Oracle Warehouse Managementユーザー・ガイド リリース12.1 B70970-01 | 目次 | 前へ | 次へ |
この章の内容は次のとおりです。
Oracle Warehouse Managementには、様々なビジネス・ニーズに対応するレポートが用意されています。Oracle Warehouse Managementレポートの発行および分析に関する詳細情報について、次の各項で説明します。
資材ステータス変更履歴レポートには、特定のシリアル、ロット、保管棚または保管場所で発生したすべての資材ステータス変更の履歴が表示されます。レポート・パラメータでロット番号は入力されていないがロット管理品目が入力されている場合は、その品目のすべてのロットの履歴がレポートの対象となります。同様に、レポート・パラメータでシリアル番号は入力されていないがシリアル管理品目が入力されている場合は、その品目のすべてのシリアルの履歴がレポートの対象となります。
レポート発行
「要求の発行」ウィンドウにナビゲートし、「名称」フィールドに「資材ステータス変更履歴レポート」と入力するか、または値リストから選択します。
レポート・パラメータ
組織コード
保管場所コード
保管棚:自および至
品目 (ロット管理)
ロット番号
品目 (シリアル管理)
シリアル番号
日付:自および至
資材ステータス使用箇所レポートには、特定の資材ステータスが割り当てられたシリアル、ロット、保管棚および保管場所の詳細リストが表示されます。
レポート発行
「要求の発行」ウィンドウにナビゲートし、「名称」フィールドに「資材ステータス使用箇所レポート」と入力するか、または値リストから選択します。
レポート・パラメータ
組織
資材ステータス:自および至
保管場所の検索
保管棚の検索
ロットの検索
シリアルの検索
循環棚卸リスト・レポートには、指定した期間のすべての計画済要求が表示されます。このレポートには、手動と自動の両方の計画品目が含まれます。
レポート発行
「ABC分析および棚卸レポート」または「要求の発行」ウィンドウを使用し、「名称」フィールドに「循環棚卸リスト」と入力してリストを発行します。
レポート・パラメータ
循環棚卸名
循環棚卸名を選択します。
レポートには、この循環棚卸に含まれている循環棚卸品目が表示されます。
開始日/終了日
開始日または終了日(あるいはその両方)を入力して、レポートを一定範囲の計画日に制限します。
再棚卸のみを含む
「Yes」または「No」を選択して、再棚卸のみを印刷するかどうかを示します。
保管場所
保管場所を選択して、レポートを単一の保管場所に制限します。
シリアル番号の表示
「Yes」または「No」を選択して、レポートに、リストされる品目のシリアル番号を表示するかどうかを示します。
循環棚卸承認保留レポートには、入力された循環棚卸の中で現在承認保留中の循環棚卸が表示されます。循環棚卸調整を承認する権限がある管理者またはマネージャは通常、このレポートを実行して承認キューをモニターします。
レポート発行
「ABC分析および棚卸レポート」または「要求の発行」ウィンドウを使用し、「名称」フィールドに「循環棚卸承認保留レポート」と入力してレポートを発行します。
レポート・パラメータ
循環棚卸名
循環棚卸名を選択します。
レポートには、この循環棚卸に含まれている循環棚卸品目が表示されます。
ソート・オプション
次のいずれかのオプションを選択します。
品目別
レポートを保管場所別にソートした後、保管場所内の品目別にソートします。
保管棚別
レポートを保管場所別にソートし、次に保管場所内の保管棚別にソートした後、保管棚内の品目別にソートします。
シリアル番号の表示
「Yes」または「No」を選択して、レポートに、リストされる品目のシリアル番号を表示するかどうかを示します。
循環棚卸入力および調整レポートには、指定した期間のすべての循環棚卸入力が表示されます。ユーザーが品目に対して行う循環棚卸取引の数、および実際に調整する単位数が分析されます。また、このレポートでは、在庫に対する調整の値が機能通貨で計算されます。
レポート発行
「ABC分析および棚卸レポート」または「要求の発行」ウィンドウを使用し、「名称」フィールドに「循環棚卸入力および調整レポート」と入力してレポートを発行します。
レポート・パラメータ
循環棚卸名
循環棚卸名を選択します。
レポートには、この循環棚卸に含まれている循環棚卸品目が表示されます。
保管場所
保管場所を選択して、レポートを単一の保管場所に制限します。
開始日/終了日
開始取引または終了取引(あるいはその両方)を入力して、レポートを一定範囲の循環棚卸取引日に制限します。
シリアル番号の表示
