Oracle Daily Business Intelligenceユーザー・ガイド リリース12 E06051-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
この章のトピックは、次のとおりです。
Oracle Daily Business Intelligence for Maintenanceを使用して、企業資産に関係する短期的および長期的な戦略上の意思決定の影響を理解し、新たな変更の有効性を管理およびモニターできます。
次の情報は、Daily Business Intelligence for Maintenanceのレポート全体に共通しています。
Daily Business Intelligence for Maintenanceでは、遅延経過期間、要求から完了および完了遅延経過期間の各メジャーを表すためにバケットによる分布が使用されます。たとえば、ある顧客には0から1日、1から2日、2から5日のバケット、別の顧客にはこれより長い日数または短い日数のバケットが必要な場合があります。このようなバケットはシステムに用意されていますが、必要に応じて管理者が変更できます。
関連項目
Daily Business Intelligence for Maintenanceのレポートでは、次のパラメータを使用します。個々のレポートでこれらのパラメータをすべて使用するわけではありません。
実行対象の活動。活動では、製造オーダーの標準テンプレートが提供されます。この標準テンプレートは、定例保守または予防保守などの作業指示に適用されます。作業指示で活動を指定するには、活動を資産グループ、資産または再作成可能品目に関連付ける必要があります。活動を定義するには、Oracle Inventoryの「マスター品目」ウィンドウを使用して品目を作成し、「資産管理」タブにある属性「活動」を割り当てます。詳細は、『Oracle Enterprise Asset Management User's Guide』の活動の定義に関する説明を参照してください。
注意: 作業指示の作成時に活動を指定する必要はありません。
作業指示で指定された資産。資産番号は、資産を識別する一意の番号です。資産番号は常に資産グループに関連付けられます。資産番号はOracle Install Baseインスタンス番号として定義されます。DBI for Maintenanceでは、資産および資産グループのどちらでも「資産」パラメータを検索できます。「資産番号」パラメータは「資産グループ」パラメータに依存しています。『Oracle Enterprise Asset Management User's Guide』の「資産番号の定義」を参照してください。資産グループ、資産または再作成可能品目を指定せずに作業指示を作成することはできません。
資産に割り当てられるカテゴリ。カテゴリ・コードは、資産に対する命名規則として使用されます。これらのコードはユーザー定義であり、資産を論理的にグループ化するために使用され、資産番号の検索を簡略化します。
最初にカテゴリ・コードが定義され、Oracle Enterprise Asset Managementのカテゴリ・セットに追加されます。カテゴリをカテゴリ・セットに追加すると、カテゴリを資産グループに関連付けることができます。資産グループは個々の資産に結び付けられます。資産を定義するときに、カテゴリを割り当てることができます。
資産の重要度。資産の重要度によって、その資産が組織にとってどの程度重要であるかが決まります。オプションで、資産に対して重要度コードを定義できます。
「マスター品目」ウィンドウで定義され、組織に割り当てられた資産グループまたは再作成可能品目のリスト。資産グループは、ほぼ同一の資産のグループを示します。一般に、各製造業者およびモデル番号の組合せに対して資産グループが定義され(メーカー、モデルおよび年度)、たとえばAcme Model 123 2006 Pumpのようになります。「マスター品目」ウィンドウで、資産グループの資産管理品目タイプによって資産グループを定義します。資産グループは、DBI for Maintenance Managementの「保守組織」パラメータに依存しません。『Oracle Enterprise Asset Management User's Guide』の「資産グループの定義」を参照してください。
資材、作業および機材が賦課される工程部門。
保守原価分類のリスト。Oracle Enterprise Asset Managementでは、原価要素レベルで原価が計算されます。これらの要素は原価カテゴリに分類されます。これらは、拡張可能な製造参照コードとして定義されます。Daily Business Intelligence for Maintenanceには、次の参照コードが用意されています。
保守
工程
契約
作業指示原価の分類。Oracle Enterprise Asset Managementには、次の原価要素があります。
資材
労務
費用
ダッシュボードまたはレポートで使用される金額に関するすべての値の通貨。
レポート: 第1グローバル通貨と第2グローバル通貨、および選択した保守組織または(すべての組織の機能通貨が同じで、その通貨が両方のグローバル通貨と異なる場合は)すべての組織の機能通貨。
単一組織の情報を表示するときは、通貨金額を機能通貨またはグローバル通貨のいずれかで表示できます。ただし、すべての組織に対する通貨を表示するときは、次のロジックが適用されます。
「組織」が「全て」であり、すべての組織の機能通貨が同じで、グローバル通貨がその機能通貨である場合、グローバル通貨のみが表示されます。
