Oracle Complex Maintenance, Repair, and Overhaulユーザー・ガイド リリース12.2 部品番号: B72356-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
この章の内容は次のとおりです。
保守環境での業務は通常、一連の保守要件によって規定されています。ユニット保守計画は、すべての保守要件が期日までに確実に満たされるようにする目的で使用されるものです。この機能は、ユニットに関連付けられた保守要件の期日を予測することで、計画のタイム・ウィンドウ全体にわたる要件データを提供します。ユニット保守計画では、機器ユニットの保守要件を検索、表示でき、保守担当者は、ユニット構成の保守要件、期日見積り、完了履歴および計画情報にすばやくアクセスできます。参照:
ユニット保守計画(UMP)機能は、ユニット、およびそれに関連付けられた半組立品や構成部品に関連する保守要件のリポジトリとして機能します。また車両保守活動の期日を決定するための使用量予測も可能です。
UMPは、任意の構成部品や半組立品のサービス準備に関する情報を管理し、ユニットに対して実行されるすべての保守作業の保守要件期日、計画ステータスおよび履歴情報への迅速なオンライン・インテリジェンスを提供します。またUMPには、保守期日を正確に予測する機能も含まれています。
UMPは、次のビジネス・プロセスをサポートしています。
予測稼働率を管理する
保守担当者は、自分が指定した期間を対象に、運転時間、サイクル、走行距離などの適切な単位を使用して、車両内の各ユニットの稼働率を予測できます。
ユニットの残存サービス可能時間(UOM)を表示する
ユニットの残存サービス時間(時間、サイクル、走行距離など、関連する単位(UOM)で表される)は、保守計画に不可欠です。UMPには、ユニットの残存サービス時間を表示、決定するための充実した検索機能が用意されています。
一定期間にわたる繰返し保守要件をモデリングする
ユーザー定義の期間に対応する任意の繰返し要件の保守要件を複製し、保守要件の各オカレンスに対して適切な単位を提供します。
保守要件の期日を計算する
固定の期日が指定されていない場合に、予測稼働率と保守頻度に基づいて期日を計算します。
保守要件を訪問に関連付ける
UMPは、訪問作業パッケージを使用して保守要件を訪問に関連付けます。UMPでは、保守要件グループを訪問の約束に関連付けることでスケジューリングができます。
サービス要求を表示する
検査またはその他の管理/運営処理で発生した保守要件を満たす目的で作成されたサービス要求を表示して、未計画保守を追跡します。
ユニット保守計画モジュールでは、次の条件を様々に組み合せてレコードを検索できます: ユニット名、部品番号、シリアル番号、MRタイトル、MRステータス、プログラム・タイプまたは期日範囲。保守要件は、車両保守プログラムに定義済の保守計画から取得することもできますし、サービス要求として作成することもできます。
前提条件
ユニット保守計画レコードの検索方法は、次のとおりです。
Oracle Complex Maintenance, Repair, and Overhaulホーム・ページで「計画: ユニット保守、概要」リンクをクリックします。「ユニット保守計画の検索」ページが表示されます。このページでは、ユニットの保守要件を検索および表示できます。
次の表の情報を使用して、「ユニット保守計画の検索」ページに詳細情報を入力します。
フィールド | 説明 |
---|---|
ユニット名 | Oracle CMROデータベースにユニット構成として保存されている、シリアル化された部品または組立品のユーザー定義名です。Oracle Install Baseを検索するために使用される機器レコードの名前(全体または一部)を入力します。航空関連のユーザーの場合、このフィールドには航空機のFAA登録ID(テール番号)が入る場合があります。 |
部品番号 | 在庫識別番号です。Oracle Inventoryには、在庫内に実際に何があるかが保持されるのではなく、在庫に何を入れられるかという情報のみが保持されます。つまりこれは、カタログのようなものです。実際の倉庫の内容は、Oracle Install Base内に保持されます。たとえば、このフィールドには航空機タイプ(B777-200など)が入ります。 |
ソート・キー | 問合せ結果を並び替えるためにプログラムによって使用されるフィールドであり、データベースの一部ではありません。選択リストに表示される値は、このページの他のフィールドの名前です。これらはシード・データとして保管され、デフォルトで作成されます。並べ替えの基準として使用できるのは、期日、MRプログラム、MRカテゴリおよび実施ステータスです。 |
タイトル | 保守要件のユーザー定義タイトルを含んだ検索引数フィールドです。保守要件自体は、保守計画がデータベースにロードされる際にロード車両保守プログラムを使用して作成されます。 |
期限:自 | 保留中の保守要件の開始日範囲引数です。 |
訪問組織 | 保守訪問先の組織です。 |
検索対象 | 手動計画、予測、または全タイプの要件を選択するために定義できる検索条件です。 |
シリアル番号 | 部品を識別するユーザー定義IDです。 |
ステータス | 保守要件の状態。これらの状態は、Oracle CMROのデフォルトで提供されますが、必要に応じてユーザーが拡張できます。この検索引数フィールドにより、検索クエリでステータスを指定できます。 |
