する情報を表示する手順

「凡例」をクリックします。

ターゲット・ビューをワークシートに追加する手順

  1. 「編集」をクリックします。

    「選択の調整」ページが開きます。

  2. ビュー・ディメンションに対してターゲット・ビューを追加します。

    注意: ビューには、ワークシート名に「Target」指定を追加した名前が指定されます。たとえば、ワークシート名が「Expense Budget 2005 001」の場合、ターゲット・ビュー名は「Expense Budget 2005 001 - Target」になります。

  3. ワークシートのレイアウトを変更して、ターゲット・ビューをデータ・ビューの横のワークシート列端に表示できます。

ターゲット金額を表示する手順

注意: ターゲット・ビューをワークシートに追加した場合、次の手順は機能しません。

「ターゲット」アイコンが表示されているセル上にマウス・ポインタを置きます。

ターゲット・セル内の入力内容の検証

ターゲットに対する準拠は、ワークシートの発行時に自動的に検証されますが、発行前にターゲット金額と照合して入力内容を検証することもできます。

検証によって「検証結果」ページが表示されます。このページには、各セルまたはターゲットが指定されたセル、ターゲット金額、差異金額、差異率およびターゲット・タイプがリストされます。すべてのターゲットを満たしている場合、「検証結果」ページには「データが見つかりませんでした。」と表示されます。

ターゲットと照合して値を検証する手順

開いているワークシートで「検証」をクリックします。

ワークシートの表示のパーソナライズ

ワークシートは、発行される実際のデータに影響を与えずに、データの入力、レビューまたは分析がしやすいようにパーソナライズできます。たとえば、ワークシートのレイアウト変更、書式の適用、ディメンション・メンバーのソート、ディメンション・メンバー選択の追加や調整、計算の挿入などを実行できます。

注意: パーソナライズが適用されるのは、ワークシートの自分の表示のみです。部下に配布するワークシートには、変更内容が含まれません。ワークシートの発行時に発行されるのは、入力レベルのセルのデータのみです。ビジネス・プロセス所有者が後でワークシートを再配布するときは、パーソナライズの内容が上書きされる場合があります。

詳細は、次の各項を参照してください。

ワークシートのパーソナライズ: レイアウトの変更

ワークシート・ツールバーのレイアウト・ツールを使用すると、開いているワークシートのレイアウトを変更できます。たとえば、ディメンション位置を交換したり、指定したディメンションまたはエッジを別の相対位置に移動できます。

詳細は、「レイアウトの変更」を参照してください。

ワークシートのパーソナライズ: ディメンション・メンバーのソート

ワークシート・ツールバーのソート・ツールを使用すると、開いているワークシートに表示されるディメンション・メンバーの順序を変更できます。ディメンション・メンバーは、名前または階層でソートできます。行または列位置にビュー・ディメンションがある場合は、ビューでソートすることもできます。

詳細は、「ディメンション・メンバーのソート」を参照してください。

ワークシートのパーソナライズ: ディメンション・メンバーの追加および調整

「編集」を使用すると、開いているワークシートに表示されるディメンション・メンバーを変更できます。新規メンバーの追加、メンバーの削除、および現行メンバーの選択の調整を行うことができます。

詳細は、「「選択の調整」ページの使用」を参照してください。

ワークシートのパーソナライズ: 計算の挿入

計算とは、保存済または以前に計算済の1つ以上のディメンション・メンバーに基づいたフォーミュラです。ワークシート・ツールバーの計算ツールを使用すると、開いているワークシートの行または列に計算を挿入できます。計算は編集することもできます。ワークシートを再計算すると、計算が更新されます。

注意: ワークシートの再配布によってレイアウトが上書きされた場合は、「編集」機能を使用して、上書きされる前に挿入した計算を再度追加できます。

ワークシートのパーソナライズ: 書式オプションの適用

ワークシート・ツールバーの書式設定ツールを使用すると、開いているワークシートで選択されているセルの外観を変更できます。次の書式を指定できます。

詳細は、「書式設定ツールを使用した書式設定の指定」および「「セルのフォーマット」ページを使用した書式設定の指定」を参照してください。

ワークシートのパーソナライズ: 条件付き書式設定

条件付き書式をワークシートのセルに適用できます。条件付き書式を使用すると、ユーザー定義条件を満たすセルを容易に識別できます。詳細は、「条件付き書式設定の指定」を参照してください。

