Oracle Enterprise Planning and Budgetingユーザーズ・ガイド リリース11i B25756-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
クロス集計では、多次元データが表形式で表示されます。
クロス集計に関する情報は、次の各項を参照してください。
新規クロス集計を作成するには、「文書」タブの「レポート」サブタブを使用します。詳細は、「クロス集計の作成」を参照してください。
既存のクロス集計を開くには、「文書」タブの「レポート」サブタブを使用します。詳細は、「レポートおよびフォルダのオープン」を参照してください。
表示するように指定(クロス集計編集ページの「オプション」ページで指定)した行数および列数によっては、クロス集計内のすべての行または列を同時に表示できない場合があります。クロス集計内の行または列が一度に表示可能な行数または列数を超えている場合、Enterprise Planning and Budgetingではコントロールが提供され、指定した行数を上または下に移動するか、指定した列数を左または右に移動することによって、クロス集計内のすべての行または列をスクロールできます。
クロス集計に階層ディメンション・メンバーが含まれている場合は、階層内をドリルして、データを様々なレベルで表示できます。たとえば、下位レベルのメンバーが含まれている地域がクロス集計に表示されている場合、ドリルダウンして表示を拡張すると、コンポーネントである地域を表示できます。また、ドリルアップすると拡張した表示を閉じることができます。
ディメンション・メンバーに関連付けられているドリル・アイコンがある場合は、そのメンバーをドリルできます。ドリル・アイコンは、関連付けられているメンバーの左側に表示されます。クロス集計には、次に示す2種類のドリル・アイコンがあります。
中央にプラス(+)記号が表示された右矢印のドリル・アイコン。このアイコンは、メンバーが合計を表しているが、その集計元の下位レベルのメンバーが現在表示されていないことを示しています。ドリル・アイコンをクリックするとドリルダウン(表示を拡張)でき、下位レベルのメンバーを表示できます。
中央にマイナス(-)記号が表示された下矢印のドリル・アイコン。このアイコンは、メンバーが合計を表していて、その集計元の下位レベルのメンバーが現在表示されていることを示しています。ドリル・アイコンをクリックするとドリルアップ(表示を縮小)でき、下位レベルのメンバーを非表示にできます。
Enterprise Planning and Budgetingでは、クロス集計データは1度に1ページずつ表示されます。クロス集計の「ページ・アイテム」セクションを使用すると、現在表示されているページ以外のページを表示できます。
「ページ・アイテム」セクションには、現在ページ位置にあるディメンションごとに、ページ・コントロールと呼ばれる個別のドロップダウン・リストがあります。現在表示されているページ以外のページにあるディメンション・メンバーのデータを表示するには、そのメンバーのディメンションに対するドロップダウン・リストから表示するメンバーを選択し、「ページ・アイテム」セクションの右側にある「進む」をクリックします。
書式設定特性またはストップライト書式設定基準を指定するときなど、クロス集計内の1つ以上のセルを選択することが必要となる場合があります。
Enterprise Planning and Budgetingには、セルのグループを簡単に選択できる次のようなハイライトマーカーが用意されています。
行ハイライトマーカー: 各行の左端にあるラベルなしのボタン。クリックすると、その行のすべてのセルを選択できます。
列ハイライトマーカー: 各列の上端にあるラベルなしのボタン。クリックすると、その列のすべてのセルを選択できます。
全体ハイライトマーカー: クロス集計の左上隅の近く(行ハイライトマーカーと列ハイライトマーカーが交わる部分)にあるラベルなしの小さい四角いボタン。クリックすると、クロス集計内のすべてのセルを選択できます。
セルの選択および選択解除には、次の方法を使用します。
行、列または全体のハイライトマーカーを使用して、行全体、列全体またはクロス集計全体を選択します。
行または列のハイライトマーカーをクリックしてドラッグし、複数の行または列を選択します。[Ctrl]キーや[Shift]キーを使用して、連続していないハイライトマーカーや連続しているハイライトマーカーを選択することもできます。
セルをクリックして単一のセルを選択します。
セルをクリックしてドラッグし、複数のセルを選択します。[Ctrl]キーや[Shift]キーを使用して、連続していないセルや連続しているセルを選択することもできます。
クロス集計の左上隅にあるラベルなしの大きい領域をクリックすると、現在選択されているすべてのセルの選択を解除できます。
クロス集計文書での作業を終了した後は、適切なページに移動してEnterprise Planning and Budgetingで次のタスクを続行するか、作業をすべて完了した場合はEnterprise Planning and Budgetingを終了します。
保存する必要がある新規文書を作成した場合、または既存の文書に加えた変更を保持する必要がある場合は、別のページに移動する前、またはEnterprise Planning and Budgetingを終了する前に、文書を必ず保存してください。保存しないと、文書での作業がすべて失われます。クロス集計文書の保存の詳細は、「クロス集計の保存」を参照してください。
クロス集計ツールバーを使用すると、クロス集計に表示されているデータの配置および表示に関する様々なタスクを実行できます。
詳細は、次の各項を参照してください。