「組織」が「全て」であり、すべての組織の機能通貨は同じだが、グローバル通貨と機能通貨が異なる場合、機能通貨とグローバル通貨の両方が表示されます。
「組織」が「全て」であり、組織の通貨が異なる場合、グローバル通貨が表示されます。
組織全体のBOM部門のリスト。ポートレットおよびレポートに使用される部門には、次の4つのタイプがあります。
資産所有部門: 資産の定義時に、資産保守を担当する部門を指定できます。これは、オプションのフィールドです。この部門は資産に関するレポートで参照されます。
作業指示所有部門: 作業指示の作成時に、作業指示の予定作成および実行を担当する部門を指定できます。資産所有部門は作業指示でデフォルト設定されますが、部門は変更できます。部門フィールドは、作業指示のリリース時に必要です。この部門はバックログおよび完了に関するレポートで参照されます。
作業指示工程部門: 作業指示工程で割り当てられる部門。工程で割り当てることができる生産資源は、部門が所有または共有している生産資源のみです。この部門は、原価に関するレポートで使用されます。
要求部門: 作業指示の元になるサービス要求または作業要求で指定される部門。この部門は、要求から完了に関するレポートで使用されます。
保守原価見積プロセスで計算される作業指示の見積原価合計。このパラメータは、見積原価額に基づいて作業指示をフィルタ処理します。
注意: 見積プロセスの精度は、入力内容によって決まります。
パラメータの値は次のとおりです。
すべて
見積原価 > 0
見積原価 = 0
このパラメータは、遅延日数をグループ化するためのユーザー定義の期間バケットをリストします。
アクセス権がある保守組織。組織を保守組織として定義するには、Oracle Inventoryの「組織パラメータ」ウィンドウで「EAM使用可」パラメータを設定する必要があります。『Oracle Inventoryユーザーズ・ガイド』の「デフォルトの在庫パラメータの定義」を参照してください。組織は、Daily Business Intelligence for Maintenanceの主ディメンション・パラメータです。「「主ディメンション」パラメータ」を参照してください。
注意: 組織は、作業指示の活動を実行する組織の場合があります。
このパラメータは、遅延日数をグループ化するためのユーザー定義の期間バケットをリストします。
週、月、四半期、年などの期間。このパラメータは、期間累計集計および比較期間に対する現期間として使用されます。
このパラメータは、要求から完了までの日数をグループ化するための期間バケットをリストします。
要求のタイプ。保守に関する障害および要求サービスをレポートするために、Oracle Enterprise Asset Managementで作業要求、またはサービスでサービス要求を作成できます。作業要求またはサービス要求を作成し、要求を履行するための作業指示と関連付けることができます。要求と作業指示の関係は、次のとおりです。
作業要求は、1つの作業指示とのみ関連付けることができます。
サービス要求は、1つまたは複数の作業指示と関連付けることができます。
作業指示は、異なる作業要求に使用できます。
作業指示は、1つのサービス要求にのみ使用できます。
サービス要求または作業要求の番号。
要求の重要度コード。
作業要求作成日またはサービス要求発生日。
作業指示工程に割り当てられた労務資源。
生産資源はOracle Bills of Materialで定義します。作業指示で生産資源を指定するには、生産資源を部門に割り当てる必要があります。『Oracle Bills of Materialユーザーズ・ガイド』の生産資源の定義に関する説明を参照してください。
作業指示の分類に使用されるユーザー定義参照のリストです。作業指示を作成するときに、オプションで作業指示タイプを割り当てることができます。
Oracle Enterprise Asset Managementでは、ユーザー定義の作業指示ステータスを作成し、これらのステータスを既存のシード済作業指示ステータスにマップできます。このパラメータは、ユーザー定義の作業指示ステータスと、次のシード済作業指示ステータスをリストします。
草案
保留中
リリース済
未リリース
関連項目
『Oracle Inventoryユーザーズ・ガイド』の資産管理属性グループに関する説明
『Oracle Inventoryユーザーズ・ガイド』の「品目の定義」
『Oracle Enterprise Asset Management User's Guide』のカテゴリ・コードの設定に関する説明
『Oracle Enterprise Asset Management User's Guide』の活動事由に関する説明
『Oracle Enterprise Asset Management User's Guide』の活動ソースに関する説明
『Oracle Bills of Materialユーザーズ・ガイド』の「部門の定義」
『Oracle Bills of Materialユーザーズ・ガイド』の部門への生産資源の割当てに関する説明
『Oracle Enterprise Asset Management User's Guide』のeAM作業指示に関する説明
『Oracle Enterprise Asset Management User's Guide』のeAM作業指示ステータスに関する説明
次に示す作業指示は、グローバル開始日との関連で、Daily Business Intelligence for Maintenanceのレポートの対象となる候補です。