ワークシートのパーソナライズ: デフォルト・レイアウトの復元

「レイアウトの復元」をクリックすると、パーソナライズ済の開いているワークシートの外観をすばやく復元できます。ディメンション値の選択、計算、書式およびレイアウトに対するすべての変更は失われます。

注意: デフォルト・レイアウトを復元しても、データ値は消去されません。データ値を消去するには、データを手動で消去するか、ワークシート上書きオプションを使用してワークシートを再配布するようにマネージャに依頼してください。

ワークシートの印刷

開いているワークシートを印刷し、ページに含めるディメンション・メンバーを指定できます。

ワークシートを印刷する手順

  1. 「印刷」をクリックします。

    「印刷オプション」ページが開きます。

  2. 「ページ・アイテム」領域で、ページ位置に含めるディメンション・メンバーを指定します。

    提案: ページ項目を選択する前に、ワークシートのレイアウトを変更できます。変更するには、ワークシート・ツールバーのレイアウト・ツールを使用します。詳細は、「レイアウトの変更」を参照してください。

  3. 「紙」セクションでは、「用紙サイズ」ボックスで紙のサイズを選択し、「印刷の向き」に「縦長」または「横長」のいずれかを選択します。

  4. 「一般」セクションでは、1ページに印刷する行数と列数を指定します。

  5. 「適用」をクリックします。

ワークシートの保存

ワークシートを保存すると、入力したすべての値とともに、個人ディメンション・メンバーの選択、書式設定およびレイアウトが保持されます。ワークシートは、個人用の分析ワークスペースに保存されます。

ワークシートは、発行する前に保存する必要があります。

注意: ワークシートが再配布されると、保存されているデータ値およびレイアウトが上書きされる場合があります。

開いているワークシートを保存する手順

次のいずれかを選択します。

ワークシートのデータのエクスポート

開いているワークシートのデータをエクスポートし、ローカルで、ファイルを.csv、.txtまたはExcel HTML(*.htm)形式で保存できます。Microsoft Excel HTML(*.htm)オプションには、エクスポート・ファイルをソース・ワークシートにリンクできる設定が含まれています。Excelで予算データをオフラインで編集し、その結果をワークシートにアップロードできます。

開いているワークシートのデータをエクスポートする手順

  1. 「エクスポート」をクリックします。

    「エクスポート・オプション」ページが開きます。

  2. 「ファイル形式」ボックスで、エクスポート形式を選択します。

  3. Excel HTML(*.htm)へのエクスポートの場合のみ、次の処理を実行します。

    1. 「シート」ボックスで、シート・オプションを選択します。

      • 各組合せに対してシートを区別: エクスポート範囲内のディメンション・メンバーの各組合せを個別のシートに配置します。

      • すべての組合せを含む1つのシート: エクスポート範囲内のすべてのメンバーを1つのシートに配置します。

    2. 「エクスポートされたファイルをインポート用に使用可能にする」を選択または選択を解除します。このオプションを選択すると、エクスポートされたファイルをEnterprise Planning and Budgetingソース・ワークシートにリンクできます。リンクされたエクスポート・ファイルには、Excelでのオフラインの編集が反映されます。次に、予算をアップロード(インポート)して編集結果をワークシートに表示できます。このオプションを選択しない場合、データはExcelで使用できますが、変更内容はEnterprise Planning and Budgetingにアップロードできません。

      詳細は、「Excelからの予算のインポート」および「Excelへのエクスポートに関する概要」を参照してください。

  4. 内容オプション領域で、エクスポート・ファイルの範囲を指定します。

    提案: ページ項目を選択する前に、ワークシートのレイアウトを変更できます。変更するには、ワークシート・ツールバーのレイアウト・ツールを使用します。

  5. 「適用」をクリックします。

    ファイル名とパスを指定するプロンプトが表示されます。また、ステップ3bで「エクスポートされたファイルをインポート用に使用可能にする」オプションを選択した場合は、ワークシートを保存するプロンプトが表示されます。

Excelへのエクスポートに関する概要

Excelにエクスポートするファイルの範囲は、エクスポートについて選択するページ項目に基づいています。ファイルをExcelで開くと、目次のページに、個別のワークシートとして表示される各論理ページへのハイパーリンクが表示されます。エクスポートされたデータには、ソース・ワークシートの書式、レイアウト、ソート順およびラベルが反映されます。計算は静的な値として表示されます。ターゲット値やアノテーションはエクスポートされません。