「Yes」または「No」を選択して、レポートに、リストされる品目のシリアル番号を表示するかどうかを示します。
循環棚卸ヒット/ミス分析レポートには、棚卸入力の合計数およびユーザー指定のヒット/ミス許容範囲の制限外の棚卸の数が、各循環棚卸区分ごとに表示されます。また、レポートでは、全体の精度率が循環棚卸区分および保管場所で分類されて計算されます。このレポートは、再棚卸ではなく、最初の棚卸のみに基づきます。
レポート発行
「ABC分析および棚卸レポート」または「要求の発行」ウィンドウを使用し、「名称」フィールドに「循環棚卸ヒット/ミス分析」と入力してレポートを発行します。
レポート・パラメータ
循環棚卸名
循環棚卸名を選択します。
レポートには、この循環棚卸名と関連付けられている循環棚卸ヒット/ミス分析が表示されます。
開始日/終了日
開始日または終了日(あるいはその両方)を入力して、レポートを一定範囲の日付に制限します。
ASN差異レポートを使用すると、Oracle Warehouse Managementのユーザーは、仕入先がASNで送信した資材情報と、実際の受入時に収集された資材情報間の差異の詳細を表示するレポートを生成できます。ASN差異レポートは、簡易受入ではなく確認受入によって受け入れられた資材についてのみ有効です。
確認済受入時に、ASNで出荷されたものとは異なるLPN、品目、数量、ロットおよびシリアルを入力できます。このレポートにより、予測情報と実際の情報の相違を確認できます。また、このレポートでは、レポートする差異のタイプ、およびレポートの動作を制御するその他のパラメータも指定できます。
レポート発行
アプリケーションにログインし、「要求の発行」ウィンドウにナビゲートします。「名称」フィールドに、Oracle Warehouse Management ASN差異レポートと入力するか、または値リストから選択します。
レポート・パラメータ
組織
Oracle Warehouse Management ASN差異レポートの実行対象となる組織。
出荷番号
ASN確認受入を問い合せるための出荷番号。
品目
ASN確認受入を問い合せるための品目番号。
日付:自
ASN受入でASN確認受入を検索する必要がある最早日。
日付:至
ASN受入でASN確認受入を検索する必要がある最遅日。
仕入先
検索する必要がある仕入先。
仕入先サイト
検索する必要がある仕入先サイト。
LPNのチェック
予測および受入済のLPNをレポートに含めます。
改訂のチェック
予測および受入済の改訂をレポートに含めます。
ロット番号のチェック
予測および受入済のロット番号をレポートに含めます。
シリアル番号のチェック
予測および受入済のシリアル番号をレポートに含めます。
差異のみ表示
選択基準を満たすすべてのASN確認受入を表示するか、または差異があるASN確認受入のみを表示します。
混載レポートは、受注、搬送またはトリップに基づく直接手動混載に使用できます。このレポートには、特定の受注、搬送またはトリップに対するすべてのステージ済LPNが表示されます。
レポート発行
次の手順を使用して、混載レポートを実行します。
「要求の発行」ウィンドウにナビゲートします。
「名称」フィールドに、「混載レポート」と入力するか、または値リストから選択します。
「パラメータ」ウィンドウで、レポートの実行対象とする組織を入力するか、または値リストから選択します。
「パラメータ」ウィンドウでいずれかの基準を入力し、要求を発行します。
注意: 入力する基準は、要求ごとに、トリップ、搬送、受注タイプと受注番号、および顧客名のいずれか1つのみにしてください。レポートでは、あらゆる組合せの基準の入力がサポートされていますが、レポートの対象となるのは、すべての基準を満たすLPNのみです。したがって、複数の基準を入力すると、データが返されない可能性が高くなります。
レポート・パラメータ
混載レポートのパラメータは、次のとおりです。
組織
レポートの実行対象とする組織。
トリップ
ステージ済LPNを含める必要があるトリップ。
搬送
ステージ済LPNを含める必要がある搬送。
受注タイプおよび受注番号
ステージ済LPNを含める必要がある受注。
顧客名
ステージ済LPNを含める必要がある顧客。
LPN複数関連のチェック
問合せの対象以外の他の受注、搬送およびトリップに対してLPNがステージ済であるかどうかに関する追加のデータの表示。
混載レポートには、次のフィールドが表示されます。
トリップ番号
搬送番号
受注番号
検索基準に属するすべてのLPN
現行事業所(保管場所および保管棚)
品目(品目番号)
単位(単位)
基準単位での数量(数量)
第2単位
第2単位での数量