グローバル開始日以降にクローズされた作業指示。グローバル開始日より前に完了したが、グローバル開始日より後にクローズされた作業指示を対象にできます。
現在日時点でオープン中の(クローズ済ではない)作業指示。要求から完了のレポート作成は、完了日に基づきます。
ほとんどのレポートで、NULLのかわりに 0(ゼロ)が表示されます。件数または値のメジャーについては、使用可能なデータがない場合、データは 0(ゼロ)で表示されます。この場合、0(ゼロ)と「データなし」は同義であり、レポート(特にトレンドに関するレポート)では、0(ゼロ)による表示がより適しています。このようなメジャーから発生する計算済メジャーの場合は、標準の数学的ロジックに従って、0(ゼロ)ではなく「N/A」と表示されます。たとえば、0(ゼロ)を数値で除算した結果は 0(ゼロ)ですが、数値などを0(ゼロ)で除算した結果は「N/A」と表示されます。
「サイクル時間」メジャーは、0(ゼロ)表示にすることはできません。この場合、「データなし」に 0(ゼロ)を使用すると、0(ゼロ)と「データなし」を混同する可能性があります。要求から完了までの日数のレポートでは、データがない場合は「N/A」と表示されます。
「資産」パラメータは、Oracle Install Baseインスタンス番号に基づいています。DBI要約レポートを「資産」別に表示した場合、「資産」を限定するために「資産グループ」列も表示されます。
関連項目
「保守管理」ダッシュボードでは、作業指示完了バックログ、作業指示のステータス、実績原価、資産停止時間および予定遵守に関する情報が提供されます。保守管理のレポートを使用すると、次のことが可能です。
期限どおり完了した作業指示および任意の日付現在で遅延して完了した作業指示の表示
完了遅延トレンドおよび要求から完了までのトレンドの分析。
資材、労務および機材に関する作業指示実績原価の確認
その期間の資産停止時間の評価
バックログ作業指示および遅延作業指示の分析。
このダッシュボードを使用できるのは、保守マネージャ職責とDaily Maintenance Intelligence職責です。
次のパラメータの詳細は、「Daily Business Intelligence for Maintenanceのパラメータ」を参照してください。
期間
比較
組織
通貨
このダッシュボードには、次のレポート・リージョンへのリンクがあります。
関連項目
Daily Business Intelligence for Maintenanceの共通概念
次の項では、保守のキー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)について説明します。
作業指示原価: 「作業指示原価」KPIは、「完了」、「完了無料」、「クローズ済作業指示」およびこれらのステータスにマップされたその他のユーザー定義ステータスの実績原価を示します。
資産停止時間(時間): 「資産停止時間(時間)」KPIは、保守作業のために資産を通常の工程で使用できない期間を示します。Oracle Enterprise Asset Managementでは、作業指示または工程完了取引の実行時に、資産の停止時間を入力できます。また、資産が作業指示に関連付けられていない場合は、資産停止時間を手動で入力することもできます。
「計画遅延完了%」KPIは、選択した期間内に実際に完了した作業指示合計に対する遅延完了作業指示の比率です。
作業指示バックログ: 「作業指示バックログ」KPIは、選択した日付現在でステータスが「暫定」、「リリース済」、「未リリース」または「保留中」(およびこれらのステータスにマップされたその他のユーザー定義ステータス)であるすべての作業指示の件数です。
要求から完了(日数): 「要求から完了(日数)」KPIは、作業要求作成日またはサービス要求発生日から作業指示完了日までの期間(日数)です。また、保守要求の開始時点から作業指示完了による履行時点までの平均日数を示します。
関連項目
作業指示原価リージョンを使用すると、保守組織の原価をどの程度適切に管理しているかを理解できます。作業指示原価トレンド・グラフには、保守組織で発生した実績原価が前期間と比較して示されます。作業指示原価ポートレットには、完了作業の実績原価が、作業を担当した部門別にリストされて表示されます。リンク・レポートでは、実績原価および原価差異に関する詳細情報が提供されます。この項では、次のレポートについて説明します。
次のパラメータは、このレポート専用です。パラメータの詳細は、「Daily Business Intelligence for Maintenanceのパラメータ」を参照してください。
割当部門
資産グループ
資産
活動
原価カテゴリ
原価要素
見積原価額
このレポートには、作業指示の実績原価、見積原価、およびその差異が表示されます。次の列が表示されます。
見積原価: 保守原価見積プロセスで計算される作業指示の見積原価合計。
見積原価増減: 「期間」および「比較」パラメータに基づいた見積原価の増減率。
実績原価: 「完了」、「完了無料」、「クローズ済作業指示」およびこれらのステータスにマップされたその他のユーザー定義ステータスの原価。これによって、原価トレンドおよび見積への適合を検証し、保守工程に対する原価管理を評価できます。
実績原価増減: 「期間」および「比較」パラメータに基づいた実績原価の増減率。
実際原価 - 見積 原価: 差異 = 実際原価 – 見積原価
差異増減: 「期間」および「比較」パラメータに基づいた原価差異の増減率。
差異パーセント: 見積原価に対する原価差異のパーセントによる比率。
