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Oracle Complex Maintenance, Repair, and Overhaulユーザー・ガイド
リリース12.2
部品番号: B72356-01
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保守訪問の操作

この章の内容は次のとおりです。

概要

航空、鉄道、海上などの輸送サービスには、複雑で高価値のユニット保守が必要です。このようなシステムの保守は複雑で費用がかかり、組織は運用収益を最大化しながら運用費を最小限に抑えることを求めます。

サービスの可用性とサービスの信頼性の要件の衝突に加えて、保守計画担当は、次の点を検討することで保守計画を最適化する必要があります。

訪問作業パッケージ・モジュールを使用して、保守計画担当は、ユニットが保守ベースにあるか現場にあるかにかかわらず、機器ユニットの保守訪問を編成できます。モジュールは、重要な保守訪問管理タスクを実行するためのプロセス指向のタスクベース手順を提供します。参照:

訪問作業パッケージ

訪問作業パッケージは、組織に計画機能を提供します。訪問作業パッケージを使用すると、会社のユニットの保守のスキルを持ち、費用と複雑さを認識している保守計画担当は、ユニットの可用性および予測される保守要件期日に基づいてユニットの保守タスクを編成できます。

ユニットは、他のユニットとポジションの階層として扱われます。このようなユニット体系をサポートする利点は、増加する構成部品の粒度に保守要件を関連付けられることです。保守要件は、ユニット・レベルまたはユニットの任意の代替構成部品で追跡できます。これにより、予測された要件を代替構成部品とともにユニット間で移動できます。これは、航空などの産業で特に重要です。

訪問作業パッケージを使用して、計画担当は、ユニットおよびその代替構成部品に適用される保守要件を単一の保守イベントにグループ化できます。保守訪問が定義されると、計画担当は、計画済および未計画の保守要件と個々の保守タスクを追加できます。訪問内の個々のタスクは、作業現場で実行される作業を最適化するように構造化できます。計画担当は、タスク、ルート、タスク・グループ、タスク・パッケージおよび訪問のレベルでの見積り費用に基づいて、保守訪問を個々のタスク・レベルで管理することもできます。

主なビジネス・プロセス

訪問作業パッケージでは、次のビジネス・プロセスがサポートされます。

機器ベースの保守訪問定義

訪問作業パッケージを使用して、保守計画担当は保守訪問を作成および管理できます。訪問定義は、ユニットをタスクのブロック、保守作業が行われる事業所および作業が実行される期間に関連付けます。

訪問への予測保守要件の追加

保守訪問のタスクを作成する場合、通常、計画担当はユニット保守計画から予測される要件を選択します。これらの要件を追加することで、関連付けられたルートおよび任意の子保守要件のすべてのルートが訪問にタスクとして追加されます。関連付けられたルートを通じて、資材所要量およびリソース要件がタスク・レベルで計画されます。また、関連付けられたルート間の技術的な依存関係と、作業を完了する必要のある順序の定義が、訪問のタスク間に自動的に作成されます。

訪問への未計画保守要件の追加

航空などの産業では、未計画または非定例の要件が、作業中に実行される作業の大半を占めます。これらの要件は、検査プロセス中に検出された内容に基づいて訪問に追加されます。これらの要件は、訪問の計画および作業フェーズ中の任意の時点で訪問に追加できます。作業フェーズ中に追加する場合は、訪問作業パッケージから「作業開始」機能を手動で開始して、新規訪問タスクの作業指示を作成する必要があります。

訪問に追加される非定例保守に加えて、サードパーティ・ユニットに対して実行する保守に未計画要件を使用できます。この場合、予測保守は外部パーティによって追跡され、CMROユーザーが請け負います。これらの要件を訪問に追加した後、要件が計画済か未計画かにかかわらず、保守は作業プロセスを通じて同じ方法で追跡されます。

訪問への非関連修理タスクの追加

計画担当は、ユニット保守計画で追跡されていない要件、または車両保守プログラムで定義されていない要件について、機器ユニットで実行する必要のあるジョブの非関連修理タスクを作成します。これらのタスクはルートに関連付けられていませんが、完了する作業の範囲はタスク・ヘッダーに手動で記述されます。非関連タスクは、小規模な非定例修理に対処することが目的です。

リソース・スケジュール定義

効率的な保守計画では、作業負荷曲線の平滑化に努めます。現場訪問所要時間を正確に決定する前に、組織の熟練就業者のスケジュールと可用性を検討する必要があります。長期計画のリソースの均一化を使用して、計画担当は訪問作業パッケージで定義された訪問要件のリソース・キャパシティを表示できます。

訪問タスクの費用構造定義

保守訪問中に発生する費用を計算するには、費用構造を定義して、タスクに関連付けられている作業、部品および資材の費用取引を、他のOracle E-Business Suiteモジュールを使用して構成、記録および累積し、全体的な訪問費用の計算に使用できるようにする必要があります。費用構造は、タスク間の親子関係によって暗黙に定義されます。品目および単位によって費用が定義された後、保守要件を表す要約タスクを、訪問階層の任意の時点での小計費用計算の制御の切れ目として定義できます。

