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Oracle Daily Business Intelligenceユーザー・ガイド
リリース12
E06051-01
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Daily Business Intelligence for Marketingの使用

この章のトピックは、次のとおりです。

概要

Oracle Daily Business Intelligence(DBI)for Marketingでは、マーケティング担当の役員と上級マネージャに対して、一連の実績レポートが提供されます。また、次の主要な領域の様々なレポートを毎日参照できるため、マーケティング担当が、マーケティングおよび営業サイクル全体にわたる意思決定を下すのに役立ちます。

マーケティング担当は、主要な各領域を分析し、実績を向上させるための対処措置を実施し、その影響を日々の更新やアラートを通じて検証できます。また、実績トレンドの分析、キャンペーンからキャッシュまでの追跡、引合変換の計測、マーケティングROIの計算、およびキャンペーンの成功の評価も実行できます。さらに、マーケティング活動と営業目的の関連付けにも役立ちます。営業マネージャは、営業目標の達成におけるマーケティングの貢献を評価し、売上に対するマーケティングの影響を測定できます。DBI for Marketingを使用すると、組織内の全レベルの個人が、マーケティング活動をモニターし、実績を継続的に向上させることができます。

DBI for Marketingには、マーケティング実績を測定および改善するために、次の2つのインテリジェンス・ダッシュボードが用意されています。

このリリースの特徴は、次のとおりです。

マーケット・セグメント・レポート

「マーケティング管理」ダッシュボード

「マーケティング管理」ダッシュボードを使用すると、マーケティング担当はマーケティング部門の状態を迅速に判断できます。このダッシュボードには、キャンペーンからキャッシュまで、キャンペーンROIおよび予算に関するKPIリージョンとレポートが含まれています。「マーケティング管理」ダッシュボードでは、現期間と前期間のデータを簡単に比較でき、引合生成、引合変換、引合当り費用および引合当り収益におけるトレンドの分析が容易になるため、将来の目標を計画するための履歴トレンド・データが提供されます。

Daily Marketing Intelligenceの機能を使用して、このダッシュボードにログインします。

「マーケティング管理」ダッシュボードのKPI

KPIリージョンには、キー・パフォーマンス・データのスナップショットが含まれています。このリージョンを使用すると、マーケティング担当は、マーケティング部門の状態を迅速に評価できます。KPIでは、引合生成、引合変換、受注済商談金額、記帳済受注などの重要なマーケティング領域に関する情報が示されます。前期間に対してKPIを定量化、比較、測定および追跡すると、履歴トレンド・データを調べることができます。追加のドリルダウン詳細が提供されるKPIや、あるレベルの要約データが表示されるKPIもあります。リージョン内の特定のリンクを選択すると、さらに詳細な情報にドリルダウンできます。

次の表は、マーケティング管理KPIの説明です。

マーケティング管理KPI
KPI名 摘要
顧客からの引合数 選択した期間中に既存の顧客から作成された新規引合。顧客は、企業と販売関係にある個人または組織であり、実際に何かを購買している、またはサービスを受けているかどうかは関係ありません。顧客は、顧客アカウントが割り当てられているパーティです。
見込客からの引合数 選択した期間中に見込客から作成された新規引合。見込客は、企業とまだ販売関係のない個人または組織です。
'A'引合数 指定した期間中に作成され、システム日付時点で引合ランクが'A'の引合。
'A'引合% 指定した期間中に作成され、システム日付時点で引合ランクが'A'の引合の新規引合に対する比率。
新規商談金額 指定した期間内に作成されたマーケティング・ソース付きの商談すべての営業実績額の合計。
受注済商談金額 次の条件を満たすマーケティング・ソース付きの商談すべての営業実績額の合計を示します。
  • 選択した現期間内にクローズ日がある



  • クローズ・フラグが設定されている



  • 受注フラグが設定されている


詳細は、引合当り費用に関する設定を参照してください。
引合当り費用 全引合の生成に関わるマーケティング予算費用。
「引合当り費用」では、選択した期間中に各引合に関連付けられた費用が表示されます。プロファイル設定に基づいて、PTD費用または総費用が表示されます。プログラム費用の計算は、承認済予算金額または実際の費用額から定義されます。この選択は、プロファイル「BIM: プログラム費用」によって決まります。実際の費用額を使用するには、実際費用メトリックを、表示対象のキャンペーン、イベントまたはプログラムに関連付けます。
  • 「BIM: プログラム費用」が「実際費用」の場合は、マーケティング・オブジェクトに関連付けられている実際の費用が考慮されます。



  • 「BIM: プログラム費用」が「承認済予算」の場合は、オブジェクトに関連付けられている承認済予算が考慮されます。この場合、実際費用メトリックは無視され、かわりに承認済予算金額が表示されます。

引合当り収益 生成された全引合から得られた記帳済収益の比率。
引合から商談変換 引合の作成時期に関係なく、指定した期間中に商談に変換された引合の比率。
開始済キャンペーン 選択した期間中に開始したキャンペーンの数。
開始済イベント 選択した期間中に開始したイベントの数。

「応答率」レポート

「応答率」レポートには、ターゲット設定対象者からの応答に関する情報が示されます。

次の表に、「応答率」のレポートとグラフの詳細を示します。

応答率 - レポートとグラフ
グラフ/レポート名摘要
「ターゲット設定済対象者」グラフ 「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、ターゲット設定対象者別のデータが表示されます。
「応答率」グラフ 「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、取得した肯定応答の率がグラフ表示されます。
「応答率の増減」グラフ 「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、「期間タイプ」と「比較」で選択されているパラメータについて、応答率の増減率がグラフ表示されます。
「応答率」レポート「応答率」レポートは次のデータをレポート形式で表示します。
  • PTD応答: 選択した期間中に取得された肯定応答の合計。



  • 増減: 「期間タイプ」と「比較」の選択パラメータに応じた応答の増減率。「前年度」を選択すると、この列には、昨年度の同じ日付に対する率が表示されます。「前期間」を選択すると、前期間の同じ期間日数に対する増減率が表示されます。



  • ターゲット設定済対象者: ターゲット・グループ・エントリの数。ターゲット・グループ・エントリは、リスト、セグメントおよび従業員リストの組合せです。



  • 応答合計: システム日付時点で取得されている全肯定応答の合計。



  • 応答率: 応答の率。算式: (応答合計 / ターゲット設定済対象者) * 100



  • 増減: 「期間タイプ」と「比較」の選択パラメータに応じた応答率の増減率。「前年度」を選択すると、この列には、昨年度の同じ日付に対する率が表示されます。「前期間」を選択すると、前期間の同じ期間日数に対する増減率が表示されます。

「応答要約」レポート

「応答要約」レポートには、応答予測、応答実績および応答当りの費用に関する情報が示されます。

次の表に、「応答要約」のレポートとグラフの詳細を示します。

応答要約 - レポートとグラフ
レポート/グラフ名摘要
「予測対応答実績」グラフ 「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、指定した期間中に取得した応答予測と応答実績の数がグラフ表示されます。
「応答あたりの費用」グラフ 「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、指定した期間中の応答当りの費用がグラフ表示されます。
応答あたりの費用の増減 「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、このグラフには、応答あたりの費用の増減の比率(パーセント)が、「期間タイプ」と「比較」の各パラメータの選択に基づいてプロットされます。
「応答要約」レポート 「応答要約」レポートには、次のデータがレポート書式で表示されます。
  • タイプ: マーケティング・オブジェクトのタイプ。



  • PTD応答: 指定した期間中に受けた肯定応答実績。



  • 増減: 「期間タイプ」と「比較」の選択パラメータに応じた肯定応答の増減率。「前年度」を選択すると、この列には、昨年度の同じ日付に対する率が表示されます。「前期間」を選択すると、前期間の同じ期間日数に対する増減率が表示されます。



  • 応答合計: システム日付時点の肯定応答実績。



  • 応答予測: 指定期間での肯定応答予測。



  • 差異: 算式: [(実績 – 予測) / 予測] * 100



  • 応答あたりの費用: 算式: (期間中のキャンペーン費用の合計 /指定した期間中の応答実績の合計数)。費用は、プロファイル設定に基づいた実際の費用または承認済予算です。



  • 増減: 「期間タイプ」と「比較」の選択パラメータに応じた応答当りの費用の増減率。「前年度」を選択すると、この列には、昨年度の同じ日付に対する率が表示されます。「前期間」を選択すると、前期間の同じ期間日数に対する増減率が表示されます。

「新規引合要約」レポート

「新規引合要約」レポートには、顧客(既存)および見込客から作成された新規引合に関する情報が示されます。

次の表に、「新規引合要約」レポートの詳細を示します。

新規引合要約 - レポートとグラフ
グラフ/レポート名摘要
「新規引合」グラフ 「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、指定した期間中に顧客(既存)および見込客から作成された新規引合の数がグラフ表示されます。
「新規引合の増減」グラフ 「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、変換された引合数の増減率が、「期間タイプ」と「比較」の選択パラメータに基づいてグラフ表示されます。
「新規引合分布」グラフ「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、新規引合の分布が示されます。たとえば、ドロップダウン・リストから「キャンペーン」を選択した場合、各キャンペーンに対する新規引合の分布がグラフ表示されます。
「新規引合要約」レポート 「新規引合要約」レポートには、次のデータがレポート書式で表示されます。
  • タイプ: マーケティング・オブジェクトのタイプ。



  • 新規: 指定した期間中に作成された新規引合の数。



  • 増減:



    「期間タイプ」と「比較」の選択パラメータに応じた新規引合の増減率。「前年度」を選択すると、この列には、昨年度の同じ日付に対する率が表示されます。「前期間」を選択すると、前期間の同じ期間日数に対する増減率が表示されます。



  • 顧客からの新規: 指定した期間中に既存顧客から作成された新規引合の数。



  • 増減: 「期間タイプ」と「比較」の選択パラメータに応じた、既存顧客から作成された新規引合の増減率。「前年度」を選択すると、この列には、昨年度の同じ日付に対する率が表示されます。「前期間」を選択すると、前期間の同じ期間日数に対する増減率が表示されます。



  • 見込客からの新規: 指定した期間中に見込客から作成された新規引合の数。



  • 増減: 「期間タイプ」と「比較」の選択パラメータに応じた、見込客から作成された新規引合の増減率。「前年度」を選択すると、この列には、昨年度の同じ日付に対する率が表示されます。「前期間」を選択すると、前期間の同じ期間日数に対する増減率が表示されます。

「引合品質」レポート

引合品質のレポートを使用すると、引合の品質を評価できます。コード定義画面の列A、B、CおよびDにマップされた引合ランクに関する情報が表示されます。他の列はすべて「その他」の下にグループ化されます。

次の表に、「引合品質」レポートの詳細を示します。

引合品質 - レポート
グラフ/レポート名摘要
合計と'A'引合のグラフ「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、引合合計と'A'引合がプロットされます。
「'A'引合の増減」グラフ「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、このグラフには、'A'引合の増減の比率(パーセント)が、「期間タイプ」と「比較」の各パラメータの選択に基づいてプロットされます。
'A'引合の分布グラフ 「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、'A'引合の分布が示されます。たとえば、ドロップダウン・リストから「キャンペーン」を選択した場合は、各キャンペーンに対する'A'引合の分布がグラフ表示されます。
「引合品質」レポート「引合品質」レポートには、次のデータがレポート・フォーマットで表示されます。「A」、「B」、「C」、「D」および「その他」の各列でドリル機能を使用できます。この機能を使用すると、「引合」レポートにリンクできます。レポートのパラメータは、「引合品質」レポートのディメンション・オプションから導出されます。
  • タイプ: マーケティング・オブジェクトの名称。



  • A: 選択した期間中に作成され、システム日付時点で'A'とランク付けされている引合の数。



  • 増減: 「期間タイプ」と「比較」の選択パラメータに応じた'A'引合の増減率。



  • B: 選択した期間中に作成され、システム日付時点で'B'とランク付けされている引合の数。



  • C: 選択した期間中に作成され、システム日付時点で'C'とランク付けされている引合の数。



  • D: 選択した期間中に作成され、システム日付時点で'D'とランク付けされている引合の数。



  • その他: 他の別のランクに属する引合、およびランク付けされていない引合の数。



  • 合計: 現在日時点でオープンの新規引合の数(A+B+C+D+その他)。



  • 総合計の貢献金%: 総合計に対する引合の貢献度が表示されます。



  • 資格取得済引合: 指定した期間中、資格取得済フラグが「Yes」に設定されているシステム内のすべての引合。引合は、その引合の属性で製品の購買の関心が示されると資格を取得します。