「エクスポートされたファイルをインポート用に使用可能にする」オプションを選択した場合は、Excelで保存したエクスポート・ファイルがEnterprise Planning and Budgetingソース・ワークシートにリンクされます。予算データをオフラインでExcelに入力し、そのデータをEnterprise Planning and Budgetingワークシートにインポートできます。このインポートによって、ワークシート内の編集可能なセルはExcelで入力された値に更新されます。この機能には、Excel用のHTMLプラグインが必要です。

「エクスポートされたファイルをインポート用に使用可能にする」オプションを選択しない場合、エクスポートされたファイルはEnterprise Planning and Budgetingソース・ワークシートにリンクされません。データはExcelで使用できますが、編集内容はEnterprise Planning and Budgetingソース・ワークシートにインポートできません。

Excelからの予算のインポート

インポート用に使用可能なエクスポート・ファイルを使用すると、Excelでデータを入力および変更できます。このファイルをアップロードすると、編集可能なワークシート・セル内のデータがワークシートにインポートされます。Excelで入力したフォーミュラの結果は、静的な値としてインポートされます。

ワークシートにインポートされるのはデータのみであることに注意してください。セル、行および列の移動、行や列の挿入、アノテーションの入力、または書式設定をExcelで行った場合、それらの変更内容はインポートされません。

インポート・プロセスでは、別のワークシートへのワークシートの移動またはコピーはサポートされていません。ワークシートを別のワークシートに移動またはコピーすると、エクスポート・ファイルとワークシート間のリンクが破棄されます。

Excelでの作業中に編集可能セルを削除すると、インポート・プロセスでは、一部のセルが無効であることを示す警告が生成されます。この警告は混乱の原因となる可能性があるため、Oracle Enterprise Planning and Budgetingでは、Excelで編集可能セルを削除しないことをお薦めします。

Excelから予算をインポートする手順

  1. Enterprise Planning and Budgetingで、データをエクスポートしたワークシートを開きます(「文書」->「ワークシート」->「Worksheet_Name」->「更新」)。

  2. 「インポート」をクリックします。

    「Excelからのインポート」ページが開きます。

  3. 「ファイルの場所」ボックスで、ファイルの場所を指定します。ファイルを検索するにはブラウズ・ボタンを使用します。

  4. 「インポート更新オプション」領域で、更新オプションを選択します。

  5. 「適用」をクリックします。

部下に対するターゲットの設定

ワークシートのデータ収集プロセスでターゲット設定がサポートされている場合は、入力セルまたは自分が所有しているセルより下位の計算セルにターゲットを入力できます。ワークシートを配布すると、これらのセルへのアクセス権がある受取者はターゲットを表示できます。

注意: ロードした明細に対してターゲットを入力することはできません。

ターゲットは、勧告または絶対としてそれぞれ最大または最小金額を指定できます。ターゲット金額のみを入力して他の情報を指定しないと、Enterprise Planning and Budgetingでは勧告のターゲットとみなします。ターゲットが最大か最小かは、Enterprise Performance Foundation内の明細に対するプラス・フラグの設定によって決まります。たとえば、収益明細は最小にデフォルト設定され、費用明細は最大にデフォルト設定されます。

ターゲット金額を入力する前に、値を入力しやすいように「ターゲット」ページの表示を調整できます。ただし、ワークシートが再配布されると、最初のレイアウトは上書きされます。