訪問タスク階層の定義

訪問作業パッケージを使用して、保守計画担当は、保守施設訪問を構成するすべてのタスクの完了順序を正確に定義できます。優先順序は親子関係によって設定されるため、子タスクは技術的に依存する数だけ親タスクを持ちます。この機能により、複雑なルートを正確に計画および完了できます。車両保守プログラムで保守要件のルート間に定義されている技術的な依存関係は、訪問のタスク間の階層関係の作成に自動的に使用されます。訪問内のこのタスクの順序を使用して、訪問の導出完了日が計算されるため、計画担当は訪問の定義済終了日を超えないことを確認できます。

訪問の費用計算と価格設定

サービスの費用計算と価格の見積りは、サービス組織にとって非常に重要です。訪問作業パッケージを使用して、保守計画担当は、社内保守訪問の費用を見積り、保守価格をサードパーティ・サービス・プロバイダとして計算できます。訪問費用と価格見積りにより、保守組織は顧客に見積りを送る前に、このようなサービスを提供した場合の利益を計算できます。訪問、保守要件およびタスクの見積り費用と実績費用を含む履歴データを比較することで、保守計画担当は将来の訪問の費用を効果的に計画できます。

保守訪問のプロジェクトの作成

Oracle CMROでは、Oracle Projectsを保守計画および作業フローの一部として使用します。プロジェクトは、訪問作業パッケージおよびそれに割り当てられているプロジェクト・タスクごとに作成されます。訪問の対応するプロジェクトは、CMROの作業モジュールで実行されるリソースおよび資材取引に関連付けられた費用を収集するために、保守実行フローで使用されます。プロジェクト製造の標準請求機能を使用して、対応する訪問作業パッケージに必要なレポートを生成できます。

保守訪問レコードの作成

保守訪問は、複数のエンティティの共通部分を表します。

訪問内のタスク数や訪問の所要時間に制限はありません。

保守計画担当の目標は、ユニットのダウン・タイムを最小限に抑えながら、能力の高い施設で予測された期日内に要件を計画することです。訪問を作成する最初のステップは、訪問ヘッダーの定義です。その属性には、名前、番号、組織、摘要、部門、訪問タイプ、在庫品目、シリアル番号などが含まれます。ヘッダーが作成された後で、保守要件が訪問に追加され、訪問定義を完了するタスクが作成されます。ユニット保守計画モジュールまたは車両保守プログラムの未計画要件を通じて、あるいはアド・ホック・タスクとして関連付けられた保守計画の訪問にタスクを添付できます。

保守訪問レコードを作成する方法は、次のとおりです。

  1. 「訪問の作成」ページに移動します。

    「訪問の検索」ページが表示されます。

    訪問の検索

    本文の説明内容に関するイメージ

  2. 検索基準を入力し、「作成」ボタンをクリックして「訪問の作成」ページを表示します。

  3. 次のフィールドで情報を選択します。

    本文の説明内容に関するイメージ

    複数のユニットまたは追跡品目に対して単一の訪問レコードを作成するには、「ユニット」フィールドを空白のままにします。ユニットが選択されている場合は、そのユニットに対してのみ訪問レコードが作成されます。

  4. 「適用」ボタンをクリックして作業内容を保存し、「訪問の更新」ページを表示します。「タスクの保守訪問への関連付け」を参照してください。

訪問のステージの定義

訪問のステージを定義できます。ステージは、ルートを保守要件に関連付けるときにも指定できます。保守要件が訪問に割り当てられている場合、訪問タスクはMRとルートの関連付け中に指定されたステージを自動的に継承します。ステージ番号はすべての訪問に対して事前定義されています。

訪問のステージを設定する方法は、次のとおりです。

  1. 「訪問の更新」ページに移動します。

    本文の説明内容に関するイメージ

  2. 「訪問ステージ」リンクを選択して、「訪問ステージ」ページを表示します。

  3. 「ステージ・リスト」表で、ステージの名前と所要時間を入力します。ステージの開始時刻と終了時刻は訪問開始時刻、「訪問部門」、「部門シフト」および「ステージ期間」から導出されます。「所要時間」は、0以上の整数である必要があり、ステージ名は1つの訪問内で一意である必要があります。

    注意: 特定の訪問に対してすべてのステージを定義しない場合は、名前を空白のままにし、所要時間を0のままにすることができます。

    本文の説明内容に関するイメージ

  4. 「適用」ボタンをクリックして作業を保存します。「計画開始時間」および「計画終了時間」は指定した所要時間に基づいて変更されます。

作業計画の保守訪問の準備

保守訪問の構造の開発および調整が終了後に訪問ヘッダーおよびOracle CMRO作業計画モジュールに割り当てられたすべてのタスクを含む訪問を転送し、保守プロジェクトが開始する前に最終調整を行うことができます。