表示ツールを使用すると、データの表示を、クロス集計からグラフに、グラフからクロス集計に、またはあるタイプのグラフから別のタイプのグラフに変更できます。表示ツールを表示するには、クロス集計ツールバーの「表示」をクリックします。
クロス集計からグラフに、またはあるタイプのグラフから別のタイプのグラフに変更するには、「グラフ」オプションを選択し、ドロップダウン・リストから使用するグラフのタイプとサブタイプを選択し、その表示ツールの「進む」をクリックします。
表示をグラフからクロス集計に変更するには、「クロス集計」オプションを選択し、表示ツールの「進む」をクリックします。
「クロス集計のオプション」ページを使用すると、クロス集計について、タイトル関連および表示関連の様々なオプションを指定できます。「オプション」ページを表示するには、クロス集計ツールバーの「表示」をクリックして表示ツールを表示し、表示ツールの「詳細」をクリックします。
「クロス集計のオプション」ページで必要な設定を指定した後は、「適用」をクリックして設定をクロス集計に適用します。
「タイトル」、「サブタイトル」および「脚注」の各フィールドを使用して、クロス集計のタイトル、サブタイトルおよび脚注を指定できます。また、これらのフィールドを表示するかどうかを、それぞれに関連付けられているチェック・ボックスで指定できます(例: クロス集計のタイトルを表示するには、「タイトルの表示」チェック・ボックスを選択)。
また、タイトル、サブタイトルおよび脚注のフィールドに、ページ位置のディメンションおよびディメンション・メンバーの名前を自動的に挿入できます。手順は次のとおりです。
「対象」ボックスで、名前を挿入するフィールドを選択します。
「挿入」ボックスで、次のいずれかを実行します。
ページ位置のディメンションの名前を挿入する場合は、「ディメンション」を選択します。
ページ位置のディメンション・メンバーの名前を挿入する場合は、「メンバー」を選択します。
ページ位置のディメンションとディメンション・メンバーの名前を挿入する場合は、「ディメンション・メンバー」を選択します。
「表示行数」ボックスおよび「表示される列数」ボックスを使用して、表示する行数と列数を指定できます。
注意: クロス集計内の行数または列数が、指定した行数または列数を超えている場合、Enterprise Planning and Budgetingでは、すべての行または列をスクロールできるコントロールがクロス集計で提供されます。
「行バンディングの表示」ボックスおよび「グリッド線の表示」ボックスを使用すると、クロス集計に行範囲(1行おきに異なる背景色を使用)およびグリッド線(セル間の水平線および垂直線)を表示するかどうかを指定できます。
レイアウト・ツールを使用すると、クロス集計のディメンションまたはエッジを別の相対位置に移動することによって、クロス集計のレイアウトを変更できます。レイアウト・ツールを表示するには、クロス集計ツールバーの「レイアウト」をクリックします。
レイアウト変更は、レイアウト・ツール自体、またはレイアウト・ツールからアクセスできる「クロス集計のレイアウト」ページから実行できます。このページでは、レイアウト関連の追加オプションが提供されます。
レイアウト・ツールでは、「操作」、「ソース」および「ターゲット」ボックスを次のように使用してレイアウトを指定できます。
「操作」ボックスで、ディメンションを別の位置に移動する場合は「移動」を選択し、2つのディメンションまたはエッジの位置を交換する場合は「入替え」を選択します。
「ソース」ボックスで、移動するディメンション(移動操作の場合)、あるいは別のディメンションまたはエッジと交換するディメンションまたはエッジ(交換操作の場合)を選択します。
「ターゲット」ボックスで、ディメンションの移動先の位置(移動操作の場合)、あるいは「ソース」ボックスで指定したディメンションまたはエッジと交換するディメンションまたはエッジ(交換操作の場合)を選択します。
レイアウト・ツールの「進む」をクリックして、クロス集計のレイアウトを更新します。
「クロス集計のレイアウト」ページを使用してレイアウトを指定できます。「クロス集計のレイアウト」ページを表示するには、レイアウト・ツールの「詳細」をクリックします。
「クロス集計のレイアウト」ページには、レイアウトを指定するためのコントロールが2セットあります。
レイアウト・ツールと同様のコントロール。前述のレイアウト・ツールと同じコントロール・セットに加え、ディメンションを非表示にできるオプションが提供されます。ディメンションを非表示にするには、「操作」ボックスで「移動」を選択し、「ソース」ボックスでディメンションを選択して、「ターゲット」ボックスで「非表示に」を選択します。
注意: 非表示のディメンションはクロス集計に表示されませんが、表示されているデータに影響を与えます。
レイアウト・アイコン。アイコンをクリックすると、ディメンションを移動、非表示または表示できます。レイアウト・アイコンにポインタをあわせると、アイコンをクリックした場合に実行される処理を示すツール・ヒントが表示されます。
レイアウトの指定には、レイアウト・コントロールのいずれのセットも使用できます。
「クロス集計のレイアウト」ページには、次のコンポーネントも含まれています。
「ページ・アイテムの表示」ボックス。このボックスを選択すると、クロス集計内のページ項目が表示されます。ページ項目を表示する必要がない場合は、このボックスの選択を解除してください。
列ヘッダー、行ヘッダーおよびページ項目に対して、短いラベルまたは長いラベルを指定できるオプション。
必要なレイアウト変更を指定した後は、「適用」をクリックして「クロス集計のレイアウト」ページを閉じ、変更をクロス集計に適用します。
書式設定ツールを使用すると、クロス集計に対して次のタイプの書式設定を指定できます。
フォント・スタイル
数値書式
フォントの色
背景色
書式設定ツールを表示するには、クロス集計ツールバーの「フォーマット」をクリックします。
