Oracle Assetsユーザー・ガイド リリース12 E06049-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
この付録では、次のトピックについて説明します。
Oracle Assetsの既存のインタフェースとの併用が困難なカスタム・インタフェースを設定している場合は、このAPIを使用できます。この修正APIでは、FA_ADJUSTMENT_PUB.DO_ADJUSTMENTプロシージャが使用されます。資産修正用の既存のOracle Assetsインタフェースとの併用が困難なカスタム・インタフェースを設定している場合は、このAPIを使用します。
この修正APIを使用すると、会計用資産台帳および依存税務台帳にあわせて資産を自動的に修正できます。
Oracle Assetsでは、次の方法を使用して資産を修正することもできます。資産は、資産ワークベンチ(「ソース明細」および「資産台帳」ウィンドウを使用)、一括追加、一括変更、一括コピーおよび税金アップロード・インタフェースの各ユーザー・インタフェースを使用して修正できます。
一括追加: 既存資産に対して取得価額の修正を加えるには、一括追加処理を使用します。
一括変更: 既存資産の財務情報を変更するには、一括変更処理を使用します。
一括コピー: 既存資産を税務台帳に追加するには、一括コピー処理を使用します。
取得価額修正: 取得価額および財務情報を修正するには、先日付取引インタフェースを使用します。
税金アップロード・インタフェース: 税務台帳内の資産情報を変更するには、税金アップロード・インタフェース処理を使用します。
資産ワークベンチ: 個別の資産に対して変更を加えるには、資産ワークベンチを使用します。
代替元帳通貨を設定している場合は、Oracle Assets APIを使用して資産を追加または変更すると、その取引はAPIによって報告通貨に自動的にコピーされます。請求書端数処理の問題は、APIを使用して、主要通貨と報告通貨の両方に対して代替元帳通貨会計処理を実行することで回避されます。
税務台帳の「資産台帳管理」ウィンドウで「建設仮勘定資産の許可」チェック・ボックスを選択している場合は、追加APIを使用して建設仮勘定資産を追加すると、その建設仮勘定資産が税務台帳に自動的に追加され、同時に会計用資産台帳にも追加されます。
BONUS_RULE、CEILING_NAMEまたはGROUP_ASSET_IDの値をNULLに設定するためには、特別な値を渡す必要があります。これらの値にNULL値を直接渡した場合、APIでは、カテゴリに対する設定値に自動的にデフォルト設定されます。次の表に、NULLのフィールド値に渡す必要がある値を示します。
フィールド | NULLフィールドに渡す値 |
---|---|
BONUS_RULE | FND_API.G_MISS_CHAR |
CEILING_NAME | FND_API.G_MISS_CHAR |
GROUP_ASSET_ID | FND_API.G_MISS_NUM |
関連項目
修正取引を実行するには、FA_ADJUSTMENT_PUB.DO_ADJUSTMENT () APIをコールします。次の表に、FA_ADJUSTMENT_PUB.DO_ADJUSTMENTプロシージャの要素の引数、型、値および説明を示します。
各引数には、P、XまたはPXのプリフィクスが付加されます。それぞれの意味は、次のとおりです。
P: In引数を示します。
X: Out引数を示します。
PX: InとOutの両方の引数を示します。
引数 | 型 | 値 | 説明 |
---|---|---|---|
P_API_VERSION | NUMBER | 内部使用のみ。 | 使用しているAPIのバージョン。 |
P_INIT_MSG_LIST | VARCHAR2 | FND_API.G_TRUE: メッセージ・スタックを初期化します。 FND_API.G_FALSE: メッセージ・スタックを初期化しません(デフォルト)。 | メッセージ・スタックを初期化するかどうか、消去するかどうかを決定します。 |
P_COMMIT | VARCHAR2 | FND_API.G_TRUE: 自動的にコミットします。 FND_API.G_FALSE: 自動的にコミットしません(デフォルト)。 | 取引をコミットします。 |
P_VALIDATION_LEVEL | NUMBER | FND_API.G_VALID_ LEVEL_NONE: 取引に対して低レベルの検証を実行します。 FND_API.G_VALID_ LEVEL_FULL: 取引に対して高レベルの検証を実行します(デフォルト)。 | APIによる資産の検証。 |
P_CALLING_FN | VARCHAR2 | APIをコールする関数。 | |
X_RETURN_STATUS | VARCHAR2 | FND_API. G_RET_STS_SUCCESS: 取引は成功しました。 FND_API.G_RET_STS_ ERROR: 取引に失敗しました。 | APIの成功を確認します。 |
X_MSG_COUNT | NUMBER | メッセージ・スタックのメッセージ数。 | |
X_MSG_DATA | FA_API_TYPES. MSG_REC_TYPE | メッセージ・スタック。 | |
PX_TRANS_REC | FA_API_TYPES. TRANS_REC_TYPE | 取引の摘要。 | |
PX_ASSET_HDR_REC | FA_API_TYPES. ASSET_HDR_REC_TYPE | 資産の一意の識別子。 | |
P_ASSET_FIN_REC_ADJ | FA_API_TYPES. ASSET_FIN_REC_ TYPE | 資産の財務変更情報(デルタ)。 | |
X_ASSET_FIN_REC_NEW | FA_API_TYPES. ASSET_FIN_REC_ TYPE | 資産の新規財務情報。 | |
X_ASSET_FIN_MRC_TBL_NEW | FA_API_TYPES. ASSET_FIN_TBL | 資産の新規財務情報の表。 | |
PX_INV_TRANS_REC | FA_API_TYPES.INV_TRANS_REC_TYPE | 請求書取引を示します(該当する場合)。 | |
PX_INV_REC | FA_API_TYPES.INV_TBL | 取引を制御する請求書表(デルタ)。 | |
P_ASSET_DEPRN_REC_ ADJ | FA_API_TYPES. ASSET_DEPRN_ REC_TYPE | 資産の減価償却変更情報(デルタ)。 | |
PX_ASSET_DEPRN_REC_NEW | FA_API_TYPES. ASSET_DEPRN_ REC_TYPE | 資産の新規減価償却情報。 | |
PX_ASSET_DEPRN_MRC_TBL_NEW | FA_API_TYPES. ASSET_DEPRN_TBL | 資産の新規財務情報の表。 | |
P_GROUP_RECLASS_ OPTIONS_REC | FA_API_ TYPES.GROUP_ RECLASS_ OPTIONS_REC_ TYPE | グループ資産に対するグループ・メンバー割当の変更に関する情報。 |
TRANS_REC_TYPE取引体系には、取引ヘッダーIDや取引タイプ・コードなど、取引に関する情報が記載されています。次の表に、各引数の型と値の情報を示します。
引数 | 必須/オプション | 型 | 値 |
---|---|---|---|
TRANSACTION_DATE_ENTERED | オプション | DATE | 以前または現在の日付。AMORTIZATION START_DATEが指定されている場合は、終了日またはAMORTIZATION_START_DATEにデフォルト設定されます。いずれの値も移入できますが、AMORTIZATION_START_DATEが優先されます。 |
SOURCE_TRANSACTION_ HEADER_ID | オプション | NUMBER(15) | 自動コピーまたはCIP-IN-TAXを使用する場合は、ソースのTHIDにデフォルト設定されます。 |
MASS_REFERENCE_ID | オプション | NUMBER(15) | CONC_REQUEST_IDにデフォルト設定されます。 |
TRANSACTION_SUBTYPE | オプション | VARCHAR2(9) | AMORTIZEDまたはEXPENSED。EXPENSEDにデフォルト設定されます。 |
AMORTIZATION_START_ DATE | オプション | DATE | 以前または現在の日付。修正額償却が指定されている場合は、TRANSACTION_ DATE_ENTEREDにデフォルト設定されます。いずれの値も移入できますが、AMORTIZATION_START_DATEが優先されます。 |
TRANSACTION_NAME | オプション | VARCHAR2(20) | 取引の摘要。このフィールドは、資産ワークベンチの「注釈」フィールドです。 |
CALLING_INTERFACE | オプション | VARCHAR2(30) | APIをコールするインタフェース。このフィールドは、CUSTOMにデフォルト設定されます。 |
DESC_FLEX | オプション | DESC_FLEX_ REC | 付加フレックスフィールド・セグメント。 |