訪問を検証する方法は、次のとおりです。

  1. 「訪問」ページに移動します。

  2. 訪問レコードを選択し、「検証」を選択します。

既存の保守訪問レコードの取得

保守計画担当は、参照用に既存の保守訪問レコードを取得するか、既存の訪問に基づいて新規訪問を作成する必要があります。「訪問の検索」ページでは、ステータスにかかわらず、すべての保守訪問を検索および表示できます。

既存の保守訪問レコードを取得する方法は、次のとおりです。

  1. 「訪問の検索」ページに移動し、レコードを検索します。

  2. 作業にリリースする前に適切なレコードを選択して検証し、「検証」ボタンをクリックします。

    注意: ステータスが「計画中」の訪問のみ検証できます。

  3. 「費用および価格情報」を選択して、訪問の費用および価格情報を表示します。「訪問費用および価格」ページが表示されます。

  4. 「保守要件」を選択して、訪問のMRを表示します。

  5. 「タスクの検索」を選択して、訪問に関連付けられているタスクを検索します。「訪問タスクの検索」ページが表示されます。

  6. 「費用構造」を選択して、訪問のタスク費用構造を選択します。

作業開始

訪問構造が論理的に正しい場合は、訪問の概要ページで訪問の作業を開始します。この機能は、「訪問の詳細」ページでも使用できます。訪問構造のロジックがチェックされ、プロセスによって関連プロジェクトおよびタスクが作成されます。訪問および訪問の要件のマスター作業指示が作成され、訪問タスクの関連作業指示が作成されます。訪問タスクは、Oracle Projectsに完全なセットとしてエクスポートされます。

ジョブの作業を開始する方法は、次のとおりです。

  1. 「訪問の検索」ページに移動し、訪問レコードを検索します。

  2. 完全な訪問、または訪問で選択した保守要件の作業が開始されます。完全な訪問の作業を開始するには、「訪問の詳細」ページのコンテキストの訪問で、または結果表から訪問を選択し、「作業開始(ジョブ・リリース済)」または「作業開始(ジョブ未リリース)」を選択します。

    品目ベースのリソース要件でタスクの作業指示を作成する場合は、要件数量に作業指示のインスタンス数量を乗算します。

    「作業開始(ジョブ・リリース済)」と「作業開始(ジョブ未リリース)」の両方で、訪問およびタスクの作業指示が作成されます。「未リリース」ステータスのジョブで訪問の作業開始を選択する場合は、すべての日付検証、会計期間検証および計画階層がスキップされます。

    注意: タスクの完全なセットのみがProjectsおよびCMRO作業モジュールに転送されます。作業ジョブへのタスクのエクスポート中にエラーが発生した場合、Projectsオブジェクトはロールバックされません。かわりに、訪問タスクとProjectsのタスク間の関係が維持され、訪問構造の作業を開始するときに作業ジョブのエクスポートが試行されます。

    次の訪問属性は、訪問およびそのタスクが保守作業にエクスポートされるときに検証されます。

タスクの保守訪問への関連付け

保守計画担当が保守ヘッダーの作成を完了した後で、計画担当は訪問構造に新規タスクを追加できます。保守計画は、次の3つのタスク・タイプから構成されます。

タスクを保守訪問に関連付ける方法は、次のとおりです。

  1. 訪問レコードが「計画中」ステータスの場合は、レコードの「訪問の更新」ページに移動します。

    訪問レコードが「リリース済」または「クローズ」の場合は、「訪問詳細の表示」ページが表示されます。

  2. 「訪問タスク」リンクをクリックします。「訪問タスクの検索」ページに、訪問のコンテキスト情報と、訪問にすでに関連付けられているタスクのリスト(存在する場合)が表示されます。

    本文の説明内容に関するイメージ

  3. 更新する適切なタスクを選択すると、訪問タスクの更新ページが表示されます。「訪問タスク・ヘッダーの更新」を参照してください。

  4. 「要約タスクの作成」を選択し、「進む」ボタンをクリックして要約タスクを作成します。「要約タスクの作成」ページが表示されます。

    本文の説明内容に関するイメージ

  5. タスクの詳細を入力し、「適用」ボタンをクリックして作業内容を保存します。

    計画済および未計画タスクの作成処理中に、各保守要件の要約タスクが自動的に作成されます。訪問がクローズするまで要約タスクを作成できます。「リリース済」ステータスの訪問に対して新規要約タスクが作成された場合、訪問のステータスは「一部リリース済」に変更されません。

  6. 「非関連タスクの作成」を選択して、保守ルートに関連付けられていない新規タスクを作成します。これにより、「非関連タスクの作成」ページが表示されます。参照: ルートに関連付けられていない訪問タスクの作成