  • 増減: 「期間タイプ」と「比較」の選択パラメータに応じた資格取得済引合の増減率。

「引合当り費用」レポート

「引合当り費用」レポートには、各引合に関連付けられた費用に関する情報が示されます。

プログラム費用の計算は、承認済予算金額または実際の費用額から定義されます。これは、プロファイル「BIM: プログラム費用」によって決まります。

実際の費用額を使用するには、実際費用メトリックを、表示対象のキャンペーン、イベントまたはプログラムと関連付けます。メトリックとマーケティング・オブジェクトを関連付ける方法の詳細は、『Oracle Marketing User's Guide』を参照してください。

次の表に、「引合当り費用」レポートの詳細を示します。

引合当り費用 - レポートとグラフ
グラフ/レポート名摘要
「キャンペーン費用対収益」グラフ 「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、キャンペーンの費用とキャンペーンを通じて生み出された収益がグラフ表示されます。
「引合当り総費用」グラフ 「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、各引合に関連付けられた総費用がグラフ表示されます。
「引合当りPTD費用の増減」グラフ「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、「期間タイプ」と「比較」で選択されているパラメータに基づいて、PTD費用の増減率がグラフ表示されます。
「引合当り費用」レポート 「引合当り費用」レポートには、次のデータがレポート書式で表示されます。
  • タイプ: マーケティング・オブジェクトのタイプ。プログラム、キャンペーンまたはイベントのいずれかです。このデータは、「表示別」ドロップダウン・リストでマーケティング・オブジェクトが選択された場合にのみ適用可能です。



  • PTD引合: 指定した期間中に作成された引合の数。PTD引合には、「終了」ステータスの引合が含まれます。



  • PTD費用: 指定した期間中に費用が発生した全マーケティング・オブジェクト、および引合に貢献した全マーケティング・オブジェクトについて、(プロファイル設定に基づいて)実際費用または承認済予算が表示されます。



  • 引合当りPTD費用: 算式: (PTD費用合計 / PTD引合合計)。詳細は、「PTD費用の計算」を参照してください。



  • 増減: 「期間タイプ」と「比較」の選択パラメータに応じた各引合に対するPTD費用の増減率。「前年度」を選択すると、この列には、昨年度の同じ日付に対する率が表示されます。「前期間」を選択すると、前期間の同じ期間日数に対する増減率が表示されます。



  • 引合合計: システム日付時点の引合の合計数。



  • 費用合計: システム日付時点の費用合計。



  • 引合当り費用合計: 算式: 費用合計 / 引合合計。詳細は、「費用合計の計算」を参照してください。



  • 合計収益: システム日付時点の合計収益。収益は、プロファイル設定によって、受注済商談金額、記帳済受注金額または請求済受注金額です。

PTD費用の計算

PTD費用は、次のように計算されます。

  1. 指定した期間にすべてのマーケティング・オブジェクトまたは引合に対して発生したキャンペーン費用を、次のように配分します(ステータスが「取消済」、「完了」、「クローズ済」、「有効」または「保留中」のマーケティング・オブジェクトが対象です)。

  2. 配分費用を集計します。

  3. 指定した期間に生成された引合を集計します。

  4. 配分費用の合計を引合合計で除算して、引合当り費用を算出します。引合当りPTD費用 = PTD費用合計/PTD引合合計。

費用合計の計算

費用合計は、次のように計算されます。

  1. 指定した期間にすべてのマーケティング・オブジェクトまたは引合に対して発生したキャンペーン費用を、次のように配分します(ステータスが「取消済」、「完了」、「クローズ済」、「有効」または「保留中」のマーケティング・オブジェクトが対象です)。

  2. 配分費用を集計します。

  3. 指定した期間に生成された引合を集計します。

  4. 配分費用の合計を引合合計で除算して、引合当り費用を算出します。引合当り費用合計 = 費用合計/引合合計。

PTD費用の計算および費用合計の計算を様々なシナリオで説明する例を、次にいくつか示します。

例1 - PTD費用および費用合計の計算

選択期間: 四半期

期間開始日: 2004年7月1日

現在日: 2004年8月31日

承認済予算: $9000(2004年6月11日付け)

キャンペーン開始日: 2004年6月1日

キャンペーン終了日: 2004年9月8日

引合数: 10

PTD費用の計算

次の図は、PTD費用の計算の例を表しています。

PTD費用の計算

本文の説明内容に関するイメージ

費用 = [現在日時点での予算または費用の使用日数] * [予算金額または実際費用] / [該当するオブジェクトに対する予算または費用の使用日数]

= [62 * 9000]/90

= 6200

引合当りPTD費用 = PTD費用合計/PTD引合合計

= 6200/10

= 620

費用合計の計算

次の図は、費用合計の計算の例を表しています。

費用合計の計算

本文の説明内容に関するイメージ

費用 = [現在日時点での予算または費用の使用日数] * [予算金額または実際費用] / [該当するオブジェクトに対する予算または費用の使用日数]

= [82*9000]/90

= 8200

引合当り費用合計 = 費用合計/引合合計

= 8200/10

= 820

例2 - PTD費用および費用合計の計算

この例では、選択した期間中に2つの予算が承認されます。

選択期間: 四半期

現在日: 8月31日

期間開始日: 2004年7月1日

引合数: 10

承認済予算1: $9000(2004年6月11日付け)

キャンペーン開始日: 2004年6月1日

キャンペーン終了日: 2004年9月8日

承認済予算2: $3900(2004年8月1日付け)

キャンペーン開始日: 2004年6月1日

キャンペーン終了日: 2004年9月8日

PTD費用の計算

予算1:

次の図は、予算1に対するPTD費用の計算の例を表しています。

予算1に対するPTD費用の計算

本文の説明内容に関するイメージ

費用 = [現在日時点での予算または費用の使用日数] * [予算金額または実際費用] / [該当するオブジェクトに対する予算または費用の使用日数]

= [62 * 9000]/90

= 6200

予算2:

次の図は、予算2に対するPTD費用の計算の例を表しています。

予算2に対するPTD費用の計算

本文の説明内容に関するイメージ

費用 = [現在日時点での予算または費用の使用日数] * [予算金額または実際費用] / [該当するオブジェクトに対する予算または費用の使用日数]

= [31 * 3900]/39

= 3100

引合当りPTD費用 = PTD費用合計/PTD引合合計

= [6200 + 3100] / 10

= [9300/10]

= 930

費用合計の計算

予算1:

次の図は、予算1に対する費用合計の計算の例を表しています。

予算1に対する費用合計の計算

本文の説明内容に関するイメージ

費用 = [現在日時点での予算または費用の使用日数] * [予算金額または実際費用] / [該当するオブジェクトに対する予算または費用の使用日数]

= [82*9000]/90

= 8200

予算2:

次の図は、予算2に対する費用合計の計算の例を表しています。

予算2に対する費用合計の計算

本文の説明内容に関するイメージ

費用 = [現在日時点での予算または費用の使用日数] * [予算金額または実際費用] / [該当するオブジェクトに対する予算または費用の使用日数]

= [31*3900]/39

= 3100

引合当り費用合計 = 費用合計/引合合計

= [8200 + 3100] / 10

= [11300/10]

= 1130

例3 - PTD費用および費用合計の計算

次の図は、6つのキャンペーン・シナリオを表しています。

選択期間: 四半期

現在日: 8月31日

期間開始日: 2004年7月1日

PTD費用および費用合計の計算

本文の説明内容に関するイメージ

キャンペーン1のシナリオ

PTD費用の計算

承認済予算: $7200(2004年1月1日付け)

キャンペーン開始日: 2004年6月11日

キャンペーン終了日: 2004年8月21日

7月1日より前の引合数: 20

7月1日より後の引合数: 10

費用 = [現在日時点での予算または費用の使用日数] * [予算金額または実際費用] / [該当するオブジェクトに対する予算または費用の使用日数]

現在日時点での予算または費用の使用日数: 2004年7月1日から2004年8月31日 = 62日間

キャンペーンに対する予算または費用の使用日数 : 2004年6月11日から2004年8月21日 = 72日間

結果の費用 = [62 * 7200]/72

= 6200

費用合計の計算

承認済予算: $7200(2004年1月1日付け)

キャンペーン開始日: 2004年6月11日

キャンペーン終了日: 2004年8月21日

2004年7月1日より前の引合数: 20

2004年7月1日より後の引合数: 10

費用 = [現在日時点での予算または費用の使用日数] * [予算金額または実際費用] / [該当するオブジェクトに対する予算または費用の使用日数]

現在日時点での予算または費用の使用日数: 2004年6月11日から2004年8月21日 = 82日間

キャンペーンに対する予算または費用の使用日数: 2004年6月11日から2004年8月21日 = 82日間

結果の費用 = [82 * 7200]/82

= 7200

キャンペーン2のシナリオ

PTD費用の計算

承認済予算: $16400(2004年1月1日付け)

キャンペーン開始日: 2004年6月11日

キャンペーン終了日: 2004年11月21日

2004年7月1日より前の引合数: 15

2004年7月1日より後の引合数: 25

費用 = [現在日時点での予算または費用の使用日数] * [予算金額または実際費用] / [該当するオブジェクトに対する予算または費用の使用日数]

現在日時点での予算または費用の使用日数: 2004年7月1日から2004年8月31日 = 62日間

キャンペーンに対する予算または費用の使用日数 : 2004年6月11日から2004年11月21日 = 164日間

結果の費用 = [62 * 16400]/164

= 6200

費用合計の計算

承認済予算: $16400(2004年1月1日付け)

キャンペーン開始日: 2004年6月11日

キャンペーン終了日: 2004年11月21日

2004年7月1日より前の引合数: 15

2004年7月1日より後の引合数: 25

費用 = [現在日時点での予算または費用の使用日数] * [予算金額または実際費用] / [該当するオブジェクトに対する予算または費用の使用日数]

現在日時点での予算または費用の使用日数: 2004年6月11日から2004年8月31日 = 82日間

キャンペーンに対する予算または費用の使用日数 : 2004年6月11日から2004年11月21日 = 164日間

結果の費用 = [82 * 16400]/164

= 8200

キャンペーン3のシナリオ

PTD費用の計算

承認済予算: $7200(2004年1月1日付け)

キャンペーン開始日: 2004年6月11日

キャンペーン終了日: 2004年6月21日

2004年7月1日より前の引合数: 20

2004年7月1日より後の引合数: 10

キャンペーンの開始日と終了日が期間開始日(2004年7月1日)より前であるため、費用は0(ゼロ)です。

費用合計の計算

承認済予算: $7200(2004年1月1日付け)

キャンペーン開始日: 2004年6月11日

キャンペーン終了日: 2004年6月21日

2004年7月1日より前の引合数: 20

2004年7月1日より後の引合数: 10

費用 = [現在日時点での予算または費用の使用日数] * [予算金額または実際費用] / [該当するオブジェクトに対する予算または費用の使用日数]

現在日時点での予算または費用の使用日数: 2004年6月11日から2004年6月21日 = 82

キャンペーンに対する予算または費用の使用日数 : 2004年6月11日から2004年6月21日 = 11

結果の費用 = [82 * 7200]/11

= 53673

キャンペーン4のシナリオ

PTD費用の計算

承認済予算: $7200(2004年7月11日付け)

キャンペーン開始日: 2004年7月11日

キャンペーン終了日: 2004年8月1日

2004年7月1日より後の引合数: 40

費用 = [現在日時点での予算または費用の使用日数] * [予算金額または実際費用] / [該当するオブジェクトに対する予算または費用の使用日数]

現在日時点での予算または費用の使用日数: 2004年7月11日から2004年8月1日 = 22

キャンペーンに対する予算または費用の使用日数 : 2004年7月11日から2004年8月1日 = 22

結果の費用 = [22 * 7200]/22

= 7200

費用合計の計算

承認済予算: $7200(2004年7月11日付け)

キャンペーン開始日: 2004年7月11日

キャンペーン終了日: 2004年8月1日

費用 = [現在日時点での予算または費用の使用日数] * [予算金額または実際費用] / [該当するオブジェクトに対する予算または費用の使用日数]