差異パーセント増減: 「期間」および「比較」パラメータに基づいた原価差異パーセントの増減の絶対値。
このレポートには、次のグラフが表示されます。
実績原価: この横棒グラフには、現在および以前の実績原価が示されます。
差異原価パーセント: この横棒グラフには、現在および以前の差異原価パーセントが示されます。
このレポートには、保守の作業指示実績原価が原価要素別に表示されます。次の列が表示されます。
資材: 資材の実績原価。
労務: 労務の実績原価。
機器: 機材の実績原価。
見積原価合計: 資材、労務および機材の見積原価の合計。
実績原価合計: 資材、労務および機材の実績原価の合計。
見積済: 見積原価。
このレポートには、次のグラフが表示されます。
見積原価要約: この水平積上げ棒グラフには、資材、労務および機材の見積原価が表示されます。
実績原価要約: この水平積上げ棒グラフには、資材、労務および機材の実績原価が表示されます。
原価差異: この水平積上げ棒グラフには、資材、労務および機材の見積原価と実績原価が表示されます。
このレポートには、次のグラフが表示されます。
作業指示原価トレンド: 作業指示の実績原価の推移が表示されます。
実績対見積原価トレンド: 実績原価と見積原価の推移。前期間の原価との比較は示されません。
差異パーセント・トレンド: 実績原価と見積原価の差異の推移が表示されます。
このレポートの列ヘッダーの詳細は、「「作業指示原価」レポート」を参照してください。
このレポートには、選択した期間に実際に賦課された作業指示の詳細が示されます。作業指示番号、タイプ、資産、資産グループ、活動、現行ステータス、割当部門、(資材、労務および機材に関して)発生した実績原価と内訳、見積原価合計、差異、および差異パーセントが表示されます。このレポートには、資産グループ、資産または活動別に表示した場合に、「作業指示原価要約」レポートの「実績原価」メジャーからアクセスできます。デフォルトのソート順は、原価合計–実際による降順です。作業指示番号から、Oracle Enterprise Asset Managementの「作業指示取引」ページにアクセスできます。このページでは、作業指示をリアルタイムで参照できます。
このレポートの列ヘッダーの詳細は、「「作業指示原価」レポート」を参照してください。
関連項目
Daily Business Intelligence for Maintenanceのパラメータ
『Oracle Enterprise Asset Management User's Guide』のeAM作業指示に関する説明
資産停止時間のレポートには、保守作業のために資産を使用できない場合の情報が示されます。これらのレポートを使用すると、資産に対する保守の影響を参照できます。この項では、次のレポートについて説明します。
このレポートでは、次のパラメータを使用します。
部門
資産グループ
資産
資産カテゴリ
資産重要度
表示単位
関連項目: 「Daily Business Intelligence for Maintenanceのパラメータ」
このレポートでは、資産停止時間(時間)に関する情報が提供されます。
このレポートには、次の列が表示されます。
停止時間(時間): 保守作業のために資産を使用できない期間を示します。資産停止時間は作業指示完了時に入力できます。また、作業指示との関連なしで手動で入力することもできます。停止時間(時間)メジャーを選択すると、資産停止時間詳細レポートにアクセスできます。このレポートにアクセスできるのは、資産別に表示している場合です。
増減: 「期間」および「比較」パラメータに基づいた停止時間の増減の絶対値。
組織: 作業を実行する組織。
部門: 資産を所有する部門。
資産カテゴリ: 資産に割り当てられているカテゴリ。
資産グループ: 資産の資産グループまたは再作成可能品目。
資産: 停止時間のレポートの対象となる資産番号またはシリアル管理再作成可能品目。
このレポートには、入力する資産の停止時間発生の詳細が示されます。このレポートには、「資産停止時間」レポートからアクセスできます。資産、資産グループ、資産工程の開始日と終了日、合計停止時間(時間)、作業指示、工程などの詳細が表示されます。「資産停止時間」レポートには、資産の停止時間数の累計が重複せずに表示されますが、「資産停止時間詳細」レポートには、全停止時間(時間)が重複して表示されます。終了日が選択日より後の日付の場合、「資産停止時間詳細」レポートの停止時間(時間)は、「資産停止時間」レポートの停止時間数と一致しない場合があります。
このレポートの列ヘッダーの詳細は、「「資産停止時間」レポート」を参照してください。
開始日: 資産停止の開始日。
終了日: 資産停止時間の終了日。
作業指示: 停止時間に関与している作業指示。この列は、停止時間が作業指示と関連付けられていないときはNULL値の場合があります。このフィールドから、Oracle Enterprise Asset Managementの「作業指示詳細」ページにアクセスできます。
工程: 停止時間の原因となる工程。停止時間が作業指示完了時にレポートされるときはNULLの場合があります。
摘要: 停止時間の摘要。
このレポートには、平均資産停止時間(時間)のトレンドが表示されます。
列ヘッダーの詳細は、「「資産停止時間」レポート」を参照してください。
期間: 「Daily Business Intelligence for Maintenanceのパラメータ」を参照してください。
関連項目