  7. 「タスク・ヘッダー情報」リージョンで、該当するフィールドを選択します。「適用」ボタンをクリックして作業を保存します。

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  8. 削除する関連タスクの「削除」アイコンをクリックします。

    保守訪問に関連付けられているタスクを削除する場合は、次の点に注意してください。

    訪問が作業にエクスポートされた後、訪問がクローズされるまで、タスク(「計画」、「未計画」、「非関連」および「要約」)を訪問に追加できます。タスクは費用構造に自動的に追加されます。新規に追加したタスクの費用構造を調整できます。タスクの後続ジョブがいずれもリリースされていない場合は、新規タスクの技術的な依存関係を作成することもできます。

    1つまたは複数の未リリース・タスクの作業を開始できます。ジョブは「未リリース」ステータスで作成されます。「リリース済」ステータスの訪問にタスクが追加された後、訪問ステータスは、残りのすべてのタスクが作業にリリースされるまで「一部リリース済」に変更されます。

保守要件の訪問への関連付け

計画済保守要件が訪問に関連付けられている場合、保守要件に関連付けられているすべてのルートが自動的に訪問に割り当てられます。保守要件グループが訪問に関連付けられている場合、グループ要件のルートおよびグループ内のすべての個々の要件のルートが訪問に割り当てられます。計画済サービス要求を訪問に関連付けることもできます。サービス要求に関連付けられているすべての保守要件のルートは、訪問に自動的に割り当てられます。

注意: 単一の保守訪問の同じインスタンスに保守要件を複数回計画できます。

未計画または非定例の保守要件は、ユニット保守計画の計画プロセスで考慮されない要件であり、アド・ホック・サービスのニーズにより、またはサードパーティ・ユニット、航空機またはエンジンの作業中に発生することがあります。未計画要件を作業中の訪問に追加することは、航空機およびエンジンがユニット保守計画で追跡されないサードパーティ顧客に特に役立ちます。車両保守プログラムからの未計画保守要件が訪問に追加された場合、要件に関連付けられているすべてのルートが訪問に割り当てられます。

注意: これらの未計画要件を訪問中に完了できない場合、ユニット保守計画は「非定例」要件として表示されます。これらの延期された保守要件は、ユニット保守計画の他の訪問で計画できます。

注意: 訪問のヘッダーに関連付けられているユニットに関係なく、訪問要件は使用可能な任意のインスタンスの訪問に追加されます。

計画済保守要件を訪問に関連付ける方法は、次のとおりです。

  1. 「訪問の更新」ページに移動し、適切な訪問を取得します。

  2. 「保守要件」リンクをクリックすると、「保守要件の検索」ページが表示されます。ドロップダウン・リストから「計画要件の追加」を選択します。

  3. 「ユニット保守計画の検索」ページが表示されます。ユニット保守要件を問い合せます。ユニット保守要件表に結果が表示されます。

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  4. 1つ以上の保守要件を選択し、「訪問に関連付け」を選択します。「計画タスクの作成」ページが表示されます。「適用」ボタンをクリックして訪問にタスクを追加します。

    計画済タスクの作成プロセス中に、各保守要件およびサービス要求に対して要約タスクが自動的に作成されます。要約タスクは、計画済タスクの開始タスクおよび費用上位として使用されます。「訪問に関連付け(デフォルト部門)」を選択した場合は、「計画タスクの作成」ページを使用して関連を要求しなくても、タスクが訪問に自動的に追加されます。

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    ユニットが訪問ヘッダーで指定されている場合、タスクは訪問ヘッダー・ユニットの構成ツリーにあるユニットに対してのみ作成できます。

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部門をタスクに関連付けることができます。または、訪問ヘッダーに関連付けられている部門が、作成されるすべてのタスクに関連付けられます。訪問がクローズするまで未計画タスクを作成できます。「リリース済」の訪問に対して新規未計画タスクが作成された場合、訪問のステータスは「一部リリース済」に変更されます。訪問が「計画中」ステータスの場合は、保守要件を訪問から削除できます。タスクが削除されると、要件を持つすべてのタスクが削除されます。

未計画保守要件を訪問に関連付ける方法は、次のとおりです。

  1. シリアル化されていないインスタンスのMRを追加する場合は、該当する保守を実行する必要のあるインスタンス数量を選択できます。この数量は、該当するタスクおよび対応する作業指示に関連付けられます。

    「保守要件の検索」ページで保守要件レコードを選択し、「訪問に関連付け」ボタンをクリックします。

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    「未計画訪問タスクの作成」ページが表示されます。

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  2. 「適用」ボタンをクリックして訪問にタスクを追加します。

    保守要件が訪問レコードに追加されます。タスクは、対応するルートと同じステータスを継承します。未計画タスクの作成時に、各要件に対して要約タスクが自動的に作成されます。要約タスクは、未計画タスクの開始タスクおよび費用上位として使用されます。