WHO_INFO | オプション | STANDARD_ WHO_REC | 標準WHO列。 |
ASSET_HDR_REC_TYPE資産体系には、資産IDや台帳タイプ・コードなど、資産に関する一意の識別情報が記載されています。次の表に、各引数の型と値の情報を示します。
引数 | 必須/オプション | 型 | 値 |
---|---|---|---|
ASSET_ID | 必須 | NUMBER(15) | 資産識別番号。 |
BOOK_TYPE_CODE | 必須 | VARCHAR2(15) | 台帳名。 |
ASSET_FIN_REC_TYPE資産体系には、特定資産の財務情報が記載されています。次の表に、各引数の型と値の情報を示します。
引数 | 必須/オプション | 型 | 値 |
---|---|---|---|
DATE_PLACED_IN_SERVICE | オプション | DATE | 資産を事業に供用する日付。 |
DEPRN_METHOD_CODE | オプション | VARCHAR2(12) | 減価償却方法の名称。資産カテゴリ値に従ってデフォルト設定されます。 |
LIFE_IN_MONTHS | オプション | NUMBER(4) | 総月数による資産耐用期間。資産カテゴリ値に従ってデフォルト設定されます。 |
COST | オプション(請求書が移入されなかった場合) | NUMBER | 資産の現行取得価額。 |
ORIGINAL_COST | オプション | NUMBER | 資産の当初取得価額。取得価額にデフォルト設定されます。 |
SALVAGE_VALUE | オプション | NUMBER | 資産残存価額。資産カテゴリ値に従ってデフォルト設定されます。 |
PRORATE_CONVENTION_CODE | オプション | VARCHAR2(10) | 減価償却按分方法。資産カテゴリ値に従ってデフォルト設定されます。 |
DEPRECIATE_FLAG | オプション | VARCHAR2(3) | 資産が減価償却中であるかどうかを示します。 YES: 資産は減価償却中です。 NO: 資産は減価償却中ではありません。 |
ITC_AMOUNT_ID | オプション | NUMBER(15) | 投資税額控除率を識別します。 |
BASIC_RATE | オプション | NUMBER | 資産カテゴリ値に従ってデフォルト設定されます。 |
ADJUSTED_RATE | オプション | NUMBER | 資産カテゴリ値に従ってデフォルト設定されます。 |
BONUS_RULE | オプション | NUMBER | 資産に対するボーナス・ルール。資産カテゴリ値に従ってデフォルト設定されます。デフォルト値が定義されているときに値をNULLにする場合は、追加APIにFND_API.G_MISS_CHARを渡す必要があります。 |
CEILING_NAME | オプション | VARCHAR2(30) | 減価償却の計算で使用される減価償却限度額を識別します。資産カテゴリ値に従ってデフォルト設定されます。デフォルト値が定義されているときに値をNULLにする場合は、追加APIに、FND_API.G_MISS_CHARを渡す必要があります。 |
PRODUCTION_CAPACITY | オプション | NUMBER | 累計生産高比例法を使用する資産の生産能力。カテゴリ値に従ってデフォルト設定されます。 |
UNIT_OF_MEASURE | オプション | VARCHAR2(25) | 累計生産高比例法を使用する資産の単位。資産カテゴリ値に従ってデフォルト設定されます。 |
REVAL_CEILING | オプション | NUMBER | 資産取得価額の再評価のための限度額。 |
UNREVALUED_COST | オプション | NUMBER | 再評価に関係しない取得価額。 |
SHORT_FISCAL_YEAR_ FLAG | オプション | VARCHAR2(3) | YES: 資産は短期会計年度内にあります。 NO: 資産は短期会計年度内にありません。 |
CONVERSION_DATE | オプション | DATE | 短期課税年度資産が取得会社に追加される日付。 |
ORIG_DEPRN_START_DATE | オプション | DATE | 短期課税年度資産が取得会社の資産台帳で減価償却を開始する日付。 |
GROUP_ASSET_ID | オプション | NUMBER(15) | グループ資産識別番号(CRL資産)。デフォルト値が定義されているときに値をNULLにする場合は、追加APIに、FND_API.G_MISS_NUMを渡す必要があります。 |
GLOBAL_ATTRIBUTE1-20 | オプション | VARCHAR2(150) | 国別の機能に使用するために予約されています。 |
GLOBAL_ATTRIBUTE_ CATEGORY | オプション | VARCHAR2(30) | 国別の機能に使用するために予約されています。 |
DISABLED_FLAG | オプション | VARCHAR2(1) | グループ資産が使用不可かどうかを示します。 Y: グループ資産は使用不可です。 N: グループ資産は使用可能です。 Nにデフォルト設定されます。 |
SALVAGE_TYPE | オプション | VARCHAR2(30) | 残存価額の決定方法を示します。 AMT: 残存価額を手動で入力します(グループ資産には使用できません)。 PCT: 残存価額は、PERCENT_SALVAGE_VALUEフィールドによって決定されます。 SUM: 残存価額は、メンバー資産の残存価額の合計によって決定されます(グループ資産にのみ使用できます)。 グループ資産の場合は、PCTにデフォルト設定されます。 |
DEPRN_LIMIT_TYPE | オプション | VARCHAR2(30) | 減価償却限度の決定方法を示します。 AMT: 減価償却限度額を手動で入力します(グループ資産には使用できません)。 PCT: 減価償却限度額はALLOWED_DEPRN_LIMITフィールドによって決定されます。 SUM: 減価償却限度額は、メンバー資産の減価償却限度額の合計を使用して決定されます(グループ資産にのみ使用できます)。 NONE: 減価償却限度は使用されません。 グループ資産の場合は、PCTにデフォルト設定されます。 |
OVER_DEPRECIATE_OPTION | オプション | VARCHAR2(30) | グループ資産が、その減価償却限度(減価償却限度が定義されていない場合は償却対象額)を超えた場合に償却を停止する必要があるかどうかを示します。 NO: 償却累計額がその減価償却限度に達したときに、償却を停止します。 YES: 減価償却費の増加のために償却累計額がその減価償却限度に達した場合は、償却を停止します。 DEPRN: グループ資産は償却を停止しません。 NOにデフォルト設定されます。 |
SUPER_GROUP_ID | オプション | NUMBER | 責任者グループ・ルール識別番号。 |
REDUCTION_RATE | オプション | NUMBER | 控除率を使用する減価償却方法に割り当てられている減価償却基準ルールに関連します。 |
REDUCE_ADDITION_FLAG | オプション | VARCHAR2(1) | 控除率をメンバー資産の追加に対して適用する必要があるかどうかを示します。この値はグループ資産にのみ関連します。 Y: メンバー資産の追加に対して控除率が使用されます。 N: メンバー資産の追加に対して控除率は使用されません。 Nにデフォルト設定されます。 |
REDUCE_ADJUSTMENT_FLAG | オプション | VARCHAR2(1) | 控除率をメンバー資産の修正に対して適用する必要があるかどうかを示します。この値はグループ資産にのみ関連します。 Y: メンバー資産の修正に対して控除率が使用されます。 N: メンバー資産の修正に対して控除率は使用されません。 Nにデフォルト設定されます。 |
REDUCE_RETIREMENT_FLAG | オプション | VARCHAR2(1) | 控除率をメンバー資産の除・売却に対して適用する必要があるかどうかを示します。この値はグループ資産にのみ関連します。 Y: メンバー資産の除・売却に対して控除率が使用されます。 N: メンバー資産の除・売却に対して控除率は使用されません。 Nにデフォルト設定されます。 |
RECOGNIZE_GAIN_LOSS | オプション | VARCHAR2(30) | メンバー資産の除・売却の結果、損益金額を認識する必要があるかどうかを示します。 YES: 損益金額を認識します。 NO: 損益金額を認識しません。 NOにデフォルト設定されます。 |
RECAPTURE_RESERVE_FLAG | オプション | VARCHAR2(1) | Nにデフォルト設定されます。 |
LIMIT_PROCEEDS_FLAG | オプション | VARCHAR2(1) | Nにデフォルト設定されます。 |
TERMINAL_GAIN_LOSS | オプション | VARCHAR2(30) | グループ内の最終メンバー資産がグループから除・売却されるときに、損益を認識するかどうかを示します。 YES: 損益金額を認識します。 NO: 損益金額を認識しません。 END_OF_YEAR: 現行会計年度末まで損益金額を個別に認識します。 YESにデフォルト設定されます。 |