「作業指示バックログ」レポートでは、予定より遅れている作業指示の数を表示できます。遅延パーセント・トレンドでは、作業指示完了予定の達成について組織の進捗状況が示されます。使用可能なリンク・レポートには、遅延作業指示の経過期間、現行作業指示バックログ、およびバックログに必要な作業時間が表示されます。この項では、次のレポートについて説明します。
このレポートでは、次のパラメータを使用します。詳細は、「Daily Business Intelligence for Maintenanceのパラメータ」を参照してください。
部門
資産グループ
資産
活動
作業指示タイプ
表示単位
作業指示ステータス (「作業指示バックログ詳細」レポートで使用)
資源 (「作業指示バックログ」レポートと「作業指示バックログ詳細」レポートで使用)
割当部門 (「作業指示バックログ」レポートで使用)
このレポートには、作業指示バックログと遅延作業指示の両方に関する情報が示されます。デフォルトの表示別は部門で、デフォルトのソート順は遅延パーセントです。「バックログ」および「遅延」件数の列は整数です。増減およびパーセントに関する列はすべて、小数第1位まで表示されます。現在日が最終収集日以降の日付の場合は、「バックログ」列から「作業指示バックログ詳細」レポートにアクセスできます。また、現在日が最終収集日と同じ日付の場合は、「遅延」列から「遅延作業指示詳細」レポートにアクセスできます。
バックログ: 「Daily Business Intelligence for Maintenanceのキー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。
バックログ増減: 「期間」および「比較」パラメータに基づいたオープン作業指示件数の増減率。
遅延: 予定日に基づいた遅延作業指示の件数。「Daily Business Intelligence for Maintenanceのキー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。
遅延増減: 「期間」および「比較」パラメータに基づいた遅延作業指示件数の増減率。
遅延パーセント: 「Daily Business Intelligence for Maintenanceのキー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)」を参照してください。
遅延パーセント増減: 「期間」および「比較」パラメータに基づいた遅延パーセントの増減の絶対値。
組織: 作業を実行する組織。
部門: 作業指示を所有する部門。
資産: 作業指示に関連付けられている資産番号またはシリアル管理再作成可能品目。
資産グループ: 作業指示による作業実行の対象となる資産の資産グループ。
活動: 実行対象の活動。作業指示の活動です。
注意: 一部の作業指示では活動が指定されていません。
作業指示タイプ: 作業指示タイプのコード。オプションで作業指示に作業指示タイプを割り当てることができます。
このレポートには、次のグラフが表示されます。
バックログ・トレンド: このグラフには、作業指示バックログ件数の推移が表示されます。
遅延トレンド: このレポートには、遅延作業指示件数の推移が表示されます。
遅延パーセント・トレンド: このグラフには、予定完了日を過ぎたオープン作業指示の比率の推移が表示されます。保守組織が予定を遵守しているかどうかの推移が示されます。
「バックログ」および「遅延」列には整数が入ります。増減およびパーセントに関する列はすべて、小数第1位まで表示されます。
レポート・パラメータおよび列ヘッダーの詳細は、「「作業指示バックログ・トレンド」レポート」を参照してください。
このレポートには、現行ステータスが「草案」、「リリース」、「未リリース」、「保留中」、そしてこれらのステータスにマップされている他のユーザー定義ステータスのすべての保守作業指示がリストされます。作業指示番号、タイプ、資産、資産グループ、作業指示ステータス、および予定開始日と予定完了日などの詳細が表示されます。このレポートには、「作業指示バックログ」レポートの「バックログ」列、または関連リンクをクリックするとアクセスできます。デフォルトのソート順は予定完了日です。このレポートの作業指示番号を選択すると、Oracle Enterprise Asset Managementの「作業指示取引」ページにアクセスできます。
注意: Oracle Enterprise Asset Managementの「作業指示取引」ページは読取り専用です。
このレポートには、次の列が表示されます。
作業指示: 作業指示番号。
作業指示ステータス: 作業指示のステータス。
予定開始日: 作業指示が開始される予定の日付。
予定完了日: 作業指示が完了する予定の日付。
列ヘッダーの詳細は、「「作業指示バックログ」レポート」を参照してください。
このレポートには、予定完了日が最終収集日より前の日付で、現在オープン中の作業指示がすべて表示されます(最終収集日を確認するには、ダッシュボードまたはレポート・ページ下部にある「データ最終更新日」行を使用します)。作業指示番号、作業指示タイプ、資産、資産グループ、ステータス、予定開始日、予定完了日、および作業指示遅延日数など、作業指示の詳細が表示されます。このレポートには、「作業指示バックログ」レポートまたは「遅延年齢」レポートの「遅延」列、または関連リンクからアクセスできます。「作業指示」フィールドから、Oracle Enterprise Asset Managementの「作業指示詳細」ページにアクセスできます。
注意: このレポートは最終収集日に基づいているため、履歴データの表示には使用できません。
このレポートには、次の専用の列が表示されます。