保守計画担当が訪問構造を作成した後、計画担当は「訪問タスクの検索」ページを使用して、特定の訪問に関連付けられているタスクの取得や、訪問構造への新規タスクの追加を行うことができます。

訪問タスクを取得した後で、計画担当は後続の編集用にタスクを選択できます。「訪問タスクの検索」ページで、保守担当は、保留中および更新済の両方の保守要件についてシリアル化された在庫品目に関連付けられたタスク、およびシリアル化されていない組立品にのみ関連付けられたタスクを作成できるページにリンクできます。

既存の訪問タスクを取得する方法は、次のとおりです。

  1. 「訪問の検索」ページに移動します。

  2. 検索基準を入力して訪問を検索します。「進む」ボタンをクリックすると、「訪問タスクの検索」ページが表示されます。

    本文の説明内容に関するイメージ

  3. 特定のフィールドに情報を入力して、検索基準に関連するタスクを問い合せます。

  4. 「タスク番号」リンクをクリックして、訪問タスクの詳細を表示または更新します。「要約タスク詳細」ページが表示されます。

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    訪問タスク詳細および関連情報は、訪問が「計画中」ステータスの場合にのみ更新できます。訪問が「リリース済」または「クローズ」ステータスの場合は、「訪問タスク詳細」が表示専用モードで生成されます。

  5. 訪問から削除するタスクの「削除」ボタンをクリックします。

    「計画中」ステータスのタスクのみ削除できます。主要訪問からタスクを削除するには、シミュレーション訪問でそのタスクに関連付けられているタスクの関連を削除する必要があります。保守要件要約タスクに関連付けられているすべてのタスクを削除した場合は、要約タスクも削除されます。別のタスクの開始タスクであるタスクを削除するには、最初に関連を削除する必要があります。子タスクに関連付けられているタスクを削除するには、最初に関連を削除する必要があります。また、他のタスクが技術的に依存しているタスクは削除できません。タスクに対して長期計画モジュールで定義された資材要求は、削除する前に取り消す必要があります。

訪問詳細を更新する方法は、次のとおりです。

  1. 「訪問の更新」ページに移動します。

    これらの属性は、「計画中」のステータスの訪問レコードに対してのみ更新できます。選択した訪問が「リリース済」または「クローズ」ステータスの場合は、詳細および訪問タスク・ページが表示専用モードで生成されます。

    本文の説明内容に関するイメージ

  2. フィールド値に必要な変更を加えます。

  3. 「適用」ボタンをクリックして作業を保存します。

タスクへの品目シリアル番号の関連付け

検査中にビルトインのテスト機器、監視および制御システム、運用担当者または保守担当者によりレポートされた欠陥を修理するための修理ジョブには、ユニット保守計画に対応するルートがない場合があります。このような場合は、その機器タイプについて、訪問に追加する保守要件およびルートを選択することが必要な場合があります。

技術者が部品を検査した後で、機器タイプ・タスクをユニット構成の実際の部品に関連付ける必要があります。処理または修理する部品がシリアル化されていない場合、またはユニット構成で記述するほど重要でない場合は、タスクを訪問ヘッダーの機器タイプおよびシリアル番号に関連付けることができます。

シリアル番号およびサービス要求をタスクに関連付ける方法は、次のとおりです。

  1. 「未計画訪問タスクの作成」ページに移動します。「訪問番号」、「訪問タイプ」、「品目」、「ユニット」、「開始日」および「終了日」の値が表示されます。サービス要求またはシリアル番号を関連付ける訪問パッケージの品目代替構成部品も表示されます。

  2. 「品目」、「シリアル番号」、「部門」および「サービス要求」フィールドに値を入力します。

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  3. 「適用」ボタンをクリックして、品目シリアル番号を選択したタスクに関連付けます。

ルートに関連付けられていない訪問タスクの作成

通常は構成部品を修理または置換するために、現場またはフィールド保守訪問に含めるアド・ホック・タスクを作成できます。対応するルートが存在しない場合でも、タスクをアド・ホック・ベースで訪問に追加できます。実行する作業の説明、および必要なツールと資材は、タスクの注釈として格納されます。「非関連タスクの作成」ページを使用して、保守ルートに関連付けられていないタスクを作成します。

注意: 訪問のヘッダーに関連付けられているユニットに関係なく、非関連タスクは使用可能な任意のインスタンスの訪問に追加されます。

ルートに関連付けられていない訪問タスクを作成する方法は、次のとおりです。

  1. 訪問番号レコードを選択し、「非関連タスクの作成」ページに移動します。

  2. 「タスク名」に値を入力し、この訪問の部門とステージを選択します。

    注意: ユニットが訪問ヘッダーで指定されている場合は、ユニットの構成部品の1つに対してのみ非関連タスクを作成できます。

  3. シリアル化されていないインスタンスのタスクを作成する場合は、該当する保守を完了する必要のあるインスタンス数量を選択できます。この数量は、タスクおよび対応する作業指示に関連付けられます。