現在日時点での予算または費用の使用日数: 2004年7月11日から2004年8月1日 = 22日間

キャンペーンに対する予算または費用の使用日数 : 2004年7月11日から2004年8月1日 = 22日間

2004年7月1日より後の引合数: 40

結果の費用 = [22 * 7200]/22

= 7200

キャンペーン5のシナリオ

PTD費用の計算

承認済予算: $1100(2004年7月15日付け)

キャンペーン開始日: 2004年7月11日

キャンペーン終了日: 2004年11月1日

2004年7月1日より後の引合数: 40

費用 = [現在日時点での予算または費用の使用日数] * [予算金額または実際費用] / [該当するオブジェクトに対する予算または費用の使用日数]

現在日時点での予算または費用の使用日数: 2004年7月15日から2004年8月31日 = 48日間

キャンペーンに対する予算または費用の使用日数 : 2004年7月15日から2004年11月1日 = 110日間

結果の費用 = [48 * 1100]/110

= 480

費用合計の計算

承認済予算: $1100(2004年7月15日付け)

キャンペーン開始日: 2004年7月11日

キャンペーン終了日: 2004年11月1日

2004年7月1日より後の引合数: 40

費用 = [現在日時点での予算または費用の使用日数] * [予算金額または実際費用] / [該当するオブジェクトに対する予算または費用の使用日数]

現在日時点での予算または費用の使用日数: 2004年7月15日から2004年8月31日 = 48日間

キャンペーンに対する予算または費用の使用日数 : 2004年7月15日から2004年11月1日 = 110日間

結果の費用 = [48 * 1100]/110

= 480

キャンペーン6のシナリオ

PTD費用の計算

承認済予算: $1100(2004年7月15日付け)

キャンペーン開始日: 2004年9月11日

キャンペーン終了日: 2004年11月1日

費用 = [現在日時点での予算または費用の使用日数] * [予算金額または実際費用] / [該当するオブジェクトに対する予算または費用の使用日数]

現在日時点での予算または費用の使用日数: 0日間

キャンペーンに対する予算または費用の使用日数 : 2004年7月15日から2004年11月1日 = 110日間

結果の費用 = [0 * 1100]/110

= 0

費用合計の計算

承認済予算: $1100(2004年7月15日付け)

キャンペーン開始日: 2004年9月11日

キャンペーン終了日: 2004年11月1日

費用 = [現在日時点での予算または費用の使用日数] * [予算金額または実際費用] / [該当するオブジェクトに対する予算または費用の使用日数]

現在日時点での予算または費用の使用日数: 0日間

キャンペーンに対する予算または費用の使用日数 : 2004年7月15日から2004年11月1日 = 110日間

結果の費用 = [0 * 1100]/110]

= 0

結果は、次のようになります。

引合当りPTD費用 = PTD費用合計/PTD引合合計

配分費用の合計: 6200+6200+0+7200+480+0 = 20080

引合数: 10+25+10+40+40 = 125

= 20080/125

= 160.64

引合当り費用合計 = 費用合計/引合合計

費用合計: 7200+8200+53673+7200+480+0 = 76753

引合合計数: 20+10+15+25+20+10+40+40 = 180

= 76753/180

= 426.40

「引合および引合当り費用」レポート

「引合および引合当り費用」のグラフでは、KPIの現期間と前期間の値がグラフ表示されます。様々な期間のトレンド・グラフが表示されます。

次の表に、「引合および引合当り費用」のグラフとレポートの詳細を示します。

引合および引合当り費用 - レポートとグラフ
レポート/グラフ名摘要
「引合および引合当り費用」グラフ 引合および引合当り費用の(選択した期間に応じた)引合データがグラフ表示されます。
「引合および引合当り費用」レポート 次のデータがレポート書式で表示されます。
  • 時間: 選択した期間の引合データが表示されます。



  • 引合: 生成された引合の数が表示されます。



  • 引合当り費用: 引合当りの費用が表示されます。

「引合から商談変換要約」レポート

「引合から商談変換要約」レポートには、商談に変換される引合に関する情報が示されます。

次の表に、「引合から商談変換要約」のレポートとグラフの詳細を示します。

引合から商談変換要約 - レポートとグラフ
レポート名摘要
「商談に変換済の引合」グラフ「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、指定した期間中に商談に変換された引合の数がグラフ表示されます。
「引合変換の増減」グラフ「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、「期間タイプ」と「比較」で選択されているパラメータに基づいて、変換された引合数の増減がグラフ表示されます。
「引合変換分布」グラフ「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、変換された引合の分布が示されます。たとえば、ドロップダウン・リストから「マーケティング・チャネル」を選択した場合は、各マーケティング・チャネルに対する変換引合の分布がグラフ表示されます。
「引合から商談変換要約」レポート 「引合から商談変換要約」レポートには、次のデータがレポート書式で表示されます。
  • 変換済引合数: 指定した期間中に商談に変換された引合の数。指定した期間外に作成された場合でも、指定した期間中に変換された引合は考慮されます。



  • 増減: 「期間タイプ」と「比較」の選択パラメータに応じた変換済引合の増減率。「前年度」を選択すると、この列には、昨年度の同じ日付に対する率が表示されます。「前期間」を選択すると、前期間の同じ期間日数に対する増減率が表示されます。



  • 平均引合変換時間: 全引合の商談への変換に要した平均時間。算式: [指定した期間の全変換に要した時間 / 変換された引合数]。



  • 変換済'A'引合数: 指定した期間中に商談に変換された'A'引合の数。このデータは、「表示別」ドロップダウン・リストで「引合品質」が選択されている場合は表示されません。



  • 増減: 「期間タイプ」と「比較」の選択パラメータに応じた、商談に変換された'A'引合の増減率。「前年度」を選択すると、この列には、昨年度の同じ日付に対する率が表示されます。「前期間」を選択すると、前期間の同じ期間日数に対する増減率が表示されます。このデータは、「表示別」ドロップダウン・リストで「引合品質」が選択されている場合は表示されません。



  • 平均'A'引合変換時間: 指定した期間中に全'A'引合の商談への変換に要した平均時間。算式: (指定した期間の全'A'引合変換に要した時間 / 変換された'A'引合数)。このデータは、「表示別」ドロップダウン・リストで「引合品質」が選択されている場合は表示されません。



  • 顧客からの変換済引合数: 既存の顧客から作成され、指定した期間中に商談に変換された引合の数。指定した期間外に作成された場合でも、指定した期間中に変換された引合は考慮されます。



  • 見込客からの変換済引合数: 見込客から作成され、指定した期間中に商談に変換された引合の数。指定した期間外に作成された場合でも、指定した期間中に変換された引合は考慮されます。

「商談金額要約」レポート

「商談金額要約」レポートには、受注に変換された商談に関する情報が示されます。

次の表に、「商談金額要約」レポートの詳細を示します。

商談金額要約 - レポートとグラフ
グラフ/レポート名摘要
「受注済、 失注済商談」グラフ 「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、受注済商談および失注済商談の数がグラフ表示されます。
「受注済、 失注済商談の増減」グラフ 「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、「期間タイプ」と「比較」で選択されているパラメータについて、受注済商談および失注済商談の増減率がグラフ表示されます。
「受注済商談分布」グラフ 「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、指定期間での受注済商談の分布が示されます。たとえば、ドロップダウン・リストから「製品カテゴリ」を選択した場合は、各製品カテゴリに対する受注済商談の分布がグラフ表示されます。
「商談金額要約」レポート 「商談金額要約」レポートには、次のデータがレポート書式で表示されます。
  • 新規: 指定した期間内に作成されたすべての商談(マーケティング・ソース付き)の金額。



  • 増減: 「期間タイプ」と「比較」の選択パラメータに応じた新規商談金額の増減率。「前年度」を選択すると、この列には、昨年度の同じ日付に対する率が表示されます。「前期間」を選択すると、前期間の同じ期間日数に対する増減率が表示されます。



  • 受注済: ステータスが「受注済」でクローズ済の商談の金額。



  • 増減: 「期間タイプ」と「比較」の選択パラメータに応じた受注済商談金額の増減率。「前年度」を選択すると、この列には、昨年度の同じ日付に対する率が表示されます。「前期間」を選択すると、前期間の同じ期間日数に対する増減率が表示されます。



  • 失注済: ステータスが「失注済」でクローズ済の商談の金額。



  • 増減: 「期間タイプ」と「比較」の選択パラメータに応じた失注済商談金額の増減率。「前年度」を選択すると、この列には、昨年度の同じ日付に対する率が表示されます。「前期間」を選択すると、前期間の同じ期間日数に対する増減率が表示されます。



  • 商談なし: ステータスが「商談なし」でクローズ済の商談の金額。



  • 増減: 「期間タイプ」と「比較」の選択パラメータに応じた商談なしの金額の増減率。「前年度」を選択すると、この列には、昨年度の同じ日付に対する率が表示されます。「前期間」を選択すると、前期間の同じ期間日数に対する増減率が表示されます。



  • 受注/失注率: 算式: (受注済商談 / 失注済商談)。

「引合当り収益」レポート

「引合当り収益」レポートには、引合当りの生成収益金額に関する情報が示されます。

収益の計算は、プロファイル「BIM : 収益タイプ」によって決まります。収益タイプは、記帳済受注金額、請求済受注金額または受注済商談金額です。

記帳済受注および確約受注の詳細は、『Oracle Order Managementユーザーズ・ガイド』を参照してください。

次の表に、引合当り収益のレポートの詳細を示します。

引合当り収益 - レポートとグラフ
グラフ/レポート名摘要
「キャンペーン収益対費用」グラフ 「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、キャンペーンで稼ぎ出した収益とキャンペーンで発生した費用がグラフ表示されます。
「引合当り合計収益」グラフ 「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、引合当りの生成収益金額がグラフ表示されます。
PTD引合当り収益の変更グラフ 「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、「期間タイプ」と「比較」で選択されているパラメータに基づいて、PTD収益の変更率がグラフ表示されます。
「引合当り収益」レポート 「引合当り収益」レポートには、次のデータがレポート書式で表示されます。
  • タイプ: マーケティング・オブジェクトのタイプ。プログラム、キャンペーンまたはイベントのいずれかです。このデータは、「表示別」ドロップダウン・リストでマーケティング・オブジェクトが選択された場合にのみ適用可能です。



  • PTD引合: 指定した期間中に作成された引合の数。PTD引合には、「終了」ステータスの引合が含まれます。



  • PTD収益: 指定した期間中に生成された合計収益。収益は、プロファイル設定によって、受注済商談金額、記帳済受注金額または請求済受注金額です。



  • 引合当りPTD収益: 算式: (PTD収益合計 / PTD引合合計)。PTD引合が0(ゼロ)の場合、引合当りPTD収益は「N/A」と表示されます。詳細は、「引合当り収益の計算」を参照してください。



  • 増減: 「期間タイプ」と「比較」の選択パラメータに応じた各引合に対するPTD収益の増減率。「前年度」を選択すると、この列には、昨年度の同じ日付に対する率が表示されます。「前期間」を選択すると、前期間の同じ期間日数に対する増減率が表示されます。