「セルのフォーマット」ページを使用して、フォント・スタイル、フォントの色、背景色および数値書式を指定することもできます。詳細は、「「セルのフォーマット」ページを使用した書式設定の指定」を参照してください。
書式設定ツールを使用してフォント・スタイルを指定するには、書式を設定するセル(複数選択可)を選択し、次に示す処理を1つ以上実行します。
文字を太字にしたり、太字書式が適用されている文字から太字書式を削除するには、「太字体」をクリックします。
文字を斜体にしたり、斜体書式が適用されている文字から斜体書式を削除するには、「イタリック体」をクリックします。
文字を下線付きにしたり、下線書式が適用されている文字から下線書式を削除するには、「下線」をクリックします。
書式設定ツールを使用して数値書式を指定する手順は、次のとおりです。
書式を設定するセル(複数選択可)を選択します。
「数値」ボックスで、次のいずれかを実行します。
値を数値として表示する場合は「数値」を選択します。
値を通貨値として表示する場合は「通貨」を選択します。
値を割合として表示する場合は「割合」を選択します。
「進む」をクリックして選択したセルの書式を設定します。
書式設定ツールを使用して背景色を指定する手順は、次のとおりです。
書式を設定するセル(複数選択可)を選択します。
「背景色」の「カラー・ピッカー」アイコンをクリックして、カラー・ピッカーを表示します。
カラー・ピッカーで、背景色として使用する色をクリックし、「適用」をクリックして、選択したセルに背景色を適用します。
書式設定ツールを使用してフォントの色を指定する手順は、次のとおりです。
書式を設定するセル(複数選択可)を選択します。
「フォント色」の「カラー・ピッカー」アイコンをクリックして、カラー・ピッカーを表示します。
カラー・ピッカーで、フォントの色として使用する色をクリックし、「適用」をクリックして、選択したセルの文字にフォントの色を適用します。
「セルのフォーマット」ページを使用して、日付および枠線の書式を指定できます。詳細は、「「セルのフォーマット」ページを使用した書式設定の指定」を参照してください。
「フォーマットの管理」ページを使用して、ヘッダー書式を指定できます。詳細は、「書式設定の管理」を参照してください。
「セルのフォーマット」ページを使用すると、クロス集計に対して次のタイプの書式設定を指定できます。
フォント・スタイル
フォントの色
背景色
枠線の書式
数値書式
日付書式
「セルのフォーマット」ページは、書式設定ツールから使用できます。「セルのフォーマット」ページを表示する手順は、次のとおりです。
クロス集計ツールバーの「フォーマット」をクリックして、書式設定ツールを表示します。
書式設定を指定するセル(複数選択可)を選択します。
書式設定ツールの「詳細」をクリックして、「セルのフォーマット」ページを表示します。
必要なタイプの書式設定(後述)を指定した後は、「適用」をクリックして「セルのフォーマット」ページを閉じ、指定した書式設定をクロス集計に適用します。
「フォント」セクションで、「太字体」、「イタリック体」および「下線」の各ボックスのドロップダウン・リストを使用し、必要に応じて、太字書式、斜体書式または下線書式を適用または削除します。
「フォント」セクションで、「フォント色」のカラー・ピッカーで適用するフォントの色をクリックします。
「フォント」セクションで、「背景色」のカラー・ピッカーで適用する背景色をクリックします。
「枠線」セクションで、次の処理を実行します。
書式設定を指定する各枠線のスタイルを選択します。
枠線の線の色を指定する場合は、次の手順を実行します。
書式を設定する枠線に対する「カラー・ピッカー」アイコンをクリックします。
カラー・ピッカーで、適用する色をクリックし、「適用」をクリックします。
注意: 外枠に対してスタイルと線の色を指定すると、そのスタイルと色は、すべての枠線(下、上、左および右)に自動的に適用されます。
「数値」セクションで、「カテゴリ」ボックスで必要な書式カテゴリを選択した後、選択したカテゴリに関連する設定を指定します。
「日付」セクションで、「カテゴリ」ボックスで必要な書式カテゴリを選択した後、選択したカテゴリに関連する設定を指定します。
条件付きセル書式設定を使用すると、指定した特定の条件と一致するセルを簡単に識別できます。たとえば、現行実績の値が5000を超えるすべてのセルについて、値が緑のフォントで表示されるように指定できます。
条件付きセル書式設定を指定するには、「条件付セル・フォーマットの作成」ページを使用します。このページを表示するには、次のいずれかを実行します。
書式設定ツールで、「条件付フォーマットの作成」をクリックします。
「フォーマットの管理」ページで、「条件付セル・フォーマットの作成」をクリックします。
「条件付セル・フォーマットの作成」ページを使用して条件付き書式を指定する手順は、次のとおりです。
「名称」セクションで、Enterprise Planning and Budgetingで提供されている条件付き書式用のデフォルト名を使用するか、または「名称」ボックスにわかりやすい名前を入力できます。
「選択」セクションで、「項目」、「演算子」、「値」ボックスを使用して、書式の条件を指定します。たとえば、5000を超えるすべての現行実績値に書式を適用するには、「項目」ボックスで「現行実績」を選択し、「演算子」ボックスで「>」を選択し、「値」ボックスに「5000」と入力します。書式をすべてのビューに適用する場合は、「項目」ボックスで「すべて」を選択します。
ディメンションのメンバーのサブセットのみに書式を適用する場合は、「選択」セクションでディメンションに対する「編集」アイコンをクリックして、必要なメンバー・セットを選択できるページを表示します。ディメンションに対するメンバー・セットを編集しない場合、書式はディメンションのすべてのメンバーに適用されます。