TRACKING_METHOD | オプション | VARCHAR2(30) | メンバー資産追跡オプションの値。 ALLOCATE: グループ減価償却額をそのメンバー資産全体に配賦します。 CALCULATE: グループ資産の減価償却のかわりにメンバー資産の減価償却を使用します。 NULLにデフォルト設定されます。 |
EXCESS_ALLOCATION_OPTION | オプション | VARCHAR2(30) | グループ減価償却費をそのメンバー資産全体に配賦した後の超過分をグループ減価償却費から削減するか、またはそのメンバー資産に再配賦するかを示します。 DISTRIBUTE: 超過分の減価償却費をそのメンバー資産に再配賦します。 REDUCE: グループ減価償却費から超過分を削減します。 |
DEPRECIATION_OPTION | オプション | VARCHAR2(30) | メンバー資産の減価償却費の計算に、グループ資産の減価償却情報が使用されるか、メンバー資産の減価償却情報が使用されるかを示します。 GROUP: メンバー資産の減価償却費の計算に、グループ資産の減価償却情報が使用されます。 MEMBER: メンバー資産の減価償却費の計算に、メンバー資産の減価償却情報が使用されます。 TRACKING_METHODがCALCULATEの場合はGROUPに、それ以外の場合はNULLにデフォルト設定されます。 |
MEMBER_ROLLUP_FLAG | オプション | VARCHAR2(1) | グループ資産の減価償却額がメンバー資産の減価償却額の合計であるかどうかを示します。この値は、TRACKING_METHODがCALCULATEの場合に関連し、RECOGNIZE_GAIN_LOSSまたはTERMINAL_GAIN_LOSSがNOの場合、値はYではありません。 Y: メンバー資産の減価償却額をグループに合計します。 N: グループ減価償却額はグループ資産情報を使用して計算されます。 TRACKING_METHODがCALCULATEの場合はNに、それ以外の場合はNULLにデフォルト設定されます。 |
ALLOCATE_TO_FULLY_RSV_FLAG | オプション | VARCHAR2(1) | グループ資産の減価償却額を償却済メンバー資産に配賦するかどうかを示します。 Y: グループの減価償却費は償却済メンバー資産に配賦されます。 N: グループの減価償却費は償却済メンバー資産に配賦されません。 TRACKING_METHODがALLOCATEの場合はNに、それ以外の場合はNULLにデフォルト設定されます。 |
次の内容は、グループ資産に関連します。
DISABLED_FLAG
OVER_DEPRECIATE_OPTION
SUPER_GROUP_ID
REDUCE_ADDITION_FLAG
REDUCE_ADJUSTMENT_FLAG
REDUCE_RETIREMENT_FLAG
RECOGNIZE_GAIN_LOSS
RECAPTURE_RESERVE_FLAG
LIMIT_PROCEEDS_FLAG
TERMINAL_GAIN_LOSS
TRACKING_METHOD
EXCESS_ALLOCATION_OPTION
DEPRECIATION_OPTION
MEMBER_ROLLUP_FLAG
ALLOCATE_TO_FULLY_RSV_FLAG
REDUCTION_RATEは、グループ資産およびメンバー資産用です。
ASSET_DEPRN_REC_TYPE資産体系には、特定資産の減価償却情報が記載されています。次の表に、各引数の型と値の情報を示します。
引数 | 必須/オプション | 型 | 値 |
---|---|---|---|
YTD_DEPRN | オプション | NUMBER | 年償却累計額(デルタ)。 |
DEPRN_RESERVE | オプション | NUMBER | 資産耐用期間開始時からの減価償却合計額(デルタ)。 |
PRIOR_FY_EXPENSE | オプション | NUMBER | 前の会計年度による減価償却費(デルタ)。 |
BONUS_YTD_DEPRN | オプション | NUMBER | ボーナス年償却累計額(デルタ)。 |
BONUS_DEPRN_RESERVE | オプション | NUMBER | 資産耐用期間開始時からのボーナス減価償却合計(デルタ)。 |
PRIOR_FY_BONUS_ EXPENSE | オプション | NUMBER | 前の会計年度によるボーナス減価償却(デルタ)。 |
REVAL_YTD_DEPRN | オプション | NUMBER | 再評価による年償却累計額(デルタ)。 |
REVAL_DEPRN_RESERVE | オプション | NUMBER | この資産が再評価された期間の場合は、資産取得価額の再評価(償却累計額の再評価の場合もあります)による純帳簿価額の変更額です。他のすべての期間の場合は、減価償却実行後の再評価償却累計額(デルタ)です。 |
INV_TRANS_REC_TYPE請求書体系には、特定の請求書の請求書取引情報が記載されています。次の表に、各引数の型と値の情報を示します。
請求書取引と請求書データは請求書表に渡されます。請求書の追加と一括追加は新規明細(ソース)であり、NULLのままである必要があります。他のすべての引数は既存明細にあり、SOURCE_LINE_ID値が必要です。代替元帳通貨データは、新規明細の償却率表に渡す必要があります。
引数 | 必須/オプション | 型 | 値 |
---|---|---|---|
TRANSACTION_TYPE | 請求書で修正取引を実行している場合は必須です。請求書以外の修正の場合はオプションです。 | VARCHAR2(20) | 請求書取引のタイプには、INVOICE ADDITION、INVOICE ADJUSTMENT、INVOICE DELETE、INVOICE REINSTATE、 INVOICE TRANSFERおよびMASS ADDITIONなどがあります。 |
INV_REC_TYPE請求書体系には、資産に関連付けられている単一の請求書の請求書情報が記載されています。INV_TBLはINV_REC_TYPEレコードの表です。これらのレコードには、資産に割り当てられているすべての請求書が含まれています。次の表に、各引数の型と値の情報を示します。
注意: 次の引数は、既存の請求書を変更する場合に必須で、新規請求書の追加には必須ではありません。
引数 | 必須/オプション | 型 | 値 |
---|---|---|---|
SOURCE_LINE_ID | 既存の請求書明細を修正する場合は必須ですが、請求書以外の修正の場合は必須ではありません。 | NUMBER | ソース明細識別番号。 |
PO_VENDOR_ID | オプション | NUMBER | 仕入先識別番号。 |
FIXED_ASSETS_COST | オプション(レコードが移入されている場合のみ) | NUMBER | Oracle Assetsの資産の取得価額。 |
DELETED_FLAG | オプション | 請求書の削除時にYESにデフォルト設定される場合を除き、ほとんどの場合はNOにデフォルト設定されます。 | |
PO_NUMBER | オプション | NUMBER | 発注番号。 |
INVOICE_NUMBER | オプション | VARCHAR2(50) | 請求書番号。 |
PAYABLES_BATCH_NAME | オプション | VARCHAR2(50) | 請求書の買掛/未払金バッチ名。 |
PAYABLES_CODE_ COMBINATION_ID | オプション | NUMBER(15) | 買掛管理に転記される精算勘定番号。 |
FEEDER_SYSTEM_NAME | オプション | VARCHAR2(40) | FA_MASS_ADDITIONS行を作成するフィーダ・システムの名称。 |
CREATE_BATCH_DATE | オプション | DATE | この行の追加時の一括追加バッチ日付。 |
CREATE_BATCH_ID | オプション | NUMBER(15) | この行の一括追加作成要求識別番号。 |
INVOICE_DATE | オプション | DATE | 買掛管理からの請求書日付。 |
PAYABLES_COST | 必須 | NUMBER | 買掛管理からの請求書取得価額。 |
POST_BATCH_ID | オプション | NUMBER(15) | この行の一括追加転記要求識別番号。 |
INVOICE_ID | オプション | NUMBER(15) | 買掛管理からの請求書日付。 |
AP_DISTRIBUTION_LINE_ NUMBER | オプション | NUMBER(15) | 配分明細識別番号。 |
PAYABLES_UNITS | オプション | NUMBER | AP_INVOICE_DISTRIBUTIONS行からの単位。 |
SPLIT_MERGED_CODE | オプション | VARCHAR2(3) | 請求書明細が分割またはマージされているかどうかを示します。 |
DESCRIPTION | オプション | VARCHAR2(80) | 請求書明細の摘要。 |
PARENT_MASS_ ADDITIONS_ID | オプション | VARCHAR2(15) | 一括追加の親の一括追加識別番号。 |
UNREVALUED_COST | オプション | NUMBER | 再評価しない取得価額。 |