  • 引合合計: システム日付時点の引合の合計数。



  • 合計収益: システム日付時点の合計収益。収益は、プロファイル設定によって、受注済商談金額、記帳済受注金額または請求済受注金額です。



  • 引合当り合計収益: 引合合計が0(ゼロ)の場合、引合当り合計収益は「N/A」と表示されます。算式: (合計収益 / 引合合計)。



  • 費用合計: システム日付時点の費用合計。プロファイル設定によって、実際費用または承認済予算のいずれかです。

引合当り収益の計算

プロファイル設定によって、収益は、記帳済受注金額、請求済受注金額または受注済商談金額です。

引合当り収益 = PTD収益/PTD引合

PTD収益の計算および合計収益の計算を様々なシナリオで説明する例を、次にいくつか示します。

PTD収益および合計収益の計算 - 例1

「BIM : 収益タイプ」のプロファイル値: 記帳済金額

選択期間: 四半期

期間開始日: 2004年7月1日

現在日: 2004年8月31日

PTD受注済商談金額: 100

合計受注済商談金額: 200

PTD記帳済金額: 110

合計記帳済金額: 220

PTD請求済金額: 105

合計請求済金額: 210

PTD引合: 10

引合合計: 50

引合当り収益の計算

引合当り収益 = PTD収益/PTD引合

= PTD記帳済金額 / PTD引合

= 110/10

= 11

引合当り合計収益の計算

= 記帳済金額合計 / 引合合計

= 220/50

= 4.4

PTD収益および合計収益の計算 - 例2

「BIM : 収益タイプ」のプロファイル値: 受注済商談金額

選択期間: 四半期

期間開始日: 2004年7月1日

現在日: 2004年8月31日

PTD受注済商談金額: 100

合計受注済商談金額: 200

PTD記帳済金額: 110

合計記帳済金額: 220

PTD請求済金額: 105

合計請求済金額: 210

PTD引合: 0

引合合計: 50

引合当り収益の計算

引合当り収益 = PTD収益/PTD引合

= PTD受注済商談金額 / PTD引合

= 100/0

= 該当なし

引合当り合計収益の計算

= 受注済商談金額合計 / 引合合計

= 200/50

= 4

PTD収益および合計収益の計算 - 例3

「BIM : 収益タイプ」のプロファイル値: 請求済金額

選択期間: 四半期

期間開始日: 2004年7月1日

現在日: 2004年8月31日

PTD受注済商談金額: 100

合計受注済商談金額: 200

PTD記帳済金額: 110

合計記帳済金額: 220

PTD請求済金額: 105

合計請求済金額: 210

PTD引合: 10

引合合計: 100

引合当り収益の計算

引合当り収益 = PTD収益/PTD引合

= PTD請求済金額 / PTD引合

= 105/10

= 10.5

引合当り合計収益の計算

= 請求済金額合計 / 引合合計

= 210/100

= 2.1

「イベント活動要約」レポート

「イベント活動要約」レポートには、指定した期間中に開始または終了した、あるいは有効なイベントに関する情報が示されます。

次の表に、「イベント活動要約」レポートの詳細を示します。

イベント活動要約 - レポートとグラフ
グラフ/レポート名摘要
「有効、 開始および終了」グラフ「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、指定した期間中に開始した、終了した、または有効なイベントの数がグラフ表示されます。
「開始済イベント分布」グラフ「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、指定した期間中に開始したイベントの分布がグラフ表示されます。
「開始済イベントの増減」グラフ「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、「期間タイプ」と「比較」で選択されているパラメータに基づいて、開始したイベントの増減率がグラフ表示されます。
「イベント活動要約」レポート「イベント活動要約」レポートには、次のデータがレポート・フォーマットで表示されます。「開始」、「終了」、「現在有効」の各列でドリル機能を使用できます。この機能を使用すると、「イベント」レポートにリンクできます。レポートのパラメータは、「イベント活動要約」レポートのディメンション・オプションから導出されます。
  • 前回有効: 指定期間の開始時に有効だったイベントの数。



  • 開始: 指定した期間中に開始したイベントの数。



  • 増減: 「期間タイプ」と「比較」の選択パラメータに応じた開始済イベントの増減率。「前年度」を選択すると、この列には、昨年度の同じ日付に対する率が表示されます。「前期間」を選択すると、前期間の同じ期間日数に対する増減率が表示されます。



  • 終了: 指定した期間中に終了したイベントの数。



  • 増減: 「期間タイプ」と「比較」の選択パラメータに応じた終了済イベントの増減率。「前年度」を選択すると、この列には、昨年度の同じ日付に対する率が表示されます。「前期間」を選択すると、前期間の同じ期間日数に対する増減率が表示されます。



  • 現在有効: 指定した日付の終了時に有効なイベントの数。



  • 増減: 「期間タイプ」と「比較」の選択パラメータに応じた現在有効なイベントの増減率。「前年度」を選択すると、この列には、昨年度の同じ日付に対する率が表示されます。「前期間」を選択すると、前期間の同じ期間日数に対する増減率が表示されます。

「イベント」レポート

イベントのレポートには、「イベント活動要約」レポートで選択した列に応じて、有効、開始済またはクローズ済のイベントが表示されます。DBIユーザーは、イベント名をクリックすると、Oracle Marketing Onlineに移動して目的のイベントの詳細を表示することもできます。

「イベント」レポートのパラメータはすべて読取り専用です。パラメータ値は「イベント活動要約」レポートと同じ値です。

次の表に、「イベント」レポートの詳細を示します。

「イベント」レポート
レポート名摘要
「イベント」レポート「イベント」レポートには、次のデータがレポート書式で表示されます。
  • イベント: イベントの名称。DBIユーザーは、イベント名をクリックすると、イベントの詳細が表示されるOracle Marketing Onlineにナビゲートできます。「開始」列をクリックしてレポートを表示した場合は、その期間内に開始されたすべてのイベントが表示されます。開始されたすべてのイベントとは、開始日がその期間の最初の日以降であるイベントです。「終了」列をクリックしてレポートを表示した場合は、その期間内に終了したすべてのイベントが表示されます。終了したすべてのイベントとは、終了日がその期間の開始日と現在日の間にあるイベントです。「現在有効」列をクリックしてレポートを表示した場合は、その期間内に有効なすべてのイベントが表示されます。有効なすべてのイベントとは、終了日が現在日より後の日付であるイベントです。



  • 開始日: イベントが開始された日付。



  • 終了日: イベントが終了する予定の日付。



  • 承認済予算金額合計: システム日付時点の承認済合計予算金額。



  • 実際費用合計: システム日付時点で取得済または使用済の合計予算金額。



  • 残高: 算式: (承認済金額-使用済金額)。

「キャンペーン活動要約」レポート

「キャンペーン活動要約」レポートには、指定した期間中に開始または終了した、あるいは有効なキャンペーンに関する情報が示されます。

次の表に、「キャンペーン活動要約」レポートの詳細を示します。

キャンペーン活動要約 - レポートとグラフ
グラフ/レポート名摘要
「有効、 開始、 終了」グラフ 「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、指定した期間中に開始または終了した、あるいは有効なキャンペーンの数がグラフ表示されます。
「有効キャンペーン分布」グラフ 「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、指定した期間中に有効なキャンペーンの分布がグラフ表示されます。
「有効キャンペーンの増減」グラフ 「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、「期間タイプ」と「比較」で選択されているパラメータに基づいて、有効なキャンペーンの増減率がグラフ表示されます。
「キャンペーン活動要約」レポート「キャンペーン活動要約」レポートには、次のデータがレポート・フォーマットで表示されます。「開始」、「終了」、「現在有効」の各列でドリル機能を使用できます。この機能を使用すると、「キャンペーン」レポートにリンクできます。レポートのパラメータは、「キャンペーン活動要約」レポートのディメンション・オプションから導出されます。
  • 前回有効: 指定期間の開始時に有効だったキャンペーンの数。



  • 開始: 指定した期間中に開始したキャンペーンの数。



  • 増減: 「期間タイプ」と「比較」の選択パラメータに応じた開始済キャンペーンの増減率。「前年度」を選択すると、この列には、昨年度の同じ日付に対する率が表示されます。「前期間」を選択すると、前期間の同じ期間日数に対する増減率が表示されます。



  • 終了: 指定した期間中に終了したキャンペーンの数。



  • 増減: 「期間タイプ」と「比較」の選択パラメータに応じた終了済キャンペーンの増減率。「前年度」を選択すると、この列には、昨年度の同じ日付に対する率が表示されます。「前期間」を選択すると、前期間の同じ期間日数に対する増減率が表示されます。



  • 現在有効: 指定した期間の終了時に有効なキャンペーンの数。



  • 増減: 「期間タイプ」と「比較」の選択パラメータに応じた、現在有効なキャンペーンの増減率。「前年度」を選択すると、この列には、昨年度の同じ日付に対する率が表示されます。「前期間」を選択すると、前期間の同じ期間日数に対する増減率が表示されます。

「キャンペーン予定活動要約」レポート

キャンペーン予定には、実行がスケジュールされているマーケティング活動が定義されます。「キャンペーン予定活動要約」レポートには、指定した期間中に開始または終了した、あるいは有効なキャンペーン予定に関する情報が示されます。

次の表に、「キャンペーン予定活動要約」レポートの詳細を示します。

キャンペーン予定活動要約 - レポートとグラフ
グラフ/レポート名摘要
「有効、 開始、 終了」グラフ「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、指定した期間中に開始または終了した、あるいは有効なキャンペーンの数がグラフ表示されます。
「有効キャンペーン分布」グラフ 「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、指定した期間中に有効なキャンペーン予定の分布がグラフ表示されます。
「有効キャンペーンの増減」グラフ 「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、「期間タイプ」と「比較」で選択されているパラメータに基づいて、有効なキャンペーン予定の増減率がグラフ表示されます。
「キャンペーン予定活動要約」レポート「キャンペーン予定活動要約」レポートには、次のデータがレポート・フォーマットで表示されます。「開始」、「終了」、「現在有効」の各列でドリル機能を使用できます。この機能を使用すると、「キャンペーン予定」レポートにリンクできます。レポートのパラメータは、「キャンペーン予定活動要約」レポートのディメンション・オプションから導出されます。
  • 前回有効: 指定期間の開始時に有効だったキャンペーン予定の数。



  • 開始: 指定した期間中に開始したキャンペーン予定の数。



  • 増減: 「期間タイプ」と「比較」の選択パラメータに応じた開始済キャンペーン予定の増減率。「前年度」を選択すると、この列には、昨年度の同じ日付に対する率が表示されます。「前期間」を選択すると、前期間の同じ期間日数に対する増減率が表示されます。



  • 終了: 指定した期間中に終了したキャンペーン予定の数。



  • 増減: 「期間タイプ」と「比較」の選択パラメータに応じた終了済キャンペーン予定の増減率。「前年度」を選択すると、この列には、昨年度の同じ日付に対する率が表示されます。「前期間」を選択すると、前期間の同じ期間日数に対する増減率が表示されます。



  • 現在有効: システム日付現在で有効なキャンペーン予定の数。



  • 増減: 「期間タイプ」と「比較」の選択パラメータに応じた、現在有効なキャンペーン予定の増減率。「前年度」を選択すると、この列には、昨年度の同じ日付に対する率が表示されます。「前期間」を選択すると、前期間の同じ期間日数に対する増減率が表示されます。

「キャンペーン」レポート

「キャンペーン」レポートには、「キャンペーン活動要約」レポートで選択した列に応じて、選択した期間の有効、開始済またはクローズ済のキャンペーンが表示されます。DBIユーザーは、キャンペーン名をクリックすると、Oracle Marketing Onlineに移動して目的のキャンペーンの詳細を表示することもできます。

「キャンペーン」レポートのパラメータはすべて読取り専用です。パラメータ値は「キャンペーン活動要約」レポートと同じ値です。

次の表に、「キャンペーン」レポートの詳細を示します。

「キャンペーン」レポート
レポート名摘要
「キャンペーン」レポート 「キャンペーン」レポートには、次のデータがレポート書式で表示されます。
  • キャンペーン: キャンペーンの名称。DBIユーザーは、キャンペーンをクリックすると、Oracle Marketingにドリルしてキャンペーンの詳細を表示できます。レポートには、「キャンペーン活動要約」レポートで選択した列に応じて、有効、開始済またはクローズ済のキャンペーンが表示されます。「開始」列をクリックしてレポートを表示した場合は、その期間内に開始されたすべてのキャンペーンが表示されます。開始されたすべてのキャンペーンとは、開始日がその期間の最初の日以降であるキャンペーンです。「終了」列をクリックしてレポートを表示した場合は、その期間内に終了したすべてのキャンペーンが表示されます。終了したすべてのキャンペーンとは、キャンペーン終了日がその期間の開始日と現在日の間にあるキャンペーンです。「現在有効」列をクリックしてレポートを表示した場合は、その期間内に有効なすべてのキャンペーンが表示されます。有効なすべてのキャンペーンとは、終了日が現在日より後の日付であるキャンペーンです。



  • 開始日: キャンペーンが作成された日付。



  • 終了日: キャンペーンが終了する予定の日付。



  • 承認済予算金額合計: システム日付時点の承認済合計予算金額。



  • 実際費用合計: システム日付時点で取得済または使用済の合計予算金額。



  • 残高: 算式: (承認済金額-使用済金額)。

「キャンペーン予定」レポート

キャンペーン予定のレポートには、「キャンペーン予定活動要約」レポートで選択した列に応じて、選択した期間の有効、開始済またはクローズ済のキャンペーン予定が表示されます。DBIユーザーは、キャンペーン予定をクリックすると、Oracle Marketing Onlineに移動して目的のキャンペーン予定の詳細を表示することもできます。