「フォーマット」セクションで、必要なフォント・スタイルと色、背景色、枠線の書式、数値書式および日付書式を指定します。
「適用」をクリックして、条件付き書式を作成および適用します。
「フォーマットの管理」ページを使用すると、条件付きセル書式を削除したり、条件付きセル書式に関するその他の管理タスクを実行できます。詳細は、「書式設定の管理」を参照してください。
ストップライト書式設定を使用すると、選択したセルの値と、「望ましい値」、「許容」および「非許容」と指定した値セットとの比較結果がわかりやすいようにクロス集計のセルをハイライト表示できます。
クロス集計内の選択したセルに対して、「望ましい値」および「許容不可」のしきい値を指定できます。これらのストップライト書式設定条件を適用すると、Enterprise Planning and Budgetingでは、選択したセルが次のように書式設定されます。
データ値が、指定した「望ましい値」しきい値以上のセルはすべて、これらの値が許容範囲内であることを示す背景色で表示されます。デフォルトでは、この背景色は緑ですが、別の色を選択することもできます。
データ値が、指定した「望ましい値」しきい値未満で、指定した「許容不可」しきい値を超えているセルはすべて、これらの値が許容可能範囲内であることを示す背景色で表示されます。デフォルトでは、この背景色は黄ですが、別の色を選択することもできます。
データ値が、指定した「許容不可」しきい値以下のセルはすべて、これらの値が許容不可範囲内であることを示す背景色で表示されます。デフォルトでは、この背景色は赤ですが、別の色を選択することもできます。
ストップライト・ツールを使用すると、ストップライト書式設定を指定できます。ストップライト・ツールを表示するには、クロス集計ツールバーの「ストップライト」をクリックします。
ストップライト書式設定を指定する手順は、次のとおりです。
「フォーマット」ボックスで、ストップライト書式設定の適用対象を、選択したセル、クロス集計全体または特定のビューの値のいずれにするかによって、「選択済セル」、「クロス集計全体」、または特定のビューを指定します。
「フォーマット」ボックスで、「選択済セル」を指定した場合は、ストップライト書式設定を適用するセル(複数選択可)を選択します。
「非許容」ボックスに、許容不可しきい値として使用する値を入力します。
「望ましい値」ボックスに、許容しきい値として使用する値を入力します。
許容不可、許容可能および許容の値に対する背景色のいずれかを変更する場合は、対応する「カラー・ピッカー」アイコンを使用します。
ストップライト・ツールの「進む」をクリックして、指定したストップライト書式設定を適用します。
「フォーマットの管理」ページを使用すると、ストップライト書式の作成、ストップライト書式の削除、およびストップライト書式設定に関するその他の管理タスクを実行できます。詳細は、「書式設定の管理」を参照してください。
「フォーマットの管理」ページを使用すると、新規ストップライト、条件付き書式およびヘッダー書式を指定できます。また、既存の書式を管理することもできます。「フォーマットの管理」ページを表示するには、書式設定ツールまたはストップライト・ツールの「フォーマットの管理」をクリックします。
「フォーマットの管理」ページでの作業をすべて終了した後は、「適用」をクリックして「フォーマットの管理」ページを閉じ、指定した書式設定の変更を適用します。
「フォーマットの管理」ページには、「ストップライト・フォーマット」、「セル・フォーマット」および「ヘッダー・フォーマット」の3つのセクションがあります。各セクションには、対応するタイプの既存書式のリストが表示されます。
各セクションで、書式は優先度順に上から下へリストされます(先頭の書式が最も優先度の高い書式です)。たとえば、「条件付フォーマット」セクションに2つの条件付き書式がリストされているとします。上の行の書式では、20,000を超えるすべての値が緑で表示されるように指定され、下の行の書式では、40,000未満のすべての値が青で表示されるように指定されています。この場合、値が30,000の場合は緑で表示されます。
「フォーマットの管理」ページから、「ストップライト・フォーマットの作成」ページにアクセスできます。このページでストップライト書式を指定できます。「ストップライト・フォーマットの作成」ページを表示するには、「フォーマットの管理」ページの「ストップライト・フォーマット」セクションの「ストップライト・フォーマットの作成」をクリックします。
「ストップライト・フォーマットの作成」ページを使用してストップライト書式を指定する手順は、次のとおりです。
「名称」セクションで、Enterprise Planning and Budgetingで提供されているストップライト書式用のデフォルト名を使用するか、または「名称」ボックスにわかりやすい名前を入力できます。
「しきい値」セクションで、次の処理を実行します。
許容不可および許容のしきい値を、対応するボックスで指定します。
許容、許容可能または許容不可の値を示すためにデフォルト色以外の背景色を使用する場合は、カラー・ピッカーを使用して適用する色を選択します。
ディメンションのメンバーのサブセットのみに書式を適用する場合は、「選択」セクションでディメンションに対する「編集」アイコンをクリックして、必要なメンバー・セットを選択できるページを表示します。ディメンションに対するメンバー・セットを編集しない場合、書式はディメンションのすべてのメンバーに適用されます。
「適用」をクリックして、ストップライト書式を作成および適用します。
「フォーマットの管理」ページには、ストップライト書式設定が適用されているすべてのセルのデータ値を非表示にできるオプションがあります。このオプションは、これらの値と、指定されたしきい値との比較結果に関係なく適用されます。データ値を非表示にするには、クロス集計セルのデータ値を非表示にするオプションを選択します。