MERGED_CODE | オプション | VARCHAR2(3) | 一括追加がマージ済親であるか、マージ済子であるかを示します。 |
SPLIT_CODE | オプション | VARCHAR2(3) | 一括追加が分割親であるか、分割子であるかを示します。 |
MERGED_PARENT_MASS_ ADDITIONS_ID | オプション | NUMBER(15) | マージ済親の一括追加ID。 |
SPLIT_PARENT_MASS_ ADDITIONS_ID | オプション | NUMBER(15) | 分割親の一括追加ID。 |
PROJECT_ASSET_LINE_ID | オプション | NUMBER(15) | この明細を作成するためにOracle Projectsから転送された要約資産取得価額明細の識別子。 |
PROJECT_ID | オプション | NUMBER(15) | Oracle Projectsからの取得価額の収集、要約および転送の元となるプロジェクトの識別子。 |
TASK_ID | オプション | NUMBER(15) | Oracle Projectsからの取得価額の収集、要約および転送の元となるタスクの識別子。この列は、取得価額がタスク別に要約された場合のみ移入されます。 |
ATTRIBUTE1 | オプション | VARCHAR2(150) | 付加フレックスフィールド・セグメント。 |
ATTRIBUTE2 | オプション | VARCHAR2(150) | 付加フレックスフィールド・セグメント。 |
ATTRIBUTE3 | オプション | VARCHAR2(150) | 付加フレックスフィールド・セグメント。 |
ATTRIBUTE4 | オプション | VARCHAR2(150) | 付加フレックスフィールド・セグメント。 |
ATTRIBUTE5 | オプション | VARCHAR2(150) | 付加フレックスフィールド・セグメント。 |
ATTRIBUTE6 | オプション | VARCHAR2(150) | 付加フレックスフィールド・セグメント。 |
ATTRIBUTE7 | オプション | VARCHAR2(150) | 付加フレックスフィールド・セグメント。 |
ATTRIBUTE8 | オプション | VARCHAR2(150) | 付加フレックスフィールド・セグメント。 |
ATTRIBUTE9 | オプション | VARCHAR2(150) | 付加フレックスフィールド・セグメント。 |
ATTRIBUTE10 | オプション | VARCHAR2(150) | 付加フレックスフィールド・セグメント。 |
ATTRIBUTE11 | オプション | VARCHAR2(150) | 付加フレックスフィールド・セグメント。 |
ATTRIBUTE12 | オプション | VARCHAR2(150) | 付加フレックスフィールド・セグメント。 |
ATTRIBUTE13 | オプション | VARCHAR2(150) | 付加フレックスフィールド・セグメント。 |
ATTRIBUTE14 | オプション | VARCHAR2(150) | 付加フレックスフィールド・セグメント。 |
ATTRIBUTE15 | オプション | VARCHAR2(150) | 付加フレックスフィールド・セグメント。 |
ATTRIBUTE_CATEGORY_CODE | オプション | VARCHAR2(30) | 列を定義する付加フレックスフィールド体系。 |
YTD_DEPRN | オプション | NUMBER | 年償却累計額。 |
DEPRN_RESERVE | オプション | NUMBER | 資産耐用期間開始時からの減価償却合計額。 |
BONUS_YTD_DEPRN | オプション | NUMBER | ボーナス年償却累計額。 |
BONUS_DEPRN_RESERVE | オプション | NUMBER | 資産耐用期間開始時からのボーナス減価償却合計。 |
REVAL_AMORTIZATION_ BASIS | オプション | NUMBER | 再評価償却累計額の償却を計算するための再評価償却累計額。この値は、資産が再評価された場合、または資産に修正額償却がある場合に更新されます。 |
REVAL_YTD_DEPRN | オプション | NUMBER | 再評価による年償却累計額。 |
REVAL_DEPRN_RESERVE | オプション | NUMBER | 資産が再評価される期間の場合、この値は、資産取得価額の再評価(償却累計額の再評価の場合もあります)による純帳簿価額の変更額です。他の期間の場合、この値は、減価償却実行後の再評価償却累計額です。 |
INVOICE_DISTRIBUTION_ID | オプション | VARCHAR2(1) | 請求書配分識別子。 |
INVOICE_LINE_NUMBER | オプション | VARCHAR2(30) | 請求書明細番号。 |
PO_DISTRIBUTION_ID | オプション | VARCHAR2(30) | 発注配分識別子。 |
INV_RATE_TBL | オプション | INV_RATE_REC_TYPE | 代替元帳通貨を使用している場合は、必要に応じて、このメンバーを介して、各元帳に対するレートまたは換算済金額を直接指定できます。 |
INV_RATE_REC_TYPE請求書体系には、請求書のレート情報が記載されています。INV_RATE_REC_TYPEレコードには、1つの換算レートが含まれています。INV_RATE_TBL_TYPEはINV_RATE_REC_TYPEレコードの表です。この表は、資産の換算レートを判別するために、代替元帳通貨で使用されます。次の表に、各引数の型と値の情報を示します。
注意: 代替元帳通貨の場合、新規請求書明細、一括追加または請求書の追加に関連する請求書取引の実行時には、この表が移入されている必要があります。振替元資産の修正または振替では、金額が請求書エンジン内で導出されます。レートは取引日に基づいて導出されるため、請求書のないシナリオには償却率表を移入しないでください。
引数 | 必須/オプション | 型 | 値 |
---|---|---|---|
SET_OF_BOOKS_ID | 必須: 代替元帳通貨を使用している場合 | NUMBER(15) | 元帳識別番号。 |
EXCHANGE_RATE | オプション(取得価額が指定されていない場合は必須) | NUMBER | 通貨の換算レート。 |
COST | オプション(EXCHANGE_RATEが指定されていない場合は必須) | Number | 換算レートではなく換算済取得価額を直接指定します。 |
GROUP_RECLASS_OPTIONS_REC_TYPE資産組替体系には、グループ資産で実行される取引時に変更される場合があるグループ資産組替オプションが含まれています。次の表に、各引数の型と値の情報を示します。
引数 | 必須/オプション | 型 | 値 |
---|---|---|---|
TRANSFER_FLAG | オプション | VARCHAR2(3) | 償却累計額の振替または遡及減価償却費の計算のためのオプション(YES/NO)(CRL資産)。 |
MANUAL_FLAG | オプション | VARCHAR2(3) | 振替金額をシステムで計算するか、値を指定するかを示します。振替のみのオプションを選択した場合に使用できます(YES/NO)(CRL資産)。 |
MANUAL_AMOUNT | オプション | NUMBER | manual_flagがYESの場合は、振替予定の金額です(CRL資産)。フラグ間の関係は、グループ資産組替時には次のようになります。グループ-単位または単位-グループ: transfer_flag = NO / manual_flag = NO。グループ-グループ: transfer_flag = NO / manual_flag = NO。transfer_flag = YES / manual_flag = YESまたはNO。 |
GROUP_RECLASS_TYPE | VARCHAR2(30) | グループ資産組替金額情報をユーザーが指定するか、システムによって計算するかを示します。 CALC: システムによってAMORTIZATION_START_DATEに基づいて金額が計算されます。 MANUAL: ユーザーが金額を指定する必要があります。 | |
RESERVE_AMOUNT | NUMBER | 振替元から振替先に移動する償却累計額。 | |
SOURCE_EOFY_RESERVE | NUMBER | 振替元から移動した前の会計年度末の償却累計額。一部のFLAT-NBV方法に対する新規減価償却基準を計算するために使用されます。 | |
DESTINATION_EOFY_RESERVE | NUMBER | 振替先に追加された前の会計年度末の償却累計額。一部のFLAT-NBV方法に対する新規減価償却基準を計算するために使用されます。 |
次の項では、請求書があるシナリオ、請求書がないシナリオおよび代替元帳通貨も含めて、様々なシナリオでの修正APIの使用方法を概説します。追加期間中の修正、減価償却実行後の修正、および資産の3つのタイプすべて(資産計上資産、建設仮勘定資産および費用処理済資産)には、同じ原理が適用されます。