LPNに、複数の受注、複数の搬送または複数のトリップ/ストップに属する品目が含まれているかどうかがわかるフラグ
トリップ/ストップ事業所(トリップが存在する場合)
搬送詳細のステータス(ステージング、倉庫へのリリースなど)
注意: LPNを複数の受注、搬送またはトリップに対してステージングできるのは、一括ピッキングが使用された場合のみです。したがって、組織で一括ピッキングが使用されていない場合は、このオプションが無効化されていると、出力が読み取りやすくなると同時に、より早く完了します。
倉庫スペース稼働率レポートには、倉庫内のある場所の容量および積載率の現行スナップショットが表示されます。スペースの使用率で問い合せると、特定の率未満または超過のすべての保管棚が表示されます。また、空の保管棚を検索するために使用することもできます。使用率は、単位別、容積別および重量別に問い合せることができます。
物流マネージャは、この情報を使用して、補充取引の作成、Min-Maxレポートの実行、または品目保管棚の保管関連の分析を実行できます。
レポート発行
アプリケーションにログインし、「要求の発行」ウィンドウにナビゲートします。「名称」フィールドに、「倉庫スペース稼働率レポート」と入力するか、または値リストから選択します。
レポート・パラメータ
組織
保管場所
保管棚
詳細レベル: 保管場所または保管棚
重量積載 %
重量演算子: <、=、>
出力重量単位
容積積載 %
容積演算子: <、=、>
出力容積単位
ユニット別稼働率(%)
ユニット演算子: <、=、>
ソート・キー: 保管場所、保管棚、移動連番
換算不可能な在庫を含む: Yes/No
スペース稼働率レポートには、次の情報が表示されます。
保管場所
詳細レベルの開梱数量
詳細レベルの梱包済数量
詳細レベルの合計手持数量
保管棚(詳細レベルが保管棚の場合)
詳細レベルの重量(単位)
詳細レベルの重量積載%
詳細レベルの容積(単位)
詳細レベルの容積積載%
予定出荷レポートによって直接出荷処理が容易になります。予定出荷レポートには、特定のユーザー定義基準を満たし、出荷準備が完了している受注明細が表示されます。レポートには、受注明細、搬送およびトリップ/ストップの詳細が含まれます。また、顧客の製造ラインに固有のいくつかの追加フィールド(顧客生産ライン、顧客生産順序、顧客ドック・コード、顧客製造オーダー、顧客モデル・シリアル)も表示されます。
レポート発行
アプリケーションにログインし、「要求の発行」ウィンドウにナビゲートします。「名称」フィールドに、「予定出荷レポート」または「予定出荷レポート (バーコードなし)」と入力するか、または値リストから選択します。
レポート・パラメータ
組織
顧客
受注タイプ
受注番号
受注明細番号
予定日:自
予定日:至
要求日:自
要求日:至
搬送
トリップ
プロジェクト
タスク
以前の予約のみ印刷
顧客生産詳細の印刷
予定出荷レポートには、次のフィールドが表示されます。
トリップ
搬送
出荷先
中間出荷先事業所
予定出荷日
要求日
バーコード
受注
受注明細番号
品目、改訂、摘要、単位および第2単位
出荷セット
要求数量
第2要求数量
予約済数量
第2予約済数量
出荷許容範囲下限および上限
プロジェクト
タスク
LPN
顧客生産順序
顧客生産ライン
顧客ドック・コード
顧客製造オーダー
顧客モデル・シリアル
Oracle Warehouse Management内でコンカレント要求を実行することもできます。コンカレント要求は、処理を実行するために要求を発行する必要があるという点でレポートと同じです。次のコンカレント要求を実行できます。
Oracle Warehouse Managementタスクのアーカイブを使用すると、タスクをアーカイブできます。工程計画に関連するインバウンド・タスクの場合、完了済または中止済の工程計画に属しているタスクのみアーカイブできます。処理中の計画はアーカイブできません。工程計画に関連付けられていない他のタスク・タイプの場合、完了済タスクをアーカイブできます。
「要求の発行」ウィンドウにナビゲートします。
要求タイプとしてOracle Warehouse Managementタスクのアーカイブを選択します。
次のパラメータを入力します。
プログラム・パラメータ
組織コード
経過控除日数
バッチのアーカイブ
要求を発行します。
このコンカレント・プログラムでは、クライアントに提供された各サービスに対する請求単位が定期的に計算されます。このプログラムは、提供されるサービスが請求ルールに変換され、請求額を決定するための取引レコードに適用されるサード・パーティ・ロジスティクス請求サービス基本契約とともに使用されます。