詳細は、「ストップライト書式設定の指定」を参照してください。
「フォーマットの管理」ページから、「条件付セル・フォーマットの作成」ページにアクセスできます。このページで条件付きセル書式を指定できます。「条件付セル・フォーマットの作成」ページを表示するには、「フォーマットの管理」ページの「セル・フォーマット」セクションの「条件付セル・フォーマットの作成」をクリックします。
詳細は、「条件付き書式設定の指定」を参照してください。
「フォーマットの管理」ページから、「条件付ヘッダー・フォーマットの作成」ページにアクセスできます。このページで、ディメンション・メンバーごとの基準で行および列のヘッダーに書式設定を指定できます。「条件付ヘッダー・フォーマットの作成」ページを表示するには、「フォーマットの管理」ページの「ヘッダー・フォーマット」セクションの「条件付ヘッダー・フォーマットの作成」をクリックします。
「条件付ヘッダー・フォーマットの作成」ページを使用してヘッダー書式を指定する手順は、次のとおりです。
「名称」セクションで、Enterprise Planning and Budgetingで提供されている条件付きヘッダー書式用のデフォルト名を使用するか、または「名称」ボックスにわかりやすい名前を入力できます。
「選択」セクションで、次の処理を実行します。
「ディメンション」ボックスで、書式を適用するディメンションを選択します。
ディメンションのすべてのメンバーに書式を適用する場合は、「任意のDimension」オプションを選択します。Dimensionは、ディメンション名です。
ディメンションの特定のメンバーにのみ書式を適用する場合は、「選択済Dimension」オプションを選択します。Dimensionは、ディメンション名です。次に、書式を適用するメンバー(複数選択可)を「使用可能」ボックスから「選択済」ボックスに移動します。
「フォーマット」セクションで、必要なフォント・スタイル、フォントの色、背景色、および枠線の書式を指定します。
「適用」をクリックして、ヘッダー書式を作成および適用します。
個々の書式を表示するかどうかは、特定の書式に対する「表示」列のチェック・ボックスを選択または選択を解除することで指定できます。この方法を使用すると、書式定義を削除せずに、書式がクロス集計に適用されないようにできます。
各セクションで書式がリストされる順序を変更(優先順位を変更)するには、「上へ移動」および「下へ移動」アイコンをクリックします。
既存書式を編集するには、書式に対する「編集」アイコンをクリックします。アイコンをクリックすると、編集する書式タイプに対する書式編集ページが表示されます。各書式タイプに応じて、書式編集ページには、その特定タイプの新規書式を作成するためのページと同じコントロールが表示されます。
既存書式を削除するには、書式に対する「削除」アイコンをクリックします。
すべての書式設定を消去するには、「フォーマットの管理」ページの「すべてのフォーマット設定の削除」をクリックし、確認を求めるプロンプトの応答で「Yes」を選択します。「フォーマットの管理」ページの「適用」をクリックすると、Enterprise Planning and Budgetingでは、クロス集計からすべての書式設定が次のように削除されます。
書式設定ツールまたは「セルのフォーマット」ページを使用して指定した書式設定はすべて削除され、元に戻すことはできません。このような書式設定を再適用するには、書式設定ツールまたは「セルのフォーマット」ページを使用して、新規書式設定を指定する必要があります。
すべてのストップライト、条件付きおよびヘッダーの書式については、「フォーマットの管理」ページで各書式の「表示」ボックスの選択が解除され、クロス集計から書式設定が削除されます。これらの書式定義は削除されませんが、これらの書式を1つ以上再適用するには、再適用する各書式に対する「表示」ボックスを選択します。
ソート・ツールを使用すると、特定のディメンションのメンバーを、指定した順に表示されるようにソートできます。ソート・ツールを表示するには、クロス集計ツールバーの「ソート」をクリックします。
ディメンションのメンバーをソートする手順は、次のとおりです。
「ソート」ボックスで、メンバーをソートするディメンションを選択します。
「基準」ボックスで、次のいずれかを実行します。
名前のアルファベット順にメンバーをソートする場合は、「名称」を選択します。
階層内の順序を基準にメンバーをソートする場合は、「階層」を選択します。
時間を基準に時間ディメンション・メンバーをソートする場合は、「日付/時間」を選択します。このタイプのソートは、「ソート」ボックスで時間ディメンションを指定した場合にのみ使用可能です。
データ値を基準にメンバーをソートする場合は、ソート操作の基準として使用するビュー・ディメンション・メンバーの名前を選択します。このタイプのソートは、「ソート」ボックスで指定したディメンションが、行位置または列位置に配置されている場合にのみ使用可能です。
ソート操作がビュー・ディメンション・メンバー(「基準」ボックスで指定)を基準に実行される場合は、「対象」ボックスを使用して該当ディメンション・メンバーを選択します。該当ビュー・ディメンション・メンバーは、そのメンバーがクロス集計で現在表示されている場合にのみ「対象」ボックスで使用できます。
たとえば、時間ディメンションが列位置にあり、「ソート」ボックスで時間ディメンションを指定し、「基準」ボックスで現行実績のビューを指定し、ビュー・メンバーの資産と収益がクロス集計に現在表示されているとします。該当メンバーとして資産または収益を選択できます。資産を選択すると、資産の値に基づいて時間ディメンション・メンバーがソートされます。
「順序」ボックスで、次のいずれかを実行します。