プログラム・タイプ | 保留中の保守要件を取得するための検索引数として使用される保守プログラムの名前です。保守プログラム・タイプは、たとえば"Corrosion Prevention"などです。保守要件は、同じプログラムに属する多数の要件の1つである場合があります。非定例の要件は、保守またはクルー検査中に検出できます。 |
期限:至 | 保留中の保守要件の終了日範囲引数です。 |
訪問部門 | 特定の部門について予定された要件を検索するために保守計画担当によって使用されるフィールドです。 |
訪問番号 | 特定の部門に対して含められたすべての保守要件を識別するために保守計画担当によって使用されるフィールドです。 |
「進む」ボタンをクリックすると、ページの下半分に結果が表示されます。
注意: 保守計画要約領域の「訪問」列にあるリンクをクリックすると、保守訪問要件に直接移動できます。
レコードの検索を再開するには、「消去」をクリックします。ページのすべての検索フィールドが消去されます。(検索済のレコードが画面の下部に表示されている場合、それらのレコードは表示されたままになります)。
新しい検索条件を入力した後に、「進む」をクリックして一致するレコードのデータベースを検索します。
「期限:自」および「期限:至」フィールドを使用して対象を絞り込み、指定された日付間に保守期日がくるユニットや、指定された日付の前後に期日がくるユニットを検索できます。検索対象の日付がわからない場合は、関連するフィールドの隣にあるカレンダ・アイコンをクリックしてカレンダを表示します。「期限:至」フィールドは、"期限:自"の日付からいつまでが保守要件期日の有効期間となるかを表します。
注意: 「依存コンポーネントの表示」チェック・ボックスを選択すると、そのユニットが属する組立品または半組立品の他の構成部品に関するすべての保守要件が返されます。「複製の表示」チェック・ボックスを選択すると、間隔の頻度とローリング・タイム・ウィンドウに基づいて、ユニットの繰返し保守要件が返されます。
保守要件を、訪問作業パッケージで定義された訪問に関連付けることができます。なお、要件はサービス要求から発生することもあります。
前提条件
保守要件を訪問に関連付ける方法は、次のとおりです。
ユニット保守計画の検索結果ページから、訪問に関連付けるユニット保守計画レコードを取得します(「ユニット保守計画レコードの検索」を参照してください。)
レコードを選択し、ドロップダウン・リストから「訪問に関連付け」を選択します。
「進む」ボタンをクリックすると、「訪問の検索」ページが表示されます。詳細は、「訪問の検索」ページで各フィールドの「摘要」を参照してください。
訪問の検索
訪問を選択し、ユニット保守計画に関連付けます。「計画タスクの作成」ページが表示され、関連付けが表示されます。「適用」ボタンをクリックして「訪問タスクの検索」ページに移動し、訪問のタスクを定義することもできます。
計画タスクの作成
注意: 延期された非定例要件が検出され、それらが訪問の作成時点で完了していない場合は、それらの要件を他の訪問に対してスケジュールすることもできます。
最小機器リスト(MEL)および構成標準外リスト(CDL)機能は、動作不能となる可能性があるものの、その場合でも航空機の耐空性を維持できる機器および品目を識別します。MELは障害機器に対応し、CDLは航空機内の紛失部品に対応します。この機能は、関連する構成ポジションに基づき、アメリカ航空運輸協会(ATA: Air Transport Association of America)コードを使用して定義されます。マスター構成を作成する際には、各ポジションに対して適用可能なATAコードを指定できます。ATAコードは、対応する修理時間、導入数量および最小所要数量を使用して定義されます。ユニットの延期は、対応するマスター構成内のATAコード定義に基づきます。要件がMELまたはCDLに対して延期されると、適用可能な保守(M)および工程(O)プロシージャが保守訪問に自動的に追加されます。
MELおよびCDL機能の設定方法
「マスター構成」ページで、各ポジションのATAコードを指定します。
保守(M)および工程(O)プロシージャのプログラム・タイプを使用して、保守要件を作成します。
修理カテゴリと、それらに関連付けられた修理時間制限を定義します。
MEL/CDL指示と(M)/(O)プロシージャを、製品分類に関連付けます。
前提条件
各ポジションのATAコードを指定する方法は、次のとおりです。
「マスター構成の作成」または「マスター構成の編集」ページに移動します。
適切な詳細情報を入力して、レコードを作成または編集します。
「マスター構成レコードの作成」または「マスター構成レコードの編集」を参照してください。
「マスター構成」ページの「ポジションの編集」または「ポジションの作成」領域にある「ATAコード」フィールドで値を選択します。
レコードに対して適用可能なその他のフィールドで値を選択します。
「適用」ボタンをクリックして作業を保存します。
(M)および(O)プロシージャのプログラム・タイプを使用して保守要件を作成する方法は、次のとおりです。
「保守要件の作成」または「保守要件の更新」ページに移動します。
このページの各フィールドで適用可能な情報を追加します。「保守要件レコードの作成」を参照してください。
「プログラム・タイプ」フィールドで、(M)および(O)プロシージャ値を選択します。
「適用」ボタンをクリックして作業を保存します。
修理カテゴリとそれらに関連付けられた時間制限を定義する方法は、次のとおりです。
「修理カテゴリ」ページに移動します。
この修理タイプの「カテゴリ」フィールドで値を選択し、説明を入力します。