部下に対してターゲットを設定する手順

  1. 「ワークシート」ページ(「文書」->「ワークシート」タブ)にナビゲートします。

  2. ターゲット金額を入力するワークシートを識別し、「ターゲット」アイコンをクリックします。

    「ターゲットの設定」ページが開きます。

    注意: ワークシートのステータスが「確定済」、「発行済」または「共有へ発行」の場合は、「ターゲット」アイコンを使用できません。

  3. レイアウト、書式設定およびソートの各ツールを使用すると、ターゲット金額を入力しやすいようにページを調整できます。詳細は、次の各項を参照してください。

  4. ターゲット金額を適切なセルに入力します。セルの入力には、オートフィル機能(「成長」、「増加」、「スプレッド」および「集計」)も使用できます。

    詳細は、次の各項を参照してください。

  5. ターゲット・タイプを次のように指定します。

    1. ターゲット金額を入力するセル内をクリックし、ターゲット・ツールをクリックします。

      注意: 1つの行または列にある複数のセルに対してターゲット・タイプを指定するには、ツールをクリックする前に行または列を選択してください。

    2. 「ターゲット・タイプ」ボックスでオプションを選択し、「進む」をクリックします。次のいずれかを選択できます。

      • 最小金額 - 勧告

      • 最小金額 - 絶対

      • 最大金額 - 勧告

      • 最大金額 - 絶対

        ターゲット・タイプを表す矢印が表示されます。

    3. 設定を消去するには、セル(1つまたは複数)を選択し、「消去」をクリックします。

  6. 別のページにターゲット金額を入力するには、1つ以上のディメンション選択を変更し、すべてのディメンション選択ボックスの右側にスクロールして、「進む」をクリックします。

  7. 設定を保存して作業を続行する場合は、任意のページで「保存」をクリックします。

    設定を保存して終了する場合は、「適用」をクリックします。

ワークシートの配布および再配布

ワークシート・リストを表示したとき(「文書」->「ワークシート」タブ->「Name_of_Worksheet」)に、ワークシートに対して「配布」アイコンが有効な場合は、そのワークシートを部下に配布できます。

以前に配布したワークシートを再配布することもできます。たとえば、マネージャから更新済バージョンのワークシートを受け取った場合や、部下からワークシートの再設定を依頼された場合は、ワークシートを再配布できます。また、発行したワークシートがマネージャから否認され、部下に対して入力内容を調整して再発行するように求める場合にも、ワークシートを再配布できます。

注意: 受取者が表示できる基本データまたはターゲットを提供する場合は、配布する前にワークシートに入力してください。再配布の場合は、「上書き」オプションを選択していることを確認してください。

ワークシートを配布または再配布する手順

  1. 「ワークシート」ページ(「文書」->「ワークシート」タブ)にナビゲートします。

  2. 配布するワークシートを識別し、「配布」アイコンをクリックします。

    「ワークシートの配布: Name_of_Worksheet」ページが開きます。

  3. 「ワークシート受取者」領域で、ワークシートを受け取るユーザーを指定します。ユーザーを追加する場合は「追加」をクリックします。

  4. 「配布オプション」領域で、受取者がワークシートを発行するデッドラインを指定できます(オプション)。「カレンダ」アイコンをクリックして日付を選択するか、日付を入力します。

    受取者は、このデッドラインを「ワークシート」タブで確認します。

  5. 「メッセージ」ボックスで、ワークシートが受取者に配布されたときに表示される通知のテキストを入力します。

  6. 「上書きオプション」領域を使用して、配布によって受取者の既存のデータ値に与える影響を指定します。

ワークシート・データの発行

発行プロセスではデータが自動的に再計算され、ターゲットが使用可能な場合はターゲット金額に対する準拠も検証されます。承認が必要な場合、発行プロセスでは承認者に対する通知も生成されます。

発行されるのは、入力レベルのセルのデータおよびアノテーションのみであることに注意してください。データ収集テンプレートの範囲外のデータ、あるいは、個人または共有のディメンション・メンバーや計算などのオブジェクトは発行されません。