「キャンペーン予定」レポートのパラメータはすべて読取り専用です。パラメータ値は「キャンペーン活動要約」レポートと同じ値です。

次の表に、「キャンペーン予定」レポートの詳細を示します。

「キャンペーン予定」レポート
レポート名摘要
「キャンペーン予定」レポート 「キャンペーン予定」レポートには、次のデータがレポート書式で表示されます。
  • キャンペーン予定: キャンペーン予定の名称。DBIユーザーは、キャンペーン・スケジュールをクリックすると、Oracle Marketingにドリルしてキャンペーン・スケジュールの詳細を表示できます。「開始」列をクリックしてレポートを表示した場合は、その期間内に開始されたすべてのキャンペーン予定が表示されます。開始されたすべてのキャンペーン予定とは、開始日がその期間の最初の日以降であるキャンペーン予定です。「終了」列をクリックしてレポートを表示した場合は、その期間内に終了したすべてのキャンペーンが表示されます。終了したすべてのキャンペーン予定とは、キャンペーン終了日がその期間の開始日と現在日の間にあるキャンペーンです。「現在有効」列をクリックしてレポートを表示した場合は、その期間内に有効なすべてのキャンペーンが表示されます。有効なすべてのキャンペーン予定とは、終了日が現在日より後の日付であるキャンペーン予定です。



  • キャンペーン: 予定が作成されたキャンペーン。



  • 開始日: キャンペーン予定が開始される日付。



  • 終了日: キャンペーン予定が終了する予定の日付。



  • 承認済予算金額合計: システム日付時点の承認済合計予算金額。



  • 実際費用合計: システム日付時点で取得済または使用済の合計予算金額。



  • 残高: 算式: (承認済金額-使用済金額)。

「キャンペーン階層別キャンペーンから受注」レポート

「キャンペーン階層別キャンペーンから受注」レポートには、マーケティング担当がアクセス可能なプログラム、キャンペーンまたはイベントに関するキャンペーンから受注までの情報が示されます。

このレポートで使用可能なドリルダウンを使用すると、追加のキャンペーン詳細を表示できます。マーケティング・プログラム・レベルからマーケティング・キャンペーン・レベルに移動して詳細を表示でき、プログラムとキャンペーンによって生成された応答と引合に関する情報を表示できます。

最初に表示されるマーケティング・オブジェクトは、プロファイル「BIM: プログラムの表示」(ユーザー・レベルで設定)に基づきます。

次の表に、「キャンペーン階層別キャンペーンから受注」のグラフとレポートの詳細を示します。

キャンペーン階層別キャンペーンから受注 - レポートとグラフ
レポート/グラフ名摘要
引合変換率および商談金額「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、商談に変換された引合の率と商談金額がグラフ表示されます。
新規商談金額「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、商談金額の分布がグラフ表示されます。たとえば、ドロップダウン・リストから「製品カテゴリ」を選択した場合は、各製品カテゴリに対する商談金額の分布がグラフ表示されます。
商談金額の増減 「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、「期間タイプ」と「比較」で選択されているパラメータに基づいて、商談金額の増減率がグラフ表示されます。
キャンペーン階層別キャンペーンから受注レポート 「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、キャンペーン別キャンペーンから受注までのデータがレポート書式で表示されます。
キャンペーン階層別キャンペーンから受注レポートには、次の列のデータが表示されます。
  • 名前: マーケティング・オブジェクトの名称が表示されます。



  • タイプ: マーケティング・オブジェクトのタイプが表示されます。プログラム、キャンペーンまたはイベントのいずれかです。



  • ターゲット設定済対象者: ターゲット・グループ・エントリの数。ターゲット・グループ・エントリは、リスト、セグメントおよび従業員リストの組合せです。



  • 応答数: マーケティング・ソース・コードが関連付けられている(顧客対応履歴表の)肯定顧客対応が表示されます。



  • 新規引合数: 生成された新規引合の数が表示されます。新規引合には、「終了」ステータスの引合が含まれます。



  • 'A'引合数: キャンペーンまたは製品カテゴリの結果として生成された'A'引合の数が表示されます。「'A'引合」は、引合の合計に占める'A'引合の比率です。



  • 商談に変換済引合%: 選択したキャンペーンについて、商談に変換された引合の比率。



  • 新規商談: 引合から変換された商談の件数(「商談なし」ステータスの商談を除く)。



  • 記帳済受注金額: 記帳済受注の記帳済受注金額。



  • 請求済受注金額: 指定した期間の請求済受注の金額。



  • 新規商談金額: 指定した期間内に作成されたすべての商談の金額。



  • 受注済商談金額: 選択した期間内に「受注済」ステータスでクローズされた商談の金額。

「キャンペーン階層別費用、 売上およびROI」レポート

「キャンペーン階層別費用、 売上およびROI」レポートには、マーケティング担当がアクセス可能なプログラム、キャンペーンまたはイベントに対する投資回収率の情報が示されます。

費用、売上収益およびROIの値は、選択した期間中に1日でも有効だったすべてのマーケティング・オブジェクトに対する累計合計で示されます。

キャンペーン階層にドリルダウンするには、「名称」列を選択します。キャンペーン階層に最初に表示されるオブジェクトは、プロファイル「BIM : プログラムの表示」(ユーザー・レベルで設定)に基づきます。

次の表に、キャンペーン別費用、売上およびROIのレポートの詳細を示します。

キャンペーン別費用、営業およびROI - レポートとグラフ
レポート/グラフ名摘要
「費用 - 予測対実績」グラフ「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、指定した期間中のキャンペーンに対する予測費用および実際費用がグラフ表示されます。
「収益 - 予測対実績」グラフ「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、指定した期間中にキャンペーンから生み出される予測収益および実収益がグラフ表示されます。
「マーケティングROI」グラフ 「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、指定した期間中の投資回収率がグラフ表示されます。
「キャンペーン別費用、営業およびROI」レポート 「キャンペーン別費用、営業およびROI」レポートには、次のデータがレポート書式で表示されます。
  • 名前: マーケティング・オブジェクトの名称。



  • PTD費用: 指定した期間までに発生した費用。



  • PTD収益: 指定した期間までのキャンペーン当りの生成収益。プロファイル設定に基づいて、受注済商談金額、記帳済受注金額または請求済受注金額が使用されます。



  • 費用合計: 発生した費用合計が表示されます。プロファイル設定に基づいて、承認済予算または実際の費用が使用されます。



  • 合計収益: 生成された合計収益が表示されます。プロファイル設定に基づいて、受注済商談金額、記帳済受注金額または請求済受注金額が使用されます。

-
  • 合計ROI: 合計投資回収率が表示されます。算式: (合計収益 - 費用合計)/費用合計。



  • 費用予測: 指定期間にこのキャンペーンに関連付けられた予測費用。この値は、キャンペーンに関連付けられた予測費用メトリックからプルされます。



  • 収益予測: このキャンペーンによる指定した期間の予測収益。この値は、キャンペーンに関連付けられた収益予測メトリックから生成されます。



  • ROI予測: 指定した期間の予測投資回収率。算式: (予測収益 - 実際の収益費用)/費用合計。

「引合別上位キャンペーンおよびイベント」レポート

「引合別上位キャンペーンおよびイベント」レポートには、上位キャンペーンおよびイベントに対する引合の詳細が示されます。

次の表に、「引合別上位キャンペーンおよびイベント」のグラフとレポートの詳細を示します。

引合別上位キャンペーンおよびイベント - レポートとグラフ
グラフ/レポート名摘要
「引合別キャンペーン」グラフ 上位10キャンペーンに対する引合の合計数がグラフ表示されます。
上位10キャンペーンがY軸にグラフ表示され、生成された引合の数がX軸に数値で表示されます。
「引合別イベント」グラフ 上位10イベントに対する引合の合計数がグラフ表示されます。
上位10イベントがY軸にグラフ表示され、生成された引合の数がX軸に数値で表示されます。
「引合別上位キャンペーンおよびイベント」レポート キャンペーンとイベントが引合データ(グラフ形式の上に表示)別にレポート書式で表示されます。
  • キャンペーン名: 選択した期間内に作成されたキャンペーンが(名前で)表示されます。



  • 引合: 引合のデータがキャンペーン別に表示されます。引合データは、Oracle引合表から移入されます。



  • イベント名: 選択した期間内に作成されたイベントが(名前で)表示されます。



  • 引合: 引合のデータがイベント別に表示されます。引合データは、Oracle引合表から移入されます。

「受注商談金額別上位キャンペーンおよびイベント」レポート

「受注商談金額別上位キャンペーンおよびイベント」レポートには、上位キャンペーンおよびイベントに対する商談金額に関する情報が示されます。

次の表に、「受注商談金額別上位キャンペーンおよびイベント」のグラフとレポートの詳細を示します。

受注商談金額別上位キャンペーンおよびイベント - レポートとグラフ
「商談別キャンペーン名」グラフ このグラフによって、マーケティング担当者は上位キャンペーンに対する商談金額を表示できます。
(Y軸に)キャンペーンが表示され、(X軸に)商談の件数がグラフ表示されます。
「商談別イベント名」グラフ このグラフによって、マーケティング担当者は上位イベントに対する商談金額を表示できます。
(Y軸に)イベントが表示され、(X軸に)商談の件数がグラフ表示されます。
「商談別上位キャンペーンおよびイベント」レポート 次のデータがレポート書式で表示されます。
  • キャンペーン名: 選択した期間のキャンペーンが表示されます。



  • 商談: 商談金額がキャンペーン別に表示されます。



  • イベント名: 選択した期間のイベントが表示されます。



  • 商談: 商談金額がイベント別に表示されます。

「予算名別マーケティング予算要約」レポート

予算名別マーケティング予算要約のレポートには、マーケティング活動に割り当てられた金額の合計、および指定した期間中の使用金額、振替金額または見越金額に関する詳細が示されます。データは予算名に基づいて表示されます。

次の表に、予算名別マーケティング予算要約のグラフとレポートの詳細を示します。

予算名別マーケティング予算要約 - レポートとグラフ
レポート/グラフ名 摘要
「当初予算」グラフ 当初予算金額の配分が予算カテゴリ別にグラフ表示されます。
「予算残高」グラフ予算名に対する現行残高がグラフ表示されます。
予算名がY軸にグラフ表示され、予算金額がX軸に数値で表示されます。
「予算使用」グラフ予算名に対して使用された金額がグラフ表示されます。
予算名がY軸にグラフ表示され、使用金額または確定済金額がX軸に数値で表示されます。
「マーケティング予算要約」レポート 次のデータがレポート書式で表示されます。
  • 予算タイプ: 予算のタイプ。例: 固定または見越。



  • 予算カテゴリ: 予算が属するカテゴリ。



  • 当初: 当初予算金額の合計。



  • 前回の残高: 指定した期間の開始時の予算残高。



  • 振替 受入: 指定した期間中にその予算に振り替えられた金額。



  • 振替 送出: 指定した期間中に別の予算に振り替えられた金額。



  • 留保: 予備金額の合計。



  • 見越: 完全見越予算用の見越金額。完全見越予算は、顧客に対する資金の見越、営業活動に対する資金の見越のために作成できます。完全見越予算の詳細は、『Oracle Trade Management Users Guide』を参照してください。



  • コミット済: 全承認済予算要求の合計金額。



  • 現行残高 = ((前回の残高 + 振替受入 - 振替送出 - 留保) - コミット済)。



  • 計画済: 未承認の予算要求の合計金額。



  • 稼働済: 使用済合計金額。

「予算カテゴリ別マーケティング予算要約」レポート

「予算カテゴリ別マーケティング予算要約」レポートには、マーケティング活動に割り当てられた金額の合計、および指定した期間中の使用金額、振替金額または見越金額に関する詳細が示されます。データは予算カテゴリに基づいて表示されます。

次の表に、「予算カテゴリ別マーケティング予算要約」のグラフとレポートの詳細を示します。

予算カテゴリ別マーケティング予算要約 - レポートとグラフ
レポート/グラフ名 摘要
「当初予算」グラフ 当初予算金額の配分が予算名別にグラフ表示されます。
「予算残高」グラフ予算カテゴリに対する現行残高がグラフ表示されます。
予算カテゴリがY軸にグラフ表示され、予算金額がX軸に数値で表示されます。
「予算使用」グラフ予算カテゴリに対して使用された金額がグラフ表示されます。
予算カテゴリがY軸にグラフ表示され、使用金額または確定済金額がX軸に数値で表示されます。
「マーケティング予算要約」レポート 次のデータがレポート書式で表示されます。
  • 当初: 当初予算金額の合計。