請求書取引と請求書データは請求書表に渡されます。請求書の追加と一括追加は新規明細(ソース)であり、NULLのままである必要があります。他のすべての引数は既存明細にあり、SOURCE_LINE_ID値が必要です。代替元帳通貨データは、新規明細の償却率表に渡す必要があります。
重要: 請求書振替の実行には、修正APIを直接使用しないでください。かわりに、関連する両方の資産を処理するように設計されたパブリック請求書振替APIを使用します。
新規修正APIをコールする方法には、次の4つがあります。
代替元帳通貨非対応の請求書を使用する方法
代替元帳通貨非対応の請求書を使用しない方法
代替元帳通貨対応の請求書を使用する方法
代替元帳通貨対応の請求書を使用しない方法
新規請求書、既存請求書の修正または振替の請求書が関連する場合、APIでは、請求書表の情報を使用して資産の財務情報の変更が計算されます。したがって、FIN_REC_TYPEの移入は不要です。これに対して、請求書が関連しない場合は、FIN_REC_TYPEを直接移入することで財務情報の変更が渡されます。
代替元帳通貨の場合、新規請求書明細、一括追加または請求書の追加に関連する請求書取引の実行時には、INV_RATE表が移入されている必要があります。振替元資産の修正または振替では、金額が請求書エンジン内で導出されます。償却率は取引日に基づいて導出されるため、請求書のないシナリオには償却率表を移入しないでください。
注意: 新規取引APIはデルタ/変更額の概念で運用されます。したがって、財務、減価償却および請求書の各体系に変更する体系には、値を移入する必要があります。この移入は、金額列では重要です。取得価額を50000から60000に変更した場合、体系内での取得価額の値は10000になります。値が減額になる変更の場合は符号が重要で、マイナス符号を使用する必要があります。したがって、60000から50000への取得価額の変更の場合、取得価額には-1000が移入されます。
修正APIでは、NULL値は変更なしとして処理されます。移入済の値からNULLに変更される非増分列または金額列の場合は、APIに対して現行の値をNULLに設定するように指示するために、データ型に応じてFND_API.G_MISS_NUM、G_MISS_DATEまたはG_MISS_CHARのいずれかを渡す必要があります。たとえば、追加期間中に短期課税情報を削除する場合です。
取引の一部として請求書が関連している場合、財務体系と減価償却体系には金額を移入しないでください。これは、変更額の合計は、請求書エンジンによってAPI内で内部的に計算されるためです。
注意: 体系を移入する場合、移入する必要があるのは、変更の対象となる値とデルタの変更額のみがある財務金額のみです。新規の合計を更新する必要はありません。
この項では、請求書関連情報の受渡しがないAPIのコール方法を詳細に説明します。この方法は、手動による取得価額の変更、および資産の事業供用日または減価償却方法などの値に対する変更で使用されます。次に、使用可能な体系と値の詳細を示します。値が必須かどうかも示します。
取引に対してASSET_IDおよびBOOK_TYPE_CODEを移入する必要があります。資産台帳が会計用資産台帳である場合は、資産がすでに存在し、CIP-IN-TAX(建設仮勘定資産の場合)または自動コピー(資産計上資産の場合)が使用可能な税務台帳がAPIによって自動的に処理されます。SET_OF_BOOKS_IDも追加期間も移入しないでください。これらの値はAPI自体で計算される内部値です。
TRANSACTION_SUBTYPEはEXPENSEDにデフォルト設定されるため、修正を償却する場合は、かわりにTRANSACTION_SUBTYPEにAMORTIZEDを移入する必要があります。TRANSACTION_SUBTYPEがAMORTIZEDの場合は、必要に応じて償却開始日を指定できます。指定しない場合、修正はオープン期間から償却されます。TRANSACTION_TYPE_CODE、TRANSACTION_HEADER_IDおよびTRANSACTION_DATE_ENTEREDは、他の必要な値と同様にAPI内で導出されます。費用処理済修正の場合、取引日はオープン期間の最終日になります。修正額償却の場合は、償却開始日になります。
請求書情報なしで修正を実行する場合は、体系内の変更対象フィールド(COST、SALVAGE_VALUE、PRORATE_CONVENTIONなど)のみを移入してください。RATE_ADJUSTMENT_FACTOR、ADJUSTED_COST、RECOVERABLE_COST、DEPRN_START_DATE、OR PRORATE_DATEなどのシステム導出値は移入しないでください。これらすべてのフィールドは内部的に計算されます。
追加期間中に資産計上資産を修正する場合は、手動取引に対してDEPRN_REC_TYPEを移入できます。請求書を使用する場合は、かわりにINV_REC_TYPEの減価償却関連の列を移入してください。使用可能なフィールドは、中核となる金額を累計する年累計額(YTD_DEPRNやDEPRN_RESERVEなど)およびボーナスで、履歴情報が再評価されます。
関連項目
この項では、請求書関連情報の追加または変更によって修正が初期化されるときに、APIをコールする方法を詳細に説明します。このような修正には、前述の体系に加えて、次の体系が必要です。また、このモードでは、財務体系および減価償却体系が移入されません。これは、すべての請求書の合計に基づいてデルタの合計がAPIによって計算されるためです。
請求書取引と請求書データは請求書表に渡されます。請求書の追加と一括追加は新規明細(ソース)であり、NULLのままである必要があります。他のすべての引数は既存明細にあり、SOURCE_LINE_ID値が必要です。代替元帳通貨データは、新規明細の償却率表に渡す必要があります。
請求書を使用している場合は、TRANSACTION_TYPE_CODEを移入する必要があります。ソース明細振替に関連する振替先資産に対してAPIがコールされている場合を除いて、INVOICE_TRANSACTION_IDの移入は不要で、API内で導出されます。
修正で請求書を使用する場合は、必要なすべての列に新規請求書明細の値(MASS ADDITIONやINVOICE ADDITIONなど)を移入してください。既存の請求書(INVOICE ADJUSTMENTS、DELETES、REINSTATESおよびTRANSFERSなど)に関連する修正の場合は、FIXED_ASSETS_COSTに、変更の値のみを入力する必要があります。
たとえば、現在の取得価額が$250000のソース明細を200000に変更する場合は、INV_RECに-50000を移入します。
明細を削除したり、以前削除した明細を再稼働する場合は、関連する値にDELETED_FLAGを移入するのみで、他の列は移入しないでください。
新規明細の場合、SOURCE_LINE_IDは常にNULLのままにしてください。
既存のソース明細を修正する場合、請求書表の各行には、変更する明細の値が移入されたSOURCE_LINE_IDを指定する必要があります。
代替元帳通貨対応の会計用資産台帳に新規請求書を送信する場合は、この表に、ソース明細ごと、および関連付けられている報告通貨ごとに、換算レートまたは取得価額を指定する必要があります。各行の一意の識別子は、SET_OF_BOOKS_IDとINV_INDICATORの組合せです。したがって、各行に対して、INV_INDICATOR、SET_OF_BOOKS_IDおよびEXCHANGE RATEを移入する必要があります。INV_INDICATORによって、この表の各行と請求書エンジンのINV_TBLの各行を一致させることができます。既存の明細を変更する場合、この表の移入は不要です。これは、請求書エンジンによって既存の行から適切な換算レートが導出されるためです。
注意: この表では、選択内容に応じてEXCHANGE_RATEまたはCOSTの値を入力する必要があります。
関連項目
この項では、修正によってCRL対応環境でグループ資産組替が発生したときに、APIをコールする方法を詳細に説明します。このような修正には、前述の体系に加えて、次の体系が必要です。
注意: グループ資産組替と追加の財務変更(取得価額など)を組み合せて、該当する取引で請求書を使用することもできます。
この体系を適用できるのは、グループ減価償却を使用するCRL対応環境のみです。グループに対する資産の割当を変更する場合は、この体系を移入する必要があります。このようなシナリオでは、TRANSFER_FLAGとMANUAL_FLAGの両方が必須で、それぞれにYESまたはNOの値が含まれています。MANUAL_FLAG = YESを設定する場合は、MANUAL_AMOUNTも指定する必要があります。
TRANSFER_FLAGをYESに設定すると、グループ資産組替は当期間の取引として処理され、償却累計額のみが振り替えられますが、振替元側または振替先側での減価償却の遡及計上や取消はありません。このフラグをNOに設定すると、グループ資産組替は償却累計額の振替ではなく、遡及訂正として処理され、減価償却費は、組み替える資産の取得価額に応じて戻されます。
現在、手動による金額の指定は、TRANSFERオプションを使用する場合のみ許可されています。これは、この金額によって振り替える償却累計額が指定され、遡及シナリオに適用できないためです。MANUAL_FLAGがNOに設定されている場合、減価償却費または償却累計額は、TRANSFER_FLAGの値に応じて計算されます。