請求単位の計算コンカレント・プログラムを実行する手順は、次のとおりです。
請求単位の計算コンカレント・プログラムにナビゲートします。
「サービス基本契約営業単位」フィールドと「ソース日付:至」フィールドは必須です。ただし、残りのフィールドを空白のままにした場合、請求単位はすべての請求ルールに対して計算されます。
必要に応じて、次のパラメータを入力します。
サービス基本契約営業単位(必須値): アクセス権のある営業単位から選択します。この営業単位フィールドは、請求単位の計算プログラムによる取引の選択または評価方法には影響を与えません。
クライアント: クライアントを選択して、請求単位の計算を選択したクライアントに制限します。
ルール名: 有効なサービス基本契約に添付された請求ルールに関連付けられているルール名に対する請求単位を計算します。
サービス基本契約#: 選択したサービス基本契約に対する請求単位を、添付された請求ルールから計算します。
サービス品目: 有効なサービス品目の一意のリストに対する請求単位を、請求ルールから計算します。
ソース日付:至(必須値): 請求単位を計算するために、「最終算定日」パラメータと「ソース日付:至」パラメータの間の日付範囲が評価されます。この日付範囲内に完了した取引を識別するために、対応する取引表で、取引日ではなく「作成日」フィールドが考慮されます。日付とともにタイムスタンプも表示されます。
関連項目
動的補充プロセスが失敗した場合は、動的補充コンカレント要求を使用して、動的補充プロセスを再始動します。動的補充コンカレント要求では、ピック・リリース処理後に生成される補充移動オーダーが作成されます。次のパラメータがあります。
バッチID: ピック・リリース・バッチID。
組織: 現行組織。
計画タスク: 補充タスクを計画するために、システムによって倉庫管理ボードが使用されます。
リリース・ルール: 補充移動オーダーを生成するために使用するリリース・ルール。
履歴表が大きくなりすぎないように、Oracle Warehouse Managementの表をパージするためのコンカレント要求が用意されています。デバイス、LPNおよびラベルの履歴表をパージできます。LPNレコード表をパージすることもできます。このコンカレント要求の実行頻度、およびどの日付までの要求を削除するかを指定できます。要求では、パラメータとして時間数の値が使用され、入力した時間数より前の要求が削除されます。
Oracle Warehouse Managementのパージ・ウィンドウにナビゲートします。
次のパラメータを入力します。
パージ日
パージ名
パージ日数
パージ・タイプ(デバイス、LPNまたはラベル)
要求を発行します。
LPNの生成コンカレント・プログラムを使用して、クライアント固有のLPNパラメータに基づいてLPNを生成します。
LPNを生成する手順は、次のとおりです。
「要求の発行」ウィンドウにナビゲートします。
要求タイプとして「LPNの生成」を選択します。
必要に応じて、次のパラメータを入力します。
組織パラメータ: 「No」または「Yes」を選択します。
注意: 「Yes」を選択した場合は、「数量」フィールドと「クライアント」フィールドのみが有効になります。
合計長: LPNの文字の合計長を定義します。
LPNプリフィクス:
開始番号
UCC-128サフィクス
LPNサフィクス
数量(必須フィールド)
原価グループ
クライアント: LPNの生成対象となるクライアントを選択します。
このコンカレント・プログラムは、作成後のタスクをピック・ウェーブ全体でまとめるための方法です。ピック・リリースのバッチ・サイズが小さい場合は、コンカレント要求プログラムが最適なオプションになります。プログラムでは最初に、一括ピッキングに適した対象に対する制限基準である入力パラメータ基準が検査されます。ハード・コードされた制限基準は、資材が未リリースのステータスであること、オーダー・ピッキングのステータスでリリースされていないこと、および箱詰されていないことです。次の表に、コンカレント要求プログラムの入力パラメータの概要を示します。
「要求の発行」ウィンドウにナビゲートします。
要求タイプとしてOracle Warehouse Management一括タスク生成を選択します。
次のパラメータを入力します。
組織- ユーザーはすべてのOracle Warehouse Management使用可能組織を選択でき、その組織から作業単位がグループ化されます。
移動オーダー(自)/移動オーダー(至)- 移動オーダー範囲を使用すると、開始および終了の移動オーダー番号を指定できます。移動オーダー番号は、ピック・リリースに対するバッチ番号に対応します。