  • 前回の残高: 指定した期間の開始時の予算残高。



  • 振替 受入: 指定した期間中に、その予算に別の予算から振り替えられた金額。



  • 振替 送出: 指定した期間中に、その予算から別の予算に振り替えられた金額。



  • 留保: 予算の予備金額。



  • 見越: 完全見越予算用の金額。完全見越予算は、顧客に対する資金の見越、営業活動に対する資金の見越のために作成できます。完全見越予算の詳細は、『Oracle Trade Management Users Guide』を参照してください。



  • コミット済: 全承認済予算要求の合計金額。

-
  • 現行残高: 算式: ((前回の残高 + 振替受入 - 振替送出 - 留保) - コミット済)。



  • 計画済: 指定した期間中、承認を待機している全予算要求の合計金額。



  • 稼働済: 指定した期間中に取得または使用された予算の金額。

「マーケティング予算使用」要約レポート

「マーケティング予算使用」要約レポートでは、キャンペーンに対して承認された予算金額と実際の使用金額に関する情報が示されます。

次の表に、「マーケティング予算使用」のグラフとレポートの詳細を示します。

マーケティング予算使用要約 - レポートとグラフ
レポート/グラフ名 摘要
「承認済混合」グラフ「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、指定した期間中の承認済予算金額合計の分布がグラフ表示されます。
「承認済対実際費用、 残高」グラフ 「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、承認済予算金額合計、実際費用合計および残高金額がグラフ表示されます。
「マーケティング予算使用」レポート 次のデータがレポート書式で表示されます。
  • PTD承認済: 指定した期間中に承認された合計予算金額。



  • PTD実際費用: 指定した期間中に取得または使用された合計予算金額。



  • 承認済合計: システム日付時点の承認済合計予算金額。



  • 実際費用合計: システム日付時点で取得済または使用済の合計予算金額。



  • 残高: 算式: (承認済金額-使用済金額)。

「セグメント値」レポート

「セグメント値」レポートでは、セグメント値に関する情報が示されます。たとえば、収益、顧客数、平均取引額とサイズの点から評価した最も重要なセグメントが示されます。

次の表に、セグメント値のグラフとレポートの詳細を示します。

セグメント値 - レポートとグラフ
レポート/グラフ名 摘要
「セグメント収益」グラフ このグラフでは、金額がX軸に、セグメント名がY軸にグラフ表示されます。
「有効な顧客」グラフこのグラフでは、有効な顧客の数がX軸に、セグメント名がY軸にグラフ表示されます。
「平均取引金額」グラフ このグラフでは、金額がX軸に、セグメント名がY軸にグラフ表示されます。
「セグメント値」レポート 次のデータがレポート書式で表示されます。
  • 顧客数、合計: セグメントのメンバーであり、そのアカウントが現在日時点でTCAで作成されている顧客の数。



  • 顧客数、増減: 指定期間の合計顧客数を前年度または前期間の合計顧客数と比較した場合の増減。



  • 顧客数、有効: (現在日のセグメント定義で)セグメントのメンバーであり、そのアカウントが現在日より前にTCAで作成され、指定した期間に1つ以上の記帳済受注を登録している顧客の数。



    顧客がセグメントに関連付けられた時期が、顧客のアカウントの作成前であるか作成後であるかは関係ありません。いずれの場合も、有効顧客アカウントのカウント時に考慮されます。



  • 有効な顧客数、増減: 指定期間の有効な顧客数を前年度または前期間の有効な顧客数と比較した場合の増減。この列は、顧客活動のトレンドの推移を示す顧客活動トレンドにハイパーリンクされています。トレンド・グラフでは、時間がX軸に、有効な顧客数がY軸に表示されます。



  • 有効な顧客%: この列は導出列であり、有効な顧客数を合計顧客数で除算した値が表示されます。



  • 無効な顧客数: この列は導出列であり、セグメント内の顧客アカウント合計から有効な顧客数を減算した値が表示されます。つまり、指定した期間に受注を記帳しなかった顧客です。



  • 収益、PTD: 指定した期間中に、セグメントに属する顧客から得た収益(現在日のセグメント定義による)。収益は、Oracle Financialsで正味認識収益として定義されます。すべての収益(ライセンス、サービスなど)が含まれ、これらは、Oracle Accounts Receivableを経由してOracle General Ledger(GL)に転記されます。



    収益は、GLへの転記後は変更または改訂できません。調整できるのは翌月内で、マイナスの数値で記録されます。



  • 収益、増減: 指定期間の期間収益を前年度または前期間の期間収益と比較した場合の増減。この列は、セグメント収益のトレンドの推移を示すセグメント収益トレンドにハイパーリンクされています。トレンド・グラフでは、時間がX軸に、収益(ドル金額)がY軸に表示されます。



  • 収益、有効顧客当り: この列は導出列であり、指定した期間の収益を有効な顧客数で除算した値が表示されます。



  • 平均取引額、PTD: セグメント内の顧客によって指定した期間中に登録された記帳済受注の合計額を、セグメント内の顧客によって指定した期間中に登録された記帳済受注の数で除算した値。



  • 平均取引額、増減: 指定期間の平均取引額を前年度または前期間の平均取引額と比較した場合の増減。この列は、平均取引額のトレンドの推移を示す平均取引額トレンドにハイパーリンクされています。トレンド・グラフでは、時間がX軸に、ドル金額(平均取引額)がY軸に表示されます。



  • セグメント・サイズ、合計: 指定した(現在)日時点のセグメント内の顧客数。サイズは累計です。



  • セグメント・サイズ、増減: 指定期間の合計セグメント・サイズを前年度または前期間の合計セグメント・サイズと比較した場合の増減。この列は、セグメント・サイズのトレンドの推移を示すセグメント・サイズ・トレンドにハイパーリンクされています。トレンド・グラフでは、時間がX軸に、サイズ(顧客数)がY軸に表示されます。

「セグメント・キャンペーン効果」レポート

「セグメント・キャンペーン効果」レポートでは、セグメントにおけるキャンペーン活動の効果に関する情報が示されます。たとえば、特定のセグメントにおけるキャンペーン活動について、生成された応答、引合、記帳済受注が製品別/マーケティング・チャネル別/キャンペーン活動別に示されます。

次の表に、「セグメント・キャンペーン効果」のグラフとレポートの詳細を示します。

セグメント・キャンペーン効果 - レポートとグラフ
レポート/グラフ名 摘要
「活動数」グラフ この円グラフには、選択した表示別ディメンションに基づいた情報が表示されます(マーケティング・チャネル、製品カテゴリ、セグメント名)
このグラフは、キャンペーン活動の表示別ディメンションについては表示されません。
「応答数」グラフ この円グラフには、選択した表示別ディメンションに基づいた情報が表示されます(マーケティング・チャネル、製品カテゴリ、セグメント名、キャンペーン活動)。
「記帳済受注金額」グラフ この円グラフには、選択した表示別ディメンションに基づいた情報が表示されます(マーケティング・チャネル、製品カテゴリ、セグメント名、キャンペーン活動)。
「セグメント・キャンペーン効果」レポート 次のデータがレポート書式で表示されます。
  • 活動数: 指定した期間中のキャンペーン活動の中で、マーケット・セグメントがターゲット・グループとしてリストされているキャンペーン活動の数。キャンペーン活動のターゲット・グループに対して複数のセグメントがリストされている場合、活動は各セグメントごとに1回ずつカウントされます。たとえば、キャンペーン活動S1のターゲットが、上位セグメントPに属しているターゲット・セグメントA、BおよびCの場合、このレポートのキャンペーン活動数には、A、B、Cそれぞれに1つのキャンペーン活動がリストされます。上位セグメントPについては、キャンペーン活動の数は3です。PからA、B、Cにドリルすると、A、B、Cそれぞれに1つのキャンペーン活動がリストされます。



    この列は、キャンペーン活動の表示別ディメンションについては使用できません。



    製品カテゴリ別の表示では、その製品カテゴリが主製品カテゴリとしてリストされているキャンペーン活動のみがカウントされます。



    活動が複数のセグメントから構成されており、「表示別」として製品カテゴリ別またはチャネル別を選択している場合、活動はセグメントの個数だけカウントされます。



  • 増減: 指定期間のキャンペーン活動を前年度または前期間のキャンペーン活動と比較した場合の増減。この列は、キャンペーン活動の表示別ディメンションについては使用できません。



    この列は、キャンペーン活動のトレンドの推移を示す活動トレンドにハイパーリンクされています。トレンド・グラフでは、時間がX軸に、活動数がY軸に表示されます。



  • 応答数: 特定の顧客について、ソース・コードが関連付けられている肯定応答の数。顧客はセグメントに属している必要があり、セグメントはソース・コードに属している必要があります。



  • 増減: 指定期間の応答を前年度または前期間の応答と比較した場合の増減。この列は、セグメント応答のトレンドの推移を示すセグメント応答トレンドにハイパーリンクされています。トレンド・グラフでは、時間がX軸に、応答数がY軸に表示されます。



  • 引合数: 特定の顧客について、ソース・コードが関連付けられている引合の数。顧客はセグメントに属している必要があり、セグメントはソース・コードに属している必要があります。



  • 増減: 指定期間の引合を前年度または前期間の引合と比較した場合の増減。この列は、セグメント引合のトレンドの推移を示すセグメント引合トレンドにハイパーリンクされています。トレンド・グラフでは、時間がX軸に、引合数がY軸に表示されます。



  • 新規商談金額: 特定の顧客について、ソース・コードが関連付けられている、引合から作成された商談の金額。顧客はセグメントに属している必要があり、セグメントはソース・コードに属している必要があります。



  • 増減: 指定期間の新規商談金額を前年度または前期間の新規商談金額と比較した場合の増減。この列は、セグメント新規商談金額のトレンドの推移を示すセグメント新規商談トレンドにハイパーリンクされています。トレンド・グラフでは、時間がX軸に、新規商談金額がY軸に表示されます。



  • 記帳済受注金額: 特定の顧客について、ソース・コードが関連付けられている記帳済受注の金額。顧客はセグメントに属している必要があり、セグメントはソース・コードに属している必要があります。



  • 増減: 指定期間の記帳済受注金額を前年度または前期間の記帳済受注金額と比較した場合の増減。この列は、記帳済受注の推移を示すセグメント記帳済受注トレンドにハイパーリンクされています。トレンド・グラフでは、時間がX軸に、記帳済受注金額がY軸に表示されます。

「引合管理」ダッシュボード

「引合管理」ダッシュボードには、製品カテゴリ別または営業グループ別の引合変換情報が示されます。マーケティングでは、マーケティング活動と営業を関連付けるためにこの情報が使用されます。たとえば、マーケティング部門では、引合変換に取り組んでいる営業グループおよびその製品カテゴリを識別できます。この識別情報を使用して、営業グループに対するマーケティング活動を作成できます。また、営業分野のユーザーは、引合品質によって引合変換を評価し、マーケティングが提供する引合がどれほどの比率で価値があるかを知ることができます。

このダッシュボードでは、組織内のマーケティング・マネージャおよび営業マネージャが、営業グループに割り当てられているすべての引合の引合活動、変換および経過期間を毎日参照できます。営業マネージャまたは営業グループの管理者は、引合ステータスのフローの表示、引合の品質の評価、引合から商談への変換率の参照、引合生成の費用と収益の比較を行うことができます。

このダッシュボードには、営業グループの実績が示されます。マネージャは、営業グループ・レベルから個々の営業担当のレベルまで詳細を表示できます。

Daily Marketing Intelligenceの機能を使用して、このダッシュボードにログインします。

パラメータ

次のパラメータは、このダッシュボード専用です。

「引合管理」ダッシュボードのKPI

このKPIでは、新規引合、上位引合、引合当り収益、商談に変換された引合など、引合活動に関する重要な要約データが提供されます。この情報から、営業実績および営業活動の日次スナップショットが営業マネージャに提供されます。