次の表に、現在サポートされているグループ資産組替の組合せを示します。
旧グループ | 新規グループ | TRANSFER_FLAG | MANUAL_ FLAG |
---|---|---|---|
なし | A | No | No |
A | B | No | No |
A | B | Yes | Yes |
A | B | Yes | No |
次に、請求書情報がなく報告通貨も使用しない資産の修正例を示します。この特定の例では、取得価額を$600000(現在の取得価額が100000で、新規取得価額が700000)増額します。必要な体系が移入され、修正APIがコールされます。FIN_REC_TYPEに移入されているのは、デルタの取得価額のみであることに注意してください。これは、この取得価額が変更する唯一の対象であるためです。他のすべての値はAPI内で内部的に導出されます。
set serveroutput on
declare
l_trans_rec FA_API_TYPES.trans_rec_type;
l_asset_hdr_rec FA_API_TYPES.asset_hdr_rec_type;
l_asset_fin_rec_adj FA_API_TYPES.asset_fin_rec_type;
l_asset_fin_rec_new FA_API_TYPES.asset_fin_rec_type;
l_asset_fin_mrc_tbl_new FA_API_TYPES.asset_fin_tbl_type;
l_inv_trans_rec FA_API_TYPES.inv_trans_rec_type;
l_inv_tbl FA_API_TYPES.inv_tbl_type;
l_inv_rate_tbl FA_API_TYPES.inv_rate_tbl_type;
l_asset_deprn_rec_adj FA_API_TYPES.asset_deprn_rec_type;
l_asset_deprn_rec_new FA_API_TYPES.asset_deprn_rec_type;
l_asset_deprn_mrc_tbl_new FA_API_TYPES.asset_deprn_tbl_type;
l_inv_rec FA_API_TYPES.inv_rec_type;
l_group_reclass_options_rec FA_API_TYPES.group_reclass_options_rec_type;
l_return_status VARCHAR2(1);
l_mesg_count number;
l_mesg varchar2(512);
begin
dbms_output.enable(10000000);
FA_SRVR_MSG.Init_Server_Message;
-- asset header info
l_asset_hdr_rec.asset_id := &asset_id
l_asset_hdr_rec.book_type_code := '&book';
-- fin rec info
l_asset_fin_rec_adj.cost := &delta_cost
FA_ADJUSTMENT_PUB.do_adjustment(
-- std parameters
p_api_version => 1.0,
p_init_msg_list => FND_API.G_FALSE,
p_commit => FND_API.G_FALSE,
p_validation_level => FND_API.G_VALID_LEVEL_FULL,
p_calling_fn => null,
x_return_status => l_return_status,
x_msg_count => l_mesg_count,
x_msg_data => l_mesg,
-- api parameters
px_trans_rec => l_trans_rec,
px_asset_hdr_rec => l_asset_hdr_rec,
p_asset_fin_rec_adj => l_asset_fin_rec_adj,
x_asset_fin_rec_new => l_asset_fin_rec_new,
x_asset_fin_mrc_tbl_new => l_asset_fin_mrc_tbl_new,
px_inv_trans_rec => l_inv_trans_rec,
px_inv_tbl => l_inv_tbl,
p_asset_deprn_rec_adj => l_asset_deprn_rec_adj,
x_asset_deprn_rec_new => l_asset_deprn_rec_new,
x_asset_deprn_mrc_tbl_new => l_asset_deprn_mrc_tbl_new,
p_group_reclass_options_rec => l_group_reclass_options_rec
);
--dump messages
l_mesg_count := fnd_msg_pub.count_msg;
if l_mesg_count > 0 then
l_mesg := chr(10) || substr(fnd_msg_pub.get
(fnd_msg_pub.G_FIRST, fnd_api.G_FALSE),
1, 250);
dbms_output.put_line(l_mesg);
for i in 1..(l_mesg_count - 1) loop
l_mesg :=
substr(fnd_msg_pub.get
(fnd_msg_pub.G_NEXT,
fnd_api.G_FALSE), 1, 250);
dbms_output.put_line(l_mesg);
end loop;
fnd_msg_pub.delete_msg();
end if;
if (l_return_status <> FND_API.G_RET_STS_SUCCESS) then
dbms_output.put_line('FAILURE');
else
dbms_output.put_line('SUCCESS');
dbms_output.put_line('THID' || to_char(l_trans_rec.transaction_header_id));
dbms_output.put_line('ASSET_ID' || to_char(l_asset_hdr_rec.asset_id));
end if;
end;
/
次に、請求書明細を使用し、関連付けられている報告通貨を使用する資産の修正例を示します。必要な体系が移入され、修正APIがコールされます。この例では、請求書の取得価額が$5000の資産に、新規請求書明細を追加します。財務体系がNULLのままであることに注意してください。これは、このマニュアルで前述したように、民間請求書APIによって、すべての請求書体系の合計に基づいて取得価額の変更額の合計が計算されるためです。
set serveroutput on
declare
l_trans_rec FA_API_TYPES.trans_rec_type;
l_asset_hdr_rec FA_API_TYPES.asset_hdr_rec_type;
l_asset_fin_rec_adj FA_API_TYPES.asset_fin_rec_type;
l_asset_fin_rec_new FA_API_TYPES.asset_fin_rec_type;
l_asset_fin_mrc_tbl_new FA_API_TYPES.asset_fin_tbl_type;
l_inv_trans_rec FA_API_TYPES.inv_trans_rec_type;
l_inv_tbl FA_API_TYPES.inv_tbl_type;
l_inv_rate_tbl FA_API_TYPES.inv_rate_tbl_type;
l_asset_deprn_rec_adj FA_API_TYPES.asset_deprn_rec_type;
l_asset_deprn_rec_new FA_API_TYPES.asset_deprn_rec_type;
l_asset_deprn_mrc_tbl_new FA_API_TYPES.asset_deprn_tbl_type;
l_inv_rec FA_API_TYPES.inv_rec_type;
l_group_reclass_options_rec FA_API_TYPES.group_reclass_options_rec_type;
l_return_status VARCHAR2(1);
l_mesg_count number;
l_mesg varchar2(512);
begin
dbms_output.enable(10000000);
FA_SRVR_MSG.Init_Server_Message;
-- asset header info
l_asset_hdr_rec.asset_id := &asset_id
l_asset_hdr_rec.book_type_code := '&book';
-- invoice trans
l_inv_trans_rec.transaction_type := 'INVOICE ADDITION';