修理時間の値を時間数(hours)で入力します。
「適用」ボタンをクリックして作業を保存します。
ATAコード、修理カテゴリおよび数量を適用可能な製品に関連付ける方法は、次のとおりです。
MEL/CDLの「製品分類の検索」ページに移動します。
レコードを入力し、ツリー・アイコンをクリックして、「製品分類の表示」ページに詳細を表示します。
ツリー・ノードを展開して詳細を表示し、レコードを選択します。
ツリーでユニット構成詳細を選択すると、「ユニット詳細」領域が表示されます。
製品分類を選択すると、「ノード詳細」領域が表示されます。
製品分類ノードを選択して「ノード詳細」領域を表示し、「作成」ボタンをクリックします。
「MEL/CDLの作成」ページで、「改訂」フィールドに値を入力します。
「MEL/CDLタイプ」フィールドで適用可能な値を選択します。
「改訂日」フィールドに日付を入力し、オプションで「失効日」フィールドに日付を入力します。
「システム連番」領域で、次のフィールドに値を入力します。
システム連番: この製品分類のATAコード
修理コード
導入番号: 航空機に通常導入されるこの品目の数量
必須番号: 工程に必要なこの品目の最小数量(条件と制限が満たされた前提での値)
「適用」ボタンをクリックして作業を保存します。
CDLノードの更新またはMELノードの更新ページが表示されます。
適用可能な(M)および(O)プロシージャを製品分類に関連付ける方法は、次のとおりです。
CDLノードの更新またはMELノードの更新ページに移動し、「システム連番」領域でレコードを入力します。
「更新」ボタンをクリックして、「システム連番の更新」ページを表示します。
「(M) および (O) プロシージャ」タブをクリックし、「タイトル」フィールドで値を選択して、プロシージャをこの品目に関連付けます。
レコードを選択すると、「摘要」、「改訂」、「有効: 自」および「有効: 至」フィールドに情報が表示されます。
「関連間ルール」タブをクリックし、「システム連番」フィールドで値を選択して、このMEL/CDL延期で考慮される他のATAコードを関連付けます。
レコードを選択すると、このコードの「摘要」、「修理カテゴリ」、「導入番号」および「必須番号」フィールドに情報が表示されます。
「関連ポジション」タブをクリックし、このMEL/CDLに適用可能な構成ポジションを表示します。
レコードを選択すると、「改訂」、「ポジション」、「ポジション・キー」、「ATAコード」、「必要度」、「数量」および「単位」フィールドに情報が表示されます。
「適用」ボタンをクリックして作業を保存します。
関連トピック
検査中に非定例の保守要件が検出された場合は、「非定例の作成」ページでサービス要求を作成できます。次の操作を実行できます。
非定例サービス要求要件を作成する。
保守訪問に要件を追加し、作業を開始する。
オプションで、MEL/CDL指示を使用して非定例要件を延期する。
ユニット保守中に非定例要求を作成する方法は、次のとおりです。
「非定例の作成」ページに移動します。
「定例でない詳細」領域で、この要求に適用可能な値を入力します。これには次のものが含まれます。
タイプ
顧客タイプ
担当者タイプ
顧客名
担当者名
緊急度
問題コード
問題要約
障害日
ステータス
重要度
「ユニット / 構成部品詳細」領域で、次のフィールドに適用可能な値を入力し、この要求のユニット詳細を作成します。
ユニット
ログ・シリーズ
品目
インスタンス
フライト番号
ログ番号
シリアル番号
「解決」領域の「解決期限」フィールドで値を選択します。
保守タスクが完了した後に、レコードを更新し、「解決」フィールドで値を選択できます。この領域では、4つのタブを使用して、データを表示したり、データをこの非定例サービス要求に関連付けたりできます。
「ポジション詳細」タブを使用して、ATAコードとポジションを選択します。「進む」ボタンをクリックして「ポジションの選択 」ページに移動し、このATAコードをマスター構成に関連付けます。
このタブ領域には、この非定例サービス要求をMEL/CDL指示に従って延期するためのフィールドも表示されます。
「ノート」タブを使用して、詳細ノートを表示または追加します。オプションで、ノート・タイプ、説明テキストを追加し、可視性(非公開、公開または発行)を設定できます。
「保守要件」タブを使用して、この非定例要求の保守要件を表示または作成します。
「保証」タブを使用して、保証をレビュー、更新し、保証レビューと承認を要求します。保証契約値リストは、「保証品目」フラグが「Yes」の場合に編集できます。
「MEL/CDL指示」領域は、これらの延期タイプのいずかを非定例サービス要求に関連付けるために使用されます。「MEL/CDLタイプ」フィールドで適切な値を選択します。
「MEL/CDL指示の関連付け」を選択します。
非定例要求が作成され、適用可能なMEL/CDL指示に従って延期されます。関連付けられた(M)および(O)プロシージャが訪問に追加されます。
「適用」ボタンをクリックして作業を保存します。
関連トピック
ユニット保守計画を使用して、選択したユニットの期日と繰返し保守要件を見積もることができます。
前提条件
保守要件期日の計算方法は、次のとおりです。
保守要件詳細を表示するユニット保守計画レコードを取得します(「ユニット保守計画レコードの検索」を参照してください)。
レコードを選択し、ドロップダウン・リストから「期日の計算」を選択します。「進む」ボタンをクリックします。
選択したレコードの期日が計算され、完了すると確認メッセージが表示されます。
ユニット保守計画モジュールでは、保守要件詳細と履歴を表示できます。