遅延日数: 現在日と作業指示予定完了日の間の日数。この日数は、全カレンダ日数に基づきます。
レポート・パラメータおよび列ヘッダーの詳細は、「「作業指示バックログ」レポート」および「「作業指示バックログ詳細」レポート」を参照してください。
このレポートには、作業指示件数の分布が遅延日数別に表示されます。遅延作業指示件数の分布が横棒グラフで表示されます。このレポートには、「作業指示バックログ」レポートまたは関連リンクからアクセスできます。このレポートの「遅延」列から、「遅延作業指示詳細」レポートにアクセスできます。このレポートは最終収集日に基づいているため、このレポートの履歴データの表示には使用できません。
このレポートには、次の列が表示されます。
遅延日数: 最終収集日と作業指示予定完了日の間の日数。この列のデフォルトのラベルは、次のとおりです。
<1>
<2>
<3>
<4>
<5から9>
<10から14>
<15以上>
これらのラベルは定義可能なバケットです。管理者は、バケットを10個までカスタマイズでき、各バケットのサイズを変更できます。バケット・セット名は、保守管理 - 遅延経過期間です。「バケットの設定」を参照してください。
遅延: 遅延日数に応じた現期間の遅延作業指示件数。
合計パーセント: 現期間の遅延作業指示件数の合計に対する特定遅延日数グループの遅延作業指示件数の比率。
このレポートには、作業指示バックログに必要な残りの作業時間が表示されます。このレポートは最終収集日に基づいているため、日付、期間および増減率はありません。デフォルトの表示別は割当部門で、デフォルトのソート順はバックログ時間です。生産資源別に表示すると、「バックログ時間」列から「作業指示バックログ詳細」レポートを開くことができます。
生産資源: 作業指示工程レベルで割り当てられている労務資源。
所要時間: 作業指示工程で必要な作業時間。
請求時間: 工程に対して生産資源によって賦課された時間数。
バックログ時間: 作業指示バックログの完了に必要な作業時間。
注意: 作業レポートには、Oracle Enterprise Asset Managementで使用される時間ベースの単位コードと同じ区分に属する単位タイプの生産資源のみが表示されます。
注意: 請求時間が所要時間より長い場合、バックログは存在しません。レポートされるのは、未完了の工程、およびステータスが「草案」、「リリース済」、「未リリース」、「保留中」の作業指示のみです。
組織: 作業を実行する組織。作業指示の組織です。
部門: 作業指示工程の部門。生産資源が使用される部門です。保守作業指示を作成するときは、工順を作成できます(または作業指示の資産活動から取得されます)。この工順には、工程の詳細、工程の所有部門およびこれらの工程で使用される生産資源が含まれます。作業指示工程の部門が取得されます。
生産資源: 作業指示工程で割り当てられている労務資源。
このレポートには、作業指示バックログに対するオープン生産資源所要量がリストされます。生産資源、割当部門、作業指示工程連番、工程開始日、工程終了日、所要時間、請求時間、およびバックログの合計時間が表示されます。このレポートには、「作業指示バックログ」レポートの「バックログ時間」列または関連リンクからアクセスできます。生産資源所要量は、次の条件を満たす場合にオープンです。
必要な作業時間数が使用済作業時間数より大きい。
工程が完了していない。
工程の作業指示のステータスが「草案」、「リリース済」、「未リリース」または「保留中」である。
このレポートには、次の列が表示されます。
生産資源: 作業指示に必要な労務資源。
割当部門: 資材、労務および機材が賦課される工程部門。
工程連番: 生産資源が必要な作業指示工程。
工程開始日: 第1ユニット予定受入日。
工程終了日: 第1ユニット予定完了日。
所要時間: 作業指示工程に必要な作業時間。
請求時間: 作業指示工程に賦課されている作業時間。
バックログ時間: 所要時間 - 請求時間。まだ必要な残りの作業時間。
関連項目
『Oracle Daily Business Intelligenceインプリメンテーション・ガイド』のバケットのカスタマイズに関する説明
作業指示完了のレポートでは、組織が完了する作業の量、および組織がどの程度保守作業を予定どおり完了しているかを測定できます。次のレポートが含まれています。
このレポートでは、次のパラメータを使用します。
部門
資産グループ
資産
活動
作業指示タイプ
表示単位
完了遅延日数(「完了遅延詳細」レポートで使用)
要求タイプ(「要求から完了」レポート、「要求から完了詳細」レポート、「要求済作業指示詳細」レポート、「要求から完了の分布」レポートおよび「要求から完了のトレンド」レポートで使用)
要求から完了(日数)(「要求から完了詳細」レポートで使用)
要求 (「要求済作業指示詳細」レポートで使用)
要求重要度 (「要求済作業指示詳細」レポートで使用)
要求開始日(「要求済作業指示詳細」レポートで使用)
パラメータの詳細は、「Daily Business Intelligence for Maintenanceのパラメータ」を参照してください。
このレポートには、期限内および遅延の作業指示の両方について、完了作業指示の件数が示されます。平均遅延日数も含まれます。デフォルトの表示別は部門です。
このレポートには、次の列が表示されます。
完了作業指示: 完了作業指示の合計件数。
完了作業指示増減: 今期と前期における完了作業指示件数の差異が比率で表示されます。
期限内完了: 予定日までに完了した作業指示の件数(日レベル)。
期限内完了増減: 完了した作業指示の今期と比較期間の件数の差異が比率で表示されます。