    「品目」および「シリアル番号」フィールドで値を選択します。

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  4. この非関連タスクの「開始時間:自」値を入力します。

    これは、計画されている訪問の開始時からのこのタスクの時間オフセット(小数の時間)です。このフィールドを使用して、このタスクを開始する必要のある時刻を訪問の開始からの相対で指定します。

  5. 「所要時間 /時間」に値を入力して、このタスクの所要時間を表します。

  6. 適切な「インスタンス番号」を選択します。

  7. 「数量」を入力します。

  8. 「費用上位タスク」フィールドの値を選択します。

    これは、作成されるタスクに添付された費用など、費用取引の小計が計算されるタスク階層内の要約タスクです。最上位タスクは要約タスクである必要があります。

  9. 「開始タスク」フィールドで値を選択します。

    訪問タスク・パッケージ内に現在のタスクを含める必要があるタスクです。タスクをそれ自体で開始することはできません。通常、開始タスクは計画保守要件の一部です。

  10. 関連する「サービス・タイプ」を入力します。

    サービス・タイプの定義の詳細は、『Oracle Projectsインプリメンテーション・ガイド』を参照してください。

  11. 「タスク摘要」ボックスに、摘要テキストを入力します。

  12. 「適用」ボタンをクリックして作業を保存します。

    訪問が終了するまで非関連タスクを作成できます。新規非関連タスクがリリース済訪問に作成された場合、訪問のステータスは「一部リリース済」に変更されます。

タスクのステージの設定

訪問に対して定義されているステージにタスクを関連付けることができます。ステージは、ルートを保守要件に関連付けるときに決定できます。この要件が訪問に割り当てられている場合、タスクはルートの関連付け中に指定されたステージ定義を自動的に継承します。要約タスクにはステージを割り当てることができません。

タスクの作業が開始されるまで、ステージ情報を追加および変更できます。ステージが定義されていないタスクは、訪問の最後に計画され、長期計画では考慮されません。訪問に所要時間およびタスクがないステージは、そのステージをその訪問に適用できることを意味します。

タスク階層はステージ順序に従います。2つのタスクがあり、一方がもう一方に依存している場合、2番目のタスクは後のステージになるか、最初のタスクと同じステージになります。

ステージをタスクに関連付ける方法は、次のとおりです。

  1. 「非関連タスクの作成」ページに移動します。

    本文の説明内容に関するイメージ

  2. 「ステージ」フィールドで、定義されたステージを問い合せます。

    本文の説明内容に関するイメージ

  3. タスクを関連付けるステージを選択します。

  4. 「適用」ボタンをクリックして作業を保存します。

訪問タスク・ヘッダーの更新

既存の保守訪問タスク・レコードを取得し、ヘッダーおよびタスク階層情報を編集できます。

計画担当は、現在の訪問関連に固有のタスク属性を変更できます。ルート定義から継承された属性は更新できません。

「タスク・ヘッダーの更新」ページを使用して、訪問タスク・ヘッダー詳細を更新し、タスクの依存関係およびタスク階層を更新できるページに移動します。

「タスクの検索」ページから、次の操作を行います。

  1. レコードを選択し、「タスク・ヘッダーの更新」ページに移動します。

    本文の説明内容に関するイメージ

  2. 「タスク・ヘッダーの更新」ページで更新値を入力します。

    保守要件または保守要件ルートがタスクに関連付けられている場合は、そのタスクを更新できません。

  3. 「タスク番号」、「タスク名」、「保守要件」、「サービス要求」、「費用上位タスク」、「摘要」、「所要時間 /時間」、「ルート」、「開始時間:自」、「開始タスク」および「ステージ」フィールドを更新できます。

    訪問の保証を管理するには、保証詳細リージョンを使用します。このリージョンには次の情報が表示されます。

  4. 「適用」ボタンをクリックして作業を保存します。

訪問タスクが訪問ヘッダーに添付された後、訪問構造をさらに調整するには、重複タスクの削除、費用計算目的でのタスク階層の定義、およびタスク順序の調整の3つのプロセスがあります。機器の同じ領域で複数のジョブが実行される場合は、重複タスクを削除できる可能性があります。作業中および作業後に費用取引要約をサポートするには、Oracle Projects機能を使用して、小計を計算するための要約タスクをタスク階層で指定します。タスク順序では、技術的なタスクの依存関係も考慮しながら、訪問中に実行するタスクの順序を指定します。

タスクの依存関係を定義した後で、計画担当は、タスクを親子関係で相互に接続するタスク・ネットワークを導出することで、最終的なタスク構造を作成できます。タスク・ネットワークは、タスク間の技術的な依存関係から構成され、保守リソース稼働率の効率を高めるのに最適な構造になります。

訪問作業パッケージ・モジュールを使用して、保守計画担当は、訪問タスクの取得やタスク・レコードの選択を行うことができます。また、「タスク階層」ページを使用して、訪問構造で選択したタスクと他のタスク間の親子関係を定義できます。