前提条件
ユニット保守要件履歴の表示方法は、次のとおりです。
ユニット保守計画レコードの表示詳細を取得します(「ユニット保守計画レコードの検索」を参照してください)。
レコードを選択し、ドロップダウン・メニューから「詳細および履歴の表示」を選択します。「進む」ボタンをクリックします。
「MR詳細および履歴の表示」ページが表示され、選択したレコードに関連する履歴と詳細が表示されます。
MR詳細および履歴の表示
次の表は、「MR詳細および履歴の表示」ページのフィールドに関する情報をまとめたものです。
フィールド | 説明 |
---|---|
期日 | 保留中のタスクをいつまでに完了する必要があるかを示す日付です。カレンダ・アイコンをクリックするとカレンダが表示され、期日を選択できます。 |
期日の設定 | 保守要件のカレンダ期日です。 |
完了日 | 保守が実行された日付です。 |
ステータス | 保守要件の状態です。保守要件には複数の状態があります。これらは、Oracle CMROのデフォルトで提供されますが、必要に応じて拡張できます。この検索引数フィールドにより、検索クエリでステータスを指定できます。 |
「取消」ボタンをクリックして前のページに戻ります。
ユニット保守計画モジュールでは、グループ保守要件を表示できます。
前提条件
保守要件をグループ化する方法は、次のとおりです。
グループ保守要件詳細を表示するユニット保守計画レコードを取得します。「ユニット保守計画レコードの検索」を参照してください。
レコードを選択し、ドロップダウン・リストから「グループMRの表示」を選択します。「進む」ボタンをクリックします。
「単位保守計画 - グループMR」ページが表示され、選択したレコードに関連するグループ保守要件が表示されます。
保守要件グループ
次の表は、「保守要件グループ」ページのフィールドに関する情報をまとめたものです。
フィールド | 説明 |
---|---|
MRステータス | 保守要件の状態。保守要件には複数の状態があります。これらの状態は、Oracle CMROのデフォルトで提供されますが、必要に応じて拡張できます。この検索引数フィールドにより、検索クエリでステータスを指定できます。 |
訪問番号 | 訪問テンプレート・レコード識別子です。 |
訪問日 | 関連する保守訪問がスケジュールされている日付です。 |
「取消」ボタンをクリックして前のページに戻ります。
保守要件の初期化方法は、次のとおりです。
ユニット保守計画レコードを取得します。「ユニット保守計画レコードの検索」を参照してください。
「MRの初期化」を選択し、「進む」ボタンをクリックします。「保守要件の初期化」ページが表示されます。
ユニット処理ドロップダウン・リストで初期化処理を選択します。オプションは、「第一期日」、または「初回完了」です。
「日付の設定」フィールドで初期化日を選択します。
「行の追加」ボタンをクリックして、要件の第一期日または最終完了時カウンタ値を定義します。フィールドに情報を入力します。
「適用」ボタンをクリックして作業を保存します。
ユニット保守計画モジュールでは、選択したユニットに適用可能なすべての要件を表示できます。結果は、期日、カテゴリ、プログラム・タイプ、実施ステータスまたはグループ・タイプによって並び替えることができます。期日が指定されていない保守要件は、自動的にリストの上部に表示されます。保守要件の残り時間は、多数のファクタに基づいて計算できます(使用量カウンタ、残り単位時間、予測稼働率と保守要件の基準値など)。
保守要件のタイプまたはステータス(完了済み、終了、初期化済またはオープン)によってフィルタすることもできます。
前提条件
保守要件詳細の表示方法は、次のとおりです。
保守要件詳細を表示するユニット保守計画レコードを取得します。「ユニット保守計画レコードの検索」を参照してください。
レコードを選択し、ドロップダウン・リストから「MR詳細の表示」を選択します。「進む」ボタンをクリックします。
「保守要件の表示」ページが表示され、そのレコードの情報が表示されます。
保守要件の表示
「保守要件の表示」ページから、適切なリンクをクリックして次のページに移動します。
文書
ルート
処理
発効設定
関連
影響を受ける品目
「取消」ボタンをクリックして前のページに戻ります。
ユニット保守計画モジュールでは、保守要件基準値を表示できます。
前提条件
保守要件基準値の表示方法は、次のとおりです。
保守要件基準値を表示するユニット保守計画レコードを取得します。「ユニット保守計画レコードの検索」を参照してください。
レコードを選択し、ドロップダウン・メニューから「基準値の表示」を選択します。「進む」ボタンをクリックします。
「ユニット保守計画 - 基準値の表示」ページが表示され、選択したレコードに関連する基準値が表示されます。
ユニット保守計画 - 基準値の表示
次の表は、「基準値の表示」ページのフィールドについて説明したものです。
フィールド | 説明 |
---|---|
開始値 | 指定された間隔がいつから有効になるかを示す開始カウンタ値です。「開始値」フィールドは、「停止値」フィールドと相互に排他的な関係にあり、関連付けられたカウンタとの関係によって間隔の範囲の開始点となります。このフィールドは単発保守要件には適用されません。 |
停止値 | 指定された間隔がいつまで有効になるかを示す停止カウンタ値です。この値は、「開始値」フィールドと相互に排他的な関係にあり、関連付けられたカウンタとの関連によって間隔の範囲の終了点となります。このフィールドは単発保守要件には適用されません。 |