期限内完了パーセント: 期限内に完了した作業指示が完了作業指示合計に対する比率で表示されます。
期限内完了パーセント増減: 当該期間と比較期間の期限内完了パーセント間の差異の絶対値。
完了遅延: 当該期間に予定日を過ぎて完了した作業指示の数(日レベル)。遅延作業指示とは、次のカレンダ日以降に完了した作業指示です。
完了遅延パーセント: 特定の期間に遅延完了した作業指示のパーセント。
完了遅延パーセント増減: 当該期間と比較期間に対する完了作業指示の遅延パーセント間差異の絶対値。
遅延平均日数: 作業指示の遅延平均日数。この日数は、遅延作業指示の実績完了日から予定完了日を減算した値の平均です。
組織: 作業を実行する組織。
部門: 作業指示を所有する部門。
資産グループ: 作業指示で指定されている資産グループまたは再作成可能品目。
資産: 作業指示に関連付けられている資産番号またはシリアル管理再作成可能品目。
活動: 資産に対して実行する活動。
注意: 一部の作業指示では、活動が割り当てられない場合があります。
作業指示タイプ: 作業指示のタイプ。
注意: 一部の作業指示では、作業指示タイプが割り当てられない場合があります。
このレポートには、選択した期間に完了した作業指示がリストされます。作業指示番号、作業指示タイプ、資産、資産グループ、活動、ステータス、部門、予定開始日と予定完了日、および実績完了日が表示されます。このレポートには、「作業指示完了」レポートの「完了作業指示」列からアクセスできます。「作業指示完了」レポートで作業指示番号を選択すると、Oracle Enterprise Asset Managementの「作業指示取引」ページが開きます。このレポートには、「作業指示完了」レポートの「完了作業指示」列からアクセス可能ですが、資産グループ、資産または活動別に表示している場合にかぎります。
このレポートには、次の列が表示されます。
作業指示: 作業指示番号。
計画開始日: 作業指示の計画開始日。
予定完了日: 作業指示の予定完了日。
実績完了日: 作業指示の実績完了日。
列ヘッダーの詳細は、「「作業指示完了」レポート」を参照してください。
このレポートには、完了遅延の作業指示の詳細がリストされます。作業指示番号、タイプ、資産、資産グループ、活動、ステータス、部門、予定開始日と予定完了日、実績完了日、および遅延日数が表示されます。このレポートには、「保守管理」ダッシュボード、および「作業指示完了」レポートと「完了遅延経過期間」レポートからアクセスできます。作業指示番号を選択すると、Oracle Enterprise Asset Managementの「作業指示取引」ページにアクセスすることもできます。
このレポートには、次の列が表示されます。
ステータス: 作業指示のステータス。
遅延日数: 作業指示が予定を過ぎている日数。この日数は、実績完了日から予定完了日を減算した値です。結果は、カレンダ日に基づいた整数です。
列ヘッダーの詳細は、「「作業指示完了詳細」レポート」を参照してください。
このレポートには、予定を過ぎて完了した作業指示の件数が、完了遅延日数別に表示されます。このレポートには、「保守管理」ダッシュボードの「完了遅延経過日数」グラフからアクセスできます。
このレポートには、次の列が表示されます。
完了遅延日数: 作業指示予定完了日と実績完了日の間の日数。この列のデフォルトのラベルは、次のとおりです。
<1>
<2>
<3>
<4>
<5から9>
<10から14>
<15以上>
これらのラベルは管理者が変更できるバケットです。管理者は、バケットを10個までカスタマイズでき、各バケットのサイズを変更できます。バケット・セット名は、保守管理 - 完了遅延経過期間です。「バケットの設定」を参照してください。
完了遅延: 当該期間で完了遅延日数がx日以内の作業指示の数。この数値は、時間数ではなく、カレンダ日数に基づいています。
増減: 「期間」および「比較」パラメータに基づいた完了遅延の増減率。
合計(パーセント): 各行で示される合計作業指示のパーセント。
列ヘッダーの詳細は、「「作業指示完了」レポート」を参照してください。
このレポートには、次のグラフが表示されます。
作業指示完了トレンド: このグラフには、完了作業指示件数の推移が表示されます。
期限内完了トレンド: このグラフには、期限内作業指示完了件数の推移が表示されます。
完了遅延パーセント・トレンド: このグラフには、完了遅延のパーセントの推移が表示されます。
列ヘッダーの詳細は、「「作業指示完了」レポート」を参照してください。
このレポートには、サービス要求の数、作業要求、要求に対する作業指示を開始するまでの平均時間、および作業指示完了までの時間が表示されます。選択した期間中に完了した作業指示に関連付けられているサービス要求が含まれます。サービス要求に関連付けられている作業指示が複数ある場合は、最新の完了作業指示が表示されます。さらに、ステータスが「完了」で、選択した期間中の完了作業指示に関連付けられている作業要求も表示されます。このレポートには、「保守管理」ダッシュボードからアクセスできます。デフォルトの表示別は資産グループで、デフォルトのソート順は要求から完了までの日数です。「要求」列の要求番号を選択すると、「要求から完了詳細」レポートにアクセスできます。
このレポートには、次の列が表示されます。
要求: 要求数。
要求増減: 「期間」および「比較」パラメータに基づいた、現期間と前期間の間の要求数増減率。
応答(日数): 要求の作成から作業指示の作成までの平均期間(日数)。要求に関連付けられている作業指示が複数ある場合は、最早の作業指示が使用されます。