訪問タスク階層を定義する方法は、次のとおりです。

  1. 目的の訪問タスク・レコードを取得し、「タスク・ヘッダーの更新」ページに移動します。

  2. 「階層」リンクをクリックすると、「タスク階層」ページが表示されます。オプションで、「訪問タスクの検索」ページの「階層」アイコンをクリックして、特定のタスクの「タスク階層」ページに移動できます。

    本文の説明内容に関するイメージ

  3. ワークフロー階層情報を編集するタスクを選択し、「階層の編集」を選択します。

  4. タスク名を入力し、「関連」値を選択します。選択肢は「親」または「子」です。

  5. 関係を選択します。オプションは「親」または「子」です。

  6. 「適用」ボタンをクリックして作業を保存します。

訪問の費用計算と価格設定

保守訪問の費用および価格を計算できます。費用は、リソース要件および資材所要量に基づいて訪問計画の任意のステージで見積ることができます。実績費用は、ジョブの資材およびリソース取引に基づいて計算されます。

価格は、サードパーティ保守訪問に対して計算されます。サードパーティ保守を実行すると、事前定義済の価格リストが訪問に関連付けられます。価格は、必要な資材およびリソースに基づいて見積られます。訪問の実績価格は、使用された資材およびリソースに基づいて生成されます。また、このような訪問の費用を計算し、訪問価格と比較することで、提供されるサービスの利益を判断できます。訪問価格と費用の差異が利益になります。

訪問費用構造の定義

保守計画担当は、すべての計画済訪問定義をOracle Projectsにエクスポートしない場合があります。保守計画担当は、シミュレーションと呼ばれる一連の訪問オプションを定義できます。シミュレーション・セットの各メンバーは、完全な訪問定義です。シミュレーション・セットは、修理施設のスケジュールに適切に関連するタスク・パッケージ、および各ジョブの完了に必要な資材の決定に使用されます。

訪問費用構造を定義する方法は、次のとおりです。

  1. 訪問を選択し、「訪問費用構造」ページに移動します。

    本文の説明内容に関するイメージ

  2. 「タスク名」フィールドに一意の値を入力します。

  3. 「シリアル番号」、「保守要件」および「サービス要求」フィールドで適切な値を選択します。

  4. 「費用上位タスク」フィールドの値を選択します。

    「費用上位タスク」フィールドは、費用会計構造での現在のタスクの直前のタスクである他のタスクを判断します。ツリー構造のタスク・グラフィックは、タスク間の関係を示します。これは、現在のタスクに下位レベル・タスクとして接続されている中間レベル・タスクです。下位レベル・タスクにのみ費用取引を関連付けることができます。

  5. 「開始タスク」フィールドで値を選択します。

    このタスクでは、訪問タスク・パッケージ内に現在のタスクを含める必要があります。タスクをそれ自体で開始することはできません。通常、開始タスクは計画保守要件の一部です。

  6. 「摘要」フィールドに、適切な摘要テキストを入力します。

  7. 適用ボタンをクリックしてレコードを保存します。

訪問費用計算

訪問費用計算は、保守プロジェクトの実行にかかるすべての費用のコレクションです。費用には、訪問に割り当てられた資材およびリソースが含まれます。これらの資材およびリソース要件に基づいて、訪問の費用を見積ることができます。訪問の作業が開始されると、実行の実績費用が製造現場取引から計算されます。費用は、訪問の費用計算構造のすべてのレベルで積み上げられます。タスク、保守要件および訪問レベルで費用を表示できます。

訪問費用計算を設定するには、Oracle Inventoryで請求品目を非在庫および取引不能品目として設定します。

訪問の費用を見積る方法は、次のとおりです。

  1. 「訪問費用および価格」ページに移動します。

    本文の説明内容に関するイメージ

  2. 次のフィールドで情報を選択します。

  3. 「費用の見積」ボタンをクリックして、費用見積りプロセスを開始します。費用が「費用/価格詳細」リージョンに表示されます。

    費用見積りプロセスで次の処理が行われます。

費用情報を表示する方法は、次のとおりです。

  1. 訪問を選択して費用積上げを表示します。「費用構造」を選択し、「進む」ボタンをクリックします。

    「費用構造」ページが表示されます。ツリーのノードを選択して費用詳細を表示します。ノードに対応する作業指示がない場合、「見積費用」および「実績費用」フィールドはNULLです。

  2. 訪問レベルで費用情報を表示するには、「訪問の検索」ページで訪問を選択し、「費用および価格情報」を選択します。「進む」ボタンをクリックして、「訪問費用および価格」ページに見積りおよび実績費用情報を表示します。