間隔値 | 繰返し保守要件の間隔値です。単発の保守要件の場合は、完全停止型のカウンタ値として使用されます。単発の保守要件で使用された場合、この間隔は関連カウンタのカウントダウンになります。繰返し保守要件で使用された場合、この間隔は関連カウンタに基づく発生頻度を表します。 |
許容範囲:前 | 指定した間隔より前の保守要件完了に関して許容できるカウンタ単位の数。これは、保守作業の計画に役立ちます。 |
許容範囲:後 | 指定した間隔より後の保守要件完了に関して許容できるカウンタ単位の数。この値は、保守作業の計画に役立ちます。 |
開始日 | 指定された間隔がいつから有効になるかを示す開始日です。この値は、「停止日」と相互に排他的な関係にあり、関連付けられたカウンタとの関係によって間隔の範囲の開始点となります。このフィールドは単発保守要件には適用されません。 |
停止日 | 指定された間隔がいつまで有効になるかを示す停止日です。この値は、「開始日」と相互に排他的な関係にあり、関連付けられたカウンタとの関係によって間隔の範囲の終了点となります。このフィールドは単発保守要件には適用できません。 |
カウンタ単位 | 関連カウンタごとの単位。この値は、カウンタが選択されたときに返されます。この値は表示専用です。 |
「取消」ボタンをクリックして前のページに戻ります。
Oracle CMROでは、単語または単語の一部を入力するときにメタ文字を検索引数として使用できます。0以上の文字からなる文字列を表すには、%を使用します。1つの文字を表すには、_を使用します。たとえば、データベースにフィールド値"ENGINE"を持つレコードが含まれている場合、"E%"と入力すると、フィールド値が"E"で始まるすべてのレコードが返されます。
前提条件
品目予測稼働率の検索方法は、次のとおりです。
Oracle Complex Maintenance, Repair, and Overhaulホーム・ページで「計画」リンクをクリックします。ユニット保守計画の「ユニット保守計画の検索」ページが表示されます。
「予測稼働率」タブをクリックします。「品目の検索」ページが表示されます。
次の表は、「品目の検索」ページのフィールドに関する情報をまとめたものです。
フィールド | 説明 |
---|---|
品目 | 在庫識別番号です。Oracle Inventoryには、在庫内に実際に何があるかが保持されるのではなく、在庫に何を入れられるかという情報のみが保持されます。つまりこれは、カタログのようなものです。実際の倉庫の内容は、Oracle Install Base内に保持されます。たとえば、このフィールドには航空機タイプ(B777-200など)が入ります。 |
検索対象 | 予測が関連付けられた品目、予測が関連付けられていない品目、またはその両方を指定できるドロップダウン・リストです。 |
利用可能予測 | この品目に対して予測を使用できるかどうかを示します。 |
製品分類 | 品目の製品分類番号です。 |
品目タイプ | 用途またはカテゴリを基準に製品をまとめるグループです。 |
検索条件は、「製品分類の検索」または「ユニットの検索」リンクを使用して入力することもできます。
「進む」ボタンをクリックすると、ページに結果が表示されます。
ユニットの検索
ユニットの「選択」ボタンをクリックします。
「予測稼働率」ボタンをクリックすると、「ユニット予測稼働率の更新」ページが表示されます。
ユニット保守計画モジュールでは、品目構成予測稼働率を作成および更新できます。
前提条件
品目予測稼働率の更新方法は、次のとおりです。
更新する予測に関連付けられた部品レコードを検索します。「品目予測稼働率の検索」を参照してください。
レコードを選択し、「予測稼働率」ボタンをクリックします。「品目予測稼働率の更新」ページが表示されます。
品目予測稼働率の更新
次の表の情報を使用して、品目予測稼働率の詳細情報を入力します。
フィールド | 説明 |
---|---|
開始日 | 予測稼働率期間の開始日です。 |
終了日 | 予測稼働率期間の終了日です。空のままにした場合、ユニット保守計画モジュールは、終了日が存在せず、予測を無期限に行うものと解釈します。 |
一日当り使用量 | 1日当たりの見積り使用量です(100マイル/日など)。 |
表示されたフィールドに情報を入力します。予測稼働率が定義されていない場合、ページは空になります。
「行の追加」ボタンをクリックして、予測を定義します。
「適用」ボタンをクリックして、予測稼働率情報をデータベースに保存します。
削除する予測の「削除」チェック・ボックスを選択し、「適用」ボタンをクリックします。
オプションで、「取消」ボタンをクリックして前のページに戻ります。
ユニット保守計画に適用される保守要件の期日を見積もるには、カレンダ日付以外の形式の保守要件単位の残り時間を、カレンダ日付に変換できる必要があります。この計算は、「予測稼働率」ページで実行できます。たとえば、運転距離の見積りが1日当たり50マイルの場合、3000マイルごとにエンジン・オイルを交換するという要件は、60日ごとという要件に変換されます。
前提条件
製品分類予測稼働率の更新方法は、次のとおりです。
Oracle Complex Maintenance, Repair, and Overhaulホーム・ページで「計画」リンクをクリックします。ユニット保守計画の「ユニット保守計画の検索」ページが表示されます。
「予測稼働率」タブをクリックします。「部品の検索」ページが表示されます。
適切なフィールドに情報を入力し、「進む」ボタンをクリックします。ページの下半分に結果が表示されます。