-- invoice info
l_inv_rec.fixed_assets_cost := 2500;
l_inv_rec.deleted_flag := 'NO';
l_inv_rec.description := 'test inv';
l_inv_rec.unrevalued_cost := 5555;
l_inv_rec.create_batch_id := 1000;
l_inv_rec.payables_code_combination_id := 13528;
l_inv_rec.feeder_system_name := 'ACK';
l_inv_rec.payables_cost := 5555;
l_inv_rec.payables_units := 1;
l_inv_rec.po_vendor_id := 1;
l_inv_rec.inv_indicator := 1;
l_inv_tbl (1) := l_inv_rec;
FA_ADJUSTMENT_PUB.do_adjustment(
-- std parameters
p_api_version => 1.0,
p_init_msg_list => FND_API.G_FALSE,
p_commit => FND_API.G_FALSE,
p_validation_level => FND_API.G_VALID_LEVEL_FULL,
p_calling_fn => null,
x_return_status => l_return_status,
x_msg_count => l_mesg_count,
x_msg_data => l_mesg,
-- api parameters
px_trans_rec => l_trans_rec,
px_asset_hdr_rec => l_asset_hdr_rec,
p_asset_fin_rec_adj => l_asset_fin_rec_adj,
x_asset_fin_rec_new => l_asset_fin_rec_new,
x_asset_fin_mrc_tbl_new => l_asset_fin_mrc_tbl_new,
px_inv_trans_rec => l_inv_trans_rec,
px_inv_tbl => l_inv_tbl,
p_asset_deprn_rec_adj => l_asset_deprn_rec_adj,
x_asset_deprn_rec_new => l_asset_deprn_rec_new,
x_asset_deprn_mrc_tbl_new => l_asset_deprn_mrc_tbl_new,
p_group_reclass_options_rec => l_group_reclass_options_rec
);
--dump messages
l_mesg_count := fnd_msg_pub.count_msg;
if l_mesg_count > 0 then
l_mesg := chr(10) || substr(fnd_msg_pub.get
(fnd_msg_pub.G_FIRST, fnd_api.G_FALSE),
1, 250);
dbms_output.put_line(l_mesg);
for i in 1..(l_mesg_count - 1) loop
l_mesg :=
substr(fnd_msg_pub.get
(fnd_msg_pub.G_NEXT,
fnd_api.G_FALSE), 1, 250);
dbms_output.put_line(l_mesg);
end loop;
fnd_msg_pub.delete_msg();
end if;
if (l_return_status <> FND_API.G_RET_STS_SUCCESS) then
dbms_output.put_line('FAILURE');
else
dbms_output.put_line('SUCCESS');
dbms_output.put_line('THID' || to_char(l_trans_rec.transaction_header_id));
dbms_output.put_line('ASSET_ID' || to_char(l_asset_hdr_rec.asset_id));
end if;
end;
/
MRCの場合
set serveroutput on
declare
l_trans_rec FA_API_TYPES.trans_rec_type;
l_asset_hdr_rec FA_API_TYPES.asset_hdr_rec_type;
l_asset_fin_rec_adj FA_API_TYPES.asset_fin_rec_type;
l_asset_fin_rec_new FA_API_TYPES.asset_fin_rec_type;
l_asset_fin_mrc_tbl_new FA_API_TYPES.asset_fin_tbl_type;
l_inv_trans_rec FA_API_TYPES.inv_trans_rec_type;
l_inv_tbl FA_API_TYPES.inv_tbl_type;
l_inv_rate_tbl FA_API_TYPES.inv_rate_tbl_type;
l_asset_deprn_rec_adj FA_API_TYPES.asset_deprn_rec_type;
l_asset_deprn_rec_new FA_API_TYPES.asset_deprn_rec_type;
l_asset_deprn_mrc_tbl_new FA_API_TYPES.asset_deprn_tbl_type;
l_inv_rec FA_API_TYPES.inv_rec_type;
l_group_reclass_options_rec FA_API_TYPES.group_reclass_options_rec_type;
l_return_status VARCHAR2(1);
l_mesg_count number;
l_mesg varchar2(512);
begin
dbms_output.enable(10000000);
FA_SRVR_MSG.Init_Server_Message;
-- asset header info
l_asset_hdr_rec.asset_id := &asset_id
l_asset_hdr_rec.book_type_code := '&book';
-- invoice trans
l_inv_trans_rec.transaction_type := 'INVOICE ADDITION';
-- invoice info
l_inv_rec.fixed_assets_cost := 2500;
l_inv_rec.deleted_flag := 'NO';
l_inv_rec.description := 'test inv';
l_inv_rec.unrevalued_cost := 5555;
l_inv_rec.create_batch_id := 1000;
l_inv_rec.payables_code_combination_id := 13528;
l_inv_rec.feeder_system_name := 'ACK';
l_inv_rec.payables_cost := 5555;
l_inv_rec.payables_units := 1;
l_inv_rec.po_vendor_id := 1;
l_inv_rec.inv_indicator := 1;
l_inv_tbl (1) := l_inv_rec;
-- rate info
l_inv_rec.inv_rate_tbl(1).set_of_books_id := 102;
l_inv_rec.inv_rate_tbl(1).exchange_rate := 2;
l_inv_rec.inv_rate_tbl(1).cost := 2001;
FA_ADJUSTMENT_PUB.do_adjustment(
-- std parameters
p_api_version => 1.0,
p_init_msg_list => FND_API.G_FALSE,
p_commit => FND_API.G_FALSE,
p_validation_level => FND_API.G_VALID_LEVEL_FULL,
p_calling_fn => null,
x_return_status => l_return_status,
x_msg_count => l_mesg_count,
x_msg_data => l_mesg,
-- api parameters
px_trans_rec => l_trans_rec,
px_asset_hdr_rec => l_asset_hdr_rec,
p_asset_fin_rec_adj => l_asset_fin_rec_adj,
x_asset_fin_rec_new => l_asset_fin_rec_new,
x_asset_fin_mrc_tbl_new => l_asset_fin_mrc_tbl_new,
px_inv_trans_rec => l_inv_trans_rec,
px_inv_tbl => l_inv_tbl,
p_asset_deprn_rec_adj => l_asset_deprn_rec_adj,