応答日数増減: 「期間」および「比較」パラメータに基づいた、現期間と前期間の間の応答日数増減の絶対値。
要求から完了までの日数: 要求の作成から作業指示実績完了日までの平均期間(日数)。要求に関連付けられている作業指示が複数ある場合は、最新の完了日が使用されます。
要求から完了までの日数増減: 「期間」および「比較」パラメータに基づいた、現期間と前期間の間の要求から完了までの日数増減の絶対値。
列ヘッダーの詳細は、「「作業指示完了」レポート」を参照してください。
組織: 作業指示の保守組織。
部門: サービス要求または作業要求で指定されている部門。
資産グループ: 作業要求で指定されている資産の資産グループ。
資産: 作業要求の資産番号またはシリアル管理再作成可能品目。
要求タイプ: 要求のタイプ。作業要求またはサービス要求。
このレポートには、選択した期間に完了した関連作業指示がある要求がリストされます。要求番号、要求タイプ、要求に関連付けられている作業指示の数、資産詳細、重要度、開始日、応答日数および要求から完了までの日数が表示されます。このレポートには、「保守管理」ダッシュボードからアクセスできます。デフォルトのソート順は要求から完了(日数)です。「作業指示」列をクリックすると、「要求済作業指示詳細」レポートにアクセスできます。
このレポートには、次の列が表示されます。
要求: サービス要求または作業要求の番号。
摘要: 要求の要約摘要。
要求タイプ: 要求のタイプ。サービス要求または作業要求。
作業指示: 要求に関連付けられている作業指示の件数。
資産: サービス要求または作業要求で指定されている資産/シリアル管理再作成可能品目。
資産グループ: サービス要求または作業要求で指定されている資産の資産グループ。
部門: 要求に割り当てられている部門。
要求重要度: 要求の重要度コード。
要求開始日: 要求の作成日。
応答日数: 作業要求作成日またはサービス要求発生日から作業指示作成日までの期間(日数)。
要求から完了までの日数: 作業要求作成日またはサービス要求発生日から作業指示完了日までの期間(日数)。
このレポートには、要求に関連付けられている作業指示の詳細がリストされます。作業指示番号、作業指示タイプ、活動、ステータス、予定開始日と予定完了日、および実績完了日が表示されます。このレポートには、「要求から完了詳細」レポートからドリルできます。デフォルトのソート順は、実績完了日による降順です。作業指示番号をクリックすると、Oracle Enterprise Asset Managementの「作業指示取引」ページにアクセスできます。このページで、作業指示詳細を表示できます。
このレポートには、次の列が表示されます。
作業指示: 作業指示番号。
作業指示タイプ: 作業指示のタイプ。
活動: 実行対象の活動。
ステータス: 作業指示のステータス。
予定開始日: 作業指示の予定開始日。
予定完了日: 作業指示の予定完了日。
実績完了日: 作業指示の実績完了日。
このレポートには、要求件数の分布が、要求から完了までの日数別に表示されます。このレポートには、「保守管理」ダッシュボードからアクセスできます。このレポートではソート順は使用できません。「要求」列をクリックすると、「要求から完了の詳細」レポートにアクセスできます。
このレポートには、次の列が表示されます。
要求から完了までの日数: 要求の作成から作業指示完了までの日数。この列のデフォルトのラベルは、次のとおりです。
<1未満>
<1>
<2>
<3>
<4>
<5>
<6から9>
<10から14>
<15から19>
<20以上>
これらのラベルは管理者が変更できます。管理者は、バケットを10個までカスタマイズでき、各バケットのサイズを変更できます。バケット・セット名は、「保守管理 - 要求から完了の分布」です。「バケットの設定」を参照してください。
要求: 要求数。
要求増減: 現期間と前期間の間の要求件数増減率。
合計(パーセント): 現期間の要求合計に対する要求から完了までの特定日数グループに関する要求件数の比率。
このレポートには、次のグラフが表示されます。
要求トレンド: このグラフには、ある期間の要求数が表示されます。
応答(日数)トレンド: このグラフには、ある期間の平均応答日数が表示されます。
要求から完了(日数)トレンド: このグラフには、ある期間の要求から完了までの平均日数が表示されます。
このレポートには、次の列が表示されます。
期間: レポート・パラメータ「期間」で指定した期間。
要求: 期間内の要求数。
要求増減: 「期間」および「比較」パラメータに基づいた、現期間と前期間の間の要求増減率。
応答(日数): 平均応答日数。
応答日数増減: 「期間」および「比較」パラメータに基づいた、現期間と前期間の間の応答日数増減の絶対値。
要求から完了(日数) 要求から完了の平均日数
要求から完了までの日数増減: 「期間」および「比較」パラメータに基づいた、現期間と前期間の間の要求から完了までの日数増減の絶対値。
関連項目
Daily Business Intelligence for Maintenanceのキー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)
『Oracle Enterprise Asset Management User's Guide』の作業要求の概要に関する説明
『Oracle Enterprise Asset Management User's Guide』の作業要求ステータスに関する説明
『Oracle Enterprise Asset Management User's Guide』の作業要求の作成および更新に関する説明