製品分類を作成または更新する部品を選択し、「予測稼働率」ボタンをクリックします。
「品目予測稼働率の更新」ページが表示されます。必要な変更を行います。「行の追加」ボタンをクリックして、新しい予測データを入力します。
「適用」ボタンをクリックして変更を保存します。
品目予測稼働率の更新
注意: すべての製品分類レコードは読取り専用です。
フォームをリセットして新しい検索を開始するには、「消去」ボタンをクリックします。
ユニット保守計画モジュールでは、ユニット構成予測稼働率を作成および更新できます。
前提条件
ユニット構成予測稼働率の作成方法は、次のとおりです。
結果製品分類ツリー構造を使用して、予測稼働率を追加または更新する製品分類またはユニットをダブルクリックします。
「製品分類予測稼働率の更新」セクションが製品分類ツリーの右側に隣接して表示されます。
「行の追加」アイコンをクリックして、予測稼働率を追加します。
ユニット予測稼働率の更新
「開始日」フィールドに日付を入力するか、日付フィールドの隣のカレンダ選択アイコンをクリックしてカレンダにアクセスし、目的の日付を選択します。
「終了日」フィールドに日付を入力するか、日付フィールドの隣のカレンダ選択アイコンをクリックしてカレンダにアクセスし、目的の日付を選択します。なお、終了日は開始日以降の日付である必要があります。
「一日当り使用量」フィールドに値を入力します。
「単位」フィールドに値を直接入力するか、一般的な置換メタ文字%を入力して、検索アイコンをクリックします。検索結果から単位を選択します。
「適用」ボタンをクリックしてレコードを保存します。レコードを保存する前に、システムは重複レコードや予測稼働率の重複をチェックします。
移動保守/計画機能を使用すると、ユーザーはユニットの稼働率スケジュールをインポート、表示、更新、編集または作成し、定義済の商談時に保守を行うよう計画できます。通常の移動訪問検査と要件に加えて、ユニットの製造中や処理中に欠陥が発見された場合、様々な非定例要件が発生することがあります。これらの非定例要件は、次にスケジュールされている稼働率に遅延を生じさせることがあります。フライト計画は、フライト工程システムとの統合を通じてアプリケーションにインポートされます。オプションで、ユーザーは「フライト計画の作成」ページを使用し、フライト計画を手動で定義できます。「ユニット計画」ページには、計画担当によって指定された期間を対象に、特定のユニットのフライト計画が表示されます。ユニットの計画について完全な可視性を提供するこのページを使用して、移動訪問計画担当は様々な保守商談のための訪問を計画し、起こりうる矛盾に対処できます。
関連トピック
「ユニット計画」ページには、特定のテール番号に対応する複数のフライト・セグメントや、フライト間の訪問予定、保守商談が表示されます。フライト計画は、アプリケーション・プログラム・インタフェース(API)を通じてアプリケーションにインポートされます。ユーザーは、「フライト計画の作成」ページを使用して、フライト計画を手動で作成することもできます。移動訪問計画担当は、フライト詳細を表示して、訪問をどこに作成できるか特定できます。適切な関連トピックを選択して、ユニット計画を「ユニット計画」ページから表示するか、または移動技術者ワークベンチから表示してください。
関連トピック
ユニット計画は、ユニットのコンテキストに応じて、分数、時間数または日数の単位で表示されます。計画担当は、適用可能なユニット/期間の共通部分にドリルインして、保守商談のための訪問を作成したり、既存のフライトや訪問を表示したり、考えられる矛盾を表示したりできるほか、それらを組み合せて表示することもできます。
ユニット計画の表示方法は、次のとおりです。
「ユニット計画」ページに移動します。
ユニット名、品目番号またはシリアル番号でユニット計画を問い合せます。開始日と開始時間を指定します。表示間隔を入力し、単位を選択して期間を定義します。計画は、指定された表示間隔(たとえば、2時間、2日間など)で分割されます。
「進む」ボタンをクリックすると、ページの下半分の表にユニット計画が表示されます。フライト情報は、表示間隔によって定義された時間枠と対応する単位で表示されます。
各アイコンは、矛盾、保守商談、訪問予定、フライト計画、複数のイベント、または保守商談を伴う複数のイベントを表します。次の表は、各エンティティの定義を示したものです。
保守商談 | ユニットを保守に送ることができる期間です。 |
矛盾 | 連続するイベント(訪問またはフライト)が重なっているか、到着/出発/訪問の組織が一致しないことを示します。 |
フライト計画済 | 対応する時間帯にフライトが予定されていることを示します。 |
訪問計画済 | 対応する時間帯に訪問が予定されていることを示します。 |
複数のイベント | 特定の期間に多数のイベントが見つかったことを示します。これは、ユーザーが大きな表示間隔を選択した場合に発生する可能性があります。 |
保守商談がある複数のイベント | このアイコンは、次の2つの状況を表します: "複数のイベント"と"保守商談"。ユーザーは、"複数イベント"状況に保守商談が組み込まれているかどうかを区別できます。 |
次の操作を実行できます。
移動訪問を作成する。
矛盾の詳細を表示する。
特定の時間帯のフライト情報と、その前後のイベントを表示する。
訪問の詳細を表示する(訪問番号、部門、組織、開始/終了時間、ステータスなど)。
指定された期間内に見つかった複数のイベントを表示する。
複数のイベント間に商談が存在する場合に、訪問を作成する。
関連トピック