ピック・リリース日(自)/ピック・リリース日(至)- 資材がピック・リリースされた日付範囲を指定できます。したがって、ユーザーは、今日ピック・リリースしたすべてのオーダーをまとめてバッチするように要求できます。
保管場所からのピック- これは、資材の割当元の保管場所です。ユーザーが保管場所を指定すると、その保管場所から割り当てられた資材のみが一括ピッキングに対して検査されます。
品目- 入力すると、この特定の品目のみが一括ピッキング・グループ化ロジックによって検査されます。
搬送- これによって、グループ化に対して検査される搬送が制限されます。
トリップ- これによって、グループ化に対して検査されるトリップが制限されます。トリップおよび搬送は、このレポートの一部として独立した変数であることに注意してください。
バルク-使用可能な品目/保管場所のみ- 「Yes」とマークすると、一括ピック可能な品目および保管場所のみがバルクの対象となります。「No」の場合は、すべての品目および保管場所が使用可能ターゲットです。
要求を発行します。
プッシュ型補充・コンカレント要求では、正味補充数量が決定され、補充移動オーダーが作成されます。次のパラメータがあります。
品目- 需要をフィルタリングするための品目。
品目分類- ABC集計に基づいた品目分類。
ABC集計グループ- ABC集計グループ。
受注タイプ- 受注のタイプ。
顧客区分- 受注で参照される顧客の顧客区分。
顧客- 受注にリストされている顧客。
運送業者- 受注にリストされている運送業者。
出荷方法- 受注にリストされている出荷方法。
予定出荷日:至- +3日などの日数で指定されます。
予定出荷日:自- -3日などの日数で指定されます。
フォワード・ピック保管場所- プッシュ型補充の搬送先保管場所。
補充単位- 補充需要の計算に使用する単位。
補充ロット・サイズ- 補充用の端数処理数量。システムによって、次のロット・サイズに自動的に切り上げられます。
最小受注明細しきい値- 補充が発生するために必要な受注明細の最小受注。
補充の最小しきい値- 補充を生成するために必要な正味需要。
補充を考慮する品目数- 補充を考慮する品目数。この数を設定すると、ソート基準に基づいて考慮された上位品目のみが補充を考慮されます。
ソート基準- 「合計需要数量」および「受注明細数」。
自動割当- システムによって補充移動オーダーが割り当てられます。
計画タスク- 補充タスクを計画するために、システムによって倉庫管理ボードが使用されます。
ドック・ドアを輸送管理と同期化コンカレント・プログラムにより、選択したすべてのドック・ドアとこれらに対応する事業所情報がOracle Warehouse ManagementからOracle Transportation Managementに送信されます。
「倉庫マネージャ」職責から、「アウトバウンド・ロジスティクス」、「ドック・ドアをOTMと同期化」の順に選択します。
組織や更新日などのパラメータを入力します。
「発行」をクリックしてコンカレント要求を実行し、ドック・ドアを同期化します。
コンカレント・プログラムの実行後、「要求」ウィンドウでステータスをレビューして、コンカレント・プログラムが正常に完了したことを確認します。
ドック・ドア情報が同期化された後は、Oracle Transportation Management(通常は「予約の管理」ページ内)でアポイントメントを表示または設定する際に、ドック・ドアを表示できます。
Oracle Warehouse Managementタスクを非アーカイブし、これらをOracle Warehouse Management履歴表に戻すことができます。Oracle Warehouse Managementタスクを非アーカイブする手順は、次のとおりです。
「要求の発行」ウィンドウにナビゲートします。
要求タイプとしてOracle Warehouse Managementタスクの非アーカイブを選択します。
次のパラメータを入力します。
日付:自
日付:至
組織コード
非アーカイブ・バッチ
要求を発行します。
次の項では、ウェーブ計画に使用可能なコンカレント要求について説明します。
関連項目
「タスク・リリース設定」ウィンドウで、タスク・リリース用のデフォルト・オプションを定義するテンプレートを1つ以上作成できます。タスク・リリース処理を実行するには、「タスク・リリースの起動」コンカレント要求ウィンドウで必要なテンプレートを選択して、要求を実行します。要求を実行すると、タスクは、選択したテンプレートに定義されている条件に従ってリリースされます。