  3. 見積りおよび実績タスク費用を表示する「タスクの費用と価格」ページに移動します。

  4. 「保守要件の費用と価格」ページにアクセスし、MRに関連付けられている費用を表示します。

    「費用のスナップショット」を選択して、表示している費用見積りを格納します。このスナップショットは、異なるタスクを持つ同じ訪問または別の事業所での同じ訪問の他のスナップショットとの比較に使用できます。

    注意: 訪問費用が見積られていない場合は、訪問のクローズ時に、実績および見積り費用が自動的に計算されます。

訪問の価格設定

保守組織は、外部パーティまたは顧客に対してサービスを実行できます。価格設定は、サードパーティ保守により発生する費用の計算です。訪問またはタスク・レベルで価格表を定義できます。タスク・レベルの価格表はオプションであり、訪問レベルで定義された価格表に優先します。タスク・レベルの価格情報では、資材所要量およびリソース要件を価格表の価格品目として定義する必要があります。保守要件の価格も計算できます。請求品目を作成し、保守要件にリンクする必要があります。訪問作業パッケージ・プロセスは、訪問作業パッケージ・レベルで関連付けられている価格表から保守要件の価格を取得します。

訪問の価格を計算する方法は、次のとおりです。

  1. 訪問を作成し、サービス要求を関連付けます。

  2. 「訪問の更新」ページで、「費用詳細」リンクをクリックします。「訪問費用および価格」ページが表示されます。「外部パーティの訪問」チェック・ボックスを選択します。

    訪問費用および価格

    本文の説明内容に関するイメージ

  3. 価格表を選択します。サービス要求で指定された顧客に対して作成され、訪問の開始日と終了日の間の期間にわたって有効な価格表のみ関連付けることができます。

  4. 「適用」ボタンをクリックします。「価格の見積」ボタンが「費用/価格詳細」リージョンに表示されます。

  5. 訪問のタスクを作成します。詳細は、「タスクの保守訪問への関連付け」を参照してください。

    注意: タスク・リソース要件または作業指示取引で使用される各BOMリソースを品目に関連付ける必要があります。タスク価格を計算するには、資材およびリソースのすべての請求品目がオーダー可能である必要があり、タスクまたは訪問に関連付けられた価格表に定義されている必要があります。

  6. 「訪問費用および価格」ページで「価格の見積」ボタンをクリックして、価格計算プロセスを開始します。

    価格計算プロセスには次のことを適用できます。

価格情報を表示する方法は、次のとおりです。

  1. 価格情報を表示する訪問タスク・レコードを取得します。詳細は、「保守要件の訪問への関連付け」を参照してください。

  2. 訪問を選択し、「費用構造」アイコンをクリックして費用積上げを表示します。

  3. 訪問レベルで価格情報を表示するには、「訪問の検索」ページで訪問を選択し、ドロップダウン・メニューから「費用および価格情報」を選択します。「進む」をクリックします。見積り価格と実績価格を表示する「訪問費用および価格」ページが表示されます。

  4. タスク・レベルの価格を表示するには、「訪問タスク」リンクをクリックします。訪問に関連付けられているすべてのタスクのリストを表示する「訪問タスクの検索」ページが表示されます。

    本文の説明内容に関するイメージ

  5. 「費用/価格」アイコンをクリックしてタスク価格を表示します。見積り価格と実績価格を表示する「タスクの費用と価格」ページが表示されます。

    本文の説明内容に関するイメージ

  6. 「訪問費用および価格」ページで、「保守要件」リンクをクリックします。訪問に関連付けられているMRのリストを表示する「保守要件の検索」ページが表示されます。

  7. 表示するMR価格の「費用/価格」アイコンをクリックします。「保守要件の費用と価格」ページが表示されます。

    保守要件の費用と価格

    本文の説明内容に関するイメージ

  8. 「価格なしの品目」ボタンをクリックして、タスク、MRまたは訪問で定義されていない品目のリストを表示します。「価格なしの品目」ページが表示されます。

    価格なしの品目

    本文の説明内容に関するイメージ

    「訪問費用および価格」ページの「価格のスナップショット」をクリックして、タスク、MRまたは訪問価格のスナップショットをとることができます。

    注意: 利益および損失情報は、費用と価格の両方が訪問に対して計算されている場合にのみ表示されます。

訪問のクローズ

保守訪問および必要な変更の実施を完了した後で、保守訪問レコードをクローズできます。

訪問をクローズする方法は、次のとおりです。

  1. 「訪問の検索」ページに移動し、クローズする訪問を入力します。

    注意: 「実施済」ステータスの訪問のみクローズできます。

  2. 「訪問番号」リンクをクリックして、「訪問の更新」ページに移動します。

  3. ドロップ・ダウン・リストから「クローズ」オプションを選択し、「進む」ボタンをクリックします。

    「訪問のクローズ」ページが開きます。

    本文の説明内容に関するイメージ

  4. 「サインオフ情報」リージョンで、サインオフのチェック・ボックスが選択されているかどうかを確認します。

  5. 「適用」ボタンをクリックして訪問を永続的にクローズします。