x_asset_deprn_rec_new => l_asset_deprn_rec_new,
x_asset_deprn_mrc_tbl_new => l_asset_deprn_mrc_tbl_new,
p_group_reclass_options_rec => l_group_reclass_options_rec
);
--dump messages
l_mesg_count := fnd_msg_pub.count_msg;
if l_mesg_count > 0 then
l_mesg := chr(10) || substr(fnd_msg_pub.get
(fnd_msg_pub.G_FIRST, fnd_api.G_FALSE),
1, 250);
dbms_output.put_line(l_mesg);
for i in 1..(l_mesg_count - 1) loop
l_mesg :=
substr(fnd_msg_pub.get
(fnd_msg_pub.G_NEXT,
fnd_api.G_FALSE), 1, 250);
dbms_output.put_line(l_mesg);
end loop;
fnd_msg_pub.delete_msg();
end if;
if (l_return_status <> FND_API.G_RET_STS_SUCCESS) then
dbms_output.put_line('FAILURE');
else
dbms_output.put_line('SUCCESS');
dbms_output.put_line('THID' || to_char(l_trans_rec.transaction_header_id));
dbms_output.put_line('ASSET_ID' || to_char(l_asset_hdr_rec.asset_id));
end if;
end;
/
次に、請求書明細を使用し、関連付けられている報告通貨を使用する資産の修正例を示します。必要な体系が移入され、修正APIがコールされます。この例では、請求書の取得価額が$5000の資産に、新規請求書明細を追加します。財務体系がNULLのままであることに注意してください。これは、このマニュアルで前述したように、民間請求書APIによって、すべての請求書体系の合計に基づいて取得価額の変更額の合計が計算されるためです。
set serveroutput on
declare
l_trans_rec FA_API_TYPES.trans_rec_type;
l_asset_hdr_rec FA_API_TYPES.asset_hdr_rec_type;
l_asset_fin_rec_adj FA_API_TYPES.asset_fin_rec_type;
l_asset_fin_rec_new FA_API_TYPES.asset_fin_rec_type;
l_asset_fin_mrc_tbl_new FA_API_TYPES.asset_fin_tbl_type;
l_inv_trans_rec FA_API_TYPES.inv_trans_rec_type;
l_inv_tbl FA_API_TYPES.inv_tbl_type;
l_inv_rate_tbl FA_API_TYPES.inv_rate_tbl_type;
l_asset_deprn_rec_adj FA_API_TYPES.asset_deprn_rec_type;
l_asset_deprn_rec_new FA_API_TYPES.asset_deprn_rec_type;
l_asset_deprn_mrc_tbl_new FA_API_TYPES.asset_deprn_tbl_type;
l_inv_rec FA_API_TYPES.inv_rec_type;
l_group_reclass_options_rec FA_API_TYPES.group_reclass_options_rec_type;
l_return_status VARCHAR2(1);
l_mesg_count number;
l_mesg varchar2(512);
begin
dbms_output.enable(10000000);
FA_SRVR_MSG.Init_Server_Message;
-- asset header info
l_asset_hdr_rec.asset_id := &asset_id
l_asset_hdr_rec.book_type_code := '&book';
-- invoice trans
l_inv_trans_rec.transaction_type := 'INVOICE ADDITION';
-- invoice info
l_inv_rec.fixed_assets_cost := 2500;
l_inv_rec.deleted_flag := 'NO';
l_inv_rec.description := 'test inv';
l_inv_rec.unrevalued_cost := 5555;
l_inv_rec.create_batch_id := 1000;
l_inv_rec.payables_code_combination_id := 13528;
l_inv_rec.feeder_system_name := 'ACK';
l_inv_rec.payables_cost := 5555;
l_inv_rec.payables_units := 1;
l_inv_rec.po_vendor_id := 1;
l_inv_rec.inv_indicator := 1;
l_inv_tbl (1) := l_inv_rec;
-- rate info
l_inv_rec.inv_rate_tbl(1).set_of_books_id := 102;
l_inv_rec.inv_rate_tbl(1).exchange_rate := 2;
l_inv_rec.inv_rate_tbl(1).cost := 2001;
FA_ADJUSTMENT_PUB.do_adjustment(
-- std parameters
p_api_version => 1.0,
p_init_msg_list => FND_API.G_FALSE,
p_commit => FND_API.G_FALSE,
p_validation_level => FND_API.G_VALID_LEVEL_FULL,
p_calling_fn => null,
x_return_status => l_return_status,
x_msg_count => l_mesg_count,
x_msg_data => l_mesg,
-- api parameters
px_trans_rec => l_trans_rec,
px_asset_hdr_rec => l_asset_hdr_rec,
p_asset_fin_rec_adj => l_asset_fin_rec_adj,
x_asset_fin_rec_new => l_asset_fin_rec_new,
x_asset_fin_mrc_tbl_new => l_asset_fin_mrc_tbl_new,
px_inv_trans_rec => l_inv_trans_rec,
px_inv_tbl => l_inv_tbl,
p_asset_deprn_rec_adj => l_asset_deprn_rec_adj,
x_asset_deprn_rec_new => l_asset_deprn_rec_new,
x_asset_deprn_mrc_tbl_new => l_asset_deprn_mrc_tbl_new,
p_group_reclass_options_rec => l_group_reclass_options_rec
);
--dump messages
l_mesg_count := fnd_msg_pub.count_msg;
if l_mesg_count > 0 then
l_mesg := chr(10) || substr(fnd_msg_pub.get
(fnd_msg_pub.G_FIRST, fnd_api.G_FALSE),
1, 250);
dbms_output.put_line(l_mesg);
for i in 1..(l_mesg_count - 1) loop
l_mesg :=
substr(fnd_msg_pub.get
(fnd_msg_pub.G_NEXT,
fnd_api.G_FALSE), 1, 250);
dbms_output.put_line(l_mesg);
end loop;
fnd_msg_pub.delete_msg();
end if;
if (l_return_status <> FND_API.G_RET_STS_SUCCESS) then
dbms_output.put_line('FAILURE');
else
dbms_output.put_line('SUCCESS');
dbms_output.put_line('THID' || to_char(l_trans_rec.transaction_header_id));
dbms_output.put_line('ASSET_ID' || to_char(l_asset_hdr_rec.asset_id));
end if;
end;
/