移動訪問は、保守商談のために作成された訪問です。訪問は、ユニットの地上時間帯を埋めるために作成されます。保守計画担当は、「計画中」ステータスで訪問を作成したり、「リリース済」または「未リリース」ステータスを使用して作業指示付きの訪問を作成したりできます。
前提条件
ユニットに対して保守商談が存在している必要があります。
訪問タイプに関連付けられたデフォルトの保守要件(MR)が作成される必要があります。
MRのタイプが未計画実施である必要があります。
ユニット構成が「完了」ステータスで存在している必要があります。
ユニットのフライト計画が作成され、移動訪問の動作が"常に再計画"、"タイプの削除"、または"再計画なし"である必要があります。フライト計画の詳細は、「フライト計画の管理」を参照してください。
移動訪問の作成方法は、次のとおりです。
訪問を計画する期間の「保守商談」アイコンをクリックします。
「移動訪問の作成」ページが表示されます。ユニット・フライト計画情報に基づいて、「ユニット名」、「組織 / 部門」フィールドのデフォルト値が表示されます。「品目」と「インスタンス」の値はユニット名に基づいて取得されます。前後のイベント情報がページの下半分に表示されます。これは、訪問期間情報(開始/終了時間)を計算する際に考慮する必要があります。
注意: 前のイベントは、到着フライトまたは訪問である可能性があります。後続のイベントは、訪問またはフライトである可能性があります。
訪問タイプを選択します。
実施ステータスが"未計画"であり、選択した訪問タイプにデフォルトで関連付けられる保守要件は、ここで定義された移動訪問に自動的に関連付けられます。保守要件は、訪問タイプがMR発効設定レベルで定義されたときに関連付けられます。詳細は、「訪問タイプの保守要件への関連付け」を参照してください。
訪問の作成
その他の訪問詳細を入力します。訪問定義の詳細は、「保守訪問レコードの作成」を参照してください。
訪問をどのステータスで作成するかを選択します。
訪問は次のステータスで作成できます: 計画中(作業指示はまだ作成されていない)、計画作業(製造現場の計画向けに未リリース・ステータスの作業指示が作成されている)、またはリリース済作業(ただちに実行を開始するためにリリース済ステータスの作業指示が作成されている)。プロジェクト・パラメータとプロジェクト情報は、訪問が「リリース済」または「未リリース」ステータスの作業に移動される前に自動的に作成されます。
「適用」ボタンをクリックしてレコードを保存します。「訪問の更新」ページが表示されます。
訪問の更新
MRが関連付けられ、訪問が「計画中」ステータスで作成された場合、MRに対応するタスクが自動的に作成されます。
一方、MRが関連付けられ、訪問が「作業開始」ステータスで作成された場合、MRに対応する作業指示が自動的に作成されます。訪問は、訪問タイプのデフォルトのMRをすべて包含できない期間に対しては作成されません。デフォルトのタスクに加えて、「計画タスク」または「未計画タスク」を追加することもできます。詳細は、「タスクの保守訪問への関連付け」を参照してください。
注意: 訪問期間が訪問の関連タスクを完了するのに十分でない場合は、警告が表示されます。
訪問の作成時から実行時までの間にフライト・データが変更された場合、システムは訪問計画を自動的に調整します。
「ユニット計画」ページでは、フライトと保守訪問がどこに作成されているかや、訪問をどこに作成できるか、保守商談が存在するかなどを確認できます。ユニット計画は、分数、時間数または日数の単位で表示されます。保守商談は、フライト間、またはフライトとその他の訪問予定との間に利用可能な時間がある場合に識別されます。ユーザーは、計画の矛盾を表示することもできます。矛盾は、2つのフライト、またはフライトと保守訪問が、到着予定と出発予定(訪問の開始美と終了日)のいずれか、または定義済の組織で重なった場合に発生します。保守計画担当は、取消しか再計画が必要な訪問をすばやく特定し、適用可能なユニット/期間の共通部分にドリルインして、保守商談のための訪問を作成したり、既存のフライトや訪問を表示したり、考えられる矛盾を表示したりできるほか、それらを組み合せて表示することもできます。
ユニット計画詳細の表示方法は、次のとおりです。
「ユニット計画」ページに移動し、ユニット・レコードを問い合せます。
検索条件で指定された時間間隔に基づいて、計画がページの下半分に表示されます。
「訪問計画済」アイコンをクリックして「訪問の更新」ページに移動し、訪問詳細を表示します。
ユーザーは訪問の情報を更新できます。訪問が「計画中」ステータスの場合は、「リリース済」または「未リリース」ステータスで訪問を作業開始できます。
「フライト計画済」アイコンをクリックして、「ユニット計画の表示」ページに移動します。
ユニット・フライト計画は、ユニット、フライト番号、セグメント、出発および到着の組織/部門、出発および到着の見積り時間と実際の時間など、各種の情報とともに表示されます。また、前後のイベント(訪問またはフライト)も表示できます。
前後のフライトや訪問を表示するためのリンクが表示されます。複数の訪問が(前または後続のイベントに対して)同時に開始された場合、ページの上部に警告メッセージが表示され、前後いずれかのイベント情報が空になります。
ユニット計画の表示
「矛盾」アイコンをクリックして、ユニット・フライト計画の矛盾と、同じユニットに対して以前作成された訪問を表示します。
矛盾は、終了日と終了時間(またはフライトの到着時間)が後続のイベントの日時(またはフライトの出発時間)と重なっている場合に表示されます。矛盾はまた、前後のロケーションが異なる場合にも表示されます。これらのロケーションは、定義されたプロファイル値によって、組織または部門に基づく場合があります。