次の表は、引合管理KPIの説明です。

引合管理のキー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)
KPI名 摘要
引合からの変換済商談金額 指定した期間中に引合から変換された商談の金額。
商談に変換済の引合 指定した期間中に商談に変更された引合の数。
引合から商談変換 指定期間に商談に変換された引合の比率。
新規引合 指定した期間中に作成された引合。
オープン引合 選択した日付時点でオープンの引合。
'A'引合 ランクが'A'で、指定した期間中に作成された引合。
平均引合経過期間(日数) ロール会計年度中の引合の平均オープン日数。このKPIは、選択した日付パラメータの影響を受けません。
平均'A'引合経過期間(日数) ロール会計年度中の'A'引合の平均オープン日数。このKPIは、選択した日付パラメータの影響を受けません。

「引合活動」レポート

このレポートには、新規引合および商談への変換に関する情報が示されます。すべての引合のステータス・フローに関する情報も表示されます。

「引合管理」ダッシュボードの全パラメータ。

次の表に、「引合活動」のレポートとグラフの詳細を示します。

引合活動 - レポートとグラフ
レポート名摘要
「前回オープン対現在オープン」グラフ「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、指定した期間前にオープンであった引合、および指定した期間中に作成された新規引合の数がグラフ表示されます。
「変換済、 クローズ済対終了」グラフ「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、指定した期間中に変換、クローズ、および終了された引合がグラフ表示されます。
「引合変換分布」グラフ「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、変換された引合の分布が示されます。たとえば、ドロップダウン・リストから「営業グループ」を選択した場合は、各営業グループに対する変換済引合の分布がグラフ表示されます。
「引合活動」レポート「引合活動」レポートには、次のデータがレポート・フォーマットで表示されます。「期間内新規」、「変換済」、「変換なしでクローズ済」、「現在オープン」、「活動なし現在オープン」の各列でドリル機能を使用できます。
  • 前回オープン: 指定した期間の開始時にオープンの引合の数。オープン引合は、終了、変換済またはクローズ済のいずれでもない引合です。



  • 期間内新規: 指定した期間中に作成された引合の数。この列のドリル機能を使用すると、「引合 - 期間内新規」レポートにリンクできます。レポートのパラメータは、「引合活動」レポートのディメンション・オプションから導出されます。



  • 変換済: 指定した期間中に商談に変換された引合の数。この列のドリル機能を使用すると、「引合 - 期間内変換済」レポートにリンクできます。レポートのパラメータは、「引合活動」レポートのディメンション・オプションから導出されます。



  • 終了に変更: 指定した期間中にステータス「終了」に変更された引合の数。



  • 変換なしでクローズ済: 終了引合および変換済引合以外で、「クローズ済」ステータスの引合の数。クローズ済引合は、商談に変換できない引合です。この列のドリル機能を使用すると、「クローズ事由別引合」レポートにリンクできます。レポートのパラメータは、「引合活動」レポートのディメンション・オプションから導出されます。



  • 現在オープン: 指定した期間の終了時に「オープン」ステータスの引合の数。オープン引合は、終了、変換済またはクローズ済のいずれでもない引合です。この列のドリル機能を使用すると、「引合 - 現在オープン」レポートにリンクできます。レポートのパラメータは、「引合活動」レポートのディメンション・オプションから導出されます。ドリルダウン・レポートには、現在オープンのすべての引合のデータが表示されます。



  • 活動なし現在オープン引合数: 作成されてから更新されていない(変更なしの)引合の数。この列のドリル機能を使用すると、「引合 - 現在オープン」レポートにリンクできます。レポートのパラメータは、「引合活動」レポートのディメンション・オプションから導出されます。ドリルダウン・レポートには、現在オープン中で、作成されてから活動のない引合すべてのデータが表示されます。



  • 活動なし現在オープン引合%: 作成されてから更新されていない引合の比率。算式: (活動なし現在オープン引合/現在オープン引合) * 100。たとえば、現在オープン引合が4,580あり、その中の3,750が営業担当によって変更されたことがない場合、比率は((3,750 / 4,580) * 100) = 82%です。

「引合変換」レポート

引合変換のレポートには、引合の変換フローの詳細が示されます。変換された引合の数、変換時間および変換された新規引合の数などが示されます。

「引合管理」ダッシュボードの全パラメータ。

次の表に、引合変換のレポートの詳細を示します。

引合変換 - レポート
グラフ/レポート名摘要
「引合変換率および商談金額」グラフ「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、変換された引合の率と商談金額がグラフ表示されます。
「変換済引合の増減」グラフ 「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、「期間タイプ」と「比較」で選択されているパラメータに基づいて、(商談に)変換された引合の増減率がグラフ表示されます。
「商談金額の変更」グラフ 「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、「期間タイプ」と「比較」で選択されているパラメータに基づいて、商談金額の変更率がグラフ表示されます。
「引合変換」レポート 「引合変換」レポートには、次のデータがレポート書式で表示されます。
  • 引合からの変換済商談金額: 指定した期間中に既存の引合から作成された商談および(既存の引合にリンクされている)商談の営業実績額が表示されます。



  • 増減: 「期間タイプ」と「比較」の選択パラメータに応じた、引合から変換された商談金額の増減率。「前年度」を選択すると、この列には、昨年度の同じ日付に対する率が表示されます。「前期間」を選択すると、前期間の同じ期間日数に対する増減率が表示されます。



  • 変換済引合数: 指定した期間中に商談に変換された引合の合計数。



  • 平均変換時間: 引合(が作成された日付)から指定した期間中における商談への変換に要した平均時間(日数)。



    たとえば、1年前に作成された引合が、指定した期間中に商談に変換された場合は、この引合から商談への変換に要した平均時間が計算されます。



  • 変換済引合%: 変換された引合の比率。算式: [指定した期間中に変換された引合/(前回オープン引合 + 新規引合) * 100]。

「引合変換時間」レポート

「引合変換時間」レポートには、指定した期間中に商談に変換された引合の数、および引合から商談への変換に要した平均時間に関する情報が示されます。

「引合管理」ダッシュボードの全パラメータ。

次の表に、「引合変換時間」レポートの詳細を示します。

引合変換時間 - レポート
グラフ/レポート名摘要
「変換済引合数」グラフ 「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、指定した期間中に商談に変換された引合の数がグラフ表示されます。
「変換済引合の増減」グラフ 「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、「期間タイプ」と「比較」で選択されているパラメータに基づいて、変換された引合数の増減率がグラフ表示されます。
「変換時間」グラフ「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、引合から商談への変換に要した平均時間がグラフ表示されます。
「引合変換時間」レポート 「引合変換時間」レポートには、次のデータがレポート書式で表示されます。
  • 変換済引合数: 指定した期間中に商談に変換された引合の合計数。



  • 変換済引合%: 変換された引合の比率。算式: [変換された引合/(前回オープン引合 + 新規引合) * 100]。



  • 平均変換時間: 指定した期間中に、引合から商談に変換するまでに(引合が作成された日付から)要した平均時間。たとえば、1年前に作成された引合が、指定した期間中に商談に変換された場合は、この引合から商談への変換に要した平均時間が計算されます。



  • 変換済新規引合数: 指定した期間中に商談に変換された新規引合の合計数。



  • 変換済新規引合%: 変換された新規引合の比率。算式: (変換済新規引合/新規引合) * 100。たとえば、4,580の新規引合の中で3,750が変換された場合、比率は((3,750 / 4,580) * 100) = 82%です。

「引合から商談」レポート

「引合から商談」のグラフでは、KPIの現期間と前期間の値がグラフ表示されます。

次の表に、「引合から商談」のレポートの詳細を示します。

引合から商談 - レポートとグラフ
グラフ/レポート名摘要
「引合から商談」グラフ 次のKPI列がグラフで表されます。
  • 新規引合: 指定した期間中に作成された引合の累積数。



  • 商談に変換された引合: 指定した期間中に商談に変換された引合の数。

「引合から商談」レポート 「引合から商談」レポートには、次のデータがレポート書式で表示されます。
  • 時間: 指定した期間の引合データが表示されます。



  • 引合: 引合の数が表示されます。



  • 商談: 商談に変換された引合の数が表示されます。

「引合品質」レポート

「引合品質」レポートを使用すると、引合の品質を評価できます。コード定義画面の列A、B、CおよびDにマップされた引合ランクに関する情報が表示されます。他の列はすべて「その他」の下にまとめられます。

次の表に、「引合品質」レポートの詳細を示します。

引合品質 - レポート
グラフ/レポート名摘要
「引合ランキング」グラフ 「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、引合数がランク別にグラフ表示されます。
「引合分布」グラフ 「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、'A'引合の分布がグラフ表示されます。たとえば、ドロップダウン・リストから「製品カテゴリ」を選択した場合は、各製品カテゴリに対する変換済引合の分布がグラフ表示されます。
「資格取得済引合分布」グラフ「表示別」ドロップダウン・リストで選択した値に応じて、資格取得済引合の分布がグラフ表示されます。
「引合品質」レポート「引合品質」レポートには、次のデータがレポート・フォーマットで表示されます。「A」、「B」、「C」、「D」および「その他」の各列でドリル機能を使用できます。この機能を使用すると、「引合」レポートにリンクできます。レポートのパラメータは、「引合品質」レポートのディメンション・オプションから導出されます。
  • A: コード定義画面の列Aにマップされているランク名を使用してラベルが動的に表示されます。このランクに属している引合が表示されます。



  • B: コード定義画面の列Bにマップされているランク名を使用してラベルが動的に表示されます。このランクに属している引合が表示されます。



  • C: コード定義画面の列Cにマップされているランク名を使用してラベルが動的に表示されます。このランクに属している引合が表示されます。



  • D: コード定義画面の列Dにマップされているランク名を使用してラベルが動的に表示されます。このランクに属している引合が表示されます。



  • その他: 他の別のランクに属する引合、およびランク付けされていない引合が表示されます。



  • 合計: 引合の合計数が表示されます。



  • 総合計の貢献金%: 総合計に対する引合の貢献度が表示されます。



  • 資格取得済引合: 資格取得済フラグが「Yes」に設定されているシステム内のすべての引合。引合は、その引合の属性で製品の購買の関心が示されると資格を取得します。

「引合経過期間」レポート

「引合経過期間」レポートには、引合作成日からの経過日数で計測された、オープン引合の経過期間に関する情報が表示されます。リージョンには、現行ロール年中に作成されたすべてのオープン引合が含まれます。

ロール年の開始日は、システム日付の365日前です。たとえば、現在の日付が2004年11月15日の場合、ロール年の開始日は2003年11月15日です。

「引合管理」ダッシュボードの全パラメータ(「カレンダ」パラメータを除く)。

次の表に、引合経過期間のレポートの詳細を示します。

引合経過期間 - レポート
グラフ/レポート名摘要
「引合経過期間」レポート 「引合経過期間」レポートには、次のデータがレポート・フォーマットで表示されます。「<3」から「42+」までの各列からドリル機能を使用できます。この機能を使用すると、「引合 - 現在オープン」レポートにリンクできます。レポートのパラメータは、「引合経過期間」レポートのディメンション・オプションから導出されます。
  • <3: 2日以内に作成されたオープン引合。



  • 3 -7: 3から7日前に作成されたオープン引合。



  • 8 -14: 8から14日前に作成されたオープン引合。



  • 15 -21: 15から21日前に作成されたオープン引合。



  • 22 - 28: 22から28日前に作成されたオープン引合。



  • 29 -35: 29から35日前に作成されたオープン引合。



  • 36 -42: 36から42日前に作成されたオープン引合。



  • 42+: 43日以上前に作成されたオープン引合。



  • 合計: 全バケットの引合の合計。

「クローズ事由別引合」レポート

クローズ事由別引合のレポートには、「引合活動」レポートの表示別の組合せについて、選択した期間のすべてのクローズ済引合の内訳が、引合クローズ事由別に表示されます。引合数をクリックすると、DBIユーザーは、選択したバケット内の引合のリストが示される「引合 - 変換なしでクローズ済」レポートを表示できます。

このレポートを使用すると、引合から商談変換の比率を下げる一因である事由について洞察を深めることができます。

「クローズ事由別引合」レポートのパラメータはすべて読取り専用です。パラメータ値は「引合活動」レポートと同じ値です。

次の表に、「クローズ事由別引合」レポートの詳細を示します。

「クローズ事由別引合」レポート
レポート名摘要
「クローズ事由別引合」レポート 「クローズ事由別引合」レポートには、次のデータがレポート書式で表示されます。
  • クローズ事由: この列には、「引合活動」レポートの表示別の組合せについて、選択した期間の引合のクローズ事由が表示されます。