「基準」ボックスで「名称」を選択した場合は、メンバーをアルファベット順にソートするか、アルファベットの逆順にソートするかによって、「aからz」または「zからa」を選択します。
「基準」ボックスで「階層」を選択した場合は、メンバーを階層の昇順にソートするか降順にソートするかによって、「昇順」または「降順」を選択します。
「基準」ボックスで「日付/時間」を選択した場合は、使用する順序に応じて、「最後から最初」または「最初から最後」を選択します。
「基準」ボックスでビュー・ディメンション・メンバーを選択した場合は、メンバーを値の昇順にソートするか降順にソートするかによって、「昇順」または「降順」を選択します。
ソート・ツールの「進む」をクリックして、指定したディメンションのメンバーをソートします。
保存済選択ツールを使用すると、以前に保存したデータ選択をクロス集計に適用できます。保存済選択ツールを表示するには、クロス集計ツールバーの「保存済の選択」をクリックします。
特定のディメンションに対して、保存済選択ツールを使用して次の処理を実行できます。
現在のディメンション・メンバーを保存済の選択のメンバーで置換できます。
保存済の選択のディメンション・メンバーを追加できます。
保存済の選択のディメンション・メンバーのみを保持し、ディメンションの他のメンバーをすべて削除できます。
保存済の選択のディメンション・メンバーを削除できます。
保存済の選択をクロス集計に適用する手順は、次のとおりです。
「ディメンション」ボックスで、保存済の選択を適用するディメンションを選択します。
「処理」ボックスで、実行する処理によって、「置換」、「追加」、「保持」または「削除」を選択します。
「保存済の選択」ボックスで、ディメンション・メンバーを置換、追加、保持または削除するために使用する保存済の選択の名前を選択します。
保存済選択ツールの「進む」をクリックして、保存済の選択をクロス集計に適用します。
詳細は、「保存済の選択の使用」を参照してください。
アノテーション・ツールを使用すると、クロス集計セルにアノテーションを指定できます。アノテーション・ツールを表示するには、クロス集計ツールバーの「アノテーション」をクリックします。
Enterprise Planning and Budgetingでは、アノテーション付きセルには、各セルの左側にアノテーション・アイコンが表示されます。
クロス集計を保存すると、各アノテーションは、特定の文書からは独立して、特定のデータ・ポイント(つまり、ディメンション・メンバーの特定の組合せ)に対して保存されます。したがって、アノテーションを作成し、アノテーションを作成した文書を保存すると、そのアノテーションは、アノテーションが作成されたデータ・ポイントが組み込まれたクロス集計が含まれている他のすべての文書で表示されます。
アノテーションは、アノテーションが作成されたデータにアクセスできるすべてのユーザーが使用可能です。
アノテーション・アイコンの上にマウスのポインタを移動すると、関連クロス集計セルの最新のアノテーションをツール・ヒントに表示できます。
あるクロス集計セルに対するすべてのアノテーションを表示するには、セル内のアノテーション・アイコンをクリックするか、またはセルを選択してアノテーション・ツールの「アノテーション」をクリックします。「記録された注釈」ページが表示され、セルに関連付けられている既存のアノテーションがすべてリストされます。アノテーションの件名をクリックすると、リストからアノテーションを表示できます。
件名のみで構成され、添付の注釈のないアノテーションを作成する手順は、次のとおりです。
クロス集計セルを選択します。
「アノテーション」ボックスに、アノテーションのテキストを入力します。
アノテーション・ツールの「進む」をクリックして、アノテーションを作成します。
件名および添付の注釈で構成されるアノテーションを作成する手順は、次のとおりです。
クロス集計セルを選択し、アノテーション・ツールの「詳細」をクリックして「アノテーション」ページを表示します。
注意: 「記録された注釈」ページで「アノテーションの作成」をクリックして、「記録された注釈」ページから「アノテーション」ページを表示することもできます。この場合は、「記録された注釈」ページで参照されたセルのアノテーションを作成できます。
「件名」ボックスに、アノテーションの件名を入力します。
「注釈」ボックスに、注釈テキストを入力します。
「適用」をクリックします。
作成したアノテーションを削除するには、セル内の「アノテーション」アイコンをクリックするか、またはセルを選択してアノテーション・ツールの「アノテーション」をクリックすることによって、「記録された注釈」を表示します。次に、アノテーションに対する「削除」アイコンをクリックしてアノテーションを削除できます。
計算は、1つ以上の格納済または計算済ディメンション・メンバーに基づいたフォーミュラです。計算ツールを使用すると、計算を挿入および変更できます。
計算ツールを表示するには、クロス集計ツールバーの「計算」をクリックします。
新規計算をクロス集計に挿入する手順は、次のとおりです。
計算を挿入する基準点として列または行を選択します。
計算ツールの「新規計算の挿入」をクリックします。
「挿入場所の選択」ページで、計算を定義するディメンション、および計算を挿入する場所を指定し、「次」をクリックします。
この後の手順は、計算を定義するための「計算の定義」の説明手順に従ってください。
既存の計算を変更する手順は、次のとおりです。
計算を変更する基準点として列または行を選択します。
計算ツールの「計算の編集」をクリックします。
「計算の選択」ページで、計算が挿入されているディメンション、および計算の名前を指定し、「次」をクリックします。
既存計算変更のこの後の手順は、新規計算を定義する手順と同じです。「計算の定義」の説明手順に従って、必要に応じて計算に対する定義を変更してください。