「矛盾している複数のイベントが見つかりました」ページには、前後のイベントと矛盾するか、または相互に矛盾する訪問やフライトのリストが表示されます。訪問のリストには、訪問番号、訪問名、部門、組織、開始/終了日時および訪問ステータスが表示されます。フライトのリストには、フライト番号、セグメント、部門、組織、見積り時間および実際の時間が表示されます。
矛盾している複数のイベントが見つかりました
訪問の計画開始/終了時間を変更できます。
オプションで、「訪問番号」リンクをクリックして「訪問の詳細」ページに移動し、訪問の詳細を変更します。
「複数のイベント」アイコンをクリックして、「複数のイベントが見つかりました」ページに移動します。
このページは、ユニット計画矛盾詳細ページと類似しており、指定された期間内に見つかったすべてのイベントが表示されます。特定のイベントにドリルインして、イベントの詳細を表示することもできます。
「保守商談がある複数のイベント」アイコンをクリックして、「保守商談がある複数のイベントが見つかりました」ページに移動します。
保守商談を表すアイコンを使用して、"複数イベント"状況に保守商談が組み込まれているかどうかを区別できます。このアイコンをクリックすると、指定された期間内に見つかったすべてのイベントが表示され、「移動訪問の作成」ページへのリンクも提供されます。施設の機能、および適用可能なユニットの定義済保守計画に基づいて、ユニットのダウンタイム中に保守訪問を作成できます。
フライト計画は、フライト工程システムとの統合を通じてアプリケーションにインポートされます。「ユニット計画」ページを使用して、指定された期間を対象に特定のユニットのフライト計画を表示することもできます。フライト計画は2つの方法で設定できます。「フライト計画の作成」ページと移動技術者ワークベンチのいずれかです。適切な関連トピック・リンクを選択して、フライト計画を設定してください。
関連トピック
「フライト計画」ページを使用して、フライト計画を手動で定義できます。ユーザーは、適用可能なフライトを検索、表示、編集、作成または削除できます。
フライト計画の表示方法は、次のとおりです。
「フライト計画」タブをクリックすると、「フライト計画の検索」ページが表示されます。
検索条件を入力して、計画済フライトとフライト詳細のリストを表示します。
「進む」ボタンをクリックします。
ページがリフレッシュされ、ユニット、フライト番号、セグメント、出発組織、到着組織、見積り出発/到着時間、実際の出発/到着時間に関する詳細が表示されます。
「訪問/編集」アイコンをクリックして「フライト計画の更新」ページにアクセスし、フライト詳細を表示または編集します。
フライト計画の作成方法は、次のとおりです。
「フライト計画」タブに移動すると、「フライト計画の検索」ページが表示されます。
「作成」ボタンをクリックして、新しいフライト計画を作成します。
「フライト計画の作成」ページが表示されます。
関連する到着/出発情報を指定して、ユニットのフライトを定義します。
このフライトの後の保守商談のために作成される訪問の同期化ルールを選択します。
同期化ルールは、システムが後続の訪問を自動的に最計画する(常に再計画)か、削除する(削除)か、または計画担当が必要な変更を手動で行えるようにする(再計画なし)かを決定します。この動作は常に、コンテキスト内のフライトに続く移動訪問(保守商談のために作成される)と関連して実行されます。
「適用」ボタンをクリックして作業を保存します。
保守計画担当は、要件が発生した場合や、訪問が適用可能ユニットの稼働率と同期しなくなった場合に、訪問を変更できます。同期を保つための重要な属性は、前の稼働率の終了日、時間、組織、部門と空間(オプション)、および後続の稼働率の開始日です。矛盾は、訪問が同期しなくなった場合に作成されます(つまり、相互に重なったり、計画済フライトと重なった場合)。
移動訪問の更新方法は、次のとおりです。
「訪問計画済」アイコンをクリックするか、またはユニット計画矛盾詳細ページを通じて「訪問の更新」ページに移動します。
「組織 / 部門」(訪問がリリースされるまで)、「計画終了時間」、「訪問名」および「開始時間」フィールドを変更できます。
関連タスクについては、部門(訪問がリリースされるまで)、サービス要求、コスト、開始時間:自、およびタスク名を更新できます。
注意: 訪問が作業開始されると、組織を更新できなくなるため、訪問を取り消して再作成する必要があります。
フライト到着/出発の実際の日時は、先行するイベントの実際の日時が記録されている場合にのみ記録できます。
同じユニットの次のイベントに対して実際の日時が入力されている場合は、部門、組織、見積り日時を更新することはできません。
このイベントの実際の日時が記録されていない場合は、ユニットのフライト計画を削除できます。
訪問の削除は、ユニット計画矛盾詳細ページからも、「複数のイベント」ページからも行えます。
ユニット計画が削除された場合、ユニット計画に対して作成された移動訪問と生産の作業指示は削除されます。訪問が「計画中」ステータスの場合は、すべての訪問タスクが削除され、関連する作業指示(費用計算のために「草案」ステータスで作成されたもの)と予定資材は取り消されます。訪問がリリース済ステータスの場合は、すべての訪問タスク、関連する作業指示、および予定資材が取り消されます。
「適用」ボタンをクリックして作業を保存します。
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