注意: 「タスク・リリース設定」ウィンドウで、テンプレートに対するタスク・リリース条件を作成または変更できます。1つ以上のテンプレートを作成できます。
タスク・リリースの起動コンカレント要求では、「組織パラメータ」ウィンドウ(「倉庫」タブ)で設定された箱詰オプションに基づいて、ピック・リリース・バッチ全体のタスクを箱詰できます。箱詰によって、グループ化ルール、カートン重量能力、カートン容積、および梱包される品目の寸法とカートンの寸法との比較に基づいて最良のカートンを提案することによって、最適ではない梱包構成が排除されます。
「タスク・リリースの起動」ウィンドウにナビゲートし、パラメータを選択して「OK」をクリックします。次に、「要求の発行」ウィンドウで「発行」ボタンをクリックして、要求を実行します。
組織コード: 組織を選択します。
タスク問合せ名: 完了、保留、未完了または未リリースなど、リリース対象のタスクのステータスを選択します。
タスク・リリース基準: 必要なタスク・リリース基準が含まれた既存のテンプレートを選択します。
関連項目
『Oracle Warehouse Managementユーザー・ガイド』の「箱詰、混載および梱包」
Oracle Warehouse Management Implementation Guideの倉庫組織の設定に関する項
ウェーブ計画 - 例外の捕捉コンカレント要求では、ウェーブがスキャンされ、指定されたエンティティ、進行およびしきい値に基づいて例外が記録されます。ピッキング・プロセスのすべてのステージ中に例外を作成でき、次の階層に基づいて例外に優先度が付けられます。
ドック・ドア・アポイントメント。
予定出荷日。
例外出荷日(ドック・ドア・アポイントメントも予定出荷日も存在しない場合)。
オプションで、特定の是正措置を実行できます。たとえば、ウェーブがドック・ドア・アポイントメントの10時間前に95%ピックされていない場合は、重度例外を記録する例外を作成できます。是正措置をコンカレント要求内で実行するか、または後で「ウェーブ・ワークベンチ」ウィンドウを使用して実行するかを選択できます。
「ウェーブ計画 - 例外の捕捉」ウィンドウにナビゲートし、パラメータ・データが正しいことを確認して「OK」をクリックします。次に、「要求の発行」ウィンドウで「発行」ボタンをクリックして、要求を実行します。
組織コード: 組織を選択します。
ウェーブ番号: (オプション)ウェーブ番号を選択します。
エンティティ: 搬送、受注、受注明細、トリップまたはウェーブなど、例外の基準とするエンティティを選択します。
進行ステージ: 例外を記録する必要があるウェーブの進行中のステージを選択します。たとえば、ピッキング・ステージ時に例外を記録するには、「ピック済」を選択します。
完了しきい値: 完了しきい値(0〜100)を選択して、例外が記録されるまでの許容範囲の限界を示します。
低/高しきい値(時間): しきい値許容範囲の値を時間数で入力し、例外が記録されるまでの時間の限界を示します。
是正措置: 例外が発生した場合に、システムによって是正措置が実行されるようにするかどうかを選択します。
このコンカレント要求を使用して、ウェーブ・テンプレートに指定した条件に基づいてウェーブを作成、計画およびリリースします(ウェーブ・テンプレートをすでに作成している必要があります)。テンプレートを使用して、ウェーブを手動でスケジュールできます。
ウェーブ計画プロセスの開始コンカレント要求を選択し、「要求の発行」ウィンドウで「発行」ボタンをクリックして、要求を実行します。
ウェーブ・テンプレート名: テンプレート名を選択します。
ウェーブ番号: (オプション)ウェーブ番号を選択して、特定のウェーブに対するウェーブ計画を開始します。
組織コード: 組織を選択します。
このコンカレント要求を使用して、特定のテンプレート名に基づいて、履行および作業要件に対するウェーブを計画します。この要求を実行するには、「計画ウェーブ」ウィンドウで同時計画ボタンをクリックするか、または「要求の発行」ウィンドウからコンカレント要求を実行します。
「ウェーブ計画計画ウェーブ」要求を選択し、「要求の発行」ウィンドウで「発行」ボタンをクリックして、要求を実行します。
ウェーブ番号: 計画するウェーブを選択します。
計画基準ID: 既存のテンプレートを選択して、ウェーブに対する計画基準を選択します。
「ウェーブ計画ウェーブのリリース」コンカレント要求を選択し、「要求の発行」ウィンドウで「発行」ボタンをクリックして、要求を実行します。
ウェーブ番号: リリースするウェーブ番号を選択します。
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