既存のクロス集計を編集するには、最初に、編集するクロス集計で「編集」をクリックします。「コンポーネントの編集」ページの「選択の調整」タブが表示されます。必要な場合は、「選択の調整」タブで様々な選択を行うか、または他の編集タスクを実行するその他のタブにアクセスできます。
詳細は、次の各項を参照してください。
基本メンバー選択リストを変更する場合は、「開始」をクリックして、「コンポーネントの編集」ページの「開始」タブを表示します。
「コンポーネントの編集」ページの「開始」タブのコントロールは、「開始」ページと同じです。詳細は、「「開始」ページの使用」を参照してください。
クロス集計のレイアウトを変更する場合は、「レイアウト」をクリックして、「コンポーネントの編集」ページの「レイアウト」タブを表示します。
「コンポーネントの編集」ページの「レイアウト」タブのコントロールは、「クロス集計のレイアウト」ページと同じです。詳細は、「レイアウトの変更」を参照してください。
選択に詳細な調整を指定する場合は、「選択の調整」をクリックして、「コンポーネントの編集」ページの「選択の調整」タブを表示します。
「コンポーネントの編集」ページの「選択の調整」タブのコントロールは、「選択の調整」ページと同じです。詳細は、「「選択の調整」ページの使用」を参照してください。
クロス集計にタイトル関連または表示関連の変更を加える場合は、「オプション」をクリックして、「コンポーネントの編集」ページの「オプション」タブを表示します。
「コンポーネントの編集」ページの「オプション」タブのコントロールは、「クロス集計のオプション」ページと同じです。詳細は、「クロス集計のタイトルおよび表示設定の指定」を参照してください。
クロス集計に対して編集上の必要な変更をすべて加えた後は、「コンポーネントの編集」ページの「適用」をクリックして、改訂したクロス集計を表示します。
様々な文書プロパティを設定または変更するには、「プロパティ」をクリックして「プロパティ」ページを表示します。「プロパティ」ページでは、次の機能が提供されます。
文書のタイトル、文書のテキスト摘要、文書の脚注、および後で文書を検索する際に役立つ検索キーワードを入力できるフィールド。また、文書に摘要および文書の脚注を表示するかどうかを指定できるチェック・ボックスもあります。
文書の場所を表示するフィールド。
文書の作成日、作成ユーザー、最終更新日および文書の最終更新ユーザーを表示するフィールド。また、文書にこれらの各情報フィールドを表示するかどうかを指定できるチェック・ボックスもあります。
「表示オプション」セクション。ツールバーを表示するかどうか、アノテーションを表示するかどうか、および値が0(ゼロ)のみまたはN/Aと0(ゼロ)のみの行または列を非表示にするかどうかを指定できます。
「プロパティ」ページで設定を変更した後は、「適用」をクリックして設定を適用し、文書に戻ります。
「印刷」をクリックして「印刷オプション」ページを表示します。
「ページ・アイテム」セクションで、ページ位置にある印刷対象のディメンションのメンバーを次のように指定します。
現在文書に表示されているページ・ディメンション・メンバーのみを印刷する場合は、「dimensionの現在の選択」を選択します(dimensionは、ページ位置にあるディメンションの名前(複数の場合あり))。
ページ位置にあるディメンションの全メンバーの全組合せを印刷する場合は、「dimensionのすべてのnの組合せ」を選択します(nはページ位置にあるディメンションの数、およびdimensionはこれらのディメンションの名前(複数の場合あり))。
ページ位置にあるディメンションの一部のメンバーの組合せを印刷する場合は、「dimensionに対する選択したメンバーの組合せのすべて」を選択し(dimensionは、ページ位置にあるディメンションの名前(複数の場合あり))、対応するディメンション・ボックスで各ディメンションの必要なメンバー(複数選択可)を選択します。
「紙」セクションでは、「用紙サイズ」ボックスで必要な紙のサイズを選択し、「印刷の向き」に「縦長」または「横長」のいずれかを選択します。
「一般」セクションでは、1ページに印刷する行数と列数を指定します。
「適用」をクリックします。
Enterprise Planning and Budgetingでは、印刷用に書式設定された形式のクロス集計文書が表示されます。この文書をWebブラウザの印刷機能を使用して印刷できます。
印刷を終了した後は、Webブラウザで「戻る」ボタンをクリックして「印刷オプション」ページに戻ります。次に、「取消」をクリックして「印刷オプション」ページを閉じ、文書に戻ります。
新規クロス集計文書の作成時、または既存クロス集計文書の編集時に実行した作業を保存するために、文書を保存して、現在のディメンション・メンバーの選択、書式設定およびレイアウトを保存できます。
「保存」をクリックすると、既存の文書に加えた変更を保存できます。
新規文書を保存する手順、または既存文書を別名で保存する手順は、次のとおりです。
「別名保存」をクリックして「別名保存」ページを表示します。以前に保存していない文書に対して「保存」をクリックした場合は、「別名保存」ページが表示されます。
「名称」ボックスに、文書のタイトルを入力します。
オプションで、次のいずれかまたは両方を実行できます。
文書にテキスト摘要を提供できます。「摘要」ボックスを使用してテキスト摘要を入力します。
後で文書を検索する際に役立つ検索キーワードを入力できます。「キーワード」ボックスを使用して検索キーワードを入力します。
「保存先」ボックスに、文書を格納するフォルダ名を入力して、「保存」をクリックします。必要に応じて、「フォルダ」をクリックして、既存のフォルダを選択するか、文書を保存する新規フォルダを作成できます。
CSV(カンマ区切り)(*.csv): 値が、Microsoft Excelでサポートされているカンマ区切り値のファイル形式にエクスポートされます。