ワークシートを発行した後は、そのワークシートが承認者によって否認されるか、再配布されないかぎり、編集や再発行はできません。

発行は、開いているワークシート、またはワークシート・リストから実行できます。

注意: ワークシートを発行しようとしたとき、同じワークシートが再配布中である場合があります。その場合は、メッセージが表示され、発行を完了できません。

詳細は、次の各項を参照してください。

開いているワークシートから発行する手順

  1. 「発行」をクリックします。

    「ワークシートの送信: Name_of_Worksheet」ページが開きます。

  2. 「注釈」ボックスにテキストを入力します。注釈テキストは承認者に送信される通知に表示されます。

  3. 「発行」をクリックします。

    発行を確認するプロンプトが表示されます。

ワークシート・リストから発行する手順

  1. ワークシート・リスト・ページ(「文書」->「ワークシート」タブ)にナビゲートします。

  2. 発行するワークシートを識別します。

  3. 「発行」をクリックします。

    「ワークシートの送信: Name_of_Worksheet」ページが開きます。

  4. 「注釈」ボックスにテキストを入力します。ワークシートの承認が必要な場合、注釈テキストは承認者に送信される通知に表示されます。

  5. 「発行」をクリックします。

    発行を確認するプロンプトが表示されます。

ターゲットを含むワークシートの発行

ターゲットが使用可能なワークシートを発行すると、ターゲット金額に対する準拠が検証されます。絶対ターゲットへの非準拠がある場合、発行は失敗し、「検証結果」ページに非準拠の値がすべて表示されます。勧告ターゲットへの非準拠がある場合は、「検証結果」ページが表示され、発行を続行するかどうかを指定するプロンプトが表示されます。

承認が必要なワークシートの発行

承認が必要なワークシートを発行すると、承認者に通知が送信されます。

ワークシートが承認されると、入力レベルのセルのデータおよびアノテーションが承認者のワークシートにマージされます。ワークシートの発行者は承認通知を受け取り、ワークシートのステータスが「承認済」に設定され、発行者と部下のワークシートが確定されます。

ワークシートが否認されると、そのワークシートの発行者は否認通知を受け取り、ワークシートのステータスが「否認済」に設定されます。否認されたワークシートは、開いて更新し、再発行できます。また、入力内容を変更できる部下にワークシートを再配布することもできます。

承認が不要なワークシートの発行

承認が不要なワークシートを発行すると、データは共有分析ワークスペースに直接コピーされ、ビジネス・プロセス所有者に通知が送信されます。

ビジネス・プロセス所有者は、発行されたワークシートを表示できます。ただし、承認または否認はできません。

注意: データの改訂が必要な場合は、ビジネス・プロセス所有者にワークシートの再配布を依頼できます。ビジネス・プロセス所有者は、データを共有分析ワークスペースにコピーする発行の管理タスクを実行していない場合に再配布を実行できます。

ワークシートのレビュー: 承認および否認

ワークシートを部下に配布した場合は、配布先の各受取者がそのワークシートを発行すると通知されます。

発行されたワークシートを開いてデータを表示できます。承認が必要なワークシートが発行され、その内容を承認すると、入力レベルのデータ(入力されたすべてのアノテーションを含む)が承認者のワークシートにマージされ、ビジネス・プロセスの解決で指定されたとおりに再計算されます。部下のワークシートのステータスは「承認済」に設定されます。発行されたワークシートを否認すると、通知が発行者に送信されます。部下のワークシートのステータスは「否認済」に設定され、データは承認者のワークシートにコピーされません。

ワークシートを承認すると、データは編集できません。実行できるのは、発行されたワークシートの承認または否認のみです。

ワークシートをレビューする手順

  1. 「ワークシート」ページ(「文書」->「ワークシート」タブ)にナビゲートします。

    受け取ったワークシートまたは配布されたワークシートのリストが表示されます。

  2. データをレビューするワークシートを識別し、ステータスのハイパーテキストをクリックします。

    ワークシートの「ステータス」ページが開きます。

  3. 「すべて」を選択すると、部下のワークシートのステータスが表示されます。ユーザー名を入力したり、ユーザーを検索できます。また、ステータス別に表示を限定することもできます。

  4. レビューするワークシートのユーザーを識別し、「レビュー」アイコンをクリックします。

    「ワークシートのレビュー: Name_of_Worksheet」ページが開き、このページでデータをレビューできます。

  5. ワークシートを承認する場合は「承認」を、否認する場合は「否認」をクリックします。

  6. ステップ5で「否認」を選択した場合は、注釈を入力します。注釈テキストは、ユーザーのホームページに表示される否認通知に表示されます。

ワークシートのステータスの表示

受け取ったワークシートのステータス情報を表示できます。配布したワークシートのステータス情報も表示できます。

配布したワークシートのステータス情報を表示する場合、最初の表示は、自分のワークシートおよび配布の受取者のワークシートに関する情報に限定されます。受取者がさらにワークシートを配布した場合は、その配布先のワークシートのステータスも表示できます。

ワークシートのステータスを表示する手順

  1. 「ワークシート」ページ(「文書」->「ワークシート」タブ)にナビゲートします。

    受信または配布したワークシートのリストが表示されます。「ステータス」列にワークシートのステータスが表示されます。ステータス指定は次のとおりです。