  • 引合数: この列には、「引合活動」レポートの表示別の組合せについて、選択した期間のクローズ済引合の数が引合クローズ事由別に表示されます。この列から、「引合 - 変換なしでクローズ済」レポートにリンクできます。



  • 平均引合年齢: クローズ事由バケット内の引合の平均年齢。全引合の引合年齢の合計を引合数で除算した値です。

「引合 - 期間内新規」レポート

引合 - 期間内新規のレポートには、「引合活動」レポートで選択した営業グループおよび製品カテゴリの組合せについて、ある期間内に作成されたすべての新規引合が表示されます。DBIユーザーは、顧客カテゴリ、引合ソース、ランク、顧客名などで、引合の検索基準をさらに詳細に指定できます。また、個々の引合番号をクリックすると、Oracle Sales Onlineにナビゲートして、引合について実用的な対策を実施できます。

「引合 - 期間内新規」レポートのパラメータはすべて読取り専用です。パラメータ値は「引合活動」レポートと同じ値です。

次の表に、「引合 - 期間内新規」レポートの詳細を示します。

「引合 - 期間内新規」レポート
レポート名摘要
「引合 - 期間内新規」レポート 「引合 - 期間内新規」レポートには、次のデータがレポート書式で表示されます。
  • 引合番号: その期間内に作成された各新規引合の一意の営業引合識別子。これらは、クローズされている引合の中で、ステータスが「終了」以外の引合です。DBIユーザーは、引合番号をクリックすると、営業引合の詳細が表示されるOracle Sales Onlineにナビゲートできます。



  • 引合名: 引合のビジネス名。



  • 顧客名: 引合の生成元の顧客。



  • 顧客カテゴリ: 顧客が関連付けられている産業のカテゴリ。



  • キャンペーン: 引合に関連付けられているマーケティング・オブジェクト(キャンペーン/キャンペーン予定/イベント/イベント予定)。マーケティング・オブジェクトが関連付けられていない場合は、「未割当」と表示されます。



  • 引合ランク: 引合品質の評価を示すランク。



  • 販売チャネル: 引合が生成された販売チャネル。



  • 引合開始日: 引合が作成された日付。



  • 引合ステータス: 引合の現行ステータス。

「引合 - 期間内変換済」レポート

引合 - 期間内変換済のレポートには、「引合活動」レポートで選択した営業グループおよび製品カテゴリの組合せについて、商談に変換されたすべての引合が表示されます。DBIユーザーは、顧客カテゴリ、引合ソース、ランク、顧客名などで、引合の検索基準をさらに詳細に指定できます。また、個々の引合番号をクリックすると、Oracle Sales Onlineにナビゲートして、引合について実用的な対策を実施できます。

「引合 - 期間内変換済」レポートのパラメータはすべて読取り専用です。パラメータ値は「引合活動」レポートと同じ値です。

次の表に、「引合 - 期間内変換済」レポートの詳細を示します。

「引合 - 期間内変換済」レポート
レポート名摘要
「引合 - 期間内変換済」レポート 「引合 - 期間内変換済」レポートには、次のデータがレポート書式で表示されます。
  • 引合番号: その期間内に作成された各新規引合の一意の営業引合識別子。これらは、クローズされている引合の中で、ステータスが「終了」以外の引合です。DBIユーザーは、引合番号をクリックすると、営業引合の詳細が表示されるOracle Sales Onlineにナビゲートできます。



  • 引合名: 引合のビジネス名。



  • 顧客名: 引合の生成元の顧客。



  • 顧客カテゴリ: 顧客が関連付けられている産業のカテゴリ。



  • キャンペーン: 引合に関連付けられているマーケティング・オブジェクト(キャンペーン/キャンペーン予定/イベント/イベント予定)。マーケティング・オブジェクトが関連付けられていない場合は、「未割当」と表示されます。



  • 引合ランク: 引合品質の評価を示すランク。



  • 販売チャネル: 引合が生成された販売チャネル。



  • 引合開始日: 引合が作成された日付。



  • 引合終了日: 引合が商談に変換された日付。



  • クローズまでの日数: 引合開始日から引合終了日までの日数。

「引合 - 変換なしでクローズ済」レポート

引合 - 変換なしでクローズ済のレポートには、変換されずにクローズされた引合がクローズ事由とともに表示されます。DBIユーザーは、「引合活動」レポートで目的のクローズ済引合を識別し、「クローズ事由別引合」レポートで検索基準をさらに詳細に指定できます。また、個々の引合番号をクリックすると、Oracle Sales Onlineにナビゲートして、引合について実用的な対策を実施することもできます。

「引合 - 変換なしでクローズ済」レポートのパラメータはすべて読取り専用です。パラメータ値は「引合活動」レポートと同じ値です。

次の表に、「引合 - 変換なしでクローズ済」レポートの詳細を示します。

「引合 - 変換なしでクローズ済」レポート
レポート名摘要
「引合 - 変換なしでクローズ済」レポート 「引合 - 変換なしでクローズ済」レポートには、次のデータがレポート書式で表示されます。
  • 引合番号: その期間内に作成された各新規引合の一意の営業引合識別子。これらは、クローズされている引合の中で、ステータスが「終了」以外の引合です。DBIユーザーは、引合番号をクリックすると、営業引合の詳細が表示されるOracle Sales Onlineにナビゲートできます。



  • 引合名: 引合のビジネス名。



  • 顧客名: 引合の生成元の顧客。



  • 顧客カテゴリ: 顧客が関連付けられている産業のカテゴリ。



  • キャンペーン: 引合に関連付けられているマーケティング・オブジェクト(キャンペーン/キャンペーン予定/イベント/イベント予定)。マーケティング・オブジェクトが関連付けられていない場合は、「未割当」と表示されます。



  • 引合ランク: 引合品質の評価を示すランク。



  • 販売チャネル: 引合が生成された販売チャネル。



  • 引合開始日: 引合が作成された日付。



  • 引合終了日: 引合が商談に変換された日付。



  • クローズまでの日数: 引合開始日から引合終了日までの日数。

「引合 - 現在オープン」レポート

「引合 - 現在オープン」レポートには、「引合活動」レポートまたは「引合経過期間」レポートで選択した営業グループおよび製品カテゴリの組合せについて、すべてのオープン引合が表示されます。DBIユーザーは、顧客カテゴリ、引合ソース、ランク、顧客名などで、引合の検索基準をさらに詳細に指定できます。また、個々の引合番号をクリックすると、Oracle Sales Onlineにナビゲートして、引合について実用的な対策を実施できます。「現在オープン」バケットから現在オープン引合詳細のレポートにナビゲートすると、商談に変換されていない引合の中で、ステータスが「終了」または「クローズ済」以外の引合に関する詳細情報が示されます。「活動のない現在のオープン」バケットから現在オープン引合詳細のレポートにナビゲートすると、作成されてから変更されていない現在オープンの引合に関する詳細情報が示されます。このレポートには、「引合経過期間」レポートからアクセスすることもできます。この場合は、選択した引合経過期間バケットに対するすべてのオープン引合が表示されます。また、個々の引合番号をクリックすると、Oracle Sales Onlineにナビゲートして、引合について実用的な対策を実施することもできます。

「引合 - 現在オープン」レポートのパラメータはすべて読取り専用です。パラメータ値は、このレポートへのアクセス元に応じて、「引合活動」レポートまたは「引合経過期間」レポートのディメンション値から導出されます。

次の表に、「引合 - 現在オープン」レポートの詳細を示します。

「引合 - 現在オープン」レポート
レポート名摘要
「引合 - 現在オープン」レポート 「引合 - 現在オープン」レポートには、次のデータがレポート書式で表示されます。
  • 引合番号: その期間内に作成された各新規引合の一意の営業引合識別子。これらは、クローズされている引合の中で、ステータスが「終了」以外の引合です。DBIユーザーは、引合番号をクリックすると、営業引合の詳細が表示されるOracle Sales Onlineにナビゲートできます。



  • 引合名: 引合のビジネス名。



  • 顧客名: 引合の生成元の顧客。



  • 顧客カテゴリ: 顧客が関連付けられている産業のカテゴリ。



  • キャンペーン: 引合に関連付けられているマーケティング・オブジェクト(キャンペーン/キャンペーン予定/イベント/イベント予定)。マーケティング・オブジェクトが関連付けられていない場合は、「未割当」と表示されます。



  • 引合ランク: 引合品質の評価を示すランク。



  • 販売チャネル: 引合が生成された販売チャネル。



  • 引合開始日: 引合が作成された日付。



  • 引合ステータス: 現在オープン引合のステータス。



  • 引合年齢: 引合年齢(日数)。

「引合」レポート

引合のレポートには、「引合品質」レポートの様々な引合品質バケット内の個々の引合が表示されます。たとえば、「引合品質」レポートで「A」引合をクリックすると、その期間内に作成されたすべての「A」引合に関する引合要約情報が表示されます。また、「引合番号」をクリックすると、Oracle Sales Onlineにナビゲートして、目的の個々の引合に関する詳細を表示することもできます。

「引合」レポートのパラメータはすべて読取り専用です。パラメータ値は、「引合品質」レポートのディメンション値から導出されます。

次の表に、「引合」レポートの詳細を示します。

「引合」レポート
レポート名摘要
「引合」レポート 「引合」レポートには、次のデータがレポート書式で表示されます。
  • 引合番号: その期間内に作成された各新規引合の一意の営業引合識別子。これらは、クローズされている引合の中で、ステータスが「終了」以外の引合です。DBIユーザーは、引合番号をクリックすると、営業引合の詳細が表示されるOracle Sales Onlineにナビゲートできます。



  • 引合名: 引合のビジネス名。



  • 顧客名: 引合の生成元の顧客。



  • 顧客カテゴリ: 顧客が関連付けられている産業のカテゴリ。



  • キャンペーン: 引合に関連付けられているマーケティング・オブジェクト(キャンペーン/キャンペーン予定/イベント/イベント予定)。マーケティング・オブジェクトが関連付けられていない場合は、「未割当」と表示されます。



  • 引合ランク: 引合品質の評価を示すランク。



  • 販売チャネル: 引合が生成された販売チャネル。



  • 引合開始日: 引合が作成された日付。



  • 引合ステータス: 引合の現行ステータス。

「キャンペーン別引合」レポート

「キャンペーン別引合」レポートでは、マーケティング構想と営業目的の間の連携が拡張されています。引合活動データを同時に営業グループとキャンペーンの両方のディメンションと照合し、詳細に分析する機能によって、営業グループ全体の引合変換処理に対するマーケティングの影響を評価できます。また、開始したマーケティング販促によって利益を得るグループを識別し、この情報を使用して、営業ROIを促進するようにマーケティング・オファーをカスタマイズできます。

「引合」レポートのパラメータはすべて読取り専用です。パラメータ値は、「引合品質」レポートのディメンション値から導出されます。

次の表に、「キャンペーン別引合」レポートの詳細を示します。

「キャンペーン別引合」レポート
レポート名摘要
「キャンペーン別引合」レポート 「キャンペーン別引合」レポートには、次のデータがレポート書式で表示されます。
  • 期間内新規: その期間内に作成された新規引合の数。



  • 期間内'A': その期間内に作成されたランクが‘A’の引合の数。



  • 現在オープン: 指定した期間の終了時に「オープン」ステータスの引合の数。オープン引合は、終了、変換済またはクローズ済のいずれでもない引合です。



  • 件数、未連絡: 作成された引合の中で、担当の割当て後に更新されていない引合の数(終了引合を除く)。



  • 現在オープン%、未連絡: 現在オープンで「未連絡」の引合の比率構成。



  • 連絡不可(終了)、クローズ: 指定した期間中にステータスが「終了」に変更された引合の数。



  • 変換なし、クローズ済: 終了引合および変換済引合以外で、「クローズ済」ステータスの引合の数。



  • 件数、変換済: 指定した期間中に商談に変換された引合の数。



  • 割当済%、変換済: 変換された割当済引合の比率。



  • 変換の平均時間、変換済: 指定した期間中に、引合から商談に変換するまでに(引合が作成された日付から)要した平均時間。たとえば、1年前に作成された引合が、指定した期間中に商談に変換された場合は、この引合から商談への変換に要した平均時間が計算されます。