テキスト(タブ区切り)(*.txt): 値が、タブで値が区切られるテキスト(.txt)文書にエクスポートされます。
Microsoft Excel HTML(*.htm): 値および書式設定が、Microsoft ExcelでサポートされているHTML仕様を使用した形式にエクスポートされます。
Oracle XML Publisher(*.xml): 値が、Oracle XML Publisherでテンプレート設計補助として使用可能なXML形式にエクスポートされます。
Oracle Reports XML(*.xml): 値が、Oracle Reportsで使用するためのOracle Reports XML PDS(Pluggable Data Source)形式にエクスポートされます。
クロス集計文書のデータを.csv、.txtまたは.htm形式にエクスポートする手順は、次のとおりです。
「エクスポート」ボックスのドロップダウン・リストから、実行するエクスポートのタイプを選択し、「進む」をクリックします。
「エクスポート・オプション」ページが開きます。
内容オプション領域で、エクスポート・ファイルの範囲を指定します。次のいずれかを選択します。
ページ・アイテムの現在の選択: 現行ページのディメンション・メンバーをエクスポートします。
ページ・アイテムのnすべての組合せ(nは、ページ位置のディメンション数): ページ位置のディメンション・メンバーの全組合せをエクスポートします。
指定したページ・アイテムの組合せ: ページ位置のディメンション・メンバーのユーザー指定の組合せをエクスポートします。各ディメンションについてディメンション・メンバーを1つ以上選択してください。[Ctrl]キーまたは[Shift]キーを使用して複数のメンバーを選択できます。
「ファイル形式」ボックスで適切なファイル形式が指定されていることを確認します。必要な場合は、この時点で別のエクスポート形式を選択できます。
HTMLへのエクスポートの場合のみ、次の処理を実行します。
「シート」ボックスで、ページ位置にあるディメンションのメンバーの各組合せが別々のシートに配置されるようにする場合は「各組合せに対してシートを区別」を指定し、ページ位置のディメンション・メンバーの全組合せが1つのシートに配置されるようにする場合は、「すべての組合せを含む1つのシート」を指定します。
エクスポートで範囲表示を組み込む場合は、範囲表示を組み込むオプションを選択します。
注意: 範囲表示という用語は、見やすいように、クロス集計で1行おきに異なる背景色を使用することです。
「エクスポート」をクリックします。
選択したエクスポートのタイプ、ブラウザの設定、およびシステムの構成によっては、この時点のエクスポート手順で一連のイベントが異なる場合があります。一般的には、ここで少なくとも次のいずれかを実行できます。
エクスポートされたデータが含まれたファイルをディスクに保存できます。
エクスポートされたデータを表示できます。エクスポートされたデータを表示するアプリケーションは、選択したエクスポートのタイプによって決まります。
注意: HTML形式へのデータのエクスポート処理時に、「ファイルのダウンロード」ダイアログ・ボックスが表示された場合は、「保存」を選択しないでください。Oracle Enterprise Planning and Budgetingでは、HTMLファイルのブラウザからの直接保存はサポートされていません。ファイルはExcelで開いた後、保存する必要があります。
文書のデータを、Oracle XML PublisherまたはOracle Reportsで使用するための.xmlファイルにエクスポートできます。
Oracle XML Publisher: この形式の出力は、テンプレート設計者がOracle XML Publisherのテンプレートを開発するために使用できます。テンプレートは、Enterprise Planning and Budgeting内で配布および格納されるカスタマイズ文書を生成するために使用されます。詳細は、「文書の公開タスクの定義」およびOracle XML Publisherのドキュメントを参照してください。また、XML Publisherテンプレートの開発に関する情報については、オラクル・サポート・ホームページも参照してください。
Oracle Reports: この形式の出力は、レポート開発者が、Oracle Reportsを使用した概要書での公開用のカスタマイズ文書を生成するために使用できます。詳細は、「エクスポートしたXMLデータのOracle Reportsでの使用」およびOracle Reportsのドキュメントを参照してください。
「エクスポート」ボックスのドロップダウン・リストから、XML(*xml)を選択し、「進む」をクリックします。
「エクスポート・オプション」ページが開きます。
「XMLのエクスポート・オプション」領域で、Oracle XML Publisherを選択します。
「エクスポート・ファイル名」ボックスには、エクスポート・ファイル用のデフォルト名が表示されます。この名前を使用することも、新しい名前を入力することもできます。
「エクスポート」をクリックし、ファイルの保存場所を指定します。
「終了」をクリックします。
「エクスポート」ボックスのドロップダウン・リストから、Oracle Reports XML(*xml)を選択し、「進む」をクリックします。
「XMLのエクスポート」ページが開きます。
「XMLのエクスポート・オプション」領域で、Oracle Reportsを選択します。
「エクスポート・ファイル名」ボックスには、エクスポート・ファイル用のデフォルト名が表示されます。この名前を使用することも、新しい名前を入力することもできます。
「エクスポート」をクリックし、ファイルの保存場所を指定します。
「終了